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第二章
再会
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典薬寮は内裏の南西にある。
内裏を出てから陰陽寮、中務省、太極殿、豊楽院を通りすぎてようやく辿り着く。
宮内省に属するこの典薬寮では、医療行為の他、教育も受けられるようになっており、医者、先生、生徒と大所帯である。
さらに薬だけでなく治療により部署も分かれ、按摩、針、呪禁も設けられている。
タキは、薬を主に扱い習う薬生の下働きという形で配属された。
そこで思いもかけない再会をする。
「ふ、風太郎……! なぜ、あなたがここに?」
半ば引きずられるように部屋から出され、空いていた廂の一角に連れ込まれて強く抱き締められたまま呻くようにつぶやくと、長い抱擁から緩められて大きな黒々とした瞳がタキの目に映り込む。
「ああっ会いたかった! 会いたかったよタキっ!」
食らいつくように唇を奪われ、今度は苦しさで息が詰まる。
「んっんんっ」
くちゅくちゅとこれでもかと口内をねぶられて解放されると、その刺激のせいか、目の前の男のせいか、瞳が温く濡れる。
「ど、どうしてここに……?」
見上げる先の男は、相変わらずざんばらの黒髪を無理矢理後ろで短く縛り、日に焼けた健康的な肌とぱちくりとした大きな瞳でニカッと笑うが、里の時とは違い、単の上に白に染められた麻の水干を着ている。
「お前がいるからさ、ここに」
そうして再び抱き締められる。タキは息ができるように顔を天に向けたまま続ける。
「里はどうしたの? 仕事は? 村長はなんて?」
するとまた緩められ瞳をぶつけてくる。
「里なんか捨ててやったさ。お前がいないのにあそこにいる意味ないだろ?」
「そ、そんな! だって、村長が許さないでしょ?」
「なんだよ、嬉しくないのかよタキ」
風太郎は唇を尖らせる、そのままなぜかくっつけてくる。
「あのクソババァなんか知るもんか。俺は孫じゃなくて種馬だからなっ」
あははと楽しげに笑う風太郎をタキは呆れて見上げた。
「元気そうで……」
「そりゃそうさ。やっと会えたんだ。俺が里に帰った時、どんだけ落ち込んだと思ってんだよ。くっそあのババァ計りやがって」
コロコロ表情を変える風太郎に、今さら懐かしさが込み上げてくる。
「でも、どうやってここに入ってこれたの?」
すると今度は、人の悪そうな顔してニヤリと笑う。
「俺を誰だと思ってんの? 今までの薬師としての仕事ぶりを買いたいという金持ちの所に潜り込んで、そっからここに入れてもらったのさ。まあ、さすがにあん中までは入れないからさ、もう忍び込もうかと思ってたんだけどさ」
と、内裏の方角を顎で指す。
「む、無茶言わないでっ! 捕まったら首はねられるわよっ」
「別にいいさ。お前に会えないまま指くわえてたって、仕方ないだろ?」
タキは深々と溜息をついた。
昔から無鉄砲な男だが、バカでもない。なのになぜか自分へ向けてくる好意は剥き出しすぎて無用心。そこがタキも冷たく突き放せず、つい懐に入れてしまう点でもあるのだが。
「風太郎、お願いだから変なことはしないで。私は今、村長に与えられた仕事をこなさなければいけない最中なの」
「なんとなくは知ってる。クソババァは教えてくれなかったけど、俺なりに情報は入れてる。とにかく、ゆっくり後で話そう」
そう言って再び唇を奪うと仕事に戻る気があるのかどうなのか、長々と吸い付いて離れなかった。
タキの典薬寮での仕事は、ほとんど雑用係であり、すぐに薬の情報を入れることは叶わない。
薬について学ぶ薬生と、栽培を手掛ける薬園生の間を行き来する。頼まれた薬草の注文、手配、引き渡しなどが主な仕事となった。
ちなみに風太郎は薬生として学んでいるが、10人ほどいるその中でずば抜けて成績が良いし、理解も早く医博士からの信頼も厚かった。
タキの初日は、覚えることが多く一日があっという間に過ぎた。
他の薬生がゾロゾロと帰宅の途につく中、風太郎はタキの元へやってくる。
「タキはどこに帰るの?」
「私はしばらくここの部屋を借りることになってる」
京の外れなどの遠方の者の為に、いくつか部屋が設けられているのだ。
忠明はせめて、とかろうじて近いと言えば近い右近衛府に部屋を置こうと考えたらしいが、怪しまれることを恐れ断念したらしい。
「風太郎は? どこかの貴族の邸に住んでるの?」
「まあな。だけど、今日は、なあ?」
ニヤニヤとしている男を睨む。
「ちゃんと帰れ」
「まーそう言うなって。久しぶりに会えたんだから、酒でも飲みながら語らおうじゃないか」
「私は童だ」
「ふはっ! なりきってる、かわいいなお前ほんと」
今にも手を伸ばしそうな気配にタキは人目が気になり諦めた。
廂の一部を切り取られた局に入ると、ガバリと後ろから抱き締められ耳朶を噛まれる。
「ちょっと! 離せっ風太っ」
「はーっタキの匂い……懐かしい」
「盛るなっ! ねえ! 話は? 積もる話はないのっ?」
すると耳朶を離しはしたが、手が怪しく動き出す。
「あるっちゃ、ある……。お前、今内裏の奥深く入り込んでんだな……」
急に声が低められドキリとする。
「あんま、あのクソババァの言うこと信じるなよ」
思いもしない言葉に首を後ろに捻る。
「なぜ? あなたのおばあ様でしょ? そんなこと」
「お前はなんだかアイツに恩義を感じてるようだけど、アレはただの曲者だ」
「捨てられてた私をここまで育ててくれたのよ? 当たり前じゃない。与えられた仕事ぐらいはちゃんとしないと」
タキの袍を脱がし袴の結び目を外すとクルリと向き合わされた。じっと見つめられる。
「お前は覚えてないかも知れないけど……お前が本当に拾われただけなのかどうか怪しいところだぜ」
「……え?……」
風太郎はすぐに視線をタキの腰元にやり、スルスルと袴を脱がせ単をはだけさせる。
「え? ちょっと、それはどういうこと? ねえ風太!」
「これ以上は言わねえ、悪いけど」
「な、なんでよ何か知ってるの? 教えてよ!」
ガシッと肩を掴み揺らすが、体格差がありすぎてたいして揺れない。風太郎は構わず自分の衣を雑に脱ぎ捨てて裸になると、タキの体に引っかかったままの衣を全て取り払う。一糸纏わぬ姿になると風太郎はしばらく熱い視線を注ぐ。
タキは条件反射のように下腹部が熱くなるのを感じた。里で毎日激しく抱かれた時の感覚が甦ってくるのだ。
ゆっくりと一歩踏み出しそのまま抱き締めると、風太郎はタキの頭を押さえ込むようにして上を向かせた。
「話したら、お前を手に入れることが出来なくなりそうでやだ」
「やだって……なによそれ」
唇を塞がれ、大きな手で尻たぶを揉まれると、掬い上げるように抱き上げられ、ゆっくりと畳に倒される。
「あのクソババァのことだから、お前のこの美しさを使って『高貴なる方』を堕とさせるとか、じゃねえの?」
強く乳房を掴まれ、突きだした赤い尖りを口に含む。
「んはっ……あっ」
交互に強く吸い上げられては軽く歯でしごかれる。
「ま、まって風太っ」
「これ好きだろ?」
右手の指先で強く摘まんだままグリグリとしごかれつつ、もう片方は歯をたてられる。すぐに蜜が溢れてくる感覚があった。
「あっうっ」
ゴツゴツしてかさついた男の手が股へと潜り込み、すぐに蜜穴に指が差し込まれ、小刻みに揺すられる。
「タキ……誰とやってんの?」
「なっ……」
にゅちにゅちと大きな動作で中をかき混ぜながら、じっと風太郎はタキの喘ぐ様子を見る。
「俺だけのものだったのに……」
指をすぐさま増やし何度も襞を擦り付けつつ、胸の先端に吸い付くと、すぐにタキの身体は弓なりに張りつめてビクビクと震える。
「んはっ……はぁはぁはぁ」
風太郎はタキの投げ出された白い脚を抱えるように持つと、腰を進めた。すぐにズブズブと吸い込まれるように入り込む。
「んっあああっ!」
「はあ……タキぃ……お前ん中、最高……」
すぐに大きく出し入れを始めてパンパンと肌が打ち合う音がふたりの脳を刺激し高揚させる。
「あんっあんっ……んあっ、やっ、ま、まってっ」
「ああ、そんなっ気持ちいいのかっ? きゅうきゅうしてきてるぞっ」
腰の動きはどんどん容赦なく追い立てるように加速していく。知らぬ間に風太郎の腕に爪を立てる。
「あああっ! おねがっ! やあっ! あっあっ」
チラチラと覗く赤い舌先に風太郎は食らいつくと、全身でタキを囲い込み動きを封じるようにして腰を強く打ち付ける。
すぐにふたりは絶頂に登り詰め、蠢き合う感覚を分け合った。
くたりと虚ろなタキの頬を撫でながら風太郎はしばらく見つめる。
「……俺も昔は、人のこと言えねことしてたからさ……。まあ、でも、タキは俺とする時は仕事じゃないもんな……。我慢する……」
「……風太……」
「だから、今夜はずっと入れっぱなしな、いでっ!!」
タキは拳で額に打ち込んだ。
内裏を出てから陰陽寮、中務省、太極殿、豊楽院を通りすぎてようやく辿り着く。
宮内省に属するこの典薬寮では、医療行為の他、教育も受けられるようになっており、医者、先生、生徒と大所帯である。
さらに薬だけでなく治療により部署も分かれ、按摩、針、呪禁も設けられている。
タキは、薬を主に扱い習う薬生の下働きという形で配属された。
そこで思いもかけない再会をする。
「ふ、風太郎……! なぜ、あなたがここに?」
半ば引きずられるように部屋から出され、空いていた廂の一角に連れ込まれて強く抱き締められたまま呻くようにつぶやくと、長い抱擁から緩められて大きな黒々とした瞳がタキの目に映り込む。
「ああっ会いたかった! 会いたかったよタキっ!」
食らいつくように唇を奪われ、今度は苦しさで息が詰まる。
「んっんんっ」
くちゅくちゅとこれでもかと口内をねぶられて解放されると、その刺激のせいか、目の前の男のせいか、瞳が温く濡れる。
「ど、どうしてここに……?」
見上げる先の男は、相変わらずざんばらの黒髪を無理矢理後ろで短く縛り、日に焼けた健康的な肌とぱちくりとした大きな瞳でニカッと笑うが、里の時とは違い、単の上に白に染められた麻の水干を着ている。
「お前がいるからさ、ここに」
そうして再び抱き締められる。タキは息ができるように顔を天に向けたまま続ける。
「里はどうしたの? 仕事は? 村長はなんて?」
するとまた緩められ瞳をぶつけてくる。
「里なんか捨ててやったさ。お前がいないのにあそこにいる意味ないだろ?」
「そ、そんな! だって、村長が許さないでしょ?」
「なんだよ、嬉しくないのかよタキ」
風太郎は唇を尖らせる、そのままなぜかくっつけてくる。
「あのクソババァなんか知るもんか。俺は孫じゃなくて種馬だからなっ」
あははと楽しげに笑う風太郎をタキは呆れて見上げた。
「元気そうで……」
「そりゃそうさ。やっと会えたんだ。俺が里に帰った時、どんだけ落ち込んだと思ってんだよ。くっそあのババァ計りやがって」
コロコロ表情を変える風太郎に、今さら懐かしさが込み上げてくる。
「でも、どうやってここに入ってこれたの?」
すると今度は、人の悪そうな顔してニヤリと笑う。
「俺を誰だと思ってんの? 今までの薬師としての仕事ぶりを買いたいという金持ちの所に潜り込んで、そっからここに入れてもらったのさ。まあ、さすがにあん中までは入れないからさ、もう忍び込もうかと思ってたんだけどさ」
と、内裏の方角を顎で指す。
「む、無茶言わないでっ! 捕まったら首はねられるわよっ」
「別にいいさ。お前に会えないまま指くわえてたって、仕方ないだろ?」
タキは深々と溜息をついた。
昔から無鉄砲な男だが、バカでもない。なのになぜか自分へ向けてくる好意は剥き出しすぎて無用心。そこがタキも冷たく突き放せず、つい懐に入れてしまう点でもあるのだが。
「風太郎、お願いだから変なことはしないで。私は今、村長に与えられた仕事をこなさなければいけない最中なの」
「なんとなくは知ってる。クソババァは教えてくれなかったけど、俺なりに情報は入れてる。とにかく、ゆっくり後で話そう」
そう言って再び唇を奪うと仕事に戻る気があるのかどうなのか、長々と吸い付いて離れなかった。
タキの典薬寮での仕事は、ほとんど雑用係であり、すぐに薬の情報を入れることは叶わない。
薬について学ぶ薬生と、栽培を手掛ける薬園生の間を行き来する。頼まれた薬草の注文、手配、引き渡しなどが主な仕事となった。
ちなみに風太郎は薬生として学んでいるが、10人ほどいるその中でずば抜けて成績が良いし、理解も早く医博士からの信頼も厚かった。
タキの初日は、覚えることが多く一日があっという間に過ぎた。
他の薬生がゾロゾロと帰宅の途につく中、風太郎はタキの元へやってくる。
「タキはどこに帰るの?」
「私はしばらくここの部屋を借りることになってる」
京の外れなどの遠方の者の為に、いくつか部屋が設けられているのだ。
忠明はせめて、とかろうじて近いと言えば近い右近衛府に部屋を置こうと考えたらしいが、怪しまれることを恐れ断念したらしい。
「風太郎は? どこかの貴族の邸に住んでるの?」
「まあな。だけど、今日は、なあ?」
ニヤニヤとしている男を睨む。
「ちゃんと帰れ」
「まーそう言うなって。久しぶりに会えたんだから、酒でも飲みながら語らおうじゃないか」
「私は童だ」
「ふはっ! なりきってる、かわいいなお前ほんと」
今にも手を伸ばしそうな気配にタキは人目が気になり諦めた。
廂の一部を切り取られた局に入ると、ガバリと後ろから抱き締められ耳朶を噛まれる。
「ちょっと! 離せっ風太っ」
「はーっタキの匂い……懐かしい」
「盛るなっ! ねえ! 話は? 積もる話はないのっ?」
すると耳朶を離しはしたが、手が怪しく動き出す。
「あるっちゃ、ある……。お前、今内裏の奥深く入り込んでんだな……」
急に声が低められドキリとする。
「あんま、あのクソババァの言うこと信じるなよ」
思いもしない言葉に首を後ろに捻る。
「なぜ? あなたのおばあ様でしょ? そんなこと」
「お前はなんだかアイツに恩義を感じてるようだけど、アレはただの曲者だ」
「捨てられてた私をここまで育ててくれたのよ? 当たり前じゃない。与えられた仕事ぐらいはちゃんとしないと」
タキの袍を脱がし袴の結び目を外すとクルリと向き合わされた。じっと見つめられる。
「お前は覚えてないかも知れないけど……お前が本当に拾われただけなのかどうか怪しいところだぜ」
「……え?……」
風太郎はすぐに視線をタキの腰元にやり、スルスルと袴を脱がせ単をはだけさせる。
「え? ちょっと、それはどういうこと? ねえ風太!」
「これ以上は言わねえ、悪いけど」
「な、なんでよ何か知ってるの? 教えてよ!」
ガシッと肩を掴み揺らすが、体格差がありすぎてたいして揺れない。風太郎は構わず自分の衣を雑に脱ぎ捨てて裸になると、タキの体に引っかかったままの衣を全て取り払う。一糸纏わぬ姿になると風太郎はしばらく熱い視線を注ぐ。
タキは条件反射のように下腹部が熱くなるのを感じた。里で毎日激しく抱かれた時の感覚が甦ってくるのだ。
ゆっくりと一歩踏み出しそのまま抱き締めると、風太郎はタキの頭を押さえ込むようにして上を向かせた。
「話したら、お前を手に入れることが出来なくなりそうでやだ」
「やだって……なによそれ」
唇を塞がれ、大きな手で尻たぶを揉まれると、掬い上げるように抱き上げられ、ゆっくりと畳に倒される。
「あのクソババァのことだから、お前のこの美しさを使って『高貴なる方』を堕とさせるとか、じゃねえの?」
強く乳房を掴まれ、突きだした赤い尖りを口に含む。
「んはっ……あっ」
交互に強く吸い上げられては軽く歯でしごかれる。
「ま、まって風太っ」
「これ好きだろ?」
右手の指先で強く摘まんだままグリグリとしごかれつつ、もう片方は歯をたてられる。すぐに蜜が溢れてくる感覚があった。
「あっうっ」
ゴツゴツしてかさついた男の手が股へと潜り込み、すぐに蜜穴に指が差し込まれ、小刻みに揺すられる。
「タキ……誰とやってんの?」
「なっ……」
にゅちにゅちと大きな動作で中をかき混ぜながら、じっと風太郎はタキの喘ぐ様子を見る。
「俺だけのものだったのに……」
指をすぐさま増やし何度も襞を擦り付けつつ、胸の先端に吸い付くと、すぐにタキの身体は弓なりに張りつめてビクビクと震える。
「んはっ……はぁはぁはぁ」
風太郎はタキの投げ出された白い脚を抱えるように持つと、腰を進めた。すぐにズブズブと吸い込まれるように入り込む。
「んっあああっ!」
「はあ……タキぃ……お前ん中、最高……」
すぐに大きく出し入れを始めてパンパンと肌が打ち合う音がふたりの脳を刺激し高揚させる。
「あんっあんっ……んあっ、やっ、ま、まってっ」
「ああ、そんなっ気持ちいいのかっ? きゅうきゅうしてきてるぞっ」
腰の動きはどんどん容赦なく追い立てるように加速していく。知らぬ間に風太郎の腕に爪を立てる。
「あああっ! おねがっ! やあっ! あっあっ」
チラチラと覗く赤い舌先に風太郎は食らいつくと、全身でタキを囲い込み動きを封じるようにして腰を強く打ち付ける。
すぐにふたりは絶頂に登り詰め、蠢き合う感覚を分け合った。
くたりと虚ろなタキの頬を撫でながら風太郎はしばらく見つめる。
「……俺も昔は、人のこと言えねことしてたからさ……。まあ、でも、タキは俺とする時は仕事じゃないもんな……。我慢する……」
「……風太……」
「だから、今夜はずっと入れっぱなしな、いでっ!!」
タキは拳で額に打ち込んだ。
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