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第2章 その瞳が見つめる未来は
23話 それしかありません
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(ヴィルデム語じゃない。単語も……文法も違う。彼の唱えた言葉は一体……)
明希の身体を真上から捉えていた光秀のレンズが、柔らかな橙色の光を放つ。レンズの外枠から出ているそれは、普段は誰も見ることのできない円錐状のレンズの姿を、治療の様子を見守っている高見や園村の眼前に晒していく。
「あれが稲葉さんの……」
高見が初めて見る光秀のレンズに驚く中、園村は光秀が発した言葉の意味を考えていた。魔法使いが用いる特殊言語「ヴィルデム語」とは異なる単語、それを紡いで発動した魔術。研究員としてこれまで多くの魔法について学んできた彼女は、心が熱くなるのを止められない。目の前で起きている出来事をその目に焼き付けんと、食い入るように観察している。
一直線に彼女の胸の中心を照らす橙色の光は、皮膚を、筋肉を、内臓を透過し光秀が見つめるものへと届く。
(どこだ……どこにいる……)
光秀が探しているのは彼女の体に宿る魂。その中でも、彼女の意識の中枢たる「心」と呼ばれる部分。
「ヒデミー、まだ時間かかりそうか?」
「焦らすな! ピントがずれる」
光秀のレンズに映っているのは、体の細胞に繋がっていた糸が集まり出来たリボン状のもの。何枚もあるそれが、様々な方向から中心に向かってグルグルと巻かれて球体を形成している。何重にも重なり他のリボンと交差し魂の外壁となっているそれを、光秀はレンズの焦点を調整して覗く。それが彼のレンズの能力。魔力の流れを見るモードも、この力をコントロールした技に過ぎない。ロウドロウ コールヴェロ イーエ……その能力は、『見たいところに焦点を合わせることができる』。遮るものが多いと焦点の微調整が必要となるが、この力は見る必要のないものを透過し使用者本人が見たいものだけを映し出す。
光秀は重なっているリボンを一枚ずつ透過させ、一番奥を目指している。レンズから発する光は、それに合わせてより深いところまで照らせるように少しずつ強くなっていく。
——ズキッ
突然光秀の目の奥に痛みが走る。普段感じる気だるさとは違う鋭い痛みが、レンズの微調整を妨げる。その間に、森永達の浄化の魔法が着実に魂へと接近していた。
「あたし達はこのまま進めるよ」
「はい」
魔法を通す糸を数本に限定し、森永と君島は魂への到達を急ぐ。眉間に寄った皺は、彼女達の多大な集中の現れ。瞬きするだけでも気を使う状況に、君島は研究機関が出した治療の条件に納得していた。
(これなら、まだ薄くなった現場の記憶を探す方が楽だわ……)
少しでも集中を切らせて浄化の力を解放させてしまえば、明希の命が危ういこの作業の難易度は、普段の業務より遥かに高い。君島の額からスーッと汗が流れ落ちる。それに対し森永はといえば、なぜか口角を上げている。
(随分と楽しい作業をさせてくれる)
その笑みは楽しいからではない。あまりの難しさに呆れて笑うしかなかった。魔法の細かな操作は得意な森永だったが、そんな彼女であってもこの作業は辛く、法執行機関の精鋭部隊を相手に戦闘訓練をしていた方が何倍も楽に感じる。
作業を開始して30分。部屋の中は作業に集中する5人の息遣いが聞こえるほど静まり返っていた。見ているだけで伝わる緊張感は、高見と園村の鼓動を速めていく。
(……もっと奥か)
光秀のレンズは未だ魂の中にある心を、そして明希の意識を奪う毒を見つけることができない。重なり合うリボンが奥を見せまいとしているように思えた。それに対し、森永と君島の魔法は魂まであとわずかというところまで来ている。
「あきらちゃん、そっちはどう?」
「今のところ問題ありません」
「OK。じゃあ、あたし達はこのまま予定通りに」
「わかりました」
2人の魔法が糸の終点、魂の外周へとたどり着く。彼女たちがかけている眼鏡で青く見える浄化の魔法が1本、また1本と糸を上り、じわりじわりと魂の外側を覆うリボンを同じ色に染めていく。しかし、森永たちに渡された眼鏡は細胞につながる糸に焦点を合わせてあるため、光秀のように奥を覗くことはできない。
見たいものを見るという点では、園村の魔法は光秀のものとほぼ同じ効果を持つ。違うのは眼鏡という誰でも装着できる形に作れること。そして、見えるものは作った時に決まってしまうことである。ぐるりと一周したところで、色の変化は見えなくなった。他の糸が寄り集まって出来たリボンが邪魔をする。ひたすら魔法を先に進める以外、森永たちに出来ることはなかった。
「すごい……こんなに速いなんて……」
研究機関での実験に立ち会った園村からしてみても、森永たちの魔法が進む速度は驚くほど速かった。園村の目測では、色の変化は実験のおよそ3倍は速い。森永と君島で別のルートから進んでいることを考慮すると、二つ目の問題である浄化の魔法に対する抵抗力を鑑みても2時間ほどで浄化は完了するのではないか。園村はそう予測を立てた。
「さすが、かえちゃん……こんな難しいのよくやれるよ」
普段とは違う魔法の操作に苦戦する蛍司だったが、それでも着実に魔法は糸を通っていく。森永の魔法と違い薄い黄緑色に映るそれの速度は、明らかに森永たちのものより緩やかだ。
「これがペルスリアの実力ってことだよ」
実力差を見せつけられながらも、灯真たちは彼女らに追いつこうと集中力を高めていく。そして彼女たちに遅れること15分、ようやく彼らの魔法が糸からリボンへと移っていく。
(私にも力があれば……)
明希の治療にあたる5人を見つめながら、高見は己の無力さを痛感していた。魔法使いとしてよりも、医師としての知識と技術の向上を優先してきた。それによって多くの人の命を救えたのも事実。しかし、それで救えない人が目の前にいる。他の誰かに頼るしか出来ないことが、ただただ悔しかった。
高見は学生時代、大きな震災の被害に遭い多くの人々と共に瓦礫の中に閉じ込められたことがある。怪我に苦しむ人々を前に、高見は助けが来るのを待ちながら彼らに声をかけることしか出来なかった。その時の状況に似ている。怪我や病気を治す魔法に目覚めていれば……何度そう思ったかわからない。
「何かにぶつかりました!」
「こっちもだ」
君島と森永が力を進めて初めて感じる抵抗。前に一向に魔法が進まなくなった。その発言を聞いて、園村がハッとする。
「それが中にある毒のはずです!」
彼女の言葉を聞いてからの森永たちの反応は早かった。すぐに抵抗する何かに向けて浄化の力を解放する。
「全然進んでいかない……どうして……」
全くといっていいほど浄化が進んでいかない。君島は何か壁のようなものでもあるのかと疑った。
「浄化に対する抵抗が強いとは聞いたけど……」
森永はこれまでに、別の種の浄化魔法を仕事で使用した事がある。解毒や薬物の中和が目的だったが、その時はもっとすんなりと終わったイメージだ。
「抵抗力が強いとかじゃなくて、毒自体が抵抗してるんです」
光秀のレンズがようやく魂の最奥を捉えた。糸から続いたリボンの末端……それはとても小さいシャボン玉のようなモノの、ゆらゆらと波打つ表面に繋がっていた。無数の小さな光が揺蕩うそれの中には何本もの薄紫色の枝が張り巡らされており、光秀はそれが中を漂っている一際濃い紫色の物体から出ているのを見つける。その物体が明希の心を蝕む毒の本体であると気付くのに時間はかからなかった。
レンズから発生している光が一段と強くなったかと思うと、光秀はそれを毒に向かって照射する。
「間違いない」
毒の本体から飛び出てきた新たな枝が先端を広げ、壁となって光を遮断する。森永たちが進めていた浄化の力も、この枝が同じように堰き止めていた。
「ヒデミー、どういうことだよ?」
「本体から枝みたいのが伸びて、糸から進んでいった浄化の力を邪魔してる。中に入って来ないようにしているみたいだ」
「そうか……だから浄化に時間がかかって……」
浄化に対して強い抵抗力を持っていたとしても、治療実験は時間がかかり過ぎではないかと、参加していた研究者たちは疑問を抱いていた。園村もその一人である。しかし、光秀の言葉でその疑問が解けた。
(単に毒の抵抗が強かったんじゃない。そもそも浄化の力が入っていかないから、時間がかかったんだわ。彼のいう枝っていうのが、きっと特に抵抗の強い部分なのね……)
「園村さんだっけ? あたしたちはこのまま継続でいいの?」
「稲葉さんにそう見えているのだとしたら、それしかありません」
森永の質問に、園村はそう答えるしかなかった。ここからはただの我慢比べ。毒が抵抗する力を失うか、浄化の魔道具が使用限界を迎えるか、みんなの魔力が尽きるか、そのどれかでしかない。
(何か……毒の抵抗を止めさせる方法は……)
園村もただ眺めている気はない。研究員としてのプライドがそれを許さない。毒の抵抗を妨げる手段がないか、頭の中にある知識を掘り返していった。
明希の身体を真上から捉えていた光秀のレンズが、柔らかな橙色の光を放つ。レンズの外枠から出ているそれは、普段は誰も見ることのできない円錐状のレンズの姿を、治療の様子を見守っている高見や園村の眼前に晒していく。
「あれが稲葉さんの……」
高見が初めて見る光秀のレンズに驚く中、園村は光秀が発した言葉の意味を考えていた。魔法使いが用いる特殊言語「ヴィルデム語」とは異なる単語、それを紡いで発動した魔術。研究員としてこれまで多くの魔法について学んできた彼女は、心が熱くなるのを止められない。目の前で起きている出来事をその目に焼き付けんと、食い入るように観察している。
一直線に彼女の胸の中心を照らす橙色の光は、皮膚を、筋肉を、内臓を透過し光秀が見つめるものへと届く。
(どこだ……どこにいる……)
光秀が探しているのは彼女の体に宿る魂。その中でも、彼女の意識の中枢たる「心」と呼ばれる部分。
「ヒデミー、まだ時間かかりそうか?」
「焦らすな! ピントがずれる」
光秀のレンズに映っているのは、体の細胞に繋がっていた糸が集まり出来たリボン状のもの。何枚もあるそれが、様々な方向から中心に向かってグルグルと巻かれて球体を形成している。何重にも重なり他のリボンと交差し魂の外壁となっているそれを、光秀はレンズの焦点を調整して覗く。それが彼のレンズの能力。魔力の流れを見るモードも、この力をコントロールした技に過ぎない。ロウドロウ コールヴェロ イーエ……その能力は、『見たいところに焦点を合わせることができる』。遮るものが多いと焦点の微調整が必要となるが、この力は見る必要のないものを透過し使用者本人が見たいものだけを映し出す。
光秀は重なっているリボンを一枚ずつ透過させ、一番奥を目指している。レンズから発する光は、それに合わせてより深いところまで照らせるように少しずつ強くなっていく。
——ズキッ
突然光秀の目の奥に痛みが走る。普段感じる気だるさとは違う鋭い痛みが、レンズの微調整を妨げる。その間に、森永達の浄化の魔法が着実に魂へと接近していた。
「あたし達はこのまま進めるよ」
「はい」
魔法を通す糸を数本に限定し、森永と君島は魂への到達を急ぐ。眉間に寄った皺は、彼女達の多大な集中の現れ。瞬きするだけでも気を使う状況に、君島は研究機関が出した治療の条件に納得していた。
(これなら、まだ薄くなった現場の記憶を探す方が楽だわ……)
少しでも集中を切らせて浄化の力を解放させてしまえば、明希の命が危ういこの作業の難易度は、普段の業務より遥かに高い。君島の額からスーッと汗が流れ落ちる。それに対し森永はといえば、なぜか口角を上げている。
(随分と楽しい作業をさせてくれる)
その笑みは楽しいからではない。あまりの難しさに呆れて笑うしかなかった。魔法の細かな操作は得意な森永だったが、そんな彼女であってもこの作業は辛く、法執行機関の精鋭部隊を相手に戦闘訓練をしていた方が何倍も楽に感じる。
作業を開始して30分。部屋の中は作業に集中する5人の息遣いが聞こえるほど静まり返っていた。見ているだけで伝わる緊張感は、高見と園村の鼓動を速めていく。
(……もっと奥か)
光秀のレンズは未だ魂の中にある心を、そして明希の意識を奪う毒を見つけることができない。重なり合うリボンが奥を見せまいとしているように思えた。それに対し、森永と君島の魔法は魂まであとわずかというところまで来ている。
「あきらちゃん、そっちはどう?」
「今のところ問題ありません」
「OK。じゃあ、あたし達はこのまま予定通りに」
「わかりました」
2人の魔法が糸の終点、魂の外周へとたどり着く。彼女たちがかけている眼鏡で青く見える浄化の魔法が1本、また1本と糸を上り、じわりじわりと魂の外側を覆うリボンを同じ色に染めていく。しかし、森永たちに渡された眼鏡は細胞につながる糸に焦点を合わせてあるため、光秀のように奥を覗くことはできない。
見たいものを見るという点では、園村の魔法は光秀のものとほぼ同じ効果を持つ。違うのは眼鏡という誰でも装着できる形に作れること。そして、見えるものは作った時に決まってしまうことである。ぐるりと一周したところで、色の変化は見えなくなった。他の糸が寄り集まって出来たリボンが邪魔をする。ひたすら魔法を先に進める以外、森永たちに出来ることはなかった。
「すごい……こんなに速いなんて……」
研究機関での実験に立ち会った園村からしてみても、森永たちの魔法が進む速度は驚くほど速かった。園村の目測では、色の変化は実験のおよそ3倍は速い。森永と君島で別のルートから進んでいることを考慮すると、二つ目の問題である浄化の魔法に対する抵抗力を鑑みても2時間ほどで浄化は完了するのではないか。園村はそう予測を立てた。
「さすが、かえちゃん……こんな難しいのよくやれるよ」
普段とは違う魔法の操作に苦戦する蛍司だったが、それでも着実に魔法は糸を通っていく。森永の魔法と違い薄い黄緑色に映るそれの速度は、明らかに森永たちのものより緩やかだ。
「これがペルスリアの実力ってことだよ」
実力差を見せつけられながらも、灯真たちは彼女らに追いつこうと集中力を高めていく。そして彼女たちに遅れること15分、ようやく彼らの魔法が糸からリボンへと移っていく。
(私にも力があれば……)
明希の治療にあたる5人を見つめながら、高見は己の無力さを痛感していた。魔法使いとしてよりも、医師としての知識と技術の向上を優先してきた。それによって多くの人の命を救えたのも事実。しかし、それで救えない人が目の前にいる。他の誰かに頼るしか出来ないことが、ただただ悔しかった。
高見は学生時代、大きな震災の被害に遭い多くの人々と共に瓦礫の中に閉じ込められたことがある。怪我に苦しむ人々を前に、高見は助けが来るのを待ちながら彼らに声をかけることしか出来なかった。その時の状況に似ている。怪我や病気を治す魔法に目覚めていれば……何度そう思ったかわからない。
「何かにぶつかりました!」
「こっちもだ」
君島と森永が力を進めて初めて感じる抵抗。前に一向に魔法が進まなくなった。その発言を聞いて、園村がハッとする。
「それが中にある毒のはずです!」
彼女の言葉を聞いてからの森永たちの反応は早かった。すぐに抵抗する何かに向けて浄化の力を解放する。
「全然進んでいかない……どうして……」
全くといっていいほど浄化が進んでいかない。君島は何か壁のようなものでもあるのかと疑った。
「浄化に対する抵抗が強いとは聞いたけど……」
森永はこれまでに、別の種の浄化魔法を仕事で使用した事がある。解毒や薬物の中和が目的だったが、その時はもっとすんなりと終わったイメージだ。
「抵抗力が強いとかじゃなくて、毒自体が抵抗してるんです」
光秀のレンズがようやく魂の最奥を捉えた。糸から続いたリボンの末端……それはとても小さいシャボン玉のようなモノの、ゆらゆらと波打つ表面に繋がっていた。無数の小さな光が揺蕩うそれの中には何本もの薄紫色の枝が張り巡らされており、光秀はそれが中を漂っている一際濃い紫色の物体から出ているのを見つける。その物体が明希の心を蝕む毒の本体であると気付くのに時間はかからなかった。
レンズから発生している光が一段と強くなったかと思うと、光秀はそれを毒に向かって照射する。
「間違いない」
毒の本体から飛び出てきた新たな枝が先端を広げ、壁となって光を遮断する。森永たちが進めていた浄化の力も、この枝が同じように堰き止めていた。
「ヒデミー、どういうことだよ?」
「本体から枝みたいのが伸びて、糸から進んでいった浄化の力を邪魔してる。中に入って来ないようにしているみたいだ」
「そうか……だから浄化に時間がかかって……」
浄化に対して強い抵抗力を持っていたとしても、治療実験は時間がかかり過ぎではないかと、参加していた研究者たちは疑問を抱いていた。園村もその一人である。しかし、光秀の言葉でその疑問が解けた。
(単に毒の抵抗が強かったんじゃない。そもそも浄化の力が入っていかないから、時間がかかったんだわ。彼のいう枝っていうのが、きっと特に抵抗の強い部分なのね……)
「園村さんだっけ? あたしたちはこのまま継続でいいの?」
「稲葉さんにそう見えているのだとしたら、それしかありません」
森永の質問に、園村はそう答えるしかなかった。ここからはただの我慢比べ。毒が抵抗する力を失うか、浄化の魔道具が使用限界を迎えるか、みんなの魔力が尽きるか、そのどれかでしかない。
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