嘘は愛。

魔乱

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太陽みたいな男の子

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春菜

ドンッ!

「いってぇ…」
男の子の声が聞こえる。

「いったぁ…あっすいません!大丈夫ですか?」
私は急いで謝る。
…なんかこの人、怖いな…

「大丈夫じゃねぇっ…よ…」
男の子は顔を赤くする。
熱でもあるのかな?
「頭とか…うちました…?」
男の子は我に返ったようにハッとした。

「いや別に大丈夫。」
ホッ
よかった…
「そうですか。よかった」

また男の子の顔が赤くなる。
ほんとにどうしたのかな?
あれ?この人の顔…なんか見たことある…
あっ今から検査だった。
「では」
私は男の子に向かってニコッと笑い帰ろうとした。

「あ!俺!八神徹!そっちは?」
八神徹…どっかで、、

名前なんて聞いてなにになるんだろ?
「私ですか?美川春菜です」

「そっか。よろしくな!」男の子は満遍な笑顔でニコッっとした。
ドキッ
眩しい笑顔…
これくらい元気な子になりたい。。
「はい。では!」
私は男の子に別れをつげ、検査室に向かった。

「先生」

「春菜ちゃん。どう?体調は?」

「絶好調です」
私は担当医の川上先生と喋っていた。

「今日春菜ちゃんちょっと来るの遅かったね?」

「すいません。」

「いやいや!怒ってないんだけどちょっと心配した。」

「実は男の子と喋ってたんです」

「へぇ~。春菜ちゃんが男の子と」

「珍しいですか?」

「うん。ふふっ昔から何する時も一人でいたのに」

「そうですか?」

「うん」
先生は友達ができて良かったねというかのようにニコッとした。

「どんな男の子なの?」
どんな…

「そうですね…」
私は空を見上げた。

「太陽みたいな男の子…かな」
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