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第42話 町で解放されるナナシ
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「さぁ出発するよ!お前達のお仲間だ。せいぜい協力して次の町まで生き抜くんだね!」
足枷のせいで歩く事は出来ても走る事が出来ないナナシは2人に連れられて先頭へ移動していた。
そこに居たのは馬の代わりにナナシ達が乗せられていた荷台を引っ張る奴隷の様な者達であった。
その人数は100名近く居り、ナナシと同じ人間の様な姿の者以外にも魔物の様な姿の者も居れば骸骨も居た。
「おう新入り!とりあえず死なないように頑張れや」
その骸骨に声を掛けられその横にナナシは並ぶ事となり腰に荷台と繋がるロープを回される。
先頭には牛の様な獣も一緒に繋がれており荷台を引っ張ると言うよりも歩かせて牛の様な獣の負荷を減らすのが目的に見えた。
「ほ・・・骨がしゃべってる?!」
「ほほぅ、俺のナイスケルトンスマイルに魅了されたか!」
「いや、言ってないです・・・」
ナイススケルトンではなく無いスケルトンではないかと突っ込みを入れたいがどんな人物かも分からず状況も全く理解できないのでまずは様子見に回るナナシ・・・
「そいじゃお前達!出発するよー!夕刻には次の町に到着予定だからそこで全員離脱だからね!」
「ウィーッス!!!」
先頭の牛の背に乗ったガガの発言に何故か隣の骸骨だけが返事を返し一同は歩き始める・・・
3ヶ月も寝たきりだった筈なのにもう歩くほどに回復している自分の体に驚きつつもナナシは無駄口を叩かず体力温存に務めるのであった。
「そんでな!そん時に俺は言ってやったわけよ!お前達、俺の目が黒いうちは見逃せねーぜ!ってな!目なんて無いんだけどね」
「は・・・はぁ・・・」
何故か隣の骸骨に滅茶苦茶気に入られたナナシは歩きながら一方的に武勇伝的なモノを語られ続けていた。
ガガさんの言葉に唯一返事を返していたりするのでそれなりに何か在るのだろうとナナシは相槌を打ちながら気分を害さないように務めていた。
その中で何度か念話を試しているのだが・・・
(嵐?どうした嵐?応答してくれ)
しかし、返事は一切返ってこずナナシは困りつつも色々な変化に付いて調べていた。
まずレベルが1に戻っていた事で使えていた魔法が一切使えなくなっていたのだ。
更にプレートを自らに当てなくてもステータスが見えた事、そしてそれを無意識に理解していた事。
そして、極めつけは魔力を練る事は可能なのだがそれを発現させる方法が全く分からない事が分かった。
「でな!俺は店主に言ってやったのよ!鼻が曲がりそうだぜこのピラフ!鼻無いのになぁ!ギャハハハハハハ!!!」
「そ・・・そうなんですね・・・」
一体どれくらい武勇伝を聞かされ続けていたのか分からないが気付けば正面に真っ白の外壁が見え始めてきた。
それに気付いたのか隣の骸骨も話を中断して視線を向けた。
「おっと見えてきたな、あれが俺様の地元の尾骶骨町だ」
「び・・・尾骶骨町?!」
「そう言えばお前はまだ目覚めて間もなかったな、この区域には4つの町が在り『顎骨町』『肩甲骨町』『尾骶骨町』『十二指町』が在るのさ」
「なんで最後だけ骨じゃないの?!」
突っ込みを入れると嬉しそうに・・・いや骨だから良く分からないのだが肩を震わせながら・・・
「いいな少年、ナイス突込みだ!俺と一緒にお笑いやらないか?!」
「間に合ってます・・・」
どうしてこうなったのか分からないナナシであるが何にしても区域と言う言葉、そして4つの町が存在すると言う事が分かり始めて骸骨の話が役に立った。
そんな感じで尾骶骨町に近付いて門の所でガガとポポが先頭の牛から降りて門番の骸骨と会話をしているのだが・・・
「ひゅ~あの門番の姉ちゃん色っぺぇ~なぁ~」
「・・・全く違いが分からない・・・」
「馬鹿おめぇよく見ろよ!あのあばら骨のスレンダーさとか最高だろ?」
「そうですね、全員全裸ですからね・・・」
「おっとお前中々エロいじゃねぇーか!どうだい?俺と一緒にお笑いを・・・」
「あっ進むみたいですよ行きましょう」
ここに来るまでに大分と骸骨の扱いに慣れてきたナナシであった。
そして、そのまま一同は町の中を進み巨大な建物の前に連れて来られた。
「そんじゃまずは一旦休憩、中の奴等を運び出すまで休んでくれ」
ポポが建物に入りガガがそう話をしたと同時に建物から何人もの様々な種族の人間が出てきて荷台の中に居た残りの者を次々と建物へ運んでいった。
グレースもこの前に寄った場所で同じように運ばれていったのであろうと理解しナナシはそれを見詰める。
ガガ達の話が本当なのだとしたらここで意識の無い者達に魔石を植え付けて転生させるのだろう・・・
「あーあー、可哀想にな・・・転生して目が覚めても待ってるのは現実なんだがな・・・」
「それってどういう事ですか?」
骸骨の話にナナシは珍しく興味を持った。
「ん?よく考えても見ろよ、転生した人間が転生に使った魔石の代金をどうするんだよ?」
「あっ・・・」
「待ってるのは奴隷落ち&借金地獄って訳だよ・・・」
その話を聞いて現実を認識するナナシ。
慈善活動で意識の無い人間を助けるわけが無いのである。
助けられた者にはそれ相応の対価をかせるのである。
「それはそうと、俺達ってどうなるんですか?」
「あぁ、そりゃここまでの食費とか請求されて払えなかったら奴隷に売られるんだろうな」
「そ・・・そんな・・・」
「まぁ俺はこの金が在るからそのまま支払いを終えて実家に帰るがな」
そう言って何故か腰をポンポンと叩く骸骨。
そして、その手が止まった・・・
「・・・・・・???」
「どうしたんですか?」
「無い・・・俺の財布が無い?!」
どうやら目の前の骸骨は財布を腰に装着していたらしく、それを探しながら自分の体を手探りで撫で回し始める。
だが全身骨である骸骨のどこにもそんな財布を仕舞っておける場所が無いのは一目瞭然。
骸骨は口をパカッと開けて固まった。
「しまった・・・顎骨町の宿に泊まった時にコインロッカーに着替えと一緒に入れっぱなしだ・・・」
「えーーー?!?!?!着替えってあんたずっと全裸じゃなかったのかよ?!」
「な・・・なぁお前中々良い突っ込みだから俺の相棒と言う事で俺と一緒にお笑いやる為に金を貸して・・・」
「いや、だって俺無一文ですよ・・・」
「マジか・・・」
「マジですよ・・・」
先程まで自信満々に武勇伝を語っていた骸骨は目に見えてションボリしたまま一同と共に歩き始める・・・
そして、次の店の前に止まってガガとポポが1人1人に話を聞きながらこっちへやって来る・・・
「あんたは銀貨35枚だね」
「わ・・・忘れました・・・」
骸骨の返事にガガは鼻でフッと笑いナナシの方へやって来た。
「あんたは食事代は無しだけどここまでの移動料金で銀貨1枚だ」
そう言われてナナシはガガの手に手から出した銀貨1枚を手渡す。
「あっ?!お前無一文って嘘つきやがったな?!しかも移動料金銀貨1枚とかずる過ぎるでしょ?!」
そんな事を骸骨が叫びながら開放されるナナシを見詰め、ナナシはガガとポポによって拘束具を取られて開放される。
そのまま何処にでも行きなと開放されたナナシを見る他の者達の視線を受けながらナナシは1人歩いてその場から離れる・・・
「ほら、残りの面子は全員付いて来な!」
ガガの言葉に一同は建物の中へ連れ込まれていった。
少しして、多分お金が入っていると思われる袋を持ったポポとガガが店から出てきてそのまま空になった荷台を引っ張り何処かへと移動する・・・
そんなナナシの元へ1人の少女が近付いてきた。
その少女もガガに代金を支払って解放された少女であった。
「君もお金持ってて助かった口だよね?私の名前はリル、これからどうしたら良いのか全く分からないから一緒に行動しない?」
「お、俺の名はナナシだけど・・・一つ聞いても良いかな?」
リルと名乗る少女の言葉に色々と考えながらナナシはゆっくりと口にした。
「リルってさ・・・結婚していたりする?」
「へっ?」
突然わけの分からない質問に変な裏返った声を出した事で恥ずかしくなったリルは頬を赤く染めて答える。
「い、いや突然変な事聞くのね?まだ11歳だよ私は、結婚しているわけないじゃない」
「そ・・・そうか、ちょっと気になってさ」
ナナシのその言葉に更に顔を赤くするリル。
声を掛けたのは自分だが余りにも突拍子も無い事を言われた上に在る意味告白めいた言葉を告げられたのだ。
流石にリルも耳まで真っ赤になったところでナナシは口に出した。
「そうか・・・独身って事は・・・ミセスではなくミス・・・つまり君は・・・ミスリルなのだね!」
「・・・へっ?」
どーんと何故かリルを指差して自信満々に告げたナナシに思考回路が停止したリルは首をかしげて徐々に怒りで赤い顔を更に赤く染めていくのであった・・・
足枷のせいで歩く事は出来ても走る事が出来ないナナシは2人に連れられて先頭へ移動していた。
そこに居たのは馬の代わりにナナシ達が乗せられていた荷台を引っ張る奴隷の様な者達であった。
その人数は100名近く居り、ナナシと同じ人間の様な姿の者以外にも魔物の様な姿の者も居れば骸骨も居た。
「おう新入り!とりあえず死なないように頑張れや」
その骸骨に声を掛けられその横にナナシは並ぶ事となり腰に荷台と繋がるロープを回される。
先頭には牛の様な獣も一緒に繋がれており荷台を引っ張ると言うよりも歩かせて牛の様な獣の負荷を減らすのが目的に見えた。
「ほ・・・骨がしゃべってる?!」
「ほほぅ、俺のナイスケルトンスマイルに魅了されたか!」
「いや、言ってないです・・・」
ナイススケルトンではなく無いスケルトンではないかと突っ込みを入れたいがどんな人物かも分からず状況も全く理解できないのでまずは様子見に回るナナシ・・・
「そいじゃお前達!出発するよー!夕刻には次の町に到着予定だからそこで全員離脱だからね!」
「ウィーッス!!!」
先頭の牛の背に乗ったガガの発言に何故か隣の骸骨だけが返事を返し一同は歩き始める・・・
3ヶ月も寝たきりだった筈なのにもう歩くほどに回復している自分の体に驚きつつもナナシは無駄口を叩かず体力温存に務めるのであった。
「そんでな!そん時に俺は言ってやったわけよ!お前達、俺の目が黒いうちは見逃せねーぜ!ってな!目なんて無いんだけどね」
「は・・・はぁ・・・」
何故か隣の骸骨に滅茶苦茶気に入られたナナシは歩きながら一方的に武勇伝的なモノを語られ続けていた。
ガガさんの言葉に唯一返事を返していたりするのでそれなりに何か在るのだろうとナナシは相槌を打ちながら気分を害さないように務めていた。
その中で何度か念話を試しているのだが・・・
(嵐?どうした嵐?応答してくれ)
しかし、返事は一切返ってこずナナシは困りつつも色々な変化に付いて調べていた。
まずレベルが1に戻っていた事で使えていた魔法が一切使えなくなっていたのだ。
更にプレートを自らに当てなくてもステータスが見えた事、そしてそれを無意識に理解していた事。
そして、極めつけは魔力を練る事は可能なのだがそれを発現させる方法が全く分からない事が分かった。
「でな!俺は店主に言ってやったのよ!鼻が曲がりそうだぜこのピラフ!鼻無いのになぁ!ギャハハハハハハ!!!」
「そ・・・そうなんですね・・・」
一体どれくらい武勇伝を聞かされ続けていたのか分からないが気付けば正面に真っ白の外壁が見え始めてきた。
それに気付いたのか隣の骸骨も話を中断して視線を向けた。
「おっと見えてきたな、あれが俺様の地元の尾骶骨町だ」
「び・・・尾骶骨町?!」
「そう言えばお前はまだ目覚めて間もなかったな、この区域には4つの町が在り『顎骨町』『肩甲骨町』『尾骶骨町』『十二指町』が在るのさ」
「なんで最後だけ骨じゃないの?!」
突っ込みを入れると嬉しそうに・・・いや骨だから良く分からないのだが肩を震わせながら・・・
「いいな少年、ナイス突込みだ!俺と一緒にお笑いやらないか?!」
「間に合ってます・・・」
どうしてこうなったのか分からないナナシであるが何にしても区域と言う言葉、そして4つの町が存在すると言う事が分かり始めて骸骨の話が役に立った。
そんな感じで尾骶骨町に近付いて門の所でガガとポポが先頭の牛から降りて門番の骸骨と会話をしているのだが・・・
「ひゅ~あの門番の姉ちゃん色っぺぇ~なぁ~」
「・・・全く違いが分からない・・・」
「馬鹿おめぇよく見ろよ!あのあばら骨のスレンダーさとか最高だろ?」
「そうですね、全員全裸ですからね・・・」
「おっとお前中々エロいじゃねぇーか!どうだい?俺と一緒にお笑いを・・・」
「あっ進むみたいですよ行きましょう」
ここに来るまでに大分と骸骨の扱いに慣れてきたナナシであった。
そして、そのまま一同は町の中を進み巨大な建物の前に連れて来られた。
「そんじゃまずは一旦休憩、中の奴等を運び出すまで休んでくれ」
ポポが建物に入りガガがそう話をしたと同時に建物から何人もの様々な種族の人間が出てきて荷台の中に居た残りの者を次々と建物へ運んでいった。
グレースもこの前に寄った場所で同じように運ばれていったのであろうと理解しナナシはそれを見詰める。
ガガ達の話が本当なのだとしたらここで意識の無い者達に魔石を植え付けて転生させるのだろう・・・
「あーあー、可哀想にな・・・転生して目が覚めても待ってるのは現実なんだがな・・・」
「それってどういう事ですか?」
骸骨の話にナナシは珍しく興味を持った。
「ん?よく考えても見ろよ、転生した人間が転生に使った魔石の代金をどうするんだよ?」
「あっ・・・」
「待ってるのは奴隷落ち&借金地獄って訳だよ・・・」
その話を聞いて現実を認識するナナシ。
慈善活動で意識の無い人間を助けるわけが無いのである。
助けられた者にはそれ相応の対価をかせるのである。
「それはそうと、俺達ってどうなるんですか?」
「あぁ、そりゃここまでの食費とか請求されて払えなかったら奴隷に売られるんだろうな」
「そ・・・そんな・・・」
「まぁ俺はこの金が在るからそのまま支払いを終えて実家に帰るがな」
そう言って何故か腰をポンポンと叩く骸骨。
そして、その手が止まった・・・
「・・・・・・???」
「どうしたんですか?」
「無い・・・俺の財布が無い?!」
どうやら目の前の骸骨は財布を腰に装着していたらしく、それを探しながら自分の体を手探りで撫で回し始める。
だが全身骨である骸骨のどこにもそんな財布を仕舞っておける場所が無いのは一目瞭然。
骸骨は口をパカッと開けて固まった。
「しまった・・・顎骨町の宿に泊まった時にコインロッカーに着替えと一緒に入れっぱなしだ・・・」
「えーーー?!?!?!着替えってあんたずっと全裸じゃなかったのかよ?!」
「な・・・なぁお前中々良い突っ込みだから俺の相棒と言う事で俺と一緒にお笑いやる為に金を貸して・・・」
「いや、だって俺無一文ですよ・・・」
「マジか・・・」
「マジですよ・・・」
先程まで自信満々に武勇伝を語っていた骸骨は目に見えてションボリしたまま一同と共に歩き始める・・・
そして、次の店の前に止まってガガとポポが1人1人に話を聞きながらこっちへやって来る・・・
「あんたは銀貨35枚だね」
「わ・・・忘れました・・・」
骸骨の返事にガガは鼻でフッと笑いナナシの方へやって来た。
「あんたは食事代は無しだけどここまでの移動料金で銀貨1枚だ」
そう言われてナナシはガガの手に手から出した銀貨1枚を手渡す。
「あっ?!お前無一文って嘘つきやがったな?!しかも移動料金銀貨1枚とかずる過ぎるでしょ?!」
そんな事を骸骨が叫びながら開放されるナナシを見詰め、ナナシはガガとポポによって拘束具を取られて開放される。
そのまま何処にでも行きなと開放されたナナシを見る他の者達の視線を受けながらナナシは1人歩いてその場から離れる・・・
「ほら、残りの面子は全員付いて来な!」
ガガの言葉に一同は建物の中へ連れ込まれていった。
少しして、多分お金が入っていると思われる袋を持ったポポとガガが店から出てきてそのまま空になった荷台を引っ張り何処かへと移動する・・・
そんなナナシの元へ1人の少女が近付いてきた。
その少女もガガに代金を支払って解放された少女であった。
「君もお金持ってて助かった口だよね?私の名前はリル、これからどうしたら良いのか全く分からないから一緒に行動しない?」
「お、俺の名はナナシだけど・・・一つ聞いても良いかな?」
リルと名乗る少女の言葉に色々と考えながらナナシはゆっくりと口にした。
「リルってさ・・・結婚していたりする?」
「へっ?」
突然わけの分からない質問に変な裏返った声を出した事で恥ずかしくなったリルは頬を赤く染めて答える。
「い、いや突然変な事聞くのね?まだ11歳だよ私は、結婚しているわけないじゃない」
「そ・・・そうか、ちょっと気になってさ」
ナナシのその言葉に更に顔を赤くするリル。
声を掛けたのは自分だが余りにも突拍子も無い事を言われた上に在る意味告白めいた言葉を告げられたのだ。
流石にリルも耳まで真っ赤になったところでナナシは口に出した。
「そうか・・・独身って事は・・・ミセスではなくミス・・・つまり君は・・・ミスリルなのだね!」
「・・・へっ?」
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