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エピローグ
未来
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ーー5年後・帝国スタジオーー
「それでは劇場版クランクインしまーす!」
映画の撮影が行われている。
内容の軸は
人が次々と居なくなり、原因は1人の女性だった。
歴代の主人公が勢揃いするという内容。
本当の意味でのお祭り映画だった。
「では、シーン1、カット4、5、8、シーン30、カット1、4、8」
「ヨーイ、アクション!」
演技が始まる。
寝汗をかいた、黒川栞演じるハヤミ・リンが苦しんでいる。
起き上がり、息を切らしている。
「カット!」
「すみません!もう1回やらしてください!」
「ちょっと演出足すわ!」
やり取りが続いている。
ーー宮澤家・リビングーー
コーヒーを飲んでいる美波。
「絢音ちゃん! パパ起こしてきて!」
「はーい!」
トコトコ歩いていく子供。
ーー寝室ーー
「パパー! 起きてー! パパー」
「(伸びをして)おはよう! 絢音」
「へへっ! パパ、今日お出かけするんでしょ?」
「そうだったね」
絢音に手を引かれ、リビングに向かう。
ーーリビングーー
「おはよう!」
「遅いよ!」
「仕方ないじゃん! 昨日締切だったんだから」
「そうならないように早くしないと行けないのにね? ねー、絢音ちゃん!」
「ねー!」
実は、初脚本を手がけ終わった後、2人は結婚した。
娘の絢音が生まれ、仲睦まじい家庭を築いたのである。
「さっき、クランクインしたよね?」
「美波の脚本だろ? 良いよなー」
「まぁね、ついに映画デビューしちゃった」
「おめでとう!」
「ありがとう! そんな英ちゃんも今、朝ドラでに入ってるじゃん」
「まさか、そんなことになるなんて思ってなかったよね」
「ねぇー! パパ! まだ行かないの?」
「はいはい。 準備するから待ってて!」
「パパ! はいは1回だよ!」
「(大笑いして)言われちゃったね」
「誰に似たんだか」
「私たちの子供だもん」
ーー帝国スタジオーー
「絢音、ここからは静かにしてね!」
「はーい」
関係者入口から出てくる美波。
「これ、絢音の分ね」
入館パスを首にかける絢音。
山内が小走りで向かってくる。
「おはようございます!」
「お久しぶりです!」
「宮澤さん、お久しぶりですね!」
「そちらが?」
「ほら、絢音、挨拶は?」
「宮澤絢音です!」
「いくつですか?」
「(照れながら)3歳」
「3歳ですね! 宜しくお願いします!」
「よろしくおねがいします!」
「じゃあとりあえず撮影の合間まであと15分ぐらいなので控え室でお待ちください」
「すみません急遽無理言って」
「大丈夫ですよ! 今まで貢献してもらってるんで」
「ありがとうございます」
それから現場の見学していく3人。
途中、怖めのデザインの怪獣を見て泣き出す絢音にあたふたする場面もあった。
ーー夕方・帝国スタジオ出入口ーー
「今日はありがとうございました!」
「いえいえ、今回は竹中さんでしたけど、次回は宮澤さん、宜しくお願いしますね!」
「プロット考えておきます」
「宜しくお願いします! いつでも待ってます!」
絢音は、疲れているのか美波の背中で寝ていた。
「絢音ちゃん、またね」
「絢音! ほら起きて!」
「いいですよ、ではまた。 映画は来年1月公開ですので!」
「必ず公開日に行きます」
「では、また」
「ありがとうございました!」
スタジオを後にする3人。
ーー宮澤家・リビングーー
「ふふ、絢音疲れてるのかな? よく寝てる」
「絢音ー、起きて! お風呂入るよ」
「美波も疲れたでしょ?」
「まぁね」
ーーさらに2年後・宮澤家・ベランダーー
桜の咲く季節。
「ねぇ?」
「うん?」
美波が英二の顔を見る。
「ほんとにありがとう!」
「どうしたの急に」
「いや、この季節になるといつも思い出すんだよな」
「何を?」
「ベロベロに酔った美波とか、2人で住み始めたときとか」
「最初のやついる?」
「美波が家に来なけりゃさ、今の自分は無かったわけでね」
「私もかな・・・」
向かい合って笑い合う2人。
自宅の前にバスが停り、絢音が降りてくる。
「パパ! ママ! ただいま!」
手を振る2人
走って家に入ってくる絢音
「じゃあ、俺、仕事に戻るね」
「頑張って」
「パパ頑張ってくるね」
美波のお腹に話しかける英二。
お腹が膨らんでいる美波。
実は、2人目を身篭っていた。
ーー英二の書斎ーー
新作のドラマの脚本を書いていた。
パソコンのWordに書き始める。
