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【孤影・流転編】
大物浦の亡霊、あるいは計算された遭難
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英雄の賞味期限は、生魚よりも短い。
京の都を背にした時、俺は痛感していた。
文治元年(一一八五年)十一月。
つい半年前に平家を滅ぼし、凱旋パレードを行った俺たちを、今の都人は「疫病神」を見るような目で見ている。
後白河法皇も手のひらを返した。
頼朝が送ってきた大軍に恐れをなし、昨日まで「頼朝を討て」と言っていた口で、「義経を捕らえよ」と院宣を下したのだ。
「……腐っていやがる。どいつもこいつも」
馬上で悪態をつく俺の周りには、もはや数千の軍勢はいなかった。
ついてきたのは、弁慶、佐藤兄弟、伊勢三郎といった腹心たちと、わずかな手勢のみ。総勢、二百にも満たない。
残りの兵は、鎌倉の報復を恐れて逃げ出した。
「殿、急ぎましょう」
弁慶が手綱を握りしめ、険しい顔で空を見上げる。
「西の空が暗い。……一荒れ来ますぞ」
目指すは摂津国・大物浦(だいもつのうら)。
そこから船で九州へ渡り、現地の武士団を糾合して鎌倉に対抗する。それが表向きの戦略だ。
だが、俺の脳内(現代知識)は、別の警報を鳴らしていた。
西高東低の気圧配置。
冬の季節風が吹き荒れるこの時期に、瀬戸内海を西へ進むのは自殺行為だ。
史実の義経は、ここで無理に出航して難破し、すべてを失った。
(……だが、待てよ)
俺は冷たい風を受けながら、思考を加速させた。
頼朝は賢い。俺が九州へ逃げようとしていることは百も承知だ。すでに九州への航路には、鎌倉方の水軍が網を張っているだろう。
まともに船を出せば、嵐に沈むか、敵に囲まれて終わる。
ならば。
沈んでしまえばいい。
俺の口元に、狂気じみた笑みが浮かんだ。
これは賭けだ。だが、勝率はゼロじゃない。
***
大物浦に到着した頃には、海はすでに吠えていた。
鉛色の波が岸壁を叩きつけ、飛沫が雨のように降り注ぐ。
船頭たちが逃げ出そうとするのを、伊勢三郎たちが刀の峰で脅して引き留めている。
「出航だ!」
俺は暴風の中で叫んだ。
「九州へ向かう! 全船、帆を上げろ!」
「正気ですか!?」
佐藤忠信が俺の肩を掴んだ。
「この嵐ですぞ! 船などひとたまりもない! 敵と戦う前に海藻屑(もくず)になります!」
「忠信。敵を欺くには、まず味方からと言うだろう」
俺は忠信の耳元で、風音に負けない声で囁いた。
「……難破するぞ」
「は?」
「派手に船を出し、派手に沈む。俺たちが『海の藻屑になった』と鎌倉に思わせるんだ。そうすれば包囲網は緩む」
忠信が絶句した。
「し、死にますぞ!?」
「死なない程度の場所で沈める。……俺の操船技術と、お前たちのタフさを信じろ」
無茶苦茶な論理だ。
だが、俺たちにはもう正規のルートは残されていない。
死んだふりをして地下に潜る(アンダーグラウンド化する)。それしか、この包囲網を突破する方法はない。
***
出航。
それは航海と呼べる代物ではなかった。
岸を離れた瞬間、船は木の葉のように舞い上がった。
巨大なうねりが甲板を洗い、冷たい海水が容赦なく体温を奪う。
「漕げ! 沖へ出るふりをして、潮に乗れ!」
俺は舵を握りしめた。
計算通りだ。強烈な北西の風。これに逆らって西へ進もうとすれば転覆する。
だが、風に任せて南へ流されれば――和泉(大阪南部)の海岸へ漂着できる。
「うわあああッ!」
隣の船が波に飲まれ、マストがへし折れる音が聞こえた。
兵たちが海へ放り出される。
演技ではない。本物の遭難だ。
だが、俺は心を鬼にして舵を切り続けた。
生き残れる奴だけがついてこい。この地獄の選別をくぐり抜けた者だけが、これからの逃避行に耐えられる。
「静!」
俺は船底で震える静御前を抱き寄せた。
「しっかり掴まっていろ! 舌を噛むなよ!」
「……はい!」
彼女は気丈にも、俺の腕にしがみつき、目を見開いて海を睨んでいた。やはり、ただの舞姫ではない。
ドォォォォン!!
衝撃。
船底が何か――おそらく岩礁か砂州――に激突した。
船体が悲鳴を上げ、真っ二つに裂ける。
「跳べェッ!!」
俺の号令と共に、弁慶が、佐藤兄弟が、そして俺が、荒れ狂う海へと身を投げた。
冷たい。
呼吸ができない。
洗濯機のような水流に揉まれ、上下の感覚すら失う。
だが、俺の手は静の手を離さなかった。そしてもう片方の手は、愛刀『薄緑』を離さない。
***
……砂の感触。
口の中に広がる塩と泥の味。
俺は激しく咳き込みながら、身体を起こした。
雨は止んでいた。
重い雲の隙間から、青白い月が覗いている。
「……生きているか」
俺の声に、闇の中から呻き声が返ってきた。
弁慶が、ずぶ濡れの巨体を起こす。
その横で、佐藤忠信が海水を吐いている。
伊勢三郎、佐藤継信、そして静御前。
見渡す限り、生き残ったのは十数名。
二百の兵も、多くの船も、武器も兵糧も、すべて海に消えた。
文字通り、俺たちは「無一文」になった。
「……酷いもんですな」
弁慶が、浜辺に打ち上げられた船の残骸を見つめて呟いた。
「これで、源九郎義経軍は壊滅。天下の英雄も、ただの難民に逆戻りですか」
「逆だ、弁慶」
俺は立ち上がり、濡れた髪をかき上げた。
寒さで震えが止まらないが、不思議と心は軽かった。
肩に乗っていた「総大将」という重荷が、すべて波に洗われたような感覚。
「これで俺たちは死人になった。死人を殺せる奴はいない」
俺はニヤリと笑った。月明かりに照らされたその顔は、英雄のそれではなく、飢えた狼のそれだった。
「ここからは正規軍の戦いじゃない。ゲリラ戦だ。影に潜み、山を越え、頼朝の目を欺いて北へ向かう」
俺は静の方を向いた。
彼女の白い着物は泥まみれになり、美しい髪も乱れ放題だ。
だが、彼女は泣いていなかった。
「……舞いましょうか、殿」
「よせ。客は幽霊だけだ」
俺は彼女の手を取り、歩き出した。
目指すは吉野山。
山岳信仰の聖地であり、修験者たちが支配する魔境。あそこなら、鎌倉の追っ手も容易には踏み込めない。
大物浦の難破。
歴史書には「義経の不運」と記されるこの事件は、俺にとっては「再生」の儀式だった。
源氏の御曹司・義経は死んだ。
ここにいるのは、世界を敵に回してでも生き足掻く、一匹の復讐者だ。
「行くぞ。……頼朝兄上が、俺たちの葬式を出す前にな」
俺たちは闇へと消えた。
砂浜には、俺たちの足跡だけが残り、それもすぐに波に消されていった。
完全な隠密行(ステルス・ミッション)の始まりだった。
京の都を背にした時、俺は痛感していた。
文治元年(一一八五年)十一月。
つい半年前に平家を滅ぼし、凱旋パレードを行った俺たちを、今の都人は「疫病神」を見るような目で見ている。
後白河法皇も手のひらを返した。
頼朝が送ってきた大軍に恐れをなし、昨日まで「頼朝を討て」と言っていた口で、「義経を捕らえよ」と院宣を下したのだ。
「……腐っていやがる。どいつもこいつも」
馬上で悪態をつく俺の周りには、もはや数千の軍勢はいなかった。
ついてきたのは、弁慶、佐藤兄弟、伊勢三郎といった腹心たちと、わずかな手勢のみ。総勢、二百にも満たない。
残りの兵は、鎌倉の報復を恐れて逃げ出した。
「殿、急ぎましょう」
弁慶が手綱を握りしめ、険しい顔で空を見上げる。
「西の空が暗い。……一荒れ来ますぞ」
目指すは摂津国・大物浦(だいもつのうら)。
そこから船で九州へ渡り、現地の武士団を糾合して鎌倉に対抗する。それが表向きの戦略だ。
だが、俺の脳内(現代知識)は、別の警報を鳴らしていた。
西高東低の気圧配置。
冬の季節風が吹き荒れるこの時期に、瀬戸内海を西へ進むのは自殺行為だ。
史実の義経は、ここで無理に出航して難破し、すべてを失った。
(……だが、待てよ)
俺は冷たい風を受けながら、思考を加速させた。
頼朝は賢い。俺が九州へ逃げようとしていることは百も承知だ。すでに九州への航路には、鎌倉方の水軍が網を張っているだろう。
まともに船を出せば、嵐に沈むか、敵に囲まれて終わる。
ならば。
沈んでしまえばいい。
俺の口元に、狂気じみた笑みが浮かんだ。
これは賭けだ。だが、勝率はゼロじゃない。
***
大物浦に到着した頃には、海はすでに吠えていた。
鉛色の波が岸壁を叩きつけ、飛沫が雨のように降り注ぐ。
船頭たちが逃げ出そうとするのを、伊勢三郎たちが刀の峰で脅して引き留めている。
「出航だ!」
俺は暴風の中で叫んだ。
「九州へ向かう! 全船、帆を上げろ!」
「正気ですか!?」
佐藤忠信が俺の肩を掴んだ。
「この嵐ですぞ! 船などひとたまりもない! 敵と戦う前に海藻屑(もくず)になります!」
「忠信。敵を欺くには、まず味方からと言うだろう」
俺は忠信の耳元で、風音に負けない声で囁いた。
「……難破するぞ」
「は?」
「派手に船を出し、派手に沈む。俺たちが『海の藻屑になった』と鎌倉に思わせるんだ。そうすれば包囲網は緩む」
忠信が絶句した。
「し、死にますぞ!?」
「死なない程度の場所で沈める。……俺の操船技術と、お前たちのタフさを信じろ」
無茶苦茶な論理だ。
だが、俺たちにはもう正規のルートは残されていない。
死んだふりをして地下に潜る(アンダーグラウンド化する)。それしか、この包囲網を突破する方法はない。
***
出航。
それは航海と呼べる代物ではなかった。
岸を離れた瞬間、船は木の葉のように舞い上がった。
巨大なうねりが甲板を洗い、冷たい海水が容赦なく体温を奪う。
「漕げ! 沖へ出るふりをして、潮に乗れ!」
俺は舵を握りしめた。
計算通りだ。強烈な北西の風。これに逆らって西へ進もうとすれば転覆する。
だが、風に任せて南へ流されれば――和泉(大阪南部)の海岸へ漂着できる。
「うわあああッ!」
隣の船が波に飲まれ、マストがへし折れる音が聞こえた。
兵たちが海へ放り出される。
演技ではない。本物の遭難だ。
だが、俺は心を鬼にして舵を切り続けた。
生き残れる奴だけがついてこい。この地獄の選別をくぐり抜けた者だけが、これからの逃避行に耐えられる。
「静!」
俺は船底で震える静御前を抱き寄せた。
「しっかり掴まっていろ! 舌を噛むなよ!」
「……はい!」
彼女は気丈にも、俺の腕にしがみつき、目を見開いて海を睨んでいた。やはり、ただの舞姫ではない。
ドォォォォン!!
衝撃。
船底が何か――おそらく岩礁か砂州――に激突した。
船体が悲鳴を上げ、真っ二つに裂ける。
「跳べェッ!!」
俺の号令と共に、弁慶が、佐藤兄弟が、そして俺が、荒れ狂う海へと身を投げた。
冷たい。
呼吸ができない。
洗濯機のような水流に揉まれ、上下の感覚すら失う。
だが、俺の手は静の手を離さなかった。そしてもう片方の手は、愛刀『薄緑』を離さない。
***
……砂の感触。
口の中に広がる塩と泥の味。
俺は激しく咳き込みながら、身体を起こした。
雨は止んでいた。
重い雲の隙間から、青白い月が覗いている。
「……生きているか」
俺の声に、闇の中から呻き声が返ってきた。
弁慶が、ずぶ濡れの巨体を起こす。
その横で、佐藤忠信が海水を吐いている。
伊勢三郎、佐藤継信、そして静御前。
見渡す限り、生き残ったのは十数名。
二百の兵も、多くの船も、武器も兵糧も、すべて海に消えた。
文字通り、俺たちは「無一文」になった。
「……酷いもんですな」
弁慶が、浜辺に打ち上げられた船の残骸を見つめて呟いた。
「これで、源九郎義経軍は壊滅。天下の英雄も、ただの難民に逆戻りですか」
「逆だ、弁慶」
俺は立ち上がり、濡れた髪をかき上げた。
寒さで震えが止まらないが、不思議と心は軽かった。
肩に乗っていた「総大将」という重荷が、すべて波に洗われたような感覚。
「これで俺たちは死人になった。死人を殺せる奴はいない」
俺はニヤリと笑った。月明かりに照らされたその顔は、英雄のそれではなく、飢えた狼のそれだった。
「ここからは正規軍の戦いじゃない。ゲリラ戦だ。影に潜み、山を越え、頼朝の目を欺いて北へ向かう」
俺は静の方を向いた。
彼女の白い着物は泥まみれになり、美しい髪も乱れ放題だ。
だが、彼女は泣いていなかった。
「……舞いましょうか、殿」
「よせ。客は幽霊だけだ」
俺は彼女の手を取り、歩き出した。
目指すは吉野山。
山岳信仰の聖地であり、修験者たちが支配する魔境。あそこなら、鎌倉の追っ手も容易には踏み込めない。
大物浦の難破。
歴史書には「義経の不運」と記されるこの事件は、俺にとっては「再生」の儀式だった。
源氏の御曹司・義経は死んだ。
ここにいるのは、世界を敵に回してでも生き足掻く、一匹の復讐者だ。
「行くぞ。……頼朝兄上が、俺たちの葬式を出す前にな」
俺たちは闇へと消えた。
砂浜には、俺たちの足跡だけが残り、それもすぐに波に消されていった。
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