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第3章 異世界旅行
第9話 高級志向−1
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フィーラにあるアペル神殿は他の街で見かけた神殿とは違い、外壁まで草花に覆われ、敷地内に彫刻も多く、花の都と言われるだけの華やかさがある。
「通常は神殿の庭が薬草園になっていることが多いのですが、この街はその専門家ばかりいるので……代わりに共同研究の場を提供しています」
チーノによる神殿見学ツアーの最中だ。
「ちなみに今一番アツイ研究はなんなんですか?」
「対魔物用の毒です」
「毒!?」
薬というからには何かしらの治療薬だとばかり思っていた蒼は予想外の回答にギョッとする。
「ご時世柄どうしても……人間に害がなく、魔物のみに効果のあるものを探しています」
これまでもないわけではなかったが、どうにも効果が弱いものばかり。そのため主にどう育てたらより安定して栽培できるか、効力が高まるか、量産は可能かを研究していた。アペル神殿の一画にある薬草園、そのすぐ隣には研究用の建物があり、学者のような人々が時々出入りしている。
「チーノ様! すみませんがご相談したいことが……」
研究員が一人、チーノを見つけて駆け寄ってきた。
「申し訳ありませんが今は……」
蒼を案内中だと彼はそれを断ろうとしていたので、慌ててそれを遮る。
「どうぞどうぞ! また夕方!」
「……ありがとうございます」
チーノは薬草学者でもあると事前に聞いていたのだ。見た目だけの判断で体育会系かと思っていたが、彼は自分の足で野山を周って薬草を探していたらしく自然と体力や武術の心得がついたのだと話してくれた。
◇◇◇
蒼の家ではアルフレドがルーベンの世話をして待っていた。彼は今武器屋にメインの武器を預けているので、冒険者としての仕事は休業している。
「どっちにしてもこの街だと街中での護衛の依頼ってそんなにないから」
「だから今修理に出したんだ」
「意外とタイミングが難しくって。この街にこれてよかったよ」
アルフレドは実力を買われている冒険者だからこそ仕事が途切れない。最近は蒼の護衛がメインなので大きな依頼を引き受けていないにもかかわらず、相変わらずギルドに顔を出せば引っ張りだこになるようだった。
「さて、じゃあ試作を作りますかね」
「もう決めたの?」
街歩き、それに水の都テノーラスで知り合った宝石商ロイドやアペル神殿の上級神官達の話で、すでに今回の街で売る商品の方向性は決めていた。
「『高級志向』と『映え』でいきます」
「バエ……?」
「見た目がいいやつってこと」
「ああ! 琥珀糖みたいな」
コクリと蒼は頷いた。
「だけどこれは甘いものだけ。食事メニューはいつもとあまり変わらないものにするわ」
「ふーん……でもこの街お金持ちばかりだし、どっちも高いメニューでいいんじゃない?」
「いやぁ私もそれでいいかなぁ~とは思ったんだけど……」
場所代が高い中央広場や劇場前に屋台を出すのならそれでもいい。だが、蒼が出すのは神殿の一画で、あまり広いわけではないが人々の憩いの広場を勧められ、そこに決めていた。なんせ腰掛けが置かれてあり、神殿の祈りの間へ行くにも、薬草園に行くにも、聖水の泉に行くにもこの場所を通るからだ。
そしてこの神殿に多く出入りするのは地元の人間と、薬草の研究員、それに芸術家達。
「中流階級が多いのよ。だからその人達をメインターゲットにしようと思って」
そもそも金持ちが屋台で買い食いをするのは稀である。商人などは利用しているのを見かけたが、貴族のような人間はどの広場の屋台でも見かけなかった。
(もの好きな貴族が多いから、屋台のものを食べる人もいるとは言っていたけど……)
少数の人間に社運を賭けるわけにもいかない。
通常の食事メニューに至っては薬草園を出入りする研究員を狙っていた。どうやら彼らは没頭すると食事を取るのも忘れるようで、フと思い出した時に自分の店があればきっと買いに来るのでは? と、こちらは若干皮算用だ。
「メインはチョコレートよ!」
「おぉ! それは皆食いつくね! この街ならわりと流通してるし」
相変わらず値段は高いが他の街よりも手に入りやすい状態だった。
「ねぇ~びっくりした……流石金持ちタウン!」
蒼はガトーショコラやチョコレートブラウニーの様なケーキタイプを想像している。なぜなら一つ使いたいものがあったのだ。
「このケーキスタンドを使える日がいくるとは! まさかの異世界で!」
ずいぶん前に蒼が元の世界で購入していた、ガラス製のケーキスタンドとガラスカバーだった。おしゃれで可愛い! 絶対これに見合うケーキを作るのだと意気込んでいたが、結局キッチンの収納棚の奥底へと追いやられていた。一度も使うことなく。
(あとはチョコタルトとか……上にドライフルーツのっけてもいいかも)
異世界に来る直前、大掃除で触っていたのが功を奏して今ここにある。
(こういうの、貴族のお屋敷とかにはあるのかな……?)
アルフレドはそれよりも早く試食をしたくて仕方がないようだ。
「俺、しばらく一緒に屋台の手伝いしてもいい?」
手持ち無沙汰は落ち着かないと、蒼が並べている材料を見ながらアルフレドは尋ねた。ルーベンの毛はすでに艶々になっている。
「いいの!? ありがとう!」
これまでも手伝ってくれていたが、今回は本格的だ。なんたって仕込みからお願いするのだから。
「えーっととりあえずチョコレートを溶かしといて……って直火はだめよ! 湯煎!」
「グラムはきっちり測って……きっちりだよ!? ざっくりじゃないよ!?」
「あー……膨らみが悪いね……ちょっと混ぜすぎたかな……」
思いの外、誰かに指示をしながら作るのが難しいことを蒼は知った。特にこれまで料理をしなかったタイプの人間には本当に一から教えなければならない。
案の定アルフレドは耳と尻尾が垂れている。
(楽しんでもらおうと思ったのが仇になったな……)
蒼も反省だ。人にうまく教えられるほど彼女も料理上級者というわけでもない。
「アオイはすごいね……こんなことをちゃんと考えながらいつも作ってるんだ」
「アルフレドの剣術と同じだよ~……経験と慣れは大事でしょ?」
蒼がそれなりに料理やお菓子作りができるのは、単純に学生時代ハマっていたからだ。最初は自分で作った方が、食べたいものを食べたいだけ食べられる、という理由だった。クオリティは劣るが金銭面を考えたら我慢ができたのだ。
だからあくまで自分や身内(とご近所さん)が食べるだけの趣味の域を出ていない。
とはいえ最近ではお金を貰うのだからと、できる限り見た目よく売るように心がけていた。うまく行かなかったものは試食に回したり、アルフレドが喜んで食べてくれている。
「よし。そしたらサンドイッチをお願いしようかな……あとで」
「わかった……そしたらここで見ててもいい?」
「もちろん!」
蒼は夕方の試食会用の料理を作り続けた。アルフレドが失敗したガトーショコラをホール一つ分食べ切ったことは見ないふりをしながら。
(マジでアルフレドのお腹どうなってんの!?)
太る気配もないのはしっかり本来の仕事でカロリーを消費しているからか……だが今日はもう何も甘いものは与えないと決めた。
◇◇◇
アペル神殿の上級神官達による試食会は大好評のまま終わりを迎えた……かったが、予想外の論争が。
「これは貴族向けにもっと高値で売っていいのでは?」
「ツテはいくらでもある。このように美味しいものなど滅多に味わえない……あちこちから欲しいと声があがるだろう」
「確かに。そうすればアオイ様も楽に収入を得ることができますね」
「いやしかし、金持ちが独占するのはどうなのだ? せっかくアオイ様が多くの人々に届くよう心を砕いてくださっているのに……こんな安い価格で!」
「そうだ! 世の幸せは金持ちだけが独占していいものではないぞ!」
「だがこの街はその金持ちのおかげで安定した暮らしを皆が送れているだ!」
蒼はハラハラしながら上級神官達の白熱し始めた議論を聞いていた。
(私のために争わないで~……いや、私のお菓子のために争わないで~?)
結局、ジュリオがまた面白そうな顔をしながら、
「アオイ様に尋ねればいいだろう。目の前にいらっしゃる」
その一言で興奮気味になっていた神官達が一瞬でシュンとなっていた。
「可能であれば両方したいです。お金持ち用にはまた別のものを用意して……数はできないので数量限定になりますが」
同じものを作れるとも限らないということもトラブル防止のため先に伝えておく。
道中の小さな村では稼げないことはすでにわかっているので、頑張れるところで頑張っておきたいという気持ちが蒼にはあった。ちょうどアルフレドも暇をしているのでいい機会でもある。
「わかりました! アオイ様のお手を煩わせないよう、こちらで調整させていただきます」
そうして今度はどの金持ちに声をかけるか、神官達は議論し始めたのだった。
「すみませんね。彼らは議論を楽しんでいる節があって」
「なるほど……そういう」
蒼とジュリオは目を見合わせて笑った。
「通常は神殿の庭が薬草園になっていることが多いのですが、この街はその専門家ばかりいるので……代わりに共同研究の場を提供しています」
チーノによる神殿見学ツアーの最中だ。
「ちなみに今一番アツイ研究はなんなんですか?」
「対魔物用の毒です」
「毒!?」
薬というからには何かしらの治療薬だとばかり思っていた蒼は予想外の回答にギョッとする。
「ご時世柄どうしても……人間に害がなく、魔物のみに効果のあるものを探しています」
これまでもないわけではなかったが、どうにも効果が弱いものばかり。そのため主にどう育てたらより安定して栽培できるか、効力が高まるか、量産は可能かを研究していた。アペル神殿の一画にある薬草園、そのすぐ隣には研究用の建物があり、学者のような人々が時々出入りしている。
「チーノ様! すみませんがご相談したいことが……」
研究員が一人、チーノを見つけて駆け寄ってきた。
「申し訳ありませんが今は……」
蒼を案内中だと彼はそれを断ろうとしていたので、慌ててそれを遮る。
「どうぞどうぞ! また夕方!」
「……ありがとうございます」
チーノは薬草学者でもあると事前に聞いていたのだ。見た目だけの判断で体育会系かと思っていたが、彼は自分の足で野山を周って薬草を探していたらしく自然と体力や武術の心得がついたのだと話してくれた。
◇◇◇
蒼の家ではアルフレドがルーベンの世話をして待っていた。彼は今武器屋にメインの武器を預けているので、冒険者としての仕事は休業している。
「どっちにしてもこの街だと街中での護衛の依頼ってそんなにないから」
「だから今修理に出したんだ」
「意外とタイミングが難しくって。この街にこれてよかったよ」
アルフレドは実力を買われている冒険者だからこそ仕事が途切れない。最近は蒼の護衛がメインなので大きな依頼を引き受けていないにもかかわらず、相変わらずギルドに顔を出せば引っ張りだこになるようだった。
「さて、じゃあ試作を作りますかね」
「もう決めたの?」
街歩き、それに水の都テノーラスで知り合った宝石商ロイドやアペル神殿の上級神官達の話で、すでに今回の街で売る商品の方向性は決めていた。
「『高級志向』と『映え』でいきます」
「バエ……?」
「見た目がいいやつってこと」
「ああ! 琥珀糖みたいな」
コクリと蒼は頷いた。
「だけどこれは甘いものだけ。食事メニューはいつもとあまり変わらないものにするわ」
「ふーん……でもこの街お金持ちばかりだし、どっちも高いメニューでいいんじゃない?」
「いやぁ私もそれでいいかなぁ~とは思ったんだけど……」
場所代が高い中央広場や劇場前に屋台を出すのならそれでもいい。だが、蒼が出すのは神殿の一画で、あまり広いわけではないが人々の憩いの広場を勧められ、そこに決めていた。なんせ腰掛けが置かれてあり、神殿の祈りの間へ行くにも、薬草園に行くにも、聖水の泉に行くにもこの場所を通るからだ。
そしてこの神殿に多く出入りするのは地元の人間と、薬草の研究員、それに芸術家達。
「中流階級が多いのよ。だからその人達をメインターゲットにしようと思って」
そもそも金持ちが屋台で買い食いをするのは稀である。商人などは利用しているのを見かけたが、貴族のような人間はどの広場の屋台でも見かけなかった。
(もの好きな貴族が多いから、屋台のものを食べる人もいるとは言っていたけど……)
少数の人間に社運を賭けるわけにもいかない。
通常の食事メニューに至っては薬草園を出入りする研究員を狙っていた。どうやら彼らは没頭すると食事を取るのも忘れるようで、フと思い出した時に自分の店があればきっと買いに来るのでは? と、こちらは若干皮算用だ。
「メインはチョコレートよ!」
「おぉ! それは皆食いつくね! この街ならわりと流通してるし」
相変わらず値段は高いが他の街よりも手に入りやすい状態だった。
「ねぇ~びっくりした……流石金持ちタウン!」
蒼はガトーショコラやチョコレートブラウニーの様なケーキタイプを想像している。なぜなら一つ使いたいものがあったのだ。
「このケーキスタンドを使える日がいくるとは! まさかの異世界で!」
ずいぶん前に蒼が元の世界で購入していた、ガラス製のケーキスタンドとガラスカバーだった。おしゃれで可愛い! 絶対これに見合うケーキを作るのだと意気込んでいたが、結局キッチンの収納棚の奥底へと追いやられていた。一度も使うことなく。
(あとはチョコタルトとか……上にドライフルーツのっけてもいいかも)
異世界に来る直前、大掃除で触っていたのが功を奏して今ここにある。
(こういうの、貴族のお屋敷とかにはあるのかな……?)
アルフレドはそれよりも早く試食をしたくて仕方がないようだ。
「俺、しばらく一緒に屋台の手伝いしてもいい?」
手持ち無沙汰は落ち着かないと、蒼が並べている材料を見ながらアルフレドは尋ねた。ルーベンの毛はすでに艶々になっている。
「いいの!? ありがとう!」
これまでも手伝ってくれていたが、今回は本格的だ。なんたって仕込みからお願いするのだから。
「えーっととりあえずチョコレートを溶かしといて……って直火はだめよ! 湯煎!」
「グラムはきっちり測って……きっちりだよ!? ざっくりじゃないよ!?」
「あー……膨らみが悪いね……ちょっと混ぜすぎたかな……」
思いの外、誰かに指示をしながら作るのが難しいことを蒼は知った。特にこれまで料理をしなかったタイプの人間には本当に一から教えなければならない。
案の定アルフレドは耳と尻尾が垂れている。
(楽しんでもらおうと思ったのが仇になったな……)
蒼も反省だ。人にうまく教えられるほど彼女も料理上級者というわけでもない。
「アオイはすごいね……こんなことをちゃんと考えながらいつも作ってるんだ」
「アルフレドの剣術と同じだよ~……経験と慣れは大事でしょ?」
蒼がそれなりに料理やお菓子作りができるのは、単純に学生時代ハマっていたからだ。最初は自分で作った方が、食べたいものを食べたいだけ食べられる、という理由だった。クオリティは劣るが金銭面を考えたら我慢ができたのだ。
だからあくまで自分や身内(とご近所さん)が食べるだけの趣味の域を出ていない。
とはいえ最近ではお金を貰うのだからと、できる限り見た目よく売るように心がけていた。うまく行かなかったものは試食に回したり、アルフレドが喜んで食べてくれている。
「よし。そしたらサンドイッチをお願いしようかな……あとで」
「わかった……そしたらここで見ててもいい?」
「もちろん!」
蒼は夕方の試食会用の料理を作り続けた。アルフレドが失敗したガトーショコラをホール一つ分食べ切ったことは見ないふりをしながら。
(マジでアルフレドのお腹どうなってんの!?)
太る気配もないのはしっかり本来の仕事でカロリーを消費しているからか……だが今日はもう何も甘いものは与えないと決めた。
◇◇◇
アペル神殿の上級神官達による試食会は大好評のまま終わりを迎えた……かったが、予想外の論争が。
「これは貴族向けにもっと高値で売っていいのでは?」
「ツテはいくらでもある。このように美味しいものなど滅多に味わえない……あちこちから欲しいと声があがるだろう」
「確かに。そうすればアオイ様も楽に収入を得ることができますね」
「いやしかし、金持ちが独占するのはどうなのだ? せっかくアオイ様が多くの人々に届くよう心を砕いてくださっているのに……こんな安い価格で!」
「そうだ! 世の幸せは金持ちだけが独占していいものではないぞ!」
「だがこの街はその金持ちのおかげで安定した暮らしを皆が送れているだ!」
蒼はハラハラしながら上級神官達の白熱し始めた議論を聞いていた。
(私のために争わないで~……いや、私のお菓子のために争わないで~?)
結局、ジュリオがまた面白そうな顔をしながら、
「アオイ様に尋ねればいいだろう。目の前にいらっしゃる」
その一言で興奮気味になっていた神官達が一瞬でシュンとなっていた。
「可能であれば両方したいです。お金持ち用にはまた別のものを用意して……数はできないので数量限定になりますが」
同じものを作れるとも限らないということもトラブル防止のため先に伝えておく。
道中の小さな村では稼げないことはすでにわかっているので、頑張れるところで頑張っておきたいという気持ちが蒼にはあった。ちょうどアルフレドも暇をしているのでいい機会でもある。
「わかりました! アオイ様のお手を煩わせないよう、こちらで調整させていただきます」
そうして今度はどの金持ちに声をかけるか、神官達は議論し始めたのだった。
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