【完結】帰って来ない恋人を待っていたら、意地悪な元騎士さんに絡まれました【R18】

Rila

文字の大きさ
15 / 46

15.繋がる※

「これだけ解しておけば…問題なさそうだな…」
「はぁっ…はぁっ…」

 レオンは私の中心から唇を剥がすと、私の顔を見下ろしていた。
 私は浅い呼吸を繰り返しながら、火照った顔でレオンを見つめていた。

「ニナ、大丈夫か?少し休むか…」
「大丈夫…。レオンさんと…早く繋がりたい…ですっ…」

 私は顔を真っ赤に染め、恥ずかしそうに小さな声で呟いた。
 その言葉を聞いたレオンは少し驚いた顔を見せた。

「ニナってたまに大胆な事を言うよな。俺をドキッとさせて焦らせようとしているのか?」
「……っ、違いますっ…!レオンさんの熱を感じていたら、もっと欲しくなったのでっ…」

 私は自分で言った事が恥ずかしくなって来て、腕で目元を隠した。

「ニナは、そんな事を言う余裕があるんだな。それならば遠慮はしないからな。俺の形を覚えさせるまで解放はしない。思う存分俺を感じて…」
「……ぁっ…ん…」

 レオンはトロトロになった私の蜜口に、熱く滾ったものを押し付け、入口を探る様に擦り付けてくる。
 擦られる度に甘い快感が全身に走り思わず声を漏らしてしまう。

「入口を擦られるだけでそんなにいいのか?だけど今のニナにはそんな刺激じゃ物足りないよな?挿れるな…。一応、力は抜いとけよ?」
「……うん。……ぁっ…ぁあっ…」

 レオンは私の蜜口に硬くなり反り返ったものをグッと押し当てると、ゆっくりと私の中へと沈めて行く。
 私の中にレオンの熱い塊が入って来ると、入り口を大きく広げられ裂けるような激痛が走る。

(痛いっ…!!……痛すぎるっ…)

「キツイな…。ニナ、大丈夫か…?」
「……大丈…夫っ…」

 私の目からは大粒の涙が零れ、それでも必死に笑顔を作ろうとしていた。
 そんな私の表情に気付いたレオンは、動きを止めた。

「お願いっ…、止めないでっ…!私レオンさんと繋がりたいのっ…」

 私が切なそうな顔で懇願すると、レオンは困った顔を見せ、私の方へと顔が下りて来た。

「ニナ、痛みは変わらないかもしれないけど…出来るだけキスに集中出来るか?」
「う…うん」

 レオンの言葉に頷くと、レオンは私の唇を深く奪っていく。

「んっ…んんっ…はぁっ…」

 唇が重なると、私はレオンの舌に絡ませるように口付ける。
 キスに集中していても、下半身の激痛は消えることは無かった。
 だけどゆっくりと奥にレオンのものが入って来るのを感じて、胸が高鳴っていく。

 それから暫くしてレオンはゆっくりと唇を剥がした。
 そして涙で濡れた私の目元にそっと口付けた。

「良く頑張ったな…、痛かったよな…ごめん」
「終わったの…?」

 私が問いかけるとレオンは「全部入ったよ」と優しく答えた。
 それを聞いて私はほっとするのと同時に、嬉しさで涙が止まらなくなっていた。

「ニナ、痛いのか?」
「違うのっ…確かに痛いけど…それは大丈夫っ…。そうじゃなくて、レオンさんと一つになれたのが嬉しくてっ…」

 私は泣きながら笑っていた。
 そんな私の姿を見て、レオンもつられる様に笑ってくれた。
 それがなんだか嬉しくて、私はぎゅっとレオンに抱き着いた。

「俺も嬉しいよ、ニナと繋がれて…。ニナが落ち着くまで動かないから、安心していい」
「うん…」

 レオンと私は横向きで暫く抱き合っていた。
 抱きしめられるとレオンの熱と、匂いに包まれて心がほっとする。

「レオンさん…」
「どうした…?」

「レオンさんは…私が初めてじゃないと思っていたでしょ…?」
「ああ…まぁな。ニナって妙にキスされる事に慣れていたからな…」

(やっぱり…そう思うよね)

「キスはしたことあるけど…、体を重ねるのは今が初めてだからっ…。私、レオンさんが初めてなのっ!」

 私が恥ずかしそうに答えると、中で埋まってるレオンの塊が質量を増していくのを感じて私は体を震わせた。

「……っ…!?」
「悪い、嬉しくて…反応したみたいだ…」

 レオンは恥ずかしそうにぼそっと呟いた。
 私までなんだか恥ずかしくなり、思わずレオンの胸に顔を埋めた。

(……照れてるレオンさん…可愛いっ…!!どうしよう…にやにやが止まらなくなっちゃいそうっ…。見つかったらレオンさんにまたいじめられてしまう…)

