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【覇道・新国家編】
黒船来航、あるいは亡霊との首脳会談
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元久二年(一二〇五年)。
北海国・宇須岸(函館)の工業地区は、夜昼を問わず赤い火を噴き上げていた。
轟々と唸る溶鉱炉。
それは日本古来の「たたら製鉄」ではない。大陸から招いた技術者と、俺の現代知識を融合させた、ふいごを水車動力で動かす半自動式の高炉だ。
吐き出されるのは、不純物の少ない鋼鉄。
それが次々と型に流し込まれ、冷やされ、研磨されていく。
「……恐ろしいものですな」
視察に訪れた弁慶が、並べられた「製品」を見て溜息をついた。
長さ一間(約1.8メートル)ほどの、青黒く光る鉄の筒。
『青龍砲(せいりゅうほう)』。
従来の震天雷(爆弾)を投げるのではなく、火薬の爆発力で鉄球を高速射出する、初期のカノン砲だ。まだ精度は低いが、その破壊力は城門を紙のように貫く。
「これで、あの悪魔たちと戦うのですか」
「そうだ。奴らの弓の射程外から、この鉄塊を叩き込む。騎馬の機動力など、圧倒的な火力の前では無意味だ」
俺は煤(すす)けた手袋を外しながら、南の空を見上げた。
「だが、数が足りない。鉄も、硫黄も、そして何より『人』が足りない。……北海国だけでは、モンゴルの波を支えきれん」
「では、どうなさるおつもりで?」
「決まっている。……昔馴染みに、頼みに行くのさ」
俺の視線の先、港には一艘の巨船が停泊していた。
全長五十メートル。三本のマストを持ち、船体は腐食防止のタールで黒く塗られている。
その側面には、十門の青龍砲が、牙のように並んでいた。
旗艦**『北斗丸(ほくとまる)』**。
それは、中世日本の常識を数百年飛び越えた、オーパーツごとき戦艦だった。
***
同年夏。鎌倉。
由比ヶ浜の海は、海水浴を楽しむ……ような平和な空気ではなかった。
騒然とする浜辺。
漁師たちが網を捨てて逃げ惑い、警備の武士たちが抜刀して海を睨んでいる。
沖合に現れた「黒い山」に、誰もが言葉を失っていたからだ。
「な、なんだあれは……船か!?」
「山が動いているぞ!」
「煙を吐いている! 化け物だ!」
巨大な黒い船体。帆を畳んでいるにも関わらず、風に逆らって進んでいる(人力の外輪と、補助的な蒸気機関の実験炉を積んでいるため、黒煙が上がっている)。
その威圧感は、かつての平家の船団など比較にならない。
鎌倉幕府の執権・**北条時政(ほうじょうときまさ)**と、その息子・**義時(よしとき)**が、血相を変えて浜へ駆けつけた。
「異国の襲来か!? 防塁を築け! 矢を射かけろ!」
だが、その命令が実行されるより早く、黒船から一艘の小舟が降りてきた。
乗っているのは、一人の使者。
波打ち際に上がった使者――佐藤忠信は、震える武士たちを一瞥もせず、大声で告げた。
「北海国執政、源義経の命により参上した! 鎌倉殿、ならびに尼将軍との会談を望む! 直ちに案内されよ!」
「義経」という名が出た瞬間、浜辺の空気が凍りついた。
死んだはずの男。
あるいは、北へ消えた亡霊。
それが今、悪夢のような巨船に乗って帰ってきたのだ。
***
大蔵御所、謁見の間。
緊張が張り詰め、誰かが刀の柄に触れれば即座に殺し合いが始まるような空気が満ちていた。
上座には、若き三代将軍・源実朝(さねとも)。
その背後に、実質的な支配者である北条政子と北条義時が控えている。
対する下座――ではなく、用意させた対等の席に、俺は座っていた。
洋装に近い、詰め襟の軍服。腰には太刀ではなく、サーベルと短銃。
三十代半ばを過ぎ、髭を蓄えた俺の顔を、政子は穴が開くほど見つめていた。
「……九郎、なのか?」
政子の声が微かに震えた。
「死んだと聞いていた。……いや、その姿、本当に私の知る義経か? まるで異国の鬼のようだが」
「鬼で結構です、尼御台所(あまみだいどころ)」
俺は足を組み、不敵に笑った。
「積もる話もありますが、時間は惜しい。単刀直入に申し上げます。……**『軍事同盟』**を結びに来ました」
「同盟だと?」
北条義時が眉をひそめた。
「賊軍の分際で何を言う。お前は朝敵だ。ここで首を刎ねても文句は言えんぞ」
「やってみますか?」
俺は指をパチンと鳴らした。
その瞬間、窓の外、由比ヶ浜の方角から、**ズドォォォォンッ!!**という爆音が轟いた。
御所がビリビリと震える。
悲鳴を上げる女官たち。義時が腰を抜かしそうになる。
「な、なんだ今の音は!?」
「北斗丸の『礼砲』です。空砲ですが、実弾なら……今頃この御所は瓦礫の山でしょうな」
俺は冷ややかに言った。
「脅しではありません。事実を述べているのです。我が国の技術力は、鎌倉のそれを三百年は追い越している。……戦えば、鎌倉は半日で焦土と化す」
政子の顔から血の気が引いた。彼女は賢い。音と振動だけで、その破壊力の意味を理解したのだ。
「……何が望みだ、九郎」
政子が低い声で問う。
「それほどの力がありながら、なぜ攻め滅ぼさない? なぜ手を結ぼうとする?」
「さらに強大な敵が来るからです」
俺は懐から、世界地図を取り出し、床に広げた。
ユーラシア大陸を赤く染め上げる、モンゴル帝国の版図。
「大陸では今、悪魔が生まれています。チンギス・カン。彼が率いる騎馬軍団は、いずれ必ず海を渡ってくる。……その時、日本が分裂していれば、我々は皆殺しにされます」
俺は地図上の日本列島を指でなぞった。
「北海国は防波堤になります。ですが、資源が足りない。鎌倉からは、鉄、硫黄、そして兵糧を供給していただきたい。その代わり、我々は最新の武器と技術を供与します」
俺は政子の目を真っ直ぐに見据えた。
「兄上――頼朝公が作ったこの国を、守りたくはありませんか?」
長い、長い沈黙。
政子は目を閉じ、頼朝の顔を思い浮かべているようだった。
猜疑心と、恐怖と、そして国を守る責任。
葛藤の末、彼女は目を開けた。そこには、尼将軍としての覚悟が宿っていた。
「……よかろう」
政子は宣言した。
「ただし、条件がある。鎌倉の武士たちにも、その『筒』の扱いを教えよ。我々もただ守られるだけの弱者ではない」
「交渉成立です」
俺は立ち上がり、右手を差し出した。
政子はためらいながらも、その手を握り返した。
冷たい手だったが、その握力は男のように強かった。
***
帰り際、由比ヶ浜の波打ち際で、俺は海を見ていた。
かつて兄・頼朝と決別した海。
今は、その海を通じて、再び日本と繋がった。
「……不思議なものだな」
俺は呟いた。
弁慶が背後で頷く。
「あれほど憎み合った鎌倉と、手を組むことになるとは。歴史とは皮肉なものです」
「だが、これでピースは揃った」
俺は沖に停泊する北斗丸を見上げた。
日北同盟。
史上初、日本列島統一戦線の結成だ。
これから始まるのは、急ピッチの軍拡だ。
鎌倉の資源と、北海の技術。
これを融合させ、対モンゴル用の要塞列島を作り上げる。
「急ぐぞ、弁慶。チンギス・カンの足音は、もうそこまで来ている」
俺たちは小舟に乗り込んだ。
黒船が汽笛のような音を上げ、黒煙を吐く。
その煙は、古い時代の終わりと、新しい戦争の時代の幕開けを告げる狼煙(のろし)のように、夏の空高く昇っていった。
一二〇六年、モンゴル帝国成立。
一二一一年、金(きん)国への侵攻開始。
世界の崩壊は、俺の予測よりもさらに速いスピードで進んでいた。
決戦の地は、おそらく博多ではない。
もっと北。俺たちの庭、北海国沿岸になるだろう。
北海国・宇須岸(函館)の工業地区は、夜昼を問わず赤い火を噴き上げていた。
轟々と唸る溶鉱炉。
それは日本古来の「たたら製鉄」ではない。大陸から招いた技術者と、俺の現代知識を融合させた、ふいごを水車動力で動かす半自動式の高炉だ。
吐き出されるのは、不純物の少ない鋼鉄。
それが次々と型に流し込まれ、冷やされ、研磨されていく。
「……恐ろしいものですな」
視察に訪れた弁慶が、並べられた「製品」を見て溜息をついた。
長さ一間(約1.8メートル)ほどの、青黒く光る鉄の筒。
『青龍砲(せいりゅうほう)』。
従来の震天雷(爆弾)を投げるのではなく、火薬の爆発力で鉄球を高速射出する、初期のカノン砲だ。まだ精度は低いが、その破壊力は城門を紙のように貫く。
「これで、あの悪魔たちと戦うのですか」
「そうだ。奴らの弓の射程外から、この鉄塊を叩き込む。騎馬の機動力など、圧倒的な火力の前では無意味だ」
俺は煤(すす)けた手袋を外しながら、南の空を見上げた。
「だが、数が足りない。鉄も、硫黄も、そして何より『人』が足りない。……北海国だけでは、モンゴルの波を支えきれん」
「では、どうなさるおつもりで?」
「決まっている。……昔馴染みに、頼みに行くのさ」
俺の視線の先、港には一艘の巨船が停泊していた。
全長五十メートル。三本のマストを持ち、船体は腐食防止のタールで黒く塗られている。
その側面には、十門の青龍砲が、牙のように並んでいた。
旗艦**『北斗丸(ほくとまる)』**。
それは、中世日本の常識を数百年飛び越えた、オーパーツごとき戦艦だった。
***
同年夏。鎌倉。
由比ヶ浜の海は、海水浴を楽しむ……ような平和な空気ではなかった。
騒然とする浜辺。
漁師たちが網を捨てて逃げ惑い、警備の武士たちが抜刀して海を睨んでいる。
沖合に現れた「黒い山」に、誰もが言葉を失っていたからだ。
「な、なんだあれは……船か!?」
「山が動いているぞ!」
「煙を吐いている! 化け物だ!」
巨大な黒い船体。帆を畳んでいるにも関わらず、風に逆らって進んでいる(人力の外輪と、補助的な蒸気機関の実験炉を積んでいるため、黒煙が上がっている)。
その威圧感は、かつての平家の船団など比較にならない。
鎌倉幕府の執権・**北条時政(ほうじょうときまさ)**と、その息子・**義時(よしとき)**が、血相を変えて浜へ駆けつけた。
「異国の襲来か!? 防塁を築け! 矢を射かけろ!」
だが、その命令が実行されるより早く、黒船から一艘の小舟が降りてきた。
乗っているのは、一人の使者。
波打ち際に上がった使者――佐藤忠信は、震える武士たちを一瞥もせず、大声で告げた。
「北海国執政、源義経の命により参上した! 鎌倉殿、ならびに尼将軍との会談を望む! 直ちに案内されよ!」
「義経」という名が出た瞬間、浜辺の空気が凍りついた。
死んだはずの男。
あるいは、北へ消えた亡霊。
それが今、悪夢のような巨船に乗って帰ってきたのだ。
***
大蔵御所、謁見の間。
緊張が張り詰め、誰かが刀の柄に触れれば即座に殺し合いが始まるような空気が満ちていた。
上座には、若き三代将軍・源実朝(さねとも)。
その背後に、実質的な支配者である北条政子と北条義時が控えている。
対する下座――ではなく、用意させた対等の席に、俺は座っていた。
洋装に近い、詰め襟の軍服。腰には太刀ではなく、サーベルと短銃。
三十代半ばを過ぎ、髭を蓄えた俺の顔を、政子は穴が開くほど見つめていた。
「……九郎、なのか?」
政子の声が微かに震えた。
「死んだと聞いていた。……いや、その姿、本当に私の知る義経か? まるで異国の鬼のようだが」
「鬼で結構です、尼御台所(あまみだいどころ)」
俺は足を組み、不敵に笑った。
「積もる話もありますが、時間は惜しい。単刀直入に申し上げます。……**『軍事同盟』**を結びに来ました」
「同盟だと?」
北条義時が眉をひそめた。
「賊軍の分際で何を言う。お前は朝敵だ。ここで首を刎ねても文句は言えんぞ」
「やってみますか?」
俺は指をパチンと鳴らした。
その瞬間、窓の外、由比ヶ浜の方角から、**ズドォォォォンッ!!**という爆音が轟いた。
御所がビリビリと震える。
悲鳴を上げる女官たち。義時が腰を抜かしそうになる。
「な、なんだ今の音は!?」
「北斗丸の『礼砲』です。空砲ですが、実弾なら……今頃この御所は瓦礫の山でしょうな」
俺は冷ややかに言った。
「脅しではありません。事実を述べているのです。我が国の技術力は、鎌倉のそれを三百年は追い越している。……戦えば、鎌倉は半日で焦土と化す」
政子の顔から血の気が引いた。彼女は賢い。音と振動だけで、その破壊力の意味を理解したのだ。
「……何が望みだ、九郎」
政子が低い声で問う。
「それほどの力がありながら、なぜ攻め滅ぼさない? なぜ手を結ぼうとする?」
「さらに強大な敵が来るからです」
俺は懐から、世界地図を取り出し、床に広げた。
ユーラシア大陸を赤く染め上げる、モンゴル帝国の版図。
「大陸では今、悪魔が生まれています。チンギス・カン。彼が率いる騎馬軍団は、いずれ必ず海を渡ってくる。……その時、日本が分裂していれば、我々は皆殺しにされます」
俺は地図上の日本列島を指でなぞった。
「北海国は防波堤になります。ですが、資源が足りない。鎌倉からは、鉄、硫黄、そして兵糧を供給していただきたい。その代わり、我々は最新の武器と技術を供与します」
俺は政子の目を真っ直ぐに見据えた。
「兄上――頼朝公が作ったこの国を、守りたくはありませんか?」
長い、長い沈黙。
政子は目を閉じ、頼朝の顔を思い浮かべているようだった。
猜疑心と、恐怖と、そして国を守る責任。
葛藤の末、彼女は目を開けた。そこには、尼将軍としての覚悟が宿っていた。
「……よかろう」
政子は宣言した。
「ただし、条件がある。鎌倉の武士たちにも、その『筒』の扱いを教えよ。我々もただ守られるだけの弱者ではない」
「交渉成立です」
俺は立ち上がり、右手を差し出した。
政子はためらいながらも、その手を握り返した。
冷たい手だったが、その握力は男のように強かった。
***
帰り際、由比ヶ浜の波打ち際で、俺は海を見ていた。
かつて兄・頼朝と決別した海。
今は、その海を通じて、再び日本と繋がった。
「……不思議なものだな」
俺は呟いた。
弁慶が背後で頷く。
「あれほど憎み合った鎌倉と、手を組むことになるとは。歴史とは皮肉なものです」
「だが、これでピースは揃った」
俺は沖に停泊する北斗丸を見上げた。
日北同盟。
史上初、日本列島統一戦線の結成だ。
これから始まるのは、急ピッチの軍拡だ。
鎌倉の資源と、北海の技術。
これを融合させ、対モンゴル用の要塞列島を作り上げる。
「急ぐぞ、弁慶。チンギス・カンの足音は、もうそこまで来ている」
俺たちは小舟に乗り込んだ。
黒船が汽笛のような音を上げ、黒煙を吐く。
その煙は、古い時代の終わりと、新しい戦争の時代の幕開けを告げる狼煙(のろし)のように、夏の空高く昇っていった。
一二〇六年、モンゴル帝国成立。
一二一一年、金(きん)国への侵攻開始。
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