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第一章
28.二人での生活①
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私達は屋敷から離れ、馬車で1日掛けて移動した所にある別邸へと辿り着いた。
あれからロランと別邸で過ごす話が直ぐに決まってしまい、その数日後私達は準備をしてここへとやって来たという訳だ。
勿論これが決まったと言う事は、ロランとの婚約はもうほぼ決定事項みたいな雰囲気になっている。
私も正直ロランとなら構わないと何処かで思っていたから、そこまで抵抗はしなかった。
「やっと着いたー…!」
私は別邸に到着すると少し屋敷内を見て回り、寝室がある部屋を見つけると中に入り、そのままベッドにダイブした。
1日中狭い馬車の中で座ったままでいた為、ふわふわのベッドに横になるのがとても気持ち良く感じて、私の表情は安堵の色へと染まっていく。
(ベッド最高だー…)
「疲れたな…」
「うん、疲れた…。ロランもベッドに来れば?ふわふわしてて気持ちいいよ…」
私は何気なくそんな事を言ってしまう。
ここに置かれているのはキングサイズの大きなベッドなので、二人で並んで寝転がっても窮屈することは無さそうだ。
私がそんな事を言ってから暫くするとロランもベッドの方へと来て、私の横に寝転がって来た。
「今日からここが俺達の寝室ってことか…、まぁ…悪くはないな」
「俺達の…?」
私はロランの言葉が耳に留まり、ロランがいる方向に顔を傾けた。
するとロランは体ごと横に傾け、じっと私の事を見つめて来た。
その瞳はとても真直ぐで優しい顔をしていて私はドキドキしてしまう。
そして私が顔を染めて動揺しているとロランの手が私の方へと伸びて来て、髪に触れ先端を掬うとそっと口付けられる。
(……っ…)
「ここに居る間は…俺達は恋人なんだし、同じベッドで寝てもおかしくはないだろ…?」
「……っ…!た…たしかに、恋人のつもりでって話にはなったけど…だからと言ってそんな一緒に寝るとか…ちょっと早くない?……絶対ロラン、変な事するでしょ?」
私は前回の事を思い出し急に恥ずかしくなった。
ここで過ごす間は恋人として過ごそうと事前にロランと決めていた。
もし今回ここで共に暮らして合わなければ、婚約は見送るという話になったからだ。
「変な事ってなんだ…?」
「変な事は変な事だよっ…、この前ソファーでロランがした恥ずかしい事とか…」
私はこんな事を口にしているだけで恥ずかしい気分になっていく。
「この前は邪魔が入ったけど、これからは誰の目を気にすることなく…出来そうだな」
「……っ…する…の…?」
私は顔を真っ赤にさせながらロランの顔をドキドキしながら見つめていた。
「俺はしたいけど、シャルが嫌ならしないよ。添い寝だけでもシャルの傍に居れたら俺は構わないからな…」
「………」
ロランは優しい声で呟いた。
私はそれを聞いて、胸の奥がぞわぞわとしていた。
正直私の心にはまだ迷いはある。
だけど、この前初めてロランにあんなことをされて…あんなに恥ずかしかったはずなのに、私は興奮していた。
あの時の熱をまた感じたいと、どこかで期待している自分がいた。
でもそんな事は恥ずかしくて自分の口から言えなかった。
だけど瞳はそうして欲しいと、ロランに訴えかけている様に映っていたのかもしれない。
「どうした…?そんなに切な気に俺を見て…」
「……べ、別にっ…。なんでもないよ…」
私はそう答えると、横に傾けていた顔を正面へと戻した。
(……私、何考えてるんだろう…)
そんな事を考えていると、突然天井が映っていた視界にロランの顔が映りこんで来た。
そしてロランと視線が合うと、ロランは徐々に私の方へと顔を寄せて来る。
「な…何?」
「この前の続き…するか?」
「は…?な…なんでっ…」
「なんでって…。シャルがしたそうな顔をしていたから?」
そう指摘されると私の顔は沸騰するかのように真っ赤に染まっていった。
「本当にシャルって分かりやすいな…。嘘を付くの下手過ぎ…」
「ち、違うっ…!」
私がすぐさま言い返すと、ロランは「違わないよ」と落ち着いた口調で続け、そのまま唇が重なった。
あれからロランと別邸で過ごす話が直ぐに決まってしまい、その数日後私達は準備をしてここへとやって来たという訳だ。
勿論これが決まったと言う事は、ロランとの婚約はもうほぼ決定事項みたいな雰囲気になっている。
私も正直ロランとなら構わないと何処かで思っていたから、そこまで抵抗はしなかった。
「やっと着いたー…!」
私は別邸に到着すると少し屋敷内を見て回り、寝室がある部屋を見つけると中に入り、そのままベッドにダイブした。
1日中狭い馬車の中で座ったままでいた為、ふわふわのベッドに横になるのがとても気持ち良く感じて、私の表情は安堵の色へと染まっていく。
(ベッド最高だー…)
「疲れたな…」
「うん、疲れた…。ロランもベッドに来れば?ふわふわしてて気持ちいいよ…」
私は何気なくそんな事を言ってしまう。
ここに置かれているのはキングサイズの大きなベッドなので、二人で並んで寝転がっても窮屈することは無さそうだ。
私がそんな事を言ってから暫くするとロランもベッドの方へと来て、私の横に寝転がって来た。
「今日からここが俺達の寝室ってことか…、まぁ…悪くはないな」
「俺達の…?」
私はロランの言葉が耳に留まり、ロランがいる方向に顔を傾けた。
するとロランは体ごと横に傾け、じっと私の事を見つめて来た。
その瞳はとても真直ぐで優しい顔をしていて私はドキドキしてしまう。
そして私が顔を染めて動揺しているとロランの手が私の方へと伸びて来て、髪に触れ先端を掬うとそっと口付けられる。
(……っ…)
「ここに居る間は…俺達は恋人なんだし、同じベッドで寝てもおかしくはないだろ…?」
「……っ…!た…たしかに、恋人のつもりでって話にはなったけど…だからと言ってそんな一緒に寝るとか…ちょっと早くない?……絶対ロラン、変な事するでしょ?」
私は前回の事を思い出し急に恥ずかしくなった。
ここで過ごす間は恋人として過ごそうと事前にロランと決めていた。
もし今回ここで共に暮らして合わなければ、婚約は見送るという話になったからだ。
「変な事ってなんだ…?」
「変な事は変な事だよっ…、この前ソファーでロランがした恥ずかしい事とか…」
私はこんな事を口にしているだけで恥ずかしい気分になっていく。
「この前は邪魔が入ったけど、これからは誰の目を気にすることなく…出来そうだな」
「……っ…する…の…?」
私は顔を真っ赤にさせながらロランの顔をドキドキしながら見つめていた。
「俺はしたいけど、シャルが嫌ならしないよ。添い寝だけでもシャルの傍に居れたら俺は構わないからな…」
「………」
ロランは優しい声で呟いた。
私はそれを聞いて、胸の奥がぞわぞわとしていた。
正直私の心にはまだ迷いはある。
だけど、この前初めてロランにあんなことをされて…あんなに恥ずかしかったはずなのに、私は興奮していた。
あの時の熱をまた感じたいと、どこかで期待している自分がいた。
でもそんな事は恥ずかしくて自分の口から言えなかった。
だけど瞳はそうして欲しいと、ロランに訴えかけている様に映っていたのかもしれない。
「どうした…?そんなに切な気に俺を見て…」
「……べ、別にっ…。なんでもないよ…」
私はそう答えると、横に傾けていた顔を正面へと戻した。
(……私、何考えてるんだろう…)
そんな事を考えていると、突然天井が映っていた視界にロランの顔が映りこんで来た。
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「な…何?」
「この前の続き…するか?」
「は…?な…なんでっ…」
「なんでって…。シャルがしたそうな顔をしていたから?」
そう指摘されると私の顔は沸騰するかのように真っ赤に染まっていった。
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