6 / 24
第2章 プロメタの町のヨハン
第6話 プロメタの町のヨハン
しおりを挟む
「ヨハン、どうしても兵士になるの?」
「あぁ、この戦争は勝たなければ未来はないからな」
プロメタの町の道具屋の息子ヨハンはリムルダールの兵士になることを決めていた。
同じプロメタの町の幼馴染みであるフローラとは将来を誓い合った仲である。
本心を言えば二人で逃げ出してしまいたい。
だが残されたフローラの両親の為にもそれは出来ない、彼女にはそんな選択はさせたくないのだ。
「大丈夫、俺は死なないよ」
「……うん」
既に魔人族は峠の関所を攻めていると言う噂もあるが数百年間戦争は続いている。
それを俺がどうにか出来るなんて考えているわけではない、だがフローラと共に生きるためにもお金が必要なのだ。
事実兵士は給金が非常に高かった。
実家の道具屋の年収が僅か半月で稼げるのだ。
実際に兵士として働きに出て3年働き、一生働かなくても暮らせる位の金を得て帰ってきた者も村には居た。
ヨハンはフローラを両親共々養える金を得て帰ってくるつもりなのであった。
そして、ヨハンが兵士に志願してリムルダールへ行き一週間が過ぎた日…
兵士仲間が話す内容が聞こえた。
「おいっ、プロメタの町が魔人族によって滅ぼされたそうだぞ!」
「いよいよ残されたのはここだけか…」
今なんて言った?
プロメタの町が滅ぼされた?
嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…
「おいっヨハンどうした?!誰か!ヨハンが!」
ヨハンはそのまま意識を失い倒れるのであった。
「あぁ、この戦争は勝たなければ未来はないからな」
プロメタの町の道具屋の息子ヨハンはリムルダールの兵士になることを決めていた。
同じプロメタの町の幼馴染みであるフローラとは将来を誓い合った仲である。
本心を言えば二人で逃げ出してしまいたい。
だが残されたフローラの両親の為にもそれは出来ない、彼女にはそんな選択はさせたくないのだ。
「大丈夫、俺は死なないよ」
「……うん」
既に魔人族は峠の関所を攻めていると言う噂もあるが数百年間戦争は続いている。
それを俺がどうにか出来るなんて考えているわけではない、だがフローラと共に生きるためにもお金が必要なのだ。
事実兵士は給金が非常に高かった。
実家の道具屋の年収が僅か半月で稼げるのだ。
実際に兵士として働きに出て3年働き、一生働かなくても暮らせる位の金を得て帰ってきた者も村には居た。
ヨハンはフローラを両親共々養える金を得て帰ってくるつもりなのであった。
そして、ヨハンが兵士に志願してリムルダールへ行き一週間が過ぎた日…
兵士仲間が話す内容が聞こえた。
「おいっ、プロメタの町が魔人族によって滅ぼされたそうだぞ!」
「いよいよ残されたのはここだけか…」
今なんて言った?
プロメタの町が滅ぼされた?
嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…嘘だ…
「おいっヨハンどうした?!誰か!ヨハンが!」
ヨハンはそのまま意識を失い倒れるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる