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晴、会社員になる

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「晴、卒業おめでとう」
「ありがと、ヤス、一年待たせちゃったね」
「来週から僕の秘書付きになるけど、一年はいろんな部署をまわってもらうから」
「うん、会社を知らなかったらヤスの補佐なんて出来ないからな」
「僕の彼氏ってことは伏せておくから、特別扱いとか嫌でしょ」
「ん、助かる、特別とかは無しだな」

それから一年掛けて総務部や営業部など、全部署をまわり社員全員の顔と名前を覚えた。
さらに一年、社長秘書見習いとして働き、秘書検定も2級まで取得した。
準1級、1級を目指して勉強中だ。
1級を取れば社長秘書として共に行動出来るので頑張るしかない。
社長秘書見習いの業務をこなしながら夜は勉強し、週末はヤスを癒したり、癒されたり。
やっと1級を取った俺は28歳になっていた。

「はーっ、、、卒業してから五年もかかったけど、やっと出張にも着いていける」
「甘い、一人立ちするには、あとーーー、二年かな」
「今の秘書、坂井さんくらいになってくれないと、連れてけないよ」
「ん、頑張る、夜は隣にいたいから」
ヤスの腰を抱き、引き寄せる。
こちらを向いたヤスの唇に、噛みつくようなキスをして、舌を堪能し、口腔を蹂躙する。
「やっちゃん、ベッド行こ」
横抱きして寝室へ向かう。
ベッドに降ろして唇を貪る。
部屋着のカットソーの中の乳首に触れると、甘い声を漏らした。
「やっちゃん、可愛い、もっと感じて、喘いで、啼いて」
ヤスの部屋着を脱がし、露になったペニスから漏れだしている先走りを舐め、裏スジに舌を這わし、口に咥える。
カリのところを甘噛みし、舌を絡めながら手で扱く。
歯を立てないようにして出し入れすると、口の中に精を放った。
俺は満足気にヤスの精液を飲みほし、後孔に指を這わせる。
すでに柔らかく、中からローションが溢れだしている。
「晴にすぐ入れて欲しかったから、、、」
俺は服を脱ぎ、
「やっちゃん、もう止まんないから、煽ったのやっちゃんだからね」
ペニスに素早くローションを纏わせ、ヤスの孔に一気に挿入した。
「あああーー」
「入れただけでいっちゃったの?奥そんなにいい?」
俺は奥をガンガン突いた。
「あっ、あっ、あっ、だめぇ、イッたばっかりなのに、、、」
「もっとイケよ、俺のチンコ欲しかったんだろ」
「ああん、晴のチンコ入れて欲しかったの、もっとちょうだい、いっぱい突いて、いかせて」
「朝まででも一日中でも、突いてやるよ」
「ん、晴、好き、愛してる」
「やっちゃん、、、煽んないでよ、俺も好き、愛してる、、、」

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