8 / 8
最後の犠牲者の追憶
しおりを挟む
scene5「犠牲者の追憶」
俺があの公園で寝泊まりするようになったのは、4~5年くらい前かなあ。あそこは水もあるし、夜になれば人は誰も入ってこない。俺たちみたいに公園を寝床にしてる奴らにはもってこいの場所だよ。
あそこは夜になると暗すぎて、悪さするガキどももやって来ねえから安心して眠れるんだ。
だからさ、アイツの姿を見たときはびっくりしたよ。アイツは何なんだ?
いきなり現れて、いきなり襲ってきやがった。
それにしてもあの目は怖えよなあ、俺も血気盛んな若い頃はいろんな奴とやりあったけど、あんな怖え目をした奴に会ったのは初めてだよ。俺はビビり過ぎて思わず笑っちまったよ。アイツは多分人間じゃあねえんだろ?
あんなのが本当にこの世にいるんだなあ。
ところで、俺は死んだのかい?
だったら、もういいだろう?
俺は休みたいんだ。
もうこの人生にはこりごりなんだよ…。
俺があの公園で寝泊まりするようになったのは、4~5年くらい前かなあ。あそこは水もあるし、夜になれば人は誰も入ってこない。俺たちみたいに公園を寝床にしてる奴らにはもってこいの場所だよ。
あそこは夜になると暗すぎて、悪さするガキどももやって来ねえから安心して眠れるんだ。
だからさ、アイツの姿を見たときはびっくりしたよ。アイツは何なんだ?
いきなり現れて、いきなり襲ってきやがった。
それにしてもあの目は怖えよなあ、俺も血気盛んな若い頃はいろんな奴とやりあったけど、あんな怖え目をした奴に会ったのは初めてだよ。俺はビビり過ぎて思わず笑っちまったよ。アイツは多分人間じゃあねえんだろ?
あんなのが本当にこの世にいるんだなあ。
ところで、俺は死んだのかい?
だったら、もういいだろう?
俺は休みたいんだ。
もうこの人生にはこりごりなんだよ…。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる