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第60話 到着する駄目魔王サタンと復活するロクドーとドラゴン
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人間の国であるコンマイ国が魔物の大群に襲われ始めて24時間が経過した。
そこへ1人の男が向かっていた。
「くそっ何でこんな事に?!」
魔王サタン、つい先日突然妻である妖鳥シレーヌに離婚届を置いて出て行かれ娘3人も忽然とその姿を消した。
寝る間も惜しんで探し回った挙句突然帰ってきた娘のアイに、母親であるシレーヌが弟である魔獣王ライオルとベルゼブブの2大魔王と共にコンマイ国へ戦争を仕掛けていると言う話を聞いて慌てて飛び出していたのだ。
妻であるシレーヌを止めたいところだが、3大魔王の2人が手を組んだ事で向かっても止める手立ては無いと判断したのだ。
そして、魔王サタンは考えた。
コンマイ国の住人達だけならばどうにも出来ないかもしれないがあの国にはロクドーが居る!
話したことは無いが顔も名前も知っていると言うのはゲームセンター常連あるあるとも言える状況であった。
「頼む!俺が着くまで持ちこたえてくれよ!」
だが流石に延々と魔物の大群に襲われ続ければ休息が必要な人間では持たないと考えていたのだ。
このままでは世界から音ゲーが消えてしまう。
シレーヌと音ゲーどちらが大切かと聞かれれば迷う事無くシレーヌと答えるくらい愛妻家である魔王サタンであったが今は音ゲーを滅びさせない為に急いでいた。
そして、夜が明ける頃に到着してその光景を見て固まる・・・
「な・・・なんじゃこりゃ・・・」
8時間交代で襲い続けてきている魔物達を撃退している人間サイドの被害は1日経過しても死者0と言うとんでもない事になっていた。
門は今だ健在で周囲に散らばるのは瀕死の魔物と死んだ魔物の魔石の山であった。
「おーい!旅人さんこっちだこっち!」
声を城壁から掛けられて視線を向けるとそこには数名の人間が合図を送っていた。
降ろされた四隅をロープで縛られた板が降ろされそこへ乗るように指示を受けて魔王サタンはその上に上がる。
「オーライ!オーライ!」
その声と共に板は引き上げられ持ち上げられていく・・・
そして、上まで持ち上げられて驚く・・・
なんと2人の人間がロープを引っ張って引き上げていたのだ。
「いや~驚いただろ?今この国はな魔物の大群に襲われているところなのさ」
そう話だけ聞くと非常にヤバイ状況な気がするのだがその表情は晴れやかであった。
その理由は単純明快、次々と襲い掛かってくる魔物を撃退するのに完全残業無しの8時間勤務で事足りている上に、倒した魔物の魔石や素材が取引されコンマイ国の冒険者や兵士達の昨日一日の給料が既に半年分に迫ろうとしていたからである。
降りかかる火の粉だから払うだけ、それで大金が生まれるなんてチョロすぎると誰もが考えていたのだから仕方在るまい。
「あ・・・あぁ、凄いなこの国の人々は・・・」
「だろ~?あっ簡単に所持品検査だけさせてもらうな」
そう言って魔王サタンの体を簡単にチェックして通される。
「ようこそ、コンマイ国へ」
魔王サタンが人間型の魔物な上にここ暫く音ゲーをプレイしにこの国に遊びに来ていた事も関連していて簡単に町の中へ通された。
現在はロクドーの関わりで一部のエルフやドワーフだけでなく精霊族までも交流のある国になっていた事も理由の一つなのであろう。
そんな余裕の国の状況に唖然としながらも町の中へ入ればそこはいつもよりも賑わっていた。
「この国・・・いま魔族に戦争仕掛けられてるんだよな?」
避難?なにそれ美味しいの?と言わんばかりに城壁から聞こえる歌声に合わせるように人々は活気に溢れていた。
ドリーマーオーディションの効果もあるが丁度今はガム国の順番が回ってきておりメロディーの歌が国に響いていたのも影響していた。
「なん・・・だと・・・ビートDJマニア2DXサブストリーム・・・だと?!」
町中を歩いていた魔王サタンは張り出された音ゲーのバージョンアップ情報を見て声を上げた。
そして、欲求に誘われるがままに芸戦へ足を向ける。
愛する娘のアイに頼まれて来た筈なのに仕事サボってパチンコに行くかの如く魔王サタンは行ってしまうのであった。
一方その頃、ロクドーは自身の魔力を上手く操って自身の体の治療を急ピッチで進めていた。
その理由が・・・
「だからアリスさんは道具屋のお仕事があるでしょ?!ここは私が観ますから!」
「大丈夫よ~どうせお客さんなんて滅多に来ないし、それにロクドーは私が世話したほうがきっと喜ぶから」
何故かアリスが急にロクドーの元を離れなくなっており昨夜からずっとここに居るのだ。
理由は簡単、エミがロクドーへ好意を持っているのに気付いて二人っきりにするのは無意識に嫌だと考えていたからだ。
何だかんだ言ってもロクドーに好意を持たれている事に安心して今まで行動を起こしてはいなかったアリスであるがライバルが現れた事で急に焦り始めたのだ。
そんな2人の気持ちも気付かずにロクドーは寝た振りをしながら体を治療し続ける・・・
その効果のお陰でロクドーの体はほぼ完治しかけていた。
そして、運命はこれを予感していたかのように動き出すのであった・・・
「ふぅ~まだ交代時間まで結構あるけどなんか勢いがなくなって来たな」
「そりゃそうでしょ、攻めてきても今までずっと一方的に蹂躙され続けているんですから」
城門前に立つガム国の兵士たちは暇そうに会話をしていた。
それも仕方ないだろう、1時間ほど前から魔物は全く城門を目指してやって来なかったからだ。
一定距離離れた場所でこちらを威嚇しながら近寄ってこなくなったのだ。
実はこの時、魔物の指揮権を持つベルゼブブは睡眠をとっていた。
一方的に蹂躙している予定なので起きてる必要が無いと判断し寝てしまったのだ。
まさか被害数は1万を超えて最高戦力として用意した切り札であるドラゴンがたった一人の人間にやられたなんて思いもせずに・・・
それもあり士気は見る見る下がり現状へと変化していたのだ。
そんな魔物の軍団が迂回して避けている場所があった。
それはあのドラゴンの死体が落ちている場所。
元々魔物の魔力によって生み出されたドラゴンは魔力が尽きない限り不死である。
だが現在のドラゴンは魔力を限りなく減らしており身動き一つとれない脳死と同じような状況であった。
それが回復させるには魔物の魔力を与えればいいのだが近付くだけで死ぬまで魔力を抜き取られるので近寄らなくなっていたのだ。
そして、そんなドラゴンの上空に突如1つの小さな石が出現し重力に逆らわずに真っ直ぐにドラゴンの上へと落ちてきた。
だがそれに気付くものは居らずドラゴンの体内へと沈んでいく小さな石。
変化は突然現れた。
「ぐるるるるるる・・・」
今まで身動き一つ取らなかったドラゴンは小さく鳴きながら目を開いたのだ。
そして、次の瞬間ドラゴンの全身から黒い触手が伸びて近くに居た魔物を次々とその体へと引き寄せ取り込み始める・・・
そこにあるのはただ単純な本能のみであった・・・
魔物を丸ごと体内へ取り込み徐々に無くした肉体を再生しながらも肥大化を続けるドラゴンは起き上がり立ち上がった!
「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
漆黒の羽を広げて全身から触手を伸ばして近くに居た生き物を次々と取り込み肥大化するドラゴンは真っ直ぐに近くに居た魔物の軍団目掛けて駆け出した!
魔力を持つモノを取り込んでどんどん強くなるそいつの出現と共にタイミングを計ったかのようにロクドーの体が完治するのであった。
そこへ1人の男が向かっていた。
「くそっ何でこんな事に?!」
魔王サタン、つい先日突然妻である妖鳥シレーヌに離婚届を置いて出て行かれ娘3人も忽然とその姿を消した。
寝る間も惜しんで探し回った挙句突然帰ってきた娘のアイに、母親であるシレーヌが弟である魔獣王ライオルとベルゼブブの2大魔王と共にコンマイ国へ戦争を仕掛けていると言う話を聞いて慌てて飛び出していたのだ。
妻であるシレーヌを止めたいところだが、3大魔王の2人が手を組んだ事で向かっても止める手立ては無いと判断したのだ。
そして、魔王サタンは考えた。
コンマイ国の住人達だけならばどうにも出来ないかもしれないがあの国にはロクドーが居る!
話したことは無いが顔も名前も知っていると言うのはゲームセンター常連あるあるとも言える状況であった。
「頼む!俺が着くまで持ちこたえてくれよ!」
だが流石に延々と魔物の大群に襲われ続ければ休息が必要な人間では持たないと考えていたのだ。
このままでは世界から音ゲーが消えてしまう。
シレーヌと音ゲーどちらが大切かと聞かれれば迷う事無くシレーヌと答えるくらい愛妻家である魔王サタンであったが今は音ゲーを滅びさせない為に急いでいた。
そして、夜が明ける頃に到着してその光景を見て固まる・・・
「な・・・なんじゃこりゃ・・・」
8時間交代で襲い続けてきている魔物達を撃退している人間サイドの被害は1日経過しても死者0と言うとんでもない事になっていた。
門は今だ健在で周囲に散らばるのは瀕死の魔物と死んだ魔物の魔石の山であった。
「おーい!旅人さんこっちだこっち!」
声を城壁から掛けられて視線を向けるとそこには数名の人間が合図を送っていた。
降ろされた四隅をロープで縛られた板が降ろされそこへ乗るように指示を受けて魔王サタンはその上に上がる。
「オーライ!オーライ!」
その声と共に板は引き上げられ持ち上げられていく・・・
そして、上まで持ち上げられて驚く・・・
なんと2人の人間がロープを引っ張って引き上げていたのだ。
「いや~驚いただろ?今この国はな魔物の大群に襲われているところなのさ」
そう話だけ聞くと非常にヤバイ状況な気がするのだがその表情は晴れやかであった。
その理由は単純明快、次々と襲い掛かってくる魔物を撃退するのに完全残業無しの8時間勤務で事足りている上に、倒した魔物の魔石や素材が取引されコンマイ国の冒険者や兵士達の昨日一日の給料が既に半年分に迫ろうとしていたからである。
降りかかる火の粉だから払うだけ、それで大金が生まれるなんてチョロすぎると誰もが考えていたのだから仕方在るまい。
「あ・・・あぁ、凄いなこの国の人々は・・・」
「だろ~?あっ簡単に所持品検査だけさせてもらうな」
そう言って魔王サタンの体を簡単にチェックして通される。
「ようこそ、コンマイ国へ」
魔王サタンが人間型の魔物な上にここ暫く音ゲーをプレイしにこの国に遊びに来ていた事も関連していて簡単に町の中へ通された。
現在はロクドーの関わりで一部のエルフやドワーフだけでなく精霊族までも交流のある国になっていた事も理由の一つなのであろう。
そんな余裕の国の状況に唖然としながらも町の中へ入ればそこはいつもよりも賑わっていた。
「この国・・・いま魔族に戦争仕掛けられてるんだよな?」
避難?なにそれ美味しいの?と言わんばかりに城壁から聞こえる歌声に合わせるように人々は活気に溢れていた。
ドリーマーオーディションの効果もあるが丁度今はガム国の順番が回ってきておりメロディーの歌が国に響いていたのも影響していた。
「なん・・・だと・・・ビートDJマニア2DXサブストリーム・・・だと?!」
町中を歩いていた魔王サタンは張り出された音ゲーのバージョンアップ情報を見て声を上げた。
そして、欲求に誘われるがままに芸戦へ足を向ける。
愛する娘のアイに頼まれて来た筈なのに仕事サボってパチンコに行くかの如く魔王サタンは行ってしまうのであった。
一方その頃、ロクドーは自身の魔力を上手く操って自身の体の治療を急ピッチで進めていた。
その理由が・・・
「だからアリスさんは道具屋のお仕事があるでしょ?!ここは私が観ますから!」
「大丈夫よ~どうせお客さんなんて滅多に来ないし、それにロクドーは私が世話したほうがきっと喜ぶから」
何故かアリスが急にロクドーの元を離れなくなっており昨夜からずっとここに居るのだ。
理由は簡単、エミがロクドーへ好意を持っているのに気付いて二人っきりにするのは無意識に嫌だと考えていたからだ。
何だかんだ言ってもロクドーに好意を持たれている事に安心して今まで行動を起こしてはいなかったアリスであるがライバルが現れた事で急に焦り始めたのだ。
そんな2人の気持ちも気付かずにロクドーは寝た振りをしながら体を治療し続ける・・・
その効果のお陰でロクドーの体はほぼ完治しかけていた。
そして、運命はこれを予感していたかのように動き出すのであった・・・
「ふぅ~まだ交代時間まで結構あるけどなんか勢いがなくなって来たな」
「そりゃそうでしょ、攻めてきても今までずっと一方的に蹂躙され続けているんですから」
城門前に立つガム国の兵士たちは暇そうに会話をしていた。
それも仕方ないだろう、1時間ほど前から魔物は全く城門を目指してやって来なかったからだ。
一定距離離れた場所でこちらを威嚇しながら近寄ってこなくなったのだ。
実はこの時、魔物の指揮権を持つベルゼブブは睡眠をとっていた。
一方的に蹂躙している予定なので起きてる必要が無いと判断し寝てしまったのだ。
まさか被害数は1万を超えて最高戦力として用意した切り札であるドラゴンがたった一人の人間にやられたなんて思いもせずに・・・
それもあり士気は見る見る下がり現状へと変化していたのだ。
そんな魔物の軍団が迂回して避けている場所があった。
それはあのドラゴンの死体が落ちている場所。
元々魔物の魔力によって生み出されたドラゴンは魔力が尽きない限り不死である。
だが現在のドラゴンは魔力を限りなく減らしており身動き一つとれない脳死と同じような状況であった。
それが回復させるには魔物の魔力を与えればいいのだが近付くだけで死ぬまで魔力を抜き取られるので近寄らなくなっていたのだ。
そして、そんなドラゴンの上空に突如1つの小さな石が出現し重力に逆らわずに真っ直ぐにドラゴンの上へと落ちてきた。
だがそれに気付くものは居らずドラゴンの体内へと沈んでいく小さな石。
変化は突然現れた。
「ぐるるるるるる・・・」
今まで身動き一つ取らなかったドラゴンは小さく鳴きながら目を開いたのだ。
そして、次の瞬間ドラゴンの全身から黒い触手が伸びて近くに居た魔物を次々とその体へと引き寄せ取り込み始める・・・
そこにあるのはただ単純な本能のみであった・・・
魔物を丸ごと体内へ取り込み徐々に無くした肉体を再生しながらも肥大化を続けるドラゴンは起き上がり立ち上がった!
「グワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
漆黒の羽を広げて全身から触手を伸ばして近くに居た生き物を次々と取り込み肥大化するドラゴンは真っ直ぐに近くに居た魔物の軍団目掛けて駆け出した!
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