14 / 895
1-14
しおりを挟む
中世は少なからず、地世に汚染されている。
意識して汚染から免れようと、天世の庇護下で生きている中世の人々ならいざ知らず、本能のまま生きている野生動物にその様な理屈は通用しない。
そんな生き物に天世人が直接手で触れると、地世のチカラに穢されてしまう事は、この世界の常識であり、ラミウムの言う事は正論でもあったが、彼女の丸投げな態度が腹に据えかね、皮肉の一つも言わずにおれず、
「聖なる武具や防具が無くとも! 天法(てんほう:この世界における魔法的な物)での御助力でしたら!」
「イヤだねぇ!」
「なっ!」
素っ気なく斬って落とすラミウムに、
「ですが先の闘技場ではァ!」
「だぁから疲れたんだよぉ」
「つっ?!」
疲れたと言う割には疲れを感じさせない、面倒臭いと思っているとしか考えられない投げやりな物言いに、
(貴方と言う方はァアァッ!!!)
内なる怒りで打ち震え、
「中世の民を護る「天世の方」のお言葉とは思えませんわぁ!」
しかしラミウムは巨木の上から悪びれる様子も見せず、口元には皮肉った笑みさえ浮かべ、
「そうかぁいよ?」
見下ろす顔に、ドロプウォートは天世人に対する忖度も忘れ、
(グクッ!)
歯ぎしりしたが、信仰対象でもある「百人の天世人」に、悪し様に怒りをぶつける事など「この世界の理」として許されず、堪え切れない怒りの矛先は、未だ泣きながら腹にまとわりつくイケメン少年勇者に自然と向き、
「いつまでしがみ付いているのですかァ!」
ガァン!
「痛でぇ!」
後頭部に肘打ち、もはや単なる八つ当たり。
先程までの「デレ」の部分は何処へ行ってしまったのか。
すっかりヘソを曲げ、後頭部を擦るヘタレ勇者を尻目に、
「ふん!」
ツンとソッポを向いたが、一撃食らわせた事で怒りのガス抜きが出来たのか、幾分冷静さを取り戻した表情で、
「それに致しましても……」
改めて周囲を見回し、どこまでもうっそうと茂る仄暗い森に、
「ここは何処なのでしょう……それに何故にこのような事に……」
森の暗さは否応なく不安を煽り、
(お父様やお母様は、ご無事なのでしょうか……)
家格第一主義の一族の中にあって唯一の理解者でもあった両親の安否を案じていると、
『場所は分からないが「何が起きたかは」察しが付くさぁね』
「「え?」」
巨木の太枝に座するラミウムの声に、見上げる二人。
するとラミウムは何故か愉快そうに、
「黒ローブが何人か居たろぅ?」
「え、えぇ……」
「ありゃあ「地世信奉者」の連中さぁね」
「あっ、あり得ませんですわァ!」
怒り交じりに血相を変えるドロプウォート。
とある理由により、貴族、王族のみならず、身内である筈のオエナンサ家からさえも腫れ物扱いされている彼女であったが、「理由」に対して自覚があるが故に、愛国心は失ず、騎士、兵士たちの事も信頼はしている様子で、
「王都の! しかも厳戒態勢で行う「勇者百人召喚の儀」に地世信奉者の侵入を許すなど断じてありませんですわァ!」
熱を以って反論したが、ラミウムは「その想い」さえ嘲るように鼻先で「クックック」と笑い、
「アタシと同じ変わり者でも、世間知らずは連中(百人の誓約者)と同じってかぁい?」
「なんですってぇ!」
「大方「金に目がくらんだヤツ」が手引きしたんだろうさぁ。いや、あの手際の良さから見て「ヤツ等」と言った方が正確かねぇ~」
「そんな!」
驚愕するドロプウォートを前に、ラミウムはヤレヤレ顔の半笑いで以って、
「組織ってぇのはぁデカくなればなるほど統制が取れ難くなるモンさぁね。なぁ~に、平和ボケした大国には良くある話さぁね」
愉快そうに「キッシッシ」と一笑い、
「まぁ、そう言う気概のねぇ輩は利用されるだけされて「殺され損」てのが、大方のオチさぁね」
「あり得ませんわぁ!」
うつむきかけた顔を上げ、
「勇者と誓約者を輩出する由緒正しき我が国において、その様な者たちなどぉ!」
「国を支える四本柱が一つ、オエナンサ家の一人娘としちゃ~認めたくない事実なんだろぅけどねぇ~。それ以外に、アタシを論破出来る明確な答えがあるってのかぁい?」
ラミウムの言う通り、起きた事象をひいき目なしで鑑みれば反論の余地は無く、母国の不名誉さえ拭い去る事さえ出来ない己の無力を痛感し、
「クッ……」
悔し気に奥歯を噛み締め、
「ならば……ならば何故にワタクシ達は飛ばされたのです」
「んぁ? あぁ~それかい? ソイツは簡単な話さぁね」
「「え?」」
「ヤツ等のチカラを弾き返そうと思ったんだがねぇ、何せアチラさんの下準備が完璧すぎて間に合わなくてねぇ~まぁ要するに、押し合いに負けたアタシが「弾き飛ばされちまった」って訳さぁ~ね」
悪びれた様子も見せずにケタケタ笑う姿に、
「じゃあ僕とドロプウォートさんは、巻き添えなのぉ?」
軽い気持ちで首を傾げた途端、
「人聞きの悪い事をお言いでないよォ、ヘタレ勇者がァ!」
「ヒヤィ!」
突如、頭上から降り注ぐ雷の様な剣幕に、イケメン少年勇者はドロプウォートの背に隠れたが、ラミウムの怒りは収まること無く、
「何が仕掛けられていたかも分からない得体の知れない地法(ちほう)の一撃を、アンタは食らってた方がマシだったとでも言うのかァい!」
「ごめんなさい! ごめんなさぁい!! ごめんなさぁーーーいぃ!!!」
平謝りするイケメン。
そんな彼を背にするドロプウォートの脳裏をよぎるは、
(パパ……ママ……)
四大貴族席に座っていた両親の姿であった。
意識して汚染から免れようと、天世の庇護下で生きている中世の人々ならいざ知らず、本能のまま生きている野生動物にその様な理屈は通用しない。
そんな生き物に天世人が直接手で触れると、地世のチカラに穢されてしまう事は、この世界の常識であり、ラミウムの言う事は正論でもあったが、彼女の丸投げな態度が腹に据えかね、皮肉の一つも言わずにおれず、
「聖なる武具や防具が無くとも! 天法(てんほう:この世界における魔法的な物)での御助力でしたら!」
「イヤだねぇ!」
「なっ!」
素っ気なく斬って落とすラミウムに、
「ですが先の闘技場ではァ!」
「だぁから疲れたんだよぉ」
「つっ?!」
疲れたと言う割には疲れを感じさせない、面倒臭いと思っているとしか考えられない投げやりな物言いに、
(貴方と言う方はァアァッ!!!)
内なる怒りで打ち震え、
「中世の民を護る「天世の方」のお言葉とは思えませんわぁ!」
しかしラミウムは巨木の上から悪びれる様子も見せず、口元には皮肉った笑みさえ浮かべ、
「そうかぁいよ?」
見下ろす顔に、ドロプウォートは天世人に対する忖度も忘れ、
(グクッ!)
歯ぎしりしたが、信仰対象でもある「百人の天世人」に、悪し様に怒りをぶつける事など「この世界の理」として許されず、堪え切れない怒りの矛先は、未だ泣きながら腹にまとわりつくイケメン少年勇者に自然と向き、
「いつまでしがみ付いているのですかァ!」
ガァン!
「痛でぇ!」
後頭部に肘打ち、もはや単なる八つ当たり。
先程までの「デレ」の部分は何処へ行ってしまったのか。
すっかりヘソを曲げ、後頭部を擦るヘタレ勇者を尻目に、
「ふん!」
ツンとソッポを向いたが、一撃食らわせた事で怒りのガス抜きが出来たのか、幾分冷静さを取り戻した表情で、
「それに致しましても……」
改めて周囲を見回し、どこまでもうっそうと茂る仄暗い森に、
「ここは何処なのでしょう……それに何故にこのような事に……」
森の暗さは否応なく不安を煽り、
(お父様やお母様は、ご無事なのでしょうか……)
家格第一主義の一族の中にあって唯一の理解者でもあった両親の安否を案じていると、
『場所は分からないが「何が起きたかは」察しが付くさぁね』
「「え?」」
巨木の太枝に座するラミウムの声に、見上げる二人。
するとラミウムは何故か愉快そうに、
「黒ローブが何人か居たろぅ?」
「え、えぇ……」
「ありゃあ「地世信奉者」の連中さぁね」
「あっ、あり得ませんですわァ!」
怒り交じりに血相を変えるドロプウォート。
とある理由により、貴族、王族のみならず、身内である筈のオエナンサ家からさえも腫れ物扱いされている彼女であったが、「理由」に対して自覚があるが故に、愛国心は失ず、騎士、兵士たちの事も信頼はしている様子で、
「王都の! しかも厳戒態勢で行う「勇者百人召喚の儀」に地世信奉者の侵入を許すなど断じてありませんですわァ!」
熱を以って反論したが、ラミウムは「その想い」さえ嘲るように鼻先で「クックック」と笑い、
「アタシと同じ変わり者でも、世間知らずは連中(百人の誓約者)と同じってかぁい?」
「なんですってぇ!」
「大方「金に目がくらんだヤツ」が手引きしたんだろうさぁ。いや、あの手際の良さから見て「ヤツ等」と言った方が正確かねぇ~」
「そんな!」
驚愕するドロプウォートを前に、ラミウムはヤレヤレ顔の半笑いで以って、
「組織ってぇのはぁデカくなればなるほど統制が取れ難くなるモンさぁね。なぁ~に、平和ボケした大国には良くある話さぁね」
愉快そうに「キッシッシ」と一笑い、
「まぁ、そう言う気概のねぇ輩は利用されるだけされて「殺され損」てのが、大方のオチさぁね」
「あり得ませんわぁ!」
うつむきかけた顔を上げ、
「勇者と誓約者を輩出する由緒正しき我が国において、その様な者たちなどぉ!」
「国を支える四本柱が一つ、オエナンサ家の一人娘としちゃ~認めたくない事実なんだろぅけどねぇ~。それ以外に、アタシを論破出来る明確な答えがあるってのかぁい?」
ラミウムの言う通り、起きた事象をひいき目なしで鑑みれば反論の余地は無く、母国の不名誉さえ拭い去る事さえ出来ない己の無力を痛感し、
「クッ……」
悔し気に奥歯を噛み締め、
「ならば……ならば何故にワタクシ達は飛ばされたのです」
「んぁ? あぁ~それかい? ソイツは簡単な話さぁね」
「「え?」」
「ヤツ等のチカラを弾き返そうと思ったんだがねぇ、何せアチラさんの下準備が完璧すぎて間に合わなくてねぇ~まぁ要するに、押し合いに負けたアタシが「弾き飛ばされちまった」って訳さぁ~ね」
悪びれた様子も見せずにケタケタ笑う姿に、
「じゃあ僕とドロプウォートさんは、巻き添えなのぉ?」
軽い気持ちで首を傾げた途端、
「人聞きの悪い事をお言いでないよォ、ヘタレ勇者がァ!」
「ヒヤィ!」
突如、頭上から降り注ぐ雷の様な剣幕に、イケメン少年勇者はドロプウォートの背に隠れたが、ラミウムの怒りは収まること無く、
「何が仕掛けられていたかも分からない得体の知れない地法(ちほう)の一撃を、アンタは食らってた方がマシだったとでも言うのかァい!」
「ごめんなさい! ごめんなさぁい!! ごめんなさぁーーーいぃ!!!」
平謝りするイケメン。
そんな彼を背にするドロプウォートの脳裏をよぎるは、
(パパ……ママ……)
四大貴族席に座っていた両親の姿であった。
0
あなたにおすすめの小説
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる