16 / 48
奉日本-1
奉日本-1-6
しおりを挟む
「さて、有栖さんは気づきますかね」
奉日本は店じまいを終え、そう呟いた。彼が思い返すのは今日見せて貰った写真だ。あれには、とある情報がある。そして、そこから導かれることは――
「まぁ、気づかなかったら、気づかなかったで」
有栖には恩義がある。その為、協力したい気持ちもある……が、それは自分に危害が及ばない範囲内で、というのが彼のルールでもあった。
奉日本は店じまいを終え、そう呟いた。彼が思い返すのは今日見せて貰った写真だ。あれには、とある情報がある。そして、そこから導かれることは――
「まぁ、気づかなかったら、気づかなかったで」
有栖には恩義がある。その為、協力したい気持ちもある……が、それは自分に危害が及ばない範囲内で、というのが彼のルールでもあった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる