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第一章
9.初恋の人-sideアリエル-
「ジェラルド様、今日は校内を案内して頂きありがとうございました。ふふっ、ジェラルド様とこうやって同じ学園に通えるなんて…夢の様だわ…」
「君はまだこの学園に来たばかりで…案内や分からない事を教えるのはクラスメイトとしては当然のことだけど……僕個人に興味を持たれるのは困るな」
私がほんのりと頬を染め、嬉しそうにジェラルドの腕に抱き着くと、ジェラルドは困った顔で見つめて来た。
放課後、私はジェラルドに校内の案内をしてもらっていた。
この広い学園を1日で全て周るのは大変なので今回はその2回目であり、今は誰もいない静かな廊下を二人並んで歩いていた。
「あら、…私ったらごめんなさい。ずっと憧れていたジェラルド様と話していたら…楽しくなってしまって…、ついくっついてしまいましたわ。ジェラルド様には一応婚約者がいらっしゃるのでしたよね…」
「分かっているなら、こういうことはしないで欲しいかな」
私がわざとらしく自己アピールをしながら、胸をジェラルドの腕に押し付けて答えると、ジェラルドは嫌悪感を込めた瞳で見つめて来た。
(……少しやり過ぎてしまったかしら…)
私は残念そうな顔を浮かべ、渋々ジェラルドから離れた。
何度かジェラルドにアプローチをかけているが、いつも反応は薄く簡単には落ちてくれなさそうだ。
私の方が何もかも婚約者より優れているというのに、こんなにも好意的に接していてもジェラルドは全く態度を変える事は無かった。
本当はゆっくりとジェラルドに近づき、私に気持ちを向けさせる予定だった。
私の美貌を持ってすれば簡単に落ちるだろうと甘く見過ぎていた様だ。
(こうなったら……あの方に協力してもらうしか無さそうね…)
***
私はアリエル・カム・イエーリス
隣国イエーリス国の第三王女で、つい先日この魔法学園へと編入してきた。
ずっとこの時を待ちわびていた。
私は幼い頃、国の行事に参加していた時に賓客として訪れていたヴァイス大国の第二王子であるジェラルドに一目惚れをしたのだ。
ジェラルドは幼い頃から端麗な顔立ちで、優しく微笑まれると私はころっと恋に落ちてしまった。
最初は顔に惚れたのだが、その後いろいろなジェラルドの噂話を聞き、ますます心が惹かれて行った。
私にとってジェラルドは理想そのものだったのだ。
将来ジェラルドと結婚したいと、国王であるお父様に頼み込んだ。
しかし我が国は小国であり、ヴァイス大国と対等に渡り合える存在では無かった。
だから、私の願いは叶う事は無かった。
それでもいつか…そうなることを夢見ていたのだが、その矢先にジェラルドには既に婚約者がいるという事実を知り、私は絶望した。
何度も諦めようと思ったが、ジェラルド以上の理想の人物に巡り合えることは無かった。
お姉様達からは、いい加減諦める様に説得されたり、何度か縁談を勧められた事はあったが、私はそんな気にはなれず断り続けていた。
お父様は昔から末っ子である私にはとても甘く、私が嫌だと泣いてみせれば簡単に『仕方が無い』と言って諦めてくれた。
だから私にはいつまで経っても婚約者は出来なかった。
そんな時、私に転機が訪れる。
それは今から半年程前の事だ…。
ヴァイス大国との同盟の話が持ち上がったのだ。
なんでもヴァイス大国は周りの周辺国と次々に同盟を結んでいて、我が国イエーリスにもその話が舞い込んで来た。
その話を進める為に我が国を訪れたのは、第一王子であるセストだった。
セストは確かに綺麗な顔立ちをしているが、ジェラルド程では無かった。
一部の噂では弟のジェラルドには何をしても劣り、次期国王はセストでは無くジェラルドが最有力候補だと言われている様だ。
セストはとても傲慢で有名だとも聞いていた。
だから少し会うのは怖かったが、あれはあくまで噂だと自分に言い聞かせ、私はセストに接触することを試みた。
セストに近づき、ジェラルドの話を聞きたいと思ったからだ。
最初は少しでもジェラルドの話を聞ければ、それだけで満足だった。
だけど…セストに会う事で私にとって最大のチャンスが訪れる事になるなんて、想像もしていなかった。
私はあの時までは、ただ純粋な気持ちだけを持ち続けていた。
例え手に入らなかったとしても、もう一度成長したジェラルドに会ってみたい、ただそれだけを願っていたのだ。
私が隙を見てセストに接触し、少し話せる時間をもらえる様に頼むと、セストは簡単に私の事を受け入れてくれた。
その晩、セストの部屋に呼ばれ私達は暫く普通に話しをしていた。
私はセストに自分がどれだけジェラルドに心を惹かれているのかを説明した。
「それほどまでに…ジェラルドの事が好きなのか…?」
「はい…、あの時から…私の心はずっとジェラルド様に囚われております。でも、婚約者が既にいらっしゃるのは知っています。……ですが、もう一度だけお会いしたい。そして自分の心に決着を付けたいのです…」
私は儚げに瞳を揺らしながら話していた。
「そこまで思っているのに、貴女は簡単に諦められるのか?」
「……はい」
私はじっとセストの瞳を見据え、迷うことなく答えた。
「くくっ、そうか…。なるほどな…そこまでジェラルドが好きか……」
セストは突然笑い出すと席を立ちあがり、向かい合うように座っていた私の隣へと座り直した。
突然セストに迫られ私は困惑してしまう。
「アリエル王女…、私なら貴女の願いを叶えてあげられるかもしれない…。勿論、たった一度だけという欲の無い願いでは無く…ジェラルドを貴方のものに…という意味でな」
「……っ!?……それは…どういう意味ですか…」
私はその言葉に驚いてセストを見つめると、セストは口端を上げて顔を近づけて来た。
息がかかる程の距離にセストの顔があり私は戸惑っていた。
「ジェラルドが欲しいのだろう…?君が私の言う通りに動いてくれると言うのであれば…全面的に君に協力しようじゃないか…。一つだけ聞いておく、アリエル王女…貴女は純潔か?」
「……っ…!?」
突然そんな質問をされ、私の顔は真っ赤に染まっていた。
私の表情を見たセストは満足そうに笑み「間違いなさそうだな」と呟いた。
「私にとってジェラルドは邪魔な存在で、君はジェラルドが欲しい…。まさか、こんな所で強力な協力者が手に入るなんてな…くくっ、私がここに来て正解だった様だ。君は随分と、良い体をしている様だし…王女ならばジェラルドも簡単に断ることは出来ないはずだ…」
「……邪魔な存在…?」
セストは一体何の話をしているのだろうか。
その時の私には何を言っているのか理解出来なかった。
「…おっと、余計な事を話してしまった様だな。貴女は知らなくていい事だ…。私が国に戻ったら貴女が特待生としてジェラルドの通う魔法学園に通える様に手続きを進めておくよ。全て私に任せておけばうまく行くはずだ…。……だが、途中で引き返すことは許さない。これは…私と、貴女だけの秘密だ…。いいね?ジェラルドを手に入れたいのであれば、誰にも話してはダメだよ…」
セストの言葉に少し恐怖を感じたが、ずっと憧れていたジェラルドが手に入ると聞かされ私はその事が信じられない程に嬉しくて、恐怖なんて忘れていった。
「分かりました…」
ずっと恋焦がれていたジェラルドが…私のものになる…!
こんな夢の様な事があるのだろうか…。
私はこの思いを諦めなくて良かったと、強く思うのだった。
「君はまだこの学園に来たばかりで…案内や分からない事を教えるのはクラスメイトとしては当然のことだけど……僕個人に興味を持たれるのは困るな」
私がほんのりと頬を染め、嬉しそうにジェラルドの腕に抱き着くと、ジェラルドは困った顔で見つめて来た。
放課後、私はジェラルドに校内の案内をしてもらっていた。
この広い学園を1日で全て周るのは大変なので今回はその2回目であり、今は誰もいない静かな廊下を二人並んで歩いていた。
「あら、…私ったらごめんなさい。ずっと憧れていたジェラルド様と話していたら…楽しくなってしまって…、ついくっついてしまいましたわ。ジェラルド様には一応婚約者がいらっしゃるのでしたよね…」
「分かっているなら、こういうことはしないで欲しいかな」
私がわざとらしく自己アピールをしながら、胸をジェラルドの腕に押し付けて答えると、ジェラルドは嫌悪感を込めた瞳で見つめて来た。
(……少しやり過ぎてしまったかしら…)
私は残念そうな顔を浮かべ、渋々ジェラルドから離れた。
何度かジェラルドにアプローチをかけているが、いつも反応は薄く簡単には落ちてくれなさそうだ。
私の方が何もかも婚約者より優れているというのに、こんなにも好意的に接していてもジェラルドは全く態度を変える事は無かった。
本当はゆっくりとジェラルドに近づき、私に気持ちを向けさせる予定だった。
私の美貌を持ってすれば簡単に落ちるだろうと甘く見過ぎていた様だ。
(こうなったら……あの方に協力してもらうしか無さそうね…)
***
私はアリエル・カム・イエーリス
隣国イエーリス国の第三王女で、つい先日この魔法学園へと編入してきた。
ずっとこの時を待ちわびていた。
私は幼い頃、国の行事に参加していた時に賓客として訪れていたヴァイス大国の第二王子であるジェラルドに一目惚れをしたのだ。
ジェラルドは幼い頃から端麗な顔立ちで、優しく微笑まれると私はころっと恋に落ちてしまった。
最初は顔に惚れたのだが、その後いろいろなジェラルドの噂話を聞き、ますます心が惹かれて行った。
私にとってジェラルドは理想そのものだったのだ。
将来ジェラルドと結婚したいと、国王であるお父様に頼み込んだ。
しかし我が国は小国であり、ヴァイス大国と対等に渡り合える存在では無かった。
だから、私の願いは叶う事は無かった。
それでもいつか…そうなることを夢見ていたのだが、その矢先にジェラルドには既に婚約者がいるという事実を知り、私は絶望した。
何度も諦めようと思ったが、ジェラルド以上の理想の人物に巡り合えることは無かった。
お姉様達からは、いい加減諦める様に説得されたり、何度か縁談を勧められた事はあったが、私はそんな気にはなれず断り続けていた。
お父様は昔から末っ子である私にはとても甘く、私が嫌だと泣いてみせれば簡単に『仕方が無い』と言って諦めてくれた。
だから私にはいつまで経っても婚約者は出来なかった。
そんな時、私に転機が訪れる。
それは今から半年程前の事だ…。
ヴァイス大国との同盟の話が持ち上がったのだ。
なんでもヴァイス大国は周りの周辺国と次々に同盟を結んでいて、我が国イエーリスにもその話が舞い込んで来た。
その話を進める為に我が国を訪れたのは、第一王子であるセストだった。
セストは確かに綺麗な顔立ちをしているが、ジェラルド程では無かった。
一部の噂では弟のジェラルドには何をしても劣り、次期国王はセストでは無くジェラルドが最有力候補だと言われている様だ。
セストはとても傲慢で有名だとも聞いていた。
だから少し会うのは怖かったが、あれはあくまで噂だと自分に言い聞かせ、私はセストに接触することを試みた。
セストに近づき、ジェラルドの話を聞きたいと思ったからだ。
最初は少しでもジェラルドの話を聞ければ、それだけで満足だった。
だけど…セストに会う事で私にとって最大のチャンスが訪れる事になるなんて、想像もしていなかった。
私はあの時までは、ただ純粋な気持ちだけを持ち続けていた。
例え手に入らなかったとしても、もう一度成長したジェラルドに会ってみたい、ただそれだけを願っていたのだ。
私が隙を見てセストに接触し、少し話せる時間をもらえる様に頼むと、セストは簡単に私の事を受け入れてくれた。
その晩、セストの部屋に呼ばれ私達は暫く普通に話しをしていた。
私はセストに自分がどれだけジェラルドに心を惹かれているのかを説明した。
「それほどまでに…ジェラルドの事が好きなのか…?」
「はい…、あの時から…私の心はずっとジェラルド様に囚われております。でも、婚約者が既にいらっしゃるのは知っています。……ですが、もう一度だけお会いしたい。そして自分の心に決着を付けたいのです…」
私は儚げに瞳を揺らしながら話していた。
「そこまで思っているのに、貴女は簡単に諦められるのか?」
「……はい」
私はじっとセストの瞳を見据え、迷うことなく答えた。
「くくっ、そうか…。なるほどな…そこまでジェラルドが好きか……」
セストは突然笑い出すと席を立ちあがり、向かい合うように座っていた私の隣へと座り直した。
突然セストに迫られ私は困惑してしまう。
「アリエル王女…、私なら貴女の願いを叶えてあげられるかもしれない…。勿論、たった一度だけという欲の無い願いでは無く…ジェラルドを貴方のものに…という意味でな」
「……っ!?……それは…どういう意味ですか…」
私はその言葉に驚いてセストを見つめると、セストは口端を上げて顔を近づけて来た。
息がかかる程の距離にセストの顔があり私は戸惑っていた。
「ジェラルドが欲しいのだろう…?君が私の言う通りに動いてくれると言うのであれば…全面的に君に協力しようじゃないか…。一つだけ聞いておく、アリエル王女…貴女は純潔か?」
「……っ…!?」
突然そんな質問をされ、私の顔は真っ赤に染まっていた。
私の表情を見たセストは満足そうに笑み「間違いなさそうだな」と呟いた。
「私にとってジェラルドは邪魔な存在で、君はジェラルドが欲しい…。まさか、こんな所で強力な協力者が手に入るなんてな…くくっ、私がここに来て正解だった様だ。君は随分と、良い体をしている様だし…王女ならばジェラルドも簡単に断ることは出来ないはずだ…」
「……邪魔な存在…?」
セストは一体何の話をしているのだろうか。
その時の私には何を言っているのか理解出来なかった。
「…おっと、余計な事を話してしまった様だな。貴女は知らなくていい事だ…。私が国に戻ったら貴女が特待生としてジェラルドの通う魔法学園に通える様に手続きを進めておくよ。全て私に任せておけばうまく行くはずだ…。……だが、途中で引き返すことは許さない。これは…私と、貴女だけの秘密だ…。いいね?ジェラルドを手に入れたいのであれば、誰にも話してはダメだよ…」
セストの言葉に少し恐怖を感じたが、ずっと憧れていたジェラルドが手に入ると聞かされ私はその事が信じられない程に嬉しくて、恐怖なんて忘れていった。
「分かりました…」
ずっと恋焦がれていたジェラルドが…私のものになる…!
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