「ニナも照れてるのか…?あまり俺を煽らないでくれ…」
「う…うん……っ…、でもレオンさんも中で大きくしないでっ…」

 さっきから私の中でびくびくとレオンのものが蠢いている。
 それを感じると私まで反応してしまう。

「ニナ、俺…もう限界かも。ニナが可愛すぎて抑えるのは無理だ…」
「……っ…!私ももう大丈夫…」

 私がへらっと笑うとレオンは私の体を仰向けに戻した。

「辛かったら言えよ…。止められる自信はないけどな…」
「分かりました…っ…」

 レオンは自嘲する様に苦笑すると、私の額にそっと口付けた。
 そして再び私の足を膝で折り曲げ左右に大きく開かせた。
 私はドキドキしながらレオンの顔を見つめていた。

「……ぁっ…ん…はぁっ…」

 レオンがゆっくりと腰を引き抜こうとすると、中が擦れて甘い痺れが体中に伝わっていく。

(なに…これ…)

「ニナ、これだけでそんなに可愛い声出すなよ…」
「はぁっ…中が…熱いっ……んっ…」

 レオンは引き抜くと浅い所でゆっくりと腰を揺らし始めた。

(溶けちゃいそう。声出すの恥ずかしいのに…気持ち良すぎて…抑えられないっ…)

「ぁあっ…んっ……はぁっ…ぁあっ…」
「随分と気持ち良さそうだな…」

 レオンが動く度に中を締め付け、私の口からは甘い嬌声がひっきりなしに漏れていた。
 繋がっている部分から快感が体に蓄積されて、敏感になっていく様な気がする。
 まるで快楽の海の底にでも沈められたかのように、深い場所へと堕ちて行く。

「……はぁっ…気持ち…いいっ……ぁ…んっ…」
「ニナ、気付いているか?さっきから俺の事をきゅうきゅう締め付けて来ているのを…。俺も気持ち良すぎて腰が止まらなくなりそうだ…」
感想 2

あなたにおすすめの小説

フッてくれてありがとう

nanahi
恋愛
【25th Anniversary CUP】にて、最終ランキング3位に入りました。投票してくださった皆様、読んでくださった皆様、ありがとうございました! 「子どもができたんだ」 ある冬の25日、突然、彼が私に告げた。 「誰の」 私の短い問いにあなたは、しばらく無言だった。 でも私は知っている。 大学生時代の元カノだ。 「じゃあ。元気で」 彼からは謝罪の一言さえなかった。 下を向き、私はひたすら涙を流した。 それから二年後、私は偶然、元彼と再会する。 過去とは全く変わった私と出会って、元彼はふたたび──

完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ

音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。 だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。 相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。 どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

ため息ひとつ――王宮に散る花びらのように

柴田はつみ
恋愛
「離縁を、お願いしたいのです」 笑顔で、震えずに、エレナはそう言った。 夫は言葉を失った。泣いてくれれば、怒ってくれれば、まだ受け止め方があった。しかしあの静けさは、エレナがもう十分に泣き終わった後の顔だと、ヴィクトルにはわかった。 幼なじみと結ばれた三年間。すれ違いは静かに始まり、深紅のドレスの令嬢によって加速した。ため息を飲み込み、完璧な微笑みを保ち続けた公爵夫人が、最後に選んだのは――。 王宮に散る花びらのような、夫婦の崩壊と再生の物語。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

「私に愛まで望むとは、強欲な女め」と罵られたレオノール妃の白い結婚

きぬがやあきら
恋愛
「私に愛まで望むな。褒賞に王子を求めておいて、強欲が過ぎると言っている」 新婚初夜に訪れた寝室で、レオノールはクラウディオ王子に白い結婚を宣言される。 それもそのはず。 2人の間に愛はないーーどころか、この結婚はレオノールが魔王討伐の褒美にと国王に要求したものだった。 でも、王子を望んだレオノールにもそれなりの理由がある。 美しく気高いクラウディオ王子を欲しいと願った気持ちは本物だ。 だからいくら冷遇されようが、嫌がらせを受けようが心は揺るがない。 どこまでも逞しく、軽薄そうでいて賢い。どこか憎めない魅力を持ったレオノールに、やがてクラウディオの心は……。 すれ違い、拗れる2人に愛は生まれるのか?  焦ったい恋と陰謀+バトルのラブファンタジー。

【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない

くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、 軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。 言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。 ――そして初めて、夫は気づく。 自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。 一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、 「必要とされる存在」として歩き始めていた。 去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。 これは、失ってから愛に気づいた男と、 二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。 ――今さら、遅いのです。

『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい

歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、 裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会 ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った 全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。 辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。