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イアンを案内します
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休みの日の12時、、、よりもだいぶ早く着いてしまった。
だって侯爵家の方を待たせてはいけない。
しばらく待っているとイアン様が、誰だろう?侍従の方だろうか、一緒に歩いて来た。
「待たせてしまったかな」
「いえ、早く着いてしまっただけです」
「こっちは侍従のクレオ」
「本日はイアン様が平民街にお出掛けになるというので、護衛として着いて参りました、私のことは気にせず、空気と思ってください」
「クレオ様ですね、ケインと申します、よろしくお願いします」
「ケイン様、私に様はいりませんよ、クレオとお呼びください」
「僕より年上ですし、侯爵家にお仕えの方ですから、、、クレオさんでよろしいですか?」
「僕の様もはずしてください、平民ですし」
「では、私もケインさん、でよろしいですか?」
「はい、ありがとうございます」
僕は二人を冬の暖炉に案内した。
「ケイン、おすすめは?」
「ハンバーグとオークカツがおすすめです、でもボリュームがあるので、、、」
「では、それを一つずつお願いします」
「かしこまりました」
「お待たせしました、ハンバーグとオークカツです、パンとスープも付いてます、熱いのでお気を付けください」
「たしかにボリューム満点だね」
食後にコーヒーを出した。
「まだ食べられますか?」
「少しなら」
「デザートを試作していて、感想をいただけたらありがたいです」
「スプーンで食べるんだね、上にかかっている物は?」
「カラメルソースです、少し苦味があってプリンと一緒に食べると味のバランスが良くなるんです」
「一緒に食べるんだね、いただきます」
カラメルと一緒にプリンを掬って口にいれるイアン様とクレオさん。
「ん、これは、、、」
「美味しいですね、柔らかくて、甘味が強いけど、確かにこのソースと一緒に食べるとバランスが良くなります」
「クレオに全て言われてしまった、、、ケイン、とても美味しい」
「ありがとうございます」
だって侯爵家の方を待たせてはいけない。
しばらく待っているとイアン様が、誰だろう?侍従の方だろうか、一緒に歩いて来た。
「待たせてしまったかな」
「いえ、早く着いてしまっただけです」
「こっちは侍従のクレオ」
「本日はイアン様が平民街にお出掛けになるというので、護衛として着いて参りました、私のことは気にせず、空気と思ってください」
「クレオ様ですね、ケインと申します、よろしくお願いします」
「ケイン様、私に様はいりませんよ、クレオとお呼びください」
「僕より年上ですし、侯爵家にお仕えの方ですから、、、クレオさんでよろしいですか?」
「僕の様もはずしてください、平民ですし」
「では、私もケインさん、でよろしいですか?」
「はい、ありがとうございます」
僕は二人を冬の暖炉に案内した。
「ケイン、おすすめは?」
「ハンバーグとオークカツがおすすめです、でもボリュームがあるので、、、」
「では、それを一つずつお願いします」
「かしこまりました」
「お待たせしました、ハンバーグとオークカツです、パンとスープも付いてます、熱いのでお気を付けください」
「たしかにボリューム満点だね」
食後にコーヒーを出した。
「まだ食べられますか?」
「少しなら」
「デザートを試作していて、感想をいただけたらありがたいです」
「スプーンで食べるんだね、上にかかっている物は?」
「カラメルソースです、少し苦味があってプリンと一緒に食べると味のバランスが良くなるんです」
「一緒に食べるんだね、いただきます」
カラメルと一緒にプリンを掬って口にいれるイアン様とクレオさん。
「ん、これは、、、」
「美味しいですね、柔らかくて、甘味が強いけど、確かにこのソースと一緒に食べるとバランスが良くなります」
「クレオに全て言われてしまった、、、ケイン、とても美味しい」
「ありがとうございます」
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