24 / 94
第2章 屋台販売
第9話 豊穣を祈る日−1
しおりを挟む
御使アーレイ、夜と死者の魂を守護する柱。蒼がトリエスタにある御使アーレイを祀る神殿に入ったのは、豊穣祭の前に他の神殿もきちんと見ておこうと思い立ったからに過ぎない。どの神殿もとても気合の入った美しさがあったので、少々観光気分もあった。
「先輩!?」
だから予想外の人物が美しい彫刻として飾られていたのを見て、御使リルの神殿の時と同様に声が出てしまったのだ。
(あの管理官、アーレイっていうんだ……)
リルケルラが『先輩』と呼んでいた人物の身元がわかり、なんだかちょっと嬉しくなる。夜の御使と昼の御使は特別だと蒼は神官達から習っていた。蒼の要望通り、リルケルラは『偉い人』を呼んでくれていたのだ。
(その節はリルケルラさんにナイスアドバイスをありがとうございました)
周囲で祈っている人の見よう見まねで、蒼は同じ様に手を組んで跪き感謝の気持ちを念じた。届いているかどうかはわからないが、存在していることは確認済みなので尚更お礼を伝えておきたかった。ちなみに彼女は、たまに御使リルの神殿でもお礼のお祈りはしている。それなりに楽しく暮らしていることの報告も兼ねて。
(アーレイさん、『我々の世界も決して悪くない』って言ってたな~)
今思えば、自分はあの狭間の空間で少しばかり失礼な態度だったとちょっぴり申し訳なくなる。自分の世界に行くのを嫌がられたら、やはり寂しい気にはなるだろう。蒼だっていまだに元の世界は恋しい。普段は考えないようにしてはいるが。嫌いな人間も腹立たしい現実もある世界だが、それでも生まれ育った世界は特別だ。
(管理官としてずーっと見守っている世界なら尚更大切だろうな~)
スローライフなんて単語が出てくる蒼と違って、管理官達や翔は今バタバタしているのだろうか。大切なこの世界を守るために。
(って、こっちも今はバタバタしてるんだった!)
蒼はペコリと小さくお辞儀をして御使アーレイの神殿を出た。
◇◇◇
豊穣祭は三日間にわたり開催される。トリエスタ領主の屋敷がある中央都市だけではなく、この時期は領内の小さな町や村からも領民達が集まってくるのでいつにも増して街は賑やかになる。
アルフレドからの逆依頼、蒼の旅への護衛立候補の返事は豊穣祭の後で、ということで話がついていた。
『包み隠さず今の気持ちを言うと……すごく嬉しい! いやもう本当これ以上ないほどありがたいし、なにより心強い!』
トリエスタの街一つ回るのに右往左往していた蒼だ。旅慣れしている上に強さも併せ持つアルフレドが一緒にいてくれるなら、蒼の異世界旅行はより楽しいものになることはわかっている。わかってはいるが……。
『私の秘密、アルフレドに話すっていう心の準備をする時間が欲しい』
『も、もちろんだよ! ……ごめん、そうか……そこまで考えてなかった』
アルフレドは、ここまで蒼が自分に秘密を打ち明けるためにやる気に満ちた顔をしている理由がわからなかった。あの不思議なリルの森の家から離れた今、彼女の秘密はきっと出自にかんすることだろうと考えていたので、特に打ち明ける必要性も感じていなかったのだ。
(報連相は大事よね。グレコさん達には伝えとこう)
彼女も全ての秘密をアルフレドに話すつもりはなかった。翔にか関わることは何一つ伝えるつもりもない。
だがもしアルフレドと一緒に旅をするのなら、あの家の秘密は伝えなくてはならない。快適な生活と共に旅するには絶対に必要な空間だ。アルフレドは蒼に危害を加えることができない上級神官達とは違い、彼女の金色の鍵を奪うことができる。もし蒼の秘密を知った後に心変わりをしたら……。
(喧嘩別れだって考えられるわけだしね~)
よくない考えがとめどなく浮かび上がり、蒼の脳内をモヤモヤで埋め始める。彼のことは信頼しているが、だからといって不安がないわけではないのだ。
(ま。悪い可能性なんて考え始めたらなんにもできないのよ)
心配性の蒼だからこそ、それはよく知っている。『絶対』はない。少なくとも蒼が元いた世界では。だからそういう時は、えいや! と自分を鼓舞して行動しなければ始まらない。
アルフレドに秘密を話そうと思う、と神官達に伝えた時の反応はマチマチだった。
『おぉ~アルフレドさんが護衛ですか~いいですねぇ!』
『重大な秘密です。もう少しお考えになってから判断するのがよろしいかと』
『旅に出られると聞いて心配していたんですよ。信頼できる方がいてよかった』
『えー! 喋っちゃって大丈夫ですか!? 私たちとは違うんですよ!?』
『蒼様が決めたことです。きっといい運命が開けるでしょう』
だが誰一人、蒼が秘密を話すことを止めることはなかった。
「アオイ様~~~! クッキーの追加をお願いしますー!!!」
「はーい!!! すぐ持ってきまーーーす!!!」
祭中、御使リルの神殿の敷地内はいつもに増して人で溢れ、子供達の楽しそうな声があちこちから聞こえてくる。初日からたくさんの子供達がお菓子目当てにやってきていた。一目散にお菓子目指して全力疾走する子の多いこと。
「コラー! 感謝のお祈りが先でしょー!」
母親から叱られている子もチラホラいて、どの世界も似たようなものなのだと蒼はクスリと笑ってしまう。神殿にはリルの花が咲き誇り、お菓子と一緒に子供達に配られていた。
「だってなくなっちゃったらイヤだもん!!!」
減っていくスピードが思っていたよりずっと早い。クッキーは焼いても焼いてもすぐに足りなくなる。子供達は食べたことのない甘さに大騒ぎして喜んでいた。
(頑張ってよかった~~~)
結局三日前から蒼は店を閉め、祭りの準備に全力投球した。
(もう仕事で無理はしない。自分できちんとコントロールするわ)
いまだに社畜根性が染み付いているのか、キツくともきっちり週に五日働かなくては……という焦りが彼女の心の中にズシンと錘のように居座ったが、それをヨイショと無理やりどこか遠くへ投げ飛ばす。せっかく自分の判断で全ての仕事を管理できるようになったのだ。
(楽しい時は思いっきり楽しんでいいでしょ!)
祭り中もお菓子お菓子、またお菓子……と忙しかったが、久しぶりの充実感で満たされていた。
「五百個じゃ足りなかったですね……」
「アオイ様に無理言っててよかった~~~!」
チェスティが、でしょ? と、いいたげなニヤリとした顔をしている。
「明日で最後です。頑張りましょう」
どうぞ、と暖かい『ライオネ茶』を淹れてくれたのはまさかの神官長。祭りの休憩室代わりに使っているいつもの会議室の椅子には、一般神官達がどうにか二日目を乗り越えたと、グッタリ腰をかけていた。テーブルには蒼が用意した夜食が。唐揚げにパスタ、ピザまんに牛丼の上だけ……なかなかこの時間に食べるには背徳感の湧くラインナップだ。
「いつのまにこんなお食事の準備を!?」
上級神官以外は蒼の秘密をなにも知らない。特級神官のグレコの知り合い、ということ以外。だからただ驚くしかない。
「いやぁ~ここではこれが本職なので~」
(ぜーんぶ冷凍食品だからね! チンしただけだからね!)
適当なことを言うも、食事担当の神官はすごいすごいと大騒ぎになっていた。初日はここまで頭がまわらず、お菓子担当外のグレコやブラス、ドルナートが慌てて他の屋台からアレコレ食事を買い集めてお菓子担当組を労ってくれていた。
「昨年以上でしたねぇ」
通常であれば夕方には一旦お菓子の配布を終了し、神官達はそれぞれ祈りを捧げたり、市場にでて出店を回ってお祭りを楽しむのが恒例だった。
「皆不安なのです。魔王の動きが活発になってきていますから」
「……」
困った時の神頼みはこちらの世界でも同じなのだ。そのためか神官達はやってきた子供達に疲れた表情一つ見せず、にこやかに彼らの成長を祈る言葉をかけながら、一つ一つお菓子を手渡していた。
(神様じゃない。神様を支える柱だってリルケルラさんは言ってたな)
この世界が歪みや澱みに飲み込まれ滅びないために管理していると。
(今、どのくらいヤバいんだろ……)
急に会議室の中が不安でいっぱいになった。蒼だけではない、この世界にいる誰だって世界が終わる気配に怯えている。いつもならその気持ちをグッと封じ込めている神官達も、実感すればその蓋が開いてしまうこともある。
「大丈夫ですよ。いつだって御使達は我々に力を貸してくださいます」
神官長サヴィーノの労い愛しむような穏やかな声を聞くと、蒼はスッと心が楽になった。彼女の周囲も同じようだ。子供達の笑顔を思い浮かべ、さあ明日の準備をしようと、パラパラと席を立ち始める。
(こんな上司欲しかったな~)
蒼はそんな呑気な考えがまた浮かぶようになった自分にほんの少し安堵したのだった。
「先輩!?」
だから予想外の人物が美しい彫刻として飾られていたのを見て、御使リルの神殿の時と同様に声が出てしまったのだ。
(あの管理官、アーレイっていうんだ……)
リルケルラが『先輩』と呼んでいた人物の身元がわかり、なんだかちょっと嬉しくなる。夜の御使と昼の御使は特別だと蒼は神官達から習っていた。蒼の要望通り、リルケルラは『偉い人』を呼んでくれていたのだ。
(その節はリルケルラさんにナイスアドバイスをありがとうございました)
周囲で祈っている人の見よう見まねで、蒼は同じ様に手を組んで跪き感謝の気持ちを念じた。届いているかどうかはわからないが、存在していることは確認済みなので尚更お礼を伝えておきたかった。ちなみに彼女は、たまに御使リルの神殿でもお礼のお祈りはしている。それなりに楽しく暮らしていることの報告も兼ねて。
(アーレイさん、『我々の世界も決して悪くない』って言ってたな~)
今思えば、自分はあの狭間の空間で少しばかり失礼な態度だったとちょっぴり申し訳なくなる。自分の世界に行くのを嫌がられたら、やはり寂しい気にはなるだろう。蒼だっていまだに元の世界は恋しい。普段は考えないようにしてはいるが。嫌いな人間も腹立たしい現実もある世界だが、それでも生まれ育った世界は特別だ。
(管理官としてずーっと見守っている世界なら尚更大切だろうな~)
スローライフなんて単語が出てくる蒼と違って、管理官達や翔は今バタバタしているのだろうか。大切なこの世界を守るために。
(って、こっちも今はバタバタしてるんだった!)
蒼はペコリと小さくお辞儀をして御使アーレイの神殿を出た。
◇◇◇
豊穣祭は三日間にわたり開催される。トリエスタ領主の屋敷がある中央都市だけではなく、この時期は領内の小さな町や村からも領民達が集まってくるのでいつにも増して街は賑やかになる。
アルフレドからの逆依頼、蒼の旅への護衛立候補の返事は豊穣祭の後で、ということで話がついていた。
『包み隠さず今の気持ちを言うと……すごく嬉しい! いやもう本当これ以上ないほどありがたいし、なにより心強い!』
トリエスタの街一つ回るのに右往左往していた蒼だ。旅慣れしている上に強さも併せ持つアルフレドが一緒にいてくれるなら、蒼の異世界旅行はより楽しいものになることはわかっている。わかってはいるが……。
『私の秘密、アルフレドに話すっていう心の準備をする時間が欲しい』
『も、もちろんだよ! ……ごめん、そうか……そこまで考えてなかった』
アルフレドは、ここまで蒼が自分に秘密を打ち明けるためにやる気に満ちた顔をしている理由がわからなかった。あの不思議なリルの森の家から離れた今、彼女の秘密はきっと出自にかんすることだろうと考えていたので、特に打ち明ける必要性も感じていなかったのだ。
(報連相は大事よね。グレコさん達には伝えとこう)
彼女も全ての秘密をアルフレドに話すつもりはなかった。翔にか関わることは何一つ伝えるつもりもない。
だがもしアルフレドと一緒に旅をするのなら、あの家の秘密は伝えなくてはならない。快適な生活と共に旅するには絶対に必要な空間だ。アルフレドは蒼に危害を加えることができない上級神官達とは違い、彼女の金色の鍵を奪うことができる。もし蒼の秘密を知った後に心変わりをしたら……。
(喧嘩別れだって考えられるわけだしね~)
よくない考えがとめどなく浮かび上がり、蒼の脳内をモヤモヤで埋め始める。彼のことは信頼しているが、だからといって不安がないわけではないのだ。
(ま。悪い可能性なんて考え始めたらなんにもできないのよ)
心配性の蒼だからこそ、それはよく知っている。『絶対』はない。少なくとも蒼が元いた世界では。だからそういう時は、えいや! と自分を鼓舞して行動しなければ始まらない。
アルフレドに秘密を話そうと思う、と神官達に伝えた時の反応はマチマチだった。
『おぉ~アルフレドさんが護衛ですか~いいですねぇ!』
『重大な秘密です。もう少しお考えになってから判断するのがよろしいかと』
『旅に出られると聞いて心配していたんですよ。信頼できる方がいてよかった』
『えー! 喋っちゃって大丈夫ですか!? 私たちとは違うんですよ!?』
『蒼様が決めたことです。きっといい運命が開けるでしょう』
だが誰一人、蒼が秘密を話すことを止めることはなかった。
「アオイ様~~~! クッキーの追加をお願いしますー!!!」
「はーい!!! すぐ持ってきまーーーす!!!」
祭中、御使リルの神殿の敷地内はいつもに増して人で溢れ、子供達の楽しそうな声があちこちから聞こえてくる。初日からたくさんの子供達がお菓子目当てにやってきていた。一目散にお菓子目指して全力疾走する子の多いこと。
「コラー! 感謝のお祈りが先でしょー!」
母親から叱られている子もチラホラいて、どの世界も似たようなものなのだと蒼はクスリと笑ってしまう。神殿にはリルの花が咲き誇り、お菓子と一緒に子供達に配られていた。
「だってなくなっちゃったらイヤだもん!!!」
減っていくスピードが思っていたよりずっと早い。クッキーは焼いても焼いてもすぐに足りなくなる。子供達は食べたことのない甘さに大騒ぎして喜んでいた。
(頑張ってよかった~~~)
結局三日前から蒼は店を閉め、祭りの準備に全力投球した。
(もう仕事で無理はしない。自分できちんとコントロールするわ)
いまだに社畜根性が染み付いているのか、キツくともきっちり週に五日働かなくては……という焦りが彼女の心の中にズシンと錘のように居座ったが、それをヨイショと無理やりどこか遠くへ投げ飛ばす。せっかく自分の判断で全ての仕事を管理できるようになったのだ。
(楽しい時は思いっきり楽しんでいいでしょ!)
祭り中もお菓子お菓子、またお菓子……と忙しかったが、久しぶりの充実感で満たされていた。
「五百個じゃ足りなかったですね……」
「アオイ様に無理言っててよかった~~~!」
チェスティが、でしょ? と、いいたげなニヤリとした顔をしている。
「明日で最後です。頑張りましょう」
どうぞ、と暖かい『ライオネ茶』を淹れてくれたのはまさかの神官長。祭りの休憩室代わりに使っているいつもの会議室の椅子には、一般神官達がどうにか二日目を乗り越えたと、グッタリ腰をかけていた。テーブルには蒼が用意した夜食が。唐揚げにパスタ、ピザまんに牛丼の上だけ……なかなかこの時間に食べるには背徳感の湧くラインナップだ。
「いつのまにこんなお食事の準備を!?」
上級神官以外は蒼の秘密をなにも知らない。特級神官のグレコの知り合い、ということ以外。だからただ驚くしかない。
「いやぁ~ここではこれが本職なので~」
(ぜーんぶ冷凍食品だからね! チンしただけだからね!)
適当なことを言うも、食事担当の神官はすごいすごいと大騒ぎになっていた。初日はここまで頭がまわらず、お菓子担当外のグレコやブラス、ドルナートが慌てて他の屋台からアレコレ食事を買い集めてお菓子担当組を労ってくれていた。
「昨年以上でしたねぇ」
通常であれば夕方には一旦お菓子の配布を終了し、神官達はそれぞれ祈りを捧げたり、市場にでて出店を回ってお祭りを楽しむのが恒例だった。
「皆不安なのです。魔王の動きが活発になってきていますから」
「……」
困った時の神頼みはこちらの世界でも同じなのだ。そのためか神官達はやってきた子供達に疲れた表情一つ見せず、にこやかに彼らの成長を祈る言葉をかけながら、一つ一つお菓子を手渡していた。
(神様じゃない。神様を支える柱だってリルケルラさんは言ってたな)
この世界が歪みや澱みに飲み込まれ滅びないために管理していると。
(今、どのくらいヤバいんだろ……)
急に会議室の中が不安でいっぱいになった。蒼だけではない、この世界にいる誰だって世界が終わる気配に怯えている。いつもならその気持ちをグッと封じ込めている神官達も、実感すればその蓋が開いてしまうこともある。
「大丈夫ですよ。いつだって御使達は我々に力を貸してくださいます」
神官長サヴィーノの労い愛しむような穏やかな声を聞くと、蒼はスッと心が楽になった。彼女の周囲も同じようだ。子供達の笑顔を思い浮かべ、さあ明日の準備をしようと、パラパラと席を立ち始める。
(こんな上司欲しかったな~)
蒼はそんな呑気な考えがまた浮かぶようになった自分にほんの少し安堵したのだった。
458
あなたにおすすめの小説
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる