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プロローグ
夢(1)
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ーーーーー居酒屋・(夜)ーーーーー
友人の立川彰一と居酒屋で飲んでいる今回の主人公の宮澤英二。
2人は事あるごとにこの居酒屋来ては、悩みの相談や愚痴などを言い合っていた。
「最近のドラマとかはさ、原作ありきのが多くてさ、何が良いのか?って思うわけ!」
「専門的なことは俺は知らないけどさ、それだけ視聴率がないって事じゃないの?」
「それなんだよ!作ったら作ったで文句言われ、当たったと思っても一時的なものでさ!何がご所望なんですか!って思うわけよね!今のドラマってさ、昭和のドラマみたいに後世に残るかって言われたら残らないと思うんだよねー」
「それはそうかもなーっていうか、俺たち平成生まれだし!」
悪酔いしている英二を宥める彰一。
店が閉店時間になったため、会計を済まして彰一と一緒店を出る英二。
ーーーーー帰り道・(夜)ーーーーー
2人はが別れる通路に出る。
何かを思い出したかのように話す英二。
「彰、お前の夢って何?」
「なんだよ急に!俺の夢か?」
「そう!お前の夢!」
「そういう英二は、どんな夢なんだ?」
「俺か? 俺はーそりゃあ脚本家だよなー、プロの脚本家になって」
「相変わらずだな!」
「俺はあのヒーローに憧れたんだから!」
「珍しいよなしかし。だってヒーローになりたいじゃなくて、ヒーローの話を書きたいって言ったんだからな!まぁ当時は知らんけどね」
「まぁな。で、お前の夢はなんだよ!」
「俺か?考えたことないなー。夢について」
「小さい頃になりたかったものとかさ、あるじゃん!そういうのでもさ」
「ないんだよなー!だから、お前が羨ましいんだよ!」
英二の肩を叩く彰一。
彰一は、時計を見て別れを告げる。
「俺、明日も早いからさ、内見が3件入ってっから、帰るわ!」
「おう!じゃあな!また話そうぜ!」
「おう!じゃなあ!」
それぞれの道を行く2人。
季節は秋口になっていたため、少し肌寒い風が吹いている。
英二は満足したかのように歩みを進め、彰一は難しげな表情を浮かべ歩みを進めている。
「俺の夢か・・・」
ーーーーー数日後ーーーーー
家の近くの大型ショッピングモールにある本屋に行く英二。
毎月購入しているドラマなどのシナリオが載った本を手に取り、レジへ向かおうとした時、1冊の本に目が止まる。
【月間公募情報誌10月号】と書かれた募集情報誌である。
英二自身は、本の存在を知っていたが、パラパラと適当に目を通すほどの存在でしかなかった。
本を手に取る英二。
英二が良く見ていたのは、ドラマ、映画、舞台などの募集枠だった。
何気なしにパラパラとページをめくっていく英二。
脚本・シナリオ公募のページになると、小さく書かれた募集情報を一通り目でなぞっていく。
すると、1つの情報に目が止まる。
『誰もが知る巨大ヒーローのオリジナル作品を募集』と書かれている。
題名、募集要項、期間など必要最低限な情報しか載っていなかったが、その内容をじっくり読み込む。
情報誌としては、少し高めの値段だが、なんの躊躇いもなく即決してレジへ持っていく。
夜からバイトが入っている英二は、急いで家に戻る。
ーーーーー英二の家・(昼前)ーーーーー
英二の家は、オンボロだったアパートをリノベーションした中身だけ新しい、築60年の家である。
よく言う事故物件ではなく、見た目で借り手が少なく賃貸会社がなくなく家賃を下げている状況である。
見た目と違い、耐震強度を強くしているというが、やはり家の見た目からは想像出来ないオンボロ具合である。
英二は、急いでアパートの階段を上がり、1番奥の部屋に向かう。
靴を乱暴に脱ぎ捨て、リビングへ向かうと、学生時代から使っているスペック的には少々古いMacBookAIRを開く。
5年以上使っているMacは、起動するのに少々時間がかかる。
立ち上がるまでに、買ってきた公募情報誌の該当情報のページまでめくる。
英二の部屋は、かなり散らかっている。
シナリオに関するノウハウ本、月刊誌、参考資料が乱雑に置かれている。
布団も万年床という感じである。
パソコンがやっとのことで立ち上がり、募集要項に載っていたURLを検索する。
「マジかよ!なんで今まで気づかなかったんだよ!」
パソコンに向かい独り言を話すのは英二にとって日常的である。
携帯電話が鳴る。黒電話のベルがけたたましく響いている。
英二は、この時代にそぐわないガラケーを英二は愛用している。
画面の小さな窓に「竹本美波」と出ている。
「いきなり? 何時振りだ?」
電話に出る英二。
「もしもし? どしたの?」
「久しぶり! 単刀直入に、公募誌読んだ?」
「よ、読んだけど?」
「英ちゃんが好きだったヒーローのやつ募集してるよ!って連絡なんだけどね!」
「ありがと。 知ってるよ!」
「さっすが! で、どうすんの?書くの?」
「今から箱書き作ろうとしてる・・・かな」
「ある程度出来たら私に読ましてよ!」
英二は、パソコンに入っているWordで、16マスの表を作り、奇数列を細長くし、その中に、起、承1、承2、承3、承4、承5、転、結と8個のブロックを作っている。
「後さ、今度会えない? 2人で」
「良いけど、この話書き始めたら、集中したいからあまり時間出来ないよ」
「それまでには連絡する。 ちなみにLINEとかしてないよね?」
「パソコンは、あるけど基本はショートメールとか、電話でやり取りしてる」
「わかった。またね!」
電話が切れる。
「アイツは、変わんないなー」
竹本美波の事を思い出す英二。
× × ×
ーーーーー過去・2年前ーーーーー
かつて英二が通っていたシナリオスクールの卒業式。
壇上にいるスクール長。
「この1年間、色んな事を学んで来たと思います。 時には逃げたくなることもあったと思います。 しかし、皆さんはやり遂げました。」
スクール長の祝辞が述べられている。
出席していた英二は真面目に話を聞いている。
シナリオスクールの卒業式が終わると最後の交流の場として設けられた懇親会が開かれていた。
懇親会では、スクール関係者だけでなく、プロとして活躍している卒業生や、作家取りまとめる協会の関係者などが集まっていた。
その席でのこと、英二はプロとして活躍している1人の先輩・岡田彩貴と話していた。
「君はなんでこの学校に来ようと思ったの?」
「僕は子供の頃見ていたヒーローの脚本を書きたくて。まぁ、募集とかも無いんですけどね」
「ヒーローね。1番難しいジャンルじゃない?」
「自分がこうして夢というか目標を見つけられたのは、そのヒーローのおかげなんです」
「ふーん。あるといいね。そういう話が」
「まぁそうですけど」
「ところで、書き溜めてるの? ヒーローの話」
「いえ、まだ何も」
「ダメじゃん! 書けてないんでしょ?」
「浮かんでも、破綻してしまうというか」
「破綻させないようにするのが私たちの仕事でしょ?」
「はい・・・」
「今日から、考えなよ! いつでも出せるように」
「そうですね。頑張ります!」
「じゃあ、他のところ行くから、またね!」
「はい。またどこかで!」
ワイングラスを持ったまま、他の生徒たちがいる所に行く岡田
椅子に座り込む英二は、考え込んでいた。
そこに来る美波。
「何ボーッとしてるの?」
声が聞こえていない英二の前に屈む美波。
「ちょっと! 聞いてる? 人の話」
「えっ?あー。 どうも」
「どうもじゃないよ!」
「あなたは、えーっと・・・」
「えっ?私の名前知らないの?」
「すみません」
「信じらんない! 竹本! 竹本美波!」
「竹本さん!」
「1年間、同じスクールに行ってたのに?」
「あまり、他の人と関わらなかったので」
「はー、まぁいいや! 隣良い?」
「どうぞ」
隣に座る美波。
「で、なんでボーッとしてたの?」
「いや、考え事を・・・」
「見りゃ分かるけど、さっきの人は?」
「脚本家の岡田彩貴さんって人」
「えっ?あの?岡田彩貴?」
「有名なの?」
「えっ?知らないの? ヤバ!」
持っていたグラスのビールを飲む英二。
「岡田彩貴って言ったら、新人で月9のメイン脚本家に選ばれた人じゃん!」
「えっ?あの人が? 見かけによらないね。 めっちゃフランクに話しかけてきたから」
「私の目標だよ! あんな人になりたい!」
「なれると良いね!」
ーーーーー現在・英二の部屋ーーーーー
頭を掻きむしる英二。
「俺は何やってんだよ!」
『あー、どうしたらいいんだよー』
「案が浮かばないー」
テーブルに突っ伏すが、いつしか寝てしまう英二。
ーーーーー夢の中ーーーーー
英二は、不思議な夢を見た。
自分が住んでる街でもなく、故郷でもなく、どこか昔懐かしい風景にとりあえず歩き出す。
曲がり角を曲がると同時に出てきた人とぶつかり後ろに転倒する英二。
「イテテ、すみません。大丈夫ですか?」
「君こそ大丈夫かい?」
「大丈夫です。それよりお怪我はありませんか?」
「大丈夫だよ!」
英二はぶつかった男性の姿を改めて見る。
ハットにメガネ、ジャケットそして優しいが厳とした目
「まさか、あなたは!」
「私を知ってるのかね?」
「神様だ!神様!」
「君、失敬だな!まだ生きてるよ!」
「違います!特撮の神様、円谷英二さんですよね?」
「君は、僕をそう呼んでるのか? こりゃたまげた!ハハハ」
「一体どうなってんだ! まさかタイムスリップ?」
自分がどうなって、ここにいるのか分からない
続く
友人の立川彰一と居酒屋で飲んでいる今回の主人公の宮澤英二。
2人は事あるごとにこの居酒屋来ては、悩みの相談や愚痴などを言い合っていた。
「最近のドラマとかはさ、原作ありきのが多くてさ、何が良いのか?って思うわけ!」
「専門的なことは俺は知らないけどさ、それだけ視聴率がないって事じゃないの?」
「それなんだよ!作ったら作ったで文句言われ、当たったと思っても一時的なものでさ!何がご所望なんですか!って思うわけよね!今のドラマってさ、昭和のドラマみたいに後世に残るかって言われたら残らないと思うんだよねー」
「それはそうかもなーっていうか、俺たち平成生まれだし!」
悪酔いしている英二を宥める彰一。
店が閉店時間になったため、会計を済まして彰一と一緒店を出る英二。
ーーーーー帰り道・(夜)ーーーーー
2人はが別れる通路に出る。
何かを思い出したかのように話す英二。
「彰、お前の夢って何?」
「なんだよ急に!俺の夢か?」
「そう!お前の夢!」
「そういう英二は、どんな夢なんだ?」
「俺か? 俺はーそりゃあ脚本家だよなー、プロの脚本家になって」
「相変わらずだな!」
「俺はあのヒーローに憧れたんだから!」
「珍しいよなしかし。だってヒーローになりたいじゃなくて、ヒーローの話を書きたいって言ったんだからな!まぁ当時は知らんけどね」
「まぁな。で、お前の夢はなんだよ!」
「俺か?考えたことないなー。夢について」
「小さい頃になりたかったものとかさ、あるじゃん!そういうのでもさ」
「ないんだよなー!だから、お前が羨ましいんだよ!」
英二の肩を叩く彰一。
彰一は、時計を見て別れを告げる。
「俺、明日も早いからさ、内見が3件入ってっから、帰るわ!」
「おう!じゃあな!また話そうぜ!」
「おう!じゃなあ!」
それぞれの道を行く2人。
季節は秋口になっていたため、少し肌寒い風が吹いている。
英二は満足したかのように歩みを進め、彰一は難しげな表情を浮かべ歩みを進めている。
「俺の夢か・・・」
ーーーーー数日後ーーーーー
家の近くの大型ショッピングモールにある本屋に行く英二。
毎月購入しているドラマなどのシナリオが載った本を手に取り、レジへ向かおうとした時、1冊の本に目が止まる。
【月間公募情報誌10月号】と書かれた募集情報誌である。
英二自身は、本の存在を知っていたが、パラパラと適当に目を通すほどの存在でしかなかった。
本を手に取る英二。
英二が良く見ていたのは、ドラマ、映画、舞台などの募集枠だった。
何気なしにパラパラとページをめくっていく英二。
脚本・シナリオ公募のページになると、小さく書かれた募集情報を一通り目でなぞっていく。
すると、1つの情報に目が止まる。
『誰もが知る巨大ヒーローのオリジナル作品を募集』と書かれている。
題名、募集要項、期間など必要最低限な情報しか載っていなかったが、その内容をじっくり読み込む。
情報誌としては、少し高めの値段だが、なんの躊躇いもなく即決してレジへ持っていく。
夜からバイトが入っている英二は、急いで家に戻る。
ーーーーー英二の家・(昼前)ーーーーー
英二の家は、オンボロだったアパートをリノベーションした中身だけ新しい、築60年の家である。
よく言う事故物件ではなく、見た目で借り手が少なく賃貸会社がなくなく家賃を下げている状況である。
見た目と違い、耐震強度を強くしているというが、やはり家の見た目からは想像出来ないオンボロ具合である。
英二は、急いでアパートの階段を上がり、1番奥の部屋に向かう。
靴を乱暴に脱ぎ捨て、リビングへ向かうと、学生時代から使っているスペック的には少々古いMacBookAIRを開く。
5年以上使っているMacは、起動するのに少々時間がかかる。
立ち上がるまでに、買ってきた公募情報誌の該当情報のページまでめくる。
英二の部屋は、かなり散らかっている。
シナリオに関するノウハウ本、月刊誌、参考資料が乱雑に置かれている。
布団も万年床という感じである。
パソコンがやっとのことで立ち上がり、募集要項に載っていたURLを検索する。
「マジかよ!なんで今まで気づかなかったんだよ!」
パソコンに向かい独り言を話すのは英二にとって日常的である。
携帯電話が鳴る。黒電話のベルがけたたましく響いている。
英二は、この時代にそぐわないガラケーを英二は愛用している。
画面の小さな窓に「竹本美波」と出ている。
「いきなり? 何時振りだ?」
電話に出る英二。
「もしもし? どしたの?」
「久しぶり! 単刀直入に、公募誌読んだ?」
「よ、読んだけど?」
「英ちゃんが好きだったヒーローのやつ募集してるよ!って連絡なんだけどね!」
「ありがと。 知ってるよ!」
「さっすが! で、どうすんの?書くの?」
「今から箱書き作ろうとしてる・・・かな」
「ある程度出来たら私に読ましてよ!」
英二は、パソコンに入っているWordで、16マスの表を作り、奇数列を細長くし、その中に、起、承1、承2、承3、承4、承5、転、結と8個のブロックを作っている。
「後さ、今度会えない? 2人で」
「良いけど、この話書き始めたら、集中したいからあまり時間出来ないよ」
「それまでには連絡する。 ちなみにLINEとかしてないよね?」
「パソコンは、あるけど基本はショートメールとか、電話でやり取りしてる」
「わかった。またね!」
電話が切れる。
「アイツは、変わんないなー」
竹本美波の事を思い出す英二。
× × ×
ーーーーー過去・2年前ーーーーー
かつて英二が通っていたシナリオスクールの卒業式。
壇上にいるスクール長。
「この1年間、色んな事を学んで来たと思います。 時には逃げたくなることもあったと思います。 しかし、皆さんはやり遂げました。」
スクール長の祝辞が述べられている。
出席していた英二は真面目に話を聞いている。
シナリオスクールの卒業式が終わると最後の交流の場として設けられた懇親会が開かれていた。
懇親会では、スクール関係者だけでなく、プロとして活躍している卒業生や、作家取りまとめる協会の関係者などが集まっていた。
その席でのこと、英二はプロとして活躍している1人の先輩・岡田彩貴と話していた。
「君はなんでこの学校に来ようと思ったの?」
「僕は子供の頃見ていたヒーローの脚本を書きたくて。まぁ、募集とかも無いんですけどね」
「ヒーローね。1番難しいジャンルじゃない?」
「自分がこうして夢というか目標を見つけられたのは、そのヒーローのおかげなんです」
「ふーん。あるといいね。そういう話が」
「まぁそうですけど」
「ところで、書き溜めてるの? ヒーローの話」
「いえ、まだ何も」
「ダメじゃん! 書けてないんでしょ?」
「浮かんでも、破綻してしまうというか」
「破綻させないようにするのが私たちの仕事でしょ?」
「はい・・・」
「今日から、考えなよ! いつでも出せるように」
「そうですね。頑張ります!」
「じゃあ、他のところ行くから、またね!」
「はい。またどこかで!」
ワイングラスを持ったまま、他の生徒たちがいる所に行く岡田
椅子に座り込む英二は、考え込んでいた。
そこに来る美波。
「何ボーッとしてるの?」
声が聞こえていない英二の前に屈む美波。
「ちょっと! 聞いてる? 人の話」
「えっ?あー。 どうも」
「どうもじゃないよ!」
「あなたは、えーっと・・・」
「えっ?私の名前知らないの?」
「すみません」
「信じらんない! 竹本! 竹本美波!」
「竹本さん!」
「1年間、同じスクールに行ってたのに?」
「あまり、他の人と関わらなかったので」
「はー、まぁいいや! 隣良い?」
「どうぞ」
隣に座る美波。
「で、なんでボーッとしてたの?」
「いや、考え事を・・・」
「見りゃ分かるけど、さっきの人は?」
「脚本家の岡田彩貴さんって人」
「えっ?あの?岡田彩貴?」
「有名なの?」
「えっ?知らないの? ヤバ!」
持っていたグラスのビールを飲む英二。
「岡田彩貴って言ったら、新人で月9のメイン脚本家に選ばれた人じゃん!」
「えっ?あの人が? 見かけによらないね。 めっちゃフランクに話しかけてきたから」
「私の目標だよ! あんな人になりたい!」
「なれると良いね!」
ーーーーー現在・英二の部屋ーーーーー
頭を掻きむしる英二。
「俺は何やってんだよ!」
『あー、どうしたらいいんだよー』
「案が浮かばないー」
テーブルに突っ伏すが、いつしか寝てしまう英二。
ーーーーー夢の中ーーーーー
英二は、不思議な夢を見た。
自分が住んでる街でもなく、故郷でもなく、どこか昔懐かしい風景にとりあえず歩き出す。
曲がり角を曲がると同時に出てきた人とぶつかり後ろに転倒する英二。
「イテテ、すみません。大丈夫ですか?」
「君こそ大丈夫かい?」
「大丈夫です。それよりお怪我はありませんか?」
「大丈夫だよ!」
英二はぶつかった男性の姿を改めて見る。
ハットにメガネ、ジャケットそして優しいが厳とした目
「まさか、あなたは!」
「私を知ってるのかね?」
「神様だ!神様!」
「君、失敬だな!まだ生きてるよ!」
「違います!特撮の神様、円谷英二さんですよね?」
「君は、僕をそう呼んでるのか? こりゃたまげた!ハハハ」
「一体どうなってんだ! まさかタイムスリップ?」
自分がどうなって、ここにいるのか分からない
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