猫舌ということ。

結愛

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再会

第94話

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割と長いこと歩き、家の玄関の扉を開ける。
「ただいまぁ~」
と呟くように言うと
「お、おかえり」
と言う声が音楽の向こう側から聞こえてくる。
イヤホンを取りながら声の方向を見ると部屋着の妹が階段から下りてくるところだった。
「おっす」
「おっす」
素っ気ない挨拶を交わし、洗面所に行き、手を洗いうがいを済ませる。
階段を上り、自分の部屋に行き、荷物を置き、部屋着に着替える。
洗濯物を抱え、洗面所の洗濯籠に入れる。
リビングに行き、しばらく寛いでいると父が帰ってきて夜ご飯になる。
夜ご飯を食べ、家族団欒し
各々のタイミングでお風呂に入り、各々のタイミングで部屋に戻る。
氷の浮かんだソラオーラの入ったグラスを持ち
部屋に戻り、ローテーブルにグラスを置き、ベッドに腰を下ろす。
ポケットのスマホを取り出し、電源をつける。
なにやらグループLIMEが盛り上がっていた。通知をタップし、読む。

「妃馬がグループに参加しました」
「姫冬がグループに参加しました」

「こんにちは。よろしくお願いします」
「私このグループにいていいの?」
「おぉ!妃馬さん!姫冬ちゃん!ちはー!」
「鹿島さん。おひさしぶり?です」
「鹿島先輩どもー!」
「姫冬ちゃん!そりゃ別にいてもいいっしょ」
「いや、先輩方の中、私だけ…ねぇ?」
「まぁ居づらいなら別に無理強いはしないけどさ」
「こんちはー。初めまして。小野田匠と言います」
「おぉ!匠ちゃんキタ━(゚∀゚)━!」
「初めまして。根津妃馬です。こう書いてキサキです。よろしくお願いします」
「妹の姫冬です!こう書いてヒメって読みます!よろしくお願いします!」
「怜夢から聞いてます。よろしくお願いします」

「あいつ余計なこと言うなよ?」
呟き、続きを読む。

「あ、そうだ。もう2人招待してもいいですか?」
「ん?全然いっすよー!」
「ワクワク」
「なに姫冬ちゃんなんか知ってんの?」
「まぁすぐわかりますよニヤ(°∀° )ニヤ」
「えぇ~なんだろ」

「妃馬がデルフィンと恋を招待しました」

「え、誰誰」
「私の友達です」
「一緒にやってくれんですか?」
「らしいです」
「ありがたいぃ~」

既読数的にも匠も読んでるはずなのに
会話にあまり参加しない匠が匠らしくて思わずニヤける。
その後他愛もない会話が繰り広げられ

「恋がグループに参加しました」

「あ、どうも。初めまして。音成恋です。よろしくお願いいたします」
「音成さん!よろしくです!鹿島です!」
「わぁー!恋ちゃんだぁー!」
「姫冬ちゃんおす」
「おす!」
「おっす。音成」
「あ、小野田くん。おっす」
「え?2人知り合いなん?」

そこから「同級生なんだ~」トークが始まった。しばらくすると

「デルフィンがグループに参加しました」
の文字が出て
「おっ」
つい声が漏れる。ずっと噂で聞いていたご本人だ。

「こんにちはー。森本デルフィンです。根津妃馬とは幼馴染です。よろしくお願いします」
「わぁー!フィンちゃんフィンちゃん!」
「姫冬様ぁ~元気ぃ~?」
「元気元気!」
「元気すぎて困る」
「初めまして!鹿島です!デルフィンさんてすごい名前」
「初めてまして。小野田匠です。よろしくお願いします」
「鹿島さんに小野田さん。よろしくお願いします。あ、ちなみにハーフです」
「なんか、姉妹のやり取りひさしぶりに見たなぁ~。今度ひさしぶりにお家行こうかな?」
「ハーフなんですか!?」
「おいでおいでぇ~おいで!(*/>∀<)/」
「両親も喜ぶと思う」
「ドイツと日本のハーフ&ハーフです」
「マジ?根津ママのご飯食べに行こー」
「ハーフ&ハーフwマジっすか!カッコいい!友達になってください!」
「フィンちゃんの家にも行きたーい!」
「あ、私もフィンちゃんのおばあちゃんのご飯食べたい」
「おいでおいで。2人ともおいで」
「もちろん。よろしくお願いします」
「やったぁー!森本さんのLIMEゲットぉー!」
「ゴールデンウィークにでも行こうかな」
「いねいね!フィンちゃん家お泊まり会決行!」
「やったよ!怜ちゃん!森本さんのLIMEゲットしたぁ~」

いきなり僕の名前が出てくる。下にスワイプしようとしたがこれ以上下にスワイプできない。
どうやらいつの間にか現在進行形の現在に来ていたらしい。
文字を打ち込むところをタップし、文字を打ち込む。

「初めまして。暑ノ井怜夢です。よろしくお願いします」
「良かったな鹿島。美人の友達ができて( ๑´•ω•)۶”ヨシヨシ」

すぐに複数の既読がつく。
なぜかこのグループLIMEのこの既読がすぐに複数つく感じが好きだったりする。

「怜夢さんこんばんは!」
「暑ノ井先輩ちゃーす!」
「暑ノ井くんおっす」
「怜ちゃん!森本さんの顔知ってんの!?」

どんどん増えていくメッセージを読んでいるとスマホの画面が切り替わる。
匠からのLIMEの無料通話。「?」と思いながら出ようとすると切れる。
なおさら「?」と思うが、もしかして。と思い、一度トーク一覧に戻る。
複数の人からメッセージが来ていたがまずは匠とのトーク画面に入る。すると案の定匠から

「音成が来るの知ってたの?」

というメッセージが来ていた。正直音成さんが参加するのは知らなかったので

「いや、知らんかった」

とメッセージを送る。すぐ既読がつき

「そっか。わかった」

とメッセージが来る。

「なんで?」

と送るとまたすぐ既読がつき

「いや、なんでもない。さんきゅ」

とメッセージが来た。

「おっけ」

と送りトーク一覧に戻る。すると森本デルフィンさんから個人的にメッセージが来ていた。
とりあえずトーク画面に入り、友達追加のボタンをタップする。メッセージを確認する。

「初めまして。森本デルフィンです。」
「サキちゃんから話は聞いてます。」
「私の過去もご存知だそうで。」
「なるべく言わないでもらえると助かります。」

すごくかしこまった距離感のあるメッセージだった。返信を打ち込み、送る。

「初めまして。暑ノ井怜夢です。」
「あ、恐縮です」
「はい。初めて名前を聞いたときに引っかかって
勝手ながら後々妃馬さんから聞かせてもらいました。」
「もちろん。妃馬さんからもそのような話は聞いていましたので言いません。」

トーク一覧に戻る。
その間にメッセージの溜まったLIMEグループをタップし、トーク画面に入る。

「暑ノ井さん。初めましてですよね?」
「怜ちゃん怜ちゃん。知ってんの?」
「森本さん怜ちゃんと知り合い?」
「あ、私が話したからかも?」
「あぁ、あれか。なるほどなるほど」
「妃馬さんから写真見せてもらってたとか?」

僕も参戦する。

「あぁ、なんて言ったらいいのかな」
「そう。妃馬さんとの2ショットを見せてもらって
「親友なんだ~」って自慢されたときに見た」
「そう!そうなんです!自慢したんです!美人だから」
「まぁ美人ではあるけど」
「森本さん、自分で言っていくスタイルぅ~!嫌いじゃないw」
「フィンちゃんマジで美人ですよ!」
「姫冬ちゃん写真カモカモ」
「姫冬様?ダメですよ?」
「マジでー怜ちゃんばっかズルくね?」
「ふははははー。いいだろぉ~」

そんな他愛もない会話で少しだけ仲良くなり、鹿島がメッセージを投下する。

「ところで皆さん土曜の夜か日曜の夜空いてますか?
その辺りでファンタジア フィナーレみんなでやりたいんですが、どうですか?」

言わずもがな僕は土曜だろうが日曜だろうが空いている。みんなの出方を伺った。

「あぁ~どうする?サキちゃん、姫冬様、お泊まり会の日付とか」
「私はいつでも大丈夫だよ」
「私もー!」
「じゃあ、土曜の夜にしますか」
「オレは全然いつでもいいので!」
「恋ちゃんは?」
「私も基本いつでも平気よ」
「匠ちゃんはー?」
「オレも基本的に大丈夫」
「僕も右に同じです」
「じゃ、土曜の夜にしますか。あ、てか大丈夫かな。
ワールド同じじゃないと一緒にできんかもだけど」
「そうなんですか?」
「妃馬さんもうキャラ作っちゃいました?」
「はい。フィンちゃんと恋ちゃんとやるためにフィンちゃんに教えてもらって作りました。」
「あぁ、じゃあ森本さんと同じワールドならいけるな。
森本さん、事前に確認したいんで後で個人的にいいっすか?」
「いいっすよ」
「楽しみぃー!」
「じゃ、皆さんおやすみなさい」

という鹿島のメッセージに笑う。
「どうせ寝ないだろ」
そう呟き、流れるメッセージを読む。

「おやすみなさーい!」
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」

「おやすみなさい」が多すぎて変な感じになる。ゲシュタルト崩壊というやつだ。僕も返す。

「おやすみなさい」

そう送り、トーク一覧に戻った。妃馬さんからメッセージが来ていたので
妃馬さんとのトーク画面に入り、メッセージを読む。

「急にグループ招待ビックリしましたけど、ゲームのグループなんですね」
「フィンちゃんと話しました?」

そのメッセージの後に猫が「?」を浮かべているスタンプが送られていた。
すぐに返信を打ち込む。

「ビックリしましたよねw僕もビックリしましたよ。音成さんもやってたんですね?」
「はい。個人的にLIMEさせていただきました」

その後にフクロウがお辞儀をしているスタンプを送った。
トーク一覧に戻り、鹿島や匠、音成さんに返信していると妃馬さんからの返信が届く。
妃馬さんとのトーク画面に入る。

「そうなんですよ!恋ちゃんもやってて!どうせなら!って思って誘いました!」
「どうでした?大丈夫でした?」

そのメッセージの後に猫が心配そうな表情をしてるスタンプが送られていた。
「大丈夫は大丈夫だっけっどー」
そう呟きながら返信を打ち込む。

「仲良しグループ結成って感じがして、なんか良いですねw」
「大丈夫ではありましたよ?」

そう送り「…」と打ち込み、スタンプを選んでいると
送ったメッセージの時刻の上に「既読」の文字がつく。
すぐにフクロウが「…」と無言のスタンプを送り、トーク一覧に戻る。
鹿島、匠、音成さんからも返信が来ており
返信を返しているとすぐに妃馬さんから返信があった。
鹿島、匠、音成さんに返信をし終え、妃馬さんとのトーク画面に入る。

「わかります!このメンバーがめっちゃ仲良くなってほしいです!なぜかw」
「ではありました?けど?」

そのメッセージの後に猫が「どうぞ」と言っているスタンプが送られていた。
「なぜか。でもわかる」
笑いながら呟き、返信を打ち込む。

「わかります!なぜかわからないけど、このメンバーが「いつメン」になってほしいw」
「けどぉ~…」

スタンプを選んでいるときに、また送ったメッセージの時刻の上に
「既読」の文字がついていることに気づいた。
先程と同じスタンプを送り、トーク一覧に戻ろうとしたが
妃馬さんとのトーク画面に留まることにした。妃馬さんのメッセージが来る。

「いつメン!なりたい!なってほしい!」
「冷たかった?ですか?」

そのメッセージの後に猫が「?」を浮かべているスタンプが送られていた。
すぐに返信を打ち込む。

「このメンバーでどっか行ったりね?」

この返信を送った時点で「既読」の文字がついていた。

「冷た…かったのかな?それはわからないですけど距離感は感じました。
まぁ初めましてだから、当たり前っちゃ当たり前ですが」

その後にフクロウが笑っているスタンプを送った。
送った瞬間「既読」の文字がつくのがなぜか嬉しく、なぜかドキドキした。

「行きたい!テーマパークとか?」
「あぁ~…んん~…。まぁメッセージだからかな?初のコンタクトがLIMEで良かったかも」
「ていうか、寝てないじゃないですかw」

そのメッセージの後に猫が「嘘だ!」と言っているスタンプが送られていた。
「妃馬さんこそ」
呟く。返信を打ち込んでいるときも口角が上がっているのがわかる。

「いいですね!シルフィーランドとか?」
「会ってたらヤバかったですか?」
「妃馬さんこそw」

その後にフクロウが「同じ」と言ってるスタンプを送った。
最初のメッセージを送った瞬間から「既読」の文字がつき、口角が上がり、ドキドキした。

「シルフィーランド!泊まりがいいなぁ~」
「ヤバ…くはないですけど、印象が冷たい印象受けたかも」
「たしかにwなんか修学旅行っぽいw」

そのメッセージの後に猫がドキドキしてるスタンプが送られていた。
「修学旅行。たしかに」
このドキドキする胸も相まって、さらに修学旅行の夜のように感じた。

「泊まり…だな、たしかに。ゆっくりしたいですもんね!」
「あぁ~…。LIMEで良かったぁ~(*´д`)エガッタエガッタ…」
「この夜寝ずにLIMEしてる感じとか、それっぽいですねw」

その後にフクロウが「それだ!」とこちらに力強く指を指しているスタンプを送った。
ニヤける口元隠そうともせず、瞬時につく「既読」の文字に口角を上げ、ドキドキしていた。
そこから妃馬さんが恐らく寝落ちするまで
「既読」の文字はついたものの妃馬さんからの返信が来なくなるまでLIMEをした。
電気を消し、眠ろうと部屋の照明のリモコンに手を伸ばそうとしたとき
ソラオーラを部屋に持ってきていたことに今更気づく。
グラスに入ったソラオーラは氷が完全に溶け無くなり、グラスの上4分の1が水になっていた。
「ふん~」
鼻から息が漏れ、グラスを持つ。ローテーブルに輪っか状に水が溜まっていた。
氷が完全に溶け、温くなったソラオーラを飲み干す。
「あぁ~まっず」
放ったらかしていた自分が悪いのだが、氷が完全に溶け、水と混ざり味が薄く
炭酸のほぼ無くなり、温くなったソラオーラはとびきり不味かった。
グラスを置き、照明のリモコンの中央の電源ONOFFボタンを押し、部屋を暗くする。
月明かりか街灯の明かりが窓から入り、部屋が薄く青く、ぼんやり照らされる。

寝落ちするまで妃馬さんとLIMEしたこと。妃馬さんとのLIMEの内容。

それらが頭を巡る。ニヤけそうになり下唇を噛む。
「ふふっ」
鼻から笑いの息が漏れる。口角が上がる。布団を頭まで被り、いつの間に眠りについていた。
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