上 下
118 / 144

第118話 最終魔法「エロプンテ」

しおりを挟む
雲の上に浮かぶファッキンガム宮殿。
その城の入り口はまるで太股のように丸い形をしており中央に在る小さな入り口に向かってドラゴンが突っ込む!

「アソコだ!」
「アソコだな!」

間違ってない。
そのままドラゴンに変身した龍人は頭部をその入り口の中へ突っ込んだ!
俗に言うスカルファックと言うプレイである。
城が大きく揺れてヤマトがドラゴンの背から衝撃で転げ落ちる。

「いてててて・・・」

ドラゴンの頭部が突っ込んだ入り口は大きく破壊されヤマトはそのドラゴンの開けた穴から中へと侵入する。
しかし、ヤマトは堕天使と再度会ってどうするつもりなのか・・・
ヤマトにできることといえばSEXのみだが堕天使はふたなりではなく男である。
腐女子な方々が喜ぶ展開になるのは絶対に避けたいと思うヤマトが通路を走り正面の扉を開いた。

「やぁ、ヤマト君来てくれたんだね」

そこはダンスホールと呼ばれるような広い部屋でその中央に豪華な椅子が1つ在りそこに座る堕天使が居た。
足を組んで手にはワイングラスに入ったワインを振って香りを楽しみながらヤマトに微笑む。
ヤマトは無駄だとは分かっているが一応交渉する。

「ニンフに力を返してくれないか?」
「ヤマト君の命の事は知ってるよ、だけどこれは駄目だ。」

そう言ってヤマトの言葉を拒絶する堕天使。
そして、堕天使が指をパチンと鳴らすと何処から現われたのかサキュバスに精を吸われた女達が現われた。
ざっと30人は居る。

「ヤマト君このまま帰ってくれないかな?君を殺したくは無いんだ。」

それはこの場に居る30人の女達に逆レイプをさせてヤマトの精を全て放出させて殺すと脅しているのだろう。
どう考えてもヤマトに勝ち目は無い。
だが、一つだけ・・・
そう、最後の魔法が残っていた。
説明も何も無く使おうとも思うことも無かったがこれを使うべき時は今だとそんな気持ちになっていた。

「分かった。では交渉決裂だな!」

ヤマトが構える!
それと同時に女達が一斉にヤマトに向かって襲い掛かる!
全員の目が肉食系女子のそれで摑まったら確実に死ぬまで抜かれるのは目に見えていた。
だがヤマトは自分の勘を信じていた。
今こそこの魔法の封印を解く時だ!

「これが俺の切り札だ!」

ヤマトの脳内にその呪文が浮かび上がる!
それをヤマトは一字一句間違う事無く唱える!

「エロプンテ!」

エロプンテ:何が起こるか分からない最大級の謎を秘めた魔法。

ヤマトが唱え終わったと同時にヤマトの体がまるで変身したように別の生き物に変わった。
両腕は細い腕が何本もウネウネ動き両足も全てが触手に変わった。
唯一頭部のみが人間のヤマトの顔のままであった。
そして、目の前に近付いて来ていた女の体に4本の触手が巻きつく!

「いやぁあああん」

まるでそうされる事に喜びを感じているような女の叫びと共に膣とアナル両方に触手が挿入される!
既に触手はヌルヌルの液体を分泌して肌色から緑色に変色しておりスムーズに女の中へ侵入してその体を宙に持ち上げて交互に犯す!
気が付けば同時に襲い掛かっていた女達も30人全員がヤマトに触手で拘束され両穴に挿入されていた。

「あぁあああ凄いもっとかき回して!」
「はぁああんぐぅ・・・ぬはぁあああ!」
「ふぁあああんほぉ・・ほぉおおおお!!」
「あぁ、そんな両方なんて!!ふぁああ凄いぃいい!!」
「んっあぁ・・・あぁああああ!!」
「もっとぉ!もっと滅茶苦茶にしてぇえええ!!!」

ヤマトの周囲で女30人が同時に触手ヤマトに凌辱される。
元々全員全裸だったから挿入も楽に出来たのが幸いであった。
そして、なにより幸いなのがヤマトの触手はセクスカリバーとは別物であった。
様はヤマトにとって手マンしているのと変わりないのだ。
それは残り少ない精を放出する事無く女達を同時に犯せると言う事にほか無かった。

「な・・・なんなんだこれは・・・」

堕天使は目の前で行なわれている同時凌辱の光景に唖然とする。
それはそうだろう、彼女達はサキュバスに魅了されているとは言えそれでも堕天使に従う聖職者なのだ。
なのでもしヤマトの様な触手の魔物であればその存在は肉体接触と共にダメージを負うのが普通なのだ。
これが人型のサキュバスという魔族と魔物の大きく違う点なのだがそんな事を考えている場合ではない。

「はぁあああん、も、もうらめぇええええ!!」
「はぅうううひっひぎぃいいくぅうううう!!」
「あひぃいいい触手チ●ポすごぃいいいい!!!!」
「はぅうううう!!ぎもぢいいよぉおおおお!!!」
「おひぃいいい!!!ひぐひぐひぃぐぅううう!!!」

次々と絶頂し触手に巻きつかれながらぐったりと意識を失う女達。
人間を軽々と持ち上げているその触手全てに実は重力制御魔法が込められているのだが誰一人そんな事を気にするものは居ない。

「あっひゃぁああああんぎぃいいいいびゃああああ!!!」

最後の短髪の女が絶頂と共に意識を失いその場にそっと下ろされる。
全員全身をヒクヒクさせながら両穴から触手から分泌された液体を垂れ流している。
堕天使はそれを見ながら恐怖する。
そして、ヤマトの体が光に包まれると共に元に戻った。

「ぐはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

そう、全身を触手に変化させているのもそうだがその触手から液体を出すのに魔力を常に消費し続けていたのだ。
勿論その液体は媚薬効果があるのだがそれはどうでもいいだろう。
既に女達30人は全員無力化させられたのだから。

「は・・・ははっ・・・もう限界みたいだな!計算どおりだよ!」

堕天使がそう声に出す。
だがヤマトは膝に手を付き堕天使の方を見て呼吸を整えて再度唱える!

「エロプンテ!」

その手からピンク色の靄が噴き出し逃げ腰だった堕天使の体を包み込んだ。
そして、その霧が飛散すると共に堕天使の姿が現われるのだが・・・
その体が女に変化していたのだった。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

表舞台から消えた令嬢の行方

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:113pt お気に入り:2,545

聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ?

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:31,318pt お気に入り:11,548

前世の記憶がありまして。

BL / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:43

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:668pt お気に入り:138

攻略対象5の俺が攻略対象1の婚約者になってました

BL / 完結 24h.ポイント:390pt お気に入り:2,623

処理中です...