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26.取り戻す※
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「……ん…」
ゆっくりと重い瞼を開いていくと、天井がぼやけて見えた。
そして意識して視野を広くしてみると、ここが見慣れない部屋であることに気付いた。
どうやら私はベッドの上にいた。
ここ…どこ…?
「リリー…おはよう。目覚めたみたいだね」
「……マティアス…?」
マティアスは私に気付くと、優しく微笑んだ。
私はどうしてここに彼がいるのか不思議に思うも、ゆっくりと思い返してみた。
たしか…マティアスと話をするためにここに来て…
それから…急にすごい睡魔に襲われて…
「体の方は大丈夫…?」
「体…?え……なん…で…」
マティアスの質問に何でそんな事聞くんだろう?と思っていると体が火照っていることに気付いた。
体の奥が疼く様に熱い。
自分の体の異変を感じて下を向くと何故か私は服を着ていない状態でベッドの中に入っていた。
そんな状況になってることに私は驚き戸惑っていた。
「すごいね、リリーの体。こんなに痕だらけにされていて驚いたよ」
「あっ……布団取らないでっ…」
マティアスは目を細めながらそう言うと、私の体の上にあった布団を取り払った。
私は慌てて自分の体を隠す様に身を丸めた。
「それ付けたの殿下だよね…?…リリーは殿下に抱かれたんだね」
「……っ…」
マティアスは切なそうな顔で私の事を見つめた。
私は何故か罪悪感を感じて何も言えなくなってしまった。
「こんな事なら……もっと早く…俺が奪っておくべきだった」
「マティアス…?」
マティアスは悲痛な声で言うと、私の事を真直ぐに見つめた。
そしてマティアスにそのまま抱きしめられた。
「リリーの事を奪った殿下が憎くてたまらないけど、リリーを傷つけたのは俺だから…そんな自分が許せない。こんなにもリリーの事…愛おしく思っているのに…」
「……ごめんなさい、マティアス。私もう…」
マティアスの痛々しい声を聞くと胸の奥が締め付けられそうになる。
私はもうマティアスの気持ちに答えてあげることが出来ないから。
「分かってるよ。リリーは殿下の事が好きなんだよな」
「……うん」
「それなら、もう一度俺に気持ちが戻る様に沢山愛してあげる。俺しか見れないように…」
「いやっ…マティアス…やめてっ……んん!」
マティアスは抱きしめる力を緩めて熱っぽい表情で私の事を見つめた。
私はその瞬間これからされる事に気付き抵抗しようとするも力が入らない。
そしてそのまま強引に唇を奪われた。
「リリー…好きだ…」
「んんっ…はぁっ…やめてっ…んっ!!」
最初は何度も啄む様に口付けられ、徐々に深くなっていく。
マティアスとこんな激しいキスをするのは初めてだった。
いつもは優しいキスしかされたことが無かったから。
暫くすると、ゆっくりと唇が離れて行った。
「抵抗しようとしても無駄だよ。睡眠薬の中に媚薬も混ぜておいたんだ」
「…どう…して…」
私の声は震えていた。
マティアスがそんな事をするなんて思ってもいなかった。
「どうして…?そんなのリリーを取り戻すために決まってるじゃないか。予想はしてたよ…リリーの純潔はもう奪われているんじゃないかって…ね。だけど実際それを目の当たりにすると結構くるな。嫉妬でおかしくなりそうだよ…」
「………」
マティアスは苦しそうな表情をしていた。
私はそんなマティアスの顔が見れなくなり俯いてしまう。
「だから…リリーの事を今から取り戻す。心も…体も…全部…ね」
「……だめっ…出来ない、そんなことっ…」
私は目に涙を溜めながら懇願する様にマティアスを見つめた。
やめて欲しいと願うように。
「ごめん、それは無理だ。リリーの事を諦めるなんて俺には出来ない。愛してるんだ…どうしようもない程に…。こんな手を使って悪いとは思ってる、だけどこうでもしないとリリーは手に入らないと思ったんだ。だからこのまま抱かせてもらう」
「いやっ…お願い…マティアスっ…やめてっ…」
マティアスの真っすぐ見つめる瞳には迷いは無いんだと分かってしまった。
私は泣きじゃくる様に必死に懇願するも、そのまま組み敷かれるように体を倒された。
「ぁっ……やめてっ……っ…」
マティアスはハーラルトが付けた痕を消す様に上から深く口付け、自分の証を残していく。
媚薬が効いているせいか体に力が入らないし、ちょっとの刺激で体をビクッと跳ねさせてしまう。
口からは愛撫される度に甘い声が漏れていた。
「リリーの感じてる声…可愛いな。もっと聞かせて…」
「ぁあっ…いやっ…ぁあっ…っ…」
マティアスは私の体中に愛撫をしていく。
全ての痕を消すまでそれは続いた。
嫌なのに体は反応してしまう。
ハーラルトの顔を思い出すと涙が溢れて止まらない。
ハル…ごめん…。
私は心の中で何度も謝っていた。
ゆっくりと重い瞼を開いていくと、天井がぼやけて見えた。
そして意識して視野を広くしてみると、ここが見慣れない部屋であることに気付いた。
どうやら私はベッドの上にいた。
ここ…どこ…?
「リリー…おはよう。目覚めたみたいだね」
「……マティアス…?」
マティアスは私に気付くと、優しく微笑んだ。
私はどうしてここに彼がいるのか不思議に思うも、ゆっくりと思い返してみた。
たしか…マティアスと話をするためにここに来て…
それから…急にすごい睡魔に襲われて…
「体の方は大丈夫…?」
「体…?え……なん…で…」
マティアスの質問に何でそんな事聞くんだろう?と思っていると体が火照っていることに気付いた。
体の奥が疼く様に熱い。
自分の体の異変を感じて下を向くと何故か私は服を着ていない状態でベッドの中に入っていた。
そんな状況になってることに私は驚き戸惑っていた。
「すごいね、リリーの体。こんなに痕だらけにされていて驚いたよ」
「あっ……布団取らないでっ…」
マティアスは目を細めながらそう言うと、私の体の上にあった布団を取り払った。
私は慌てて自分の体を隠す様に身を丸めた。
「それ付けたの殿下だよね…?…リリーは殿下に抱かれたんだね」
「……っ…」
マティアスは切なそうな顔で私の事を見つめた。
私は何故か罪悪感を感じて何も言えなくなってしまった。
「こんな事なら……もっと早く…俺が奪っておくべきだった」
「マティアス…?」
マティアスは悲痛な声で言うと、私の事を真直ぐに見つめた。
そしてマティアスにそのまま抱きしめられた。
「リリーの事を奪った殿下が憎くてたまらないけど、リリーを傷つけたのは俺だから…そんな自分が許せない。こんなにもリリーの事…愛おしく思っているのに…」
「……ごめんなさい、マティアス。私もう…」
マティアスの痛々しい声を聞くと胸の奥が締め付けられそうになる。
私はもうマティアスの気持ちに答えてあげることが出来ないから。
「分かってるよ。リリーは殿下の事が好きなんだよな」
「……うん」
「それなら、もう一度俺に気持ちが戻る様に沢山愛してあげる。俺しか見れないように…」
「いやっ…マティアス…やめてっ……んん!」
マティアスは抱きしめる力を緩めて熱っぽい表情で私の事を見つめた。
私はその瞬間これからされる事に気付き抵抗しようとするも力が入らない。
そしてそのまま強引に唇を奪われた。
「リリー…好きだ…」
「んんっ…はぁっ…やめてっ…んっ!!」
最初は何度も啄む様に口付けられ、徐々に深くなっていく。
マティアスとこんな激しいキスをするのは初めてだった。
いつもは優しいキスしかされたことが無かったから。
暫くすると、ゆっくりと唇が離れて行った。
「抵抗しようとしても無駄だよ。睡眠薬の中に媚薬も混ぜておいたんだ」
「…どう…して…」
私の声は震えていた。
マティアスがそんな事をするなんて思ってもいなかった。
「どうして…?そんなのリリーを取り戻すために決まってるじゃないか。予想はしてたよ…リリーの純潔はもう奪われているんじゃないかって…ね。だけど実際それを目の当たりにすると結構くるな。嫉妬でおかしくなりそうだよ…」
「………」
マティアスは苦しそうな表情をしていた。
私はそんなマティアスの顔が見れなくなり俯いてしまう。
「だから…リリーの事を今から取り戻す。心も…体も…全部…ね」
「……だめっ…出来ない、そんなことっ…」
私は目に涙を溜めながら懇願する様にマティアスを見つめた。
やめて欲しいと願うように。
「ごめん、それは無理だ。リリーの事を諦めるなんて俺には出来ない。愛してるんだ…どうしようもない程に…。こんな手を使って悪いとは思ってる、だけどこうでもしないとリリーは手に入らないと思ったんだ。だからこのまま抱かせてもらう」
「いやっ…お願い…マティアスっ…やめてっ…」
マティアスの真っすぐ見つめる瞳には迷いは無いんだと分かってしまった。
私は泣きじゃくる様に必死に懇願するも、そのまま組み敷かれるように体を倒された。
「ぁっ……やめてっ……っ…」
マティアスはハーラルトが付けた痕を消す様に上から深く口付け、自分の証を残していく。
媚薬が効いているせいか体に力が入らないし、ちょっとの刺激で体をビクッと跳ねさせてしまう。
口からは愛撫される度に甘い声が漏れていた。
「リリーの感じてる声…可愛いな。もっと聞かせて…」
「ぁあっ…いやっ…ぁあっ…っ…」
マティアスは私の体中に愛撫をしていく。
全ての痕を消すまでそれは続いた。
嫌なのに体は反応してしまう。
ハーラルトの顔を思い出すと涙が溢れて止まらない。
ハル…ごめん…。
私は心の中で何度も謝っていた。
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