58 / 86
第58話 日本語が分からないエミ!
しおりを挟む
ドリーマーオーディション
2000年に稼動したジャ○コが開発した音ゲーでマイクに向かって歌う事でプレイできる音ゲーである!
収録曲は様々なジャンルから100曲程が収録され規定の条件で高得点を記録すると、芸能プロダクションの協力の元ジャ○コが主催するオーディションに参加できる。
それによりプロデビューが出来ると話題になった画期的な音ゲーであった。
だが実際にこのオーディションが開催されたという話は聞かなかった。
その一番の理由として考えられているのが環境であったと言われている・・・
音ゲーと言う事で設置されるのは勿論ゲームセンターに設置されるわけである。
特に今までシリーズ化されていない新作として発売された音ゲーなので購入する店舗は他の音ゲーを設置している店が多い。
そんな中、考えてみれば分かる事なのだが他の音ゲーが置かれている環境の中でマイクに向かって歌を歌ってその音感等を評価するゲーム。
例えばDDRの踏む音、例えばドラムの叩く音・・・
カラオケボックスではなく公共の場でむき出しのマイクが拾うのは周囲の音だというのは当たり前だろう。
結果、自らが歌っている歌声すらも霞む状況が多数の店舗で見られる上に通行人の前で歌を歌うと言う状況。
一般の方には敷居が高すぎたのであった・・・
「だが・・・この世界でなら・・・エミならきっと・・・」
ロクドーはエミが走っていった外を眺めながら口にしていた。
ロクドーは知っていたのだ。
メロディーがロクドーと一緒に居る時にエミが口ずさみながら歌っていたその歌声を聞いていたから・・・
その頃、城壁に元々奴隷たちを入れた檻を運ぶ台車でデリーマーオーディションを運んだエミは近くに居た休憩中の衛兵に声を掛けていた。
「お願いします!これを城壁の上まで運ぶのを手伝って下さい!」
「おうよ!エミさんの頼みなんだ!俺達の力を見せてやろうぜ!」
本来であれば数百キロもある筐体を持ち上げて階段を上がるのは不可能に近い。
人手の問題ではない、単純に重さの割りに手をかける箇所が少なくて無理なのだ。
だがこの世界の、特にコンマイ国の住人は音ゲーによって魔力が異状にまで鍛えられている。
彼ら一人一人が筋力強化の魔法を使用して交代しながら運ぶ事で不可能を可能としたのである!
「エミさん!このあたりで宜しいですか!」
「はい、ありがとうございます」
音ゲーを生み出し広げたロクドー、その側に常に一緒に居る美女であるエミに声を掛けられるなんて幸せすぎると内心考えながらも衛兵は真面目な顔をして会話を行なう!
そして、その音ゲーを使ってこれから何かをするエミを守ろうと数名がその場に残りエミを周囲を警護する!
まだ魔物は地上からしか攻めて来ていないが間違い無く空からもやって来る!
だからこそ城壁の上で何かをしようとするエミを守らねばならないと考えていたのだ。
「周囲の警護は任せて存分にやって下さい!」
「はいっ!」
筐体の向こうには夥しい数の魔物がこちらへ向かってきていた。
だが一切恐れる事無くエミは筐体の前に立ち両手を組んで腹部に宛がう。
そして、手を組んだまま指先をコイン投入口へ触れる。
光が満ちた!
空へ向けて♪の形をした光が幾つも浮かび上がり筐体の画面に曲がズラリと並ぶ!
勿論異世界であるこの世界の人間に日本語が読めるわけも無く曲が始まっても歌が歌えるわけがない。
だがエミには秘策が在った。
「スゥ・・・」
ゆっくりと息を吸い込むエミ。
そして彼女の口からマイクに向かって声が放たれる!
「♪~♪♪♪~♪♪♪♪♪~♪♪~♪♪♪~」
そこに歌詞は無かった。
だが表示される音程と音域にエミの声が重なりそれは筐体を通じて響き渡る!
そう、エミは・・・
「やっぱりエミならやってくれると思ったよ・・・」
ベットの上で聞こえてきた懐かしいその曲にロクドーはメロディーの言葉を思い出す。
『凄いね彼女、1回しか聞いてない曲を鼻歌で再現してるよ。あれって絶対音感持ってるわね、羨ましいわ~』
絶対音感・・・
それはある音(純音および楽音)を単独に聴いたときに、その音の高さ(音高)を記憶に基づいて絶対的に認識する能力である
単純に言うならば全ての音が全てドレミの音域で理解できる能力の事である。
そして、それは自らの口から発せられる声すらも音域が認識でき調整が出来ると言う事である。
ドリーマーオーディションでは筐体の画面に曲の歌詞とその音域が表示されており、マイクを通じて発した声がその音域に合っているかどうかで得点が評価される。
テレビ番組で歌っている人の声の音域と元の音域を合わせている番組を見た事があるだろう、あれがゲーム筐体で再現されているのだ。
つまり、そこに歌詞は乗っていなくても音域と長さが合っていれば採点の基準は満たされるのである!
「おおおおおお!!魔力が回復していく!!」
「私の剣が輝いているよ!」
「おい、見ろあれ!」
1人の冒険者が指差した先の光景に誰もが驚く。
こちらへ向かっている魔物の体から黒い靄が徐々に抜けながら空へ飛散していくのである。
エミの歌の効果、それはメロディーの歌のような直接的な効果はなかったが補助的な効果を確実に発揮していた。
魔物の魔力をその体から抜き出していたのである!
「よし!交代の時間だ!度周囲の敵を殲滅してコンマイ国の兵士達と交代するぞ!」
ナーヤと並んで戦っていたズーの宣言でコンマイ国の城門が開き兵士達が中央を開いて並び立つ!
その間を冒険者達が徐々に通り抜け交代を行なう!
そして、殿を務めるナーヤとズーの2人が中央に立ち2人で魔法を掛け合わせる!
「合わせるんだよアンタ!」
「うるせっお前が合わせろよ!」
口では言い合っているが二人共全力の魔力上限が殆ど等しく全力を出せば必然的に魔力が同じになる事を知っている。
夫婦の絆とも言える信頼関係が一切疑う事無く掛け合わせた魔法が正確に発動する事を理解していた。
「「いくぞ!グランドストーム!」」
周囲の魔物に向かって二人から放射状に風魔法が放たれる!
本来上空へ向かって形作る筈の竜巻が何本も水平に出現し地上に居る魔物達を巻き込んで押し戻す!
魔物同士がぶつかり合い押し付けられ潰される!
2人はこの後16時間はゆっくりと休める上に今もエミの歌で魔力が徐々に回復しているので安心して全力で魔法を放った!
そして、魔法が落ち着いたその時に城の周囲に生き残っている魔物は居なかった。
「よし、2人は下がれ!後は我々に任せろ!」
兵士の一人が叫びナーヤとズーは踵を返して城門を潜る。
既に戦闘開始から16時間、倒し賜物は1500を越えていた。
日が暮れても城の城壁に設置された明かりの魔法具で周囲が照らされ闇に紛れて攻める事も出来ない。
まさに鉄壁の守りとなったコンマイ国、このまま魔物が諦めるまで勝ち続けられると誰もがその時までは確信していた。
「さぁ次は我々が8時間この国を守る・・・ぞ・・・」
最初に気付いたのは一番前に立っていた兵士長であった。
遥か向かうに見えたそいつは地上ではなく空を飛んでいた。
距離がかなりあるにも関わらずその姿が目視できた事に言葉が詰まった兵士。
しかし、徐々にそれがこちらへ向かって来ている事で直ぐに他の者の視界にも入る。
そして、豆粒程の大きさだったそいつの姿が確認できて誰もが言葉を失った。
いや、兵士長だけは震えながらもその存在の名を口にしていた。
「ど・・・どら・・・ごん・・・ドラゴン・・・ドラゴンだ!」
漆黒の体に全長10メートルにも及びそうな巨体が空を飛びながらこちらへ向かってきていたのだ。
その下には様々な新たなる魔物の大群。
まさに先程までとは明らかに違いすぎる状況であった。
「なんで俺に変わった瞬間にこんな事になるんだよ・・・」
そう愚痴を言いつつも兵士長は城壁の上から聞こえるエミの歌を耳に捕らえ気合を入れなおす。
「やるしかねぇよな!」
響き渡る『PU○FY』の『渚にまつわる○トセトラ』をバックミュージックに武器を手に構える兵士達。
戦いはまだ始まったばかりであった・・・
2000年に稼動したジャ○コが開発した音ゲーでマイクに向かって歌う事でプレイできる音ゲーである!
収録曲は様々なジャンルから100曲程が収録され規定の条件で高得点を記録すると、芸能プロダクションの協力の元ジャ○コが主催するオーディションに参加できる。
それによりプロデビューが出来ると話題になった画期的な音ゲーであった。
だが実際にこのオーディションが開催されたという話は聞かなかった。
その一番の理由として考えられているのが環境であったと言われている・・・
音ゲーと言う事で設置されるのは勿論ゲームセンターに設置されるわけである。
特に今までシリーズ化されていない新作として発売された音ゲーなので購入する店舗は他の音ゲーを設置している店が多い。
そんな中、考えてみれば分かる事なのだが他の音ゲーが置かれている環境の中でマイクに向かって歌を歌ってその音感等を評価するゲーム。
例えばDDRの踏む音、例えばドラムの叩く音・・・
カラオケボックスではなく公共の場でむき出しのマイクが拾うのは周囲の音だというのは当たり前だろう。
結果、自らが歌っている歌声すらも霞む状況が多数の店舗で見られる上に通行人の前で歌を歌うと言う状況。
一般の方には敷居が高すぎたのであった・・・
「だが・・・この世界でなら・・・エミならきっと・・・」
ロクドーはエミが走っていった外を眺めながら口にしていた。
ロクドーは知っていたのだ。
メロディーがロクドーと一緒に居る時にエミが口ずさみながら歌っていたその歌声を聞いていたから・・・
その頃、城壁に元々奴隷たちを入れた檻を運ぶ台車でデリーマーオーディションを運んだエミは近くに居た休憩中の衛兵に声を掛けていた。
「お願いします!これを城壁の上まで運ぶのを手伝って下さい!」
「おうよ!エミさんの頼みなんだ!俺達の力を見せてやろうぜ!」
本来であれば数百キロもある筐体を持ち上げて階段を上がるのは不可能に近い。
人手の問題ではない、単純に重さの割りに手をかける箇所が少なくて無理なのだ。
だがこの世界の、特にコンマイ国の住人は音ゲーによって魔力が異状にまで鍛えられている。
彼ら一人一人が筋力強化の魔法を使用して交代しながら運ぶ事で不可能を可能としたのである!
「エミさん!このあたりで宜しいですか!」
「はい、ありがとうございます」
音ゲーを生み出し広げたロクドー、その側に常に一緒に居る美女であるエミに声を掛けられるなんて幸せすぎると内心考えながらも衛兵は真面目な顔をして会話を行なう!
そして、その音ゲーを使ってこれから何かをするエミを守ろうと数名がその場に残りエミを周囲を警護する!
まだ魔物は地上からしか攻めて来ていないが間違い無く空からもやって来る!
だからこそ城壁の上で何かをしようとするエミを守らねばならないと考えていたのだ。
「周囲の警護は任せて存分にやって下さい!」
「はいっ!」
筐体の向こうには夥しい数の魔物がこちらへ向かってきていた。
だが一切恐れる事無くエミは筐体の前に立ち両手を組んで腹部に宛がう。
そして、手を組んだまま指先をコイン投入口へ触れる。
光が満ちた!
空へ向けて♪の形をした光が幾つも浮かび上がり筐体の画面に曲がズラリと並ぶ!
勿論異世界であるこの世界の人間に日本語が読めるわけも無く曲が始まっても歌が歌えるわけがない。
だがエミには秘策が在った。
「スゥ・・・」
ゆっくりと息を吸い込むエミ。
そして彼女の口からマイクに向かって声が放たれる!
「♪~♪♪♪~♪♪♪♪♪~♪♪~♪♪♪~」
そこに歌詞は無かった。
だが表示される音程と音域にエミの声が重なりそれは筐体を通じて響き渡る!