《この物語は、ある1人の男が脚本家になるまでの話》
タイトル ー夢に向かって翔けー
完
「それでは劇場版クランクインしまーす!」
映画の撮影が行われている。
内容の軸は
人が次々と居なくなり、原因は1人の女性だった。
歴代の主人公が勢揃いするという内容。
本当の意味でのお祭り映画だった。
「では、シーン1、カット4、5、8、シーン30、カット1、4、8」
「ヨーイ、アクション!」
演技が始まる。
寝汗をかいた、黒川栞演じるハヤミ・リンが苦しんでいる。
起き上がり、息を切らしている。
「カット!」
「すみません!もう1回やらしてください!」
「ちょっと演出足すわ!」
やり取りが続いている。
ーー宮澤家・リビングーー
コーヒーを飲んでいる美波。
「絢音ちゃん! パパ起こしてきて!」
「はーい!」
トコトコ歩いていく子供。
ーー寝室ーー
「パパー! 起きてー! パパー」
「(伸びをして)おはよう! 絢音」
「へへっ! パパ、今日お出かけするんでしょ?」
「そうだったね」
絢音に手を引かれ、リビングに向かう。
ーーリビングーー
「おはよう!」
「遅いよ!」
「仕方ないじゃん! 昨日締切だったんだから」
「そうならないように早くしないと行けないのにね? ねー、絢音ちゃん!」
「ねー!」
実は、初脚本を手がけ終わった後、2人は結婚した。
娘の絢音が生まれ、仲睦まじい家庭を築いたのである。
「さっき、クランクインしたよね?」
「美波の脚本だろ? 良いよなー」
「まぁね、ついに映画デビューしちゃった」
「おめでとう!」
「ありがとう! そんな英ちゃんも今、朝ドラでに入ってるじゃん」
「まさか、そんなことになるなんて思ってなかったよね」
「ねぇー! パパ! まだ行かないの?」
「はいはい。 準備するから待ってて!」
「パパ! はいは1回だよ!」
「(大笑いして)言われちゃったね」
「誰に似たんだか」
「私たちの子供だもん」
ーー帝国スタジオーー
「絢音、ここからは静かにしてね!」
「はーい」
関係者入口から出てくる美波。
「これ、絢音の分ね」
入館パスを首にかける絢音。
山内が小走りで向かってくる。
「おはようございます!」
「お久しぶりです!」
「宮澤さん、お久しぶりですね!」
「そちらが?」
「ほら、絢音、挨拶は?」
「宮澤絢音です!」
「いくつですか?」
「(照れながら)3歳」
「3歳ですね! 宜しくお願いします!」
「よろしくおねがいします!」
「じゃあとりあえず撮影の合間まであと15分ぐらいなので控え室でお待ちください」
「すみません急遽無理言って」
「大丈夫ですよ! 今まで貢献してもらってるんで」
「ありがとうございます」
それから現場の見学していく3人。
途中、怖めのデザインの怪獣を見て泣き出す絢音にあたふたする場面もあった。
ーー夕方・帝国スタジオ出入口ーー
「今日はありがとうございました!」
「いえいえ、今回は竹中さんでしたけど、次回は宮澤さん、宜しくお願いしますね!」
「プロット考えておきます」
「宜しくお願いします! いつでも待ってます!」
絢音は、疲れているのか美波の背中で寝ていた。
「絢音ちゃん、またね」
「絢音! ほら起きて!」
「いいですよ、ではまた。 映画は来年1月公開ですので!」
「必ず公開日に行きます」
「では、また」
「ありがとうございました!」
スタジオを後にする3人。
ーー宮澤家・リビングーー
「ふふ、絢音疲れてるのかな? よく寝てる」
「絢音ー、起きて! お風呂入るよ」
「美波も疲れたでしょ?」
「まぁね」
ーーさらに2年後・宮澤家・ベランダーー
桜の咲く季節。
「ねぇ?」
「うん?」
美波が英二の顔を見る。
「ほんとにありがとう!」
「どうしたの急に」
「いや、この季節になるといつも思い出すんだよな」
「何を?」
「ベロベロに酔った美波とか、2人で住み始めたときとか」
「最初のやついる?」
「美波が家に来なけりゃさ、今の自分は無かったわけでね」
「私もかな・・・」
向かい合って笑い合う2人。
自宅の前にバスが停り、絢音が降りてくる。
「パパ! ママ! ただいま!」
手を振る2人
走って家に入ってくる絢音
「じゃあ、俺、仕事に戻るね」
「頑張って」
「パパ頑張ってくるね」
美波のお腹に話しかける英二。
お腹が膨らんでいる美波。
実は、2人目を身篭っていた。
ーー英二の書斎ーー
新作のドラマの脚本を書いていた。
パソコンのWordに書き始める。
《この物語は、ある1人の男が脚本家になるまでの話》
タイトル ー夢に向かって翔けー
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