そう、エミは・・・
「やっぱりエミならやってくれると思ったよ・・・」
ベットの上で聞こえてきた懐かしいその曲にロクドーはメロディーの言葉を思い出す。
『凄いね彼女、1回しか聞いてない曲を鼻歌で再現してるよ。あれって絶対音感持ってるわね、羨ましいわ~』
絶対音感・・・
それはある音(純音および楽音)を単独に聴いたときに、その音の高さ(音高)を記憶に基づいて絶対的に認識する能力である
単純に言うならば全ての音が全てドレミの音域で理解できる能力の事である。
そして、それは自らの口から発せられる声すらも音域が認識でき調整が出来ると言う事である。
ドリーマーオーディションでは筐体の画面に曲の歌詞とその音域が表示されており、マイクを通じて発した声がその音域に合っているかどうかで得点が評価される。
テレビ番組で歌っている人の声の音域と元の音域を合わせている番組を見た事があるだろう、あれがゲーム筐体で再現されているのだ。
つまり、そこに歌詞は乗っていなくても音域と長さが合っていれば採点の基準は満たされるのである!
「おおおおおお!!魔力が回復していく!!」
「私の剣が輝いているよ!」
「おい、見ろあれ!」
1人の冒険者が指差した先の光景に誰もが驚く。
こちらへ向かっている魔物の体から黒い靄が徐々に抜けながら空へ飛散していくのである。
エミの歌の効果、それはメロディーの歌のような直接的な効果はなかったが補助的な効果を確実に発揮していた。
魔物の魔力をその体から抜き出していたのである!
「よし!交代の時間だ!度周囲の敵を殲滅してコンマイ国の兵士達と交代するぞ!」
ナーヤと並んで戦っていたズーの宣言でコンマイ国の城門が開き兵士達が中央を開いて並び立つ!
その間を冒険者達が徐々に通り抜け交代を行なう!
そして、殿を務めるナーヤとズーの2人が中央に立ち2人で魔法を掛け合わせる!
「合わせるんだよアンタ!」
「うるせっお前が合わせろよ!」
口では言い合っているが二人共全力の魔力上限が殆ど等しく全力を出せば必然的に魔力が同じになる事を知っている。
夫婦の絆とも言える信頼関係が一切疑う事無く掛け合わせた魔法が正確に発動する事を理解していた。
「「いくぞ!グランドストーム!」」
周囲の魔物に向かって二人から放射状に風魔法が放たれる!
本来上空へ向かって形作る筈の竜巻が何本も水平に出現し地上に居る魔物達を巻き込んで押し戻す!
魔物同士がぶつかり合い押し付けられ潰される!
2人はこの後16時間はゆっくりと休める上に今もエミの歌で魔力が徐々に回復しているので安心して全力で魔法を放った!
そして、魔法が落ち着いたその時に城の周囲に生き残っている魔物は居なかった。
「よし、2人は下がれ!後は我々に任せろ!」
兵士の一人が叫びナーヤとズーは踵を返して城門を潜る。
既に戦闘開始から16時間、倒し賜物は1500を越えていた。
日が暮れても城の城壁に設置された明かりの魔法具で周囲が照らされ闇に紛れて攻める事も出来ない。
まさに鉄壁の守りとなったコンマイ国、このまま魔物が諦めるまで勝ち続けられると誰もがその時までは確信していた。
「さぁ次は我々が8時間この国を守る・・・ぞ・・・」
最初に気付いたのは一番前に立っていた兵士長であった。
遥か向かうに見えたそいつは地上ではなく空を飛んでいた。
距離がかなりあるにも関わらずその姿が目視できた事に言葉が詰まった兵士。
しかし、徐々にそれがこちらへ向かって来ている事で直ぐに他の者の視界にも入る。
そして、豆粒程の大きさだったそいつの姿が確認できて誰もが言葉を失った。
いや、兵士長だけは震えながらもその存在の名を口にしていた。
「ど・・・どら・・・ごん・・・ドラゴン・・・ドラゴンだ!」
漆黒の体に全長10メートルにも及びそうな巨体が空を飛びながらこちらへ向かってきていたのだ。
その下には様々な新たなる魔物の大群。
まさに先程までとは明らかに違いすぎる状況であった。
「なんで俺に変わった瞬間にこんな事になるんだよ・・・」
そう愚痴を言いつつも兵士長は城壁の上から聞こえるエミの歌を耳に捕らえ気合を入れなおす。
「やるしかねぇよな!」
響き渡る『PU○FY』の『渚にまつわる○トセトラ』をバックミュージックに武器を手に構える兵士達。
戦いはまだ始まったばかりであった・・・
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる