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第63話 アリア姫の独白
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金髪の長い髪を指先でクルクルと回しながら視線を動かすアリア姫。
「んひっ・・・エヘ・・・」
「かはっ・・・お”っお”っ・・・」
視線の先では腰を浮かせたまま痙攣したまま失神しているシズ、だらしなく涎を垂らして白目を剥いているローザが居た。
アリア姫にとって初めて見る二人の表情、今もなお彼女達の体は快楽に包まれ感じ続けているのだ。
それを理解しているからこそアリア姫の下腹部はキュンっと反応を示し、その頬を赤く染める。
「あっそのままで良いですわよ」
アリア姫が来た事で名残惜しいがユウキと離れようとしていたハナ、それを制止されユウキを押そうとした手の力が抜けた。
「ん・・・はァッ?!」
当然挿入直前だったユウキの男性器はハナのアソコに吸い込まれるように沈んでいった。
不可抗力、ハナはレベルが高すぎる為にユウキを傷つけない為の脱力、ユウキは慌てたハナに突き飛ばされたら大怪我をしてしまう為力が入っていた。
結果、幾度となく愛し合った二人のアソコは当然のように引き寄せ合い何の抵抗もないまま結合したのだ。
「す・・・すごっ・・・」
その様子をマジマジと見て蕩けた表情を見せるアリア姫。
ハナのお腹の肉をかき分けて、おへその下まで押し入ってきているのが見た目で分かる程ポコリと下腹部が膨らむ。
2人に中出しをしたばかりとは思えない程の勃起力、ユウキはまだバイオキャタピラーを殺していないのでレベル1なのにである。
ローザからユウキのスキルについての報告を受け取っていたアリア姫は勿論それを理解している。
今まさに二人は生身で愛し合っているのだ。
「そのままで良いから聞いてちょうだい」
アリア姫のその言葉に耳を疑ったユウキであったが、ハナの両手がユウキの頬を挟んでキスをしてきた。
幾ら言われたからと言ってアリア姫の前で愛し合ういつものSEXをするなんて・・・
抗議しようにもハナにキスで口を塞がれ、両足が腰に回り込んで抜かせない状態を作った。
「んっ・・・ふぅ・・・ん! ん! ん! ん・・・んん! んっ!」
「百聞は一見にしかずとは言うが・・・生で見ると凄いものですね」
アリア姫が真横でマジマジと見ている、それが二人を興奮させているのか上も下も繋がったまま二人は愛し合う。
部屋にハナのアロマヒーリング効果が漂い、微妙に体が火照るのを感じるアリア姫は少し呼吸が荒かった。
レベルが1のままのユウキとのSEX、それはスキル状態でない本来のユウキの勃起による挿入である。
そして、性行為の最中体力が一切衰えないという絶倫モードではないユウキは普通にSEXをすれば普通の男性の様に疲れるのである。
それを軽減させる為のハナのオリジナルスキル『アロマヒーリング』により常時HP回復状態でのSEXが基本となっていた為に無意識に発動していたのだ。
このせいもあり、ハナとのSEXの後には3人のメイドの誰かがお裾分けと称して失神後相手をして貰っていたりする。
「あっダメですね、話が反れました。勇者様、このままでは明日聖女リリシアが死にます」
その言葉にユウキは目を見開いて視線だけアリア姫の方へ動かすのだが。
「ん”ーん”っ!」
ハナが舌を突っ込んできて視線を外してほしくないと訴える。
だがそれどころではないアリア姫の言葉にユウキはハナの肩を叩いて止めようとする。
「あーそのままし続けてくれて構わないから耳だけ貸して欲しい」
ハナの両足が器用にユウキの腰を引き寄せ、膣壁が絞って押し出す・・・
正常位で繋がったままハナはユウキを意図的に動かしてピストンさせていたのだ。
あまりにも器用、まるで生体バイブを巧みに扱うようなテクニック、一見ではユウキが自ら腰を動かしているようにも見えるその動きを見てアリア姫は話をつづけた。
「勇者様はこの世界の事は習ったと思いますが、誰にも知られていない事があります。それが世界の特異点です」
一体何の話が始まったのかとユウキは考えるが、そんな事はお構いなしにハナはユウキを動かす。
膣壁で絞る様に押し出す動きは勿論刺激が強く瞬く間にユウキは射精させられてしまう・・・
ドク・・・ドク・・・ドク・・・
「んっ♡ んんっ♡」
中でビクビクと痙攣した事で射精したのだとハナは理解した。
だがユウキは直ぐには萎えない、萎える前にハナは2回目に入ったのだ。
射精した直後だというのに刺激された男性器は萎える事無くそのまま継続して刺激を受ける・・・
「勇者様はこの世界の歴史で過去に幾度となく魔物と人間のどちらか滅ぼされる戦争を繰り返していると知っていると思います。であれば疑問に思いませんでしたか?」
アリア姫の言葉に射精直後だと言うのに下半身に血が集まっているユウキの思考は引き戻される。
肉欲に溺れ快楽に沈んでいる最中ではあるが、聞かなければならない話なのだと理解したのだ。
「負けて滅ぼされたと言うのに次の戦争の時には再び拮抗した状態から戦争は始まる。まるで全てなかった事の様に・・・」
その言葉にユウキは驚く、確かにそうである。
戦争でどちらか片方が滅びたのだとすれば僅か数年で復興して再び戦争を再開するのはおかしな話である。
「この世界の住人は幾度となく滅んでいます。前回の精霊勇者の敗北により人間は全て死に絶え絶滅しているのです」
とんでもない話が始まった。
世界を根底から覆すアリア姫の話に耳を傾けるユウキであるが意識を集中できない。
「んっんんん”っ・・・」
口の中をハナの舌が暴れまわり、腰を強制的に動かされる・・・
まるで犯されている状態なのである。
「滅んだ側は特異点と呼ばれる者が生命を対価を支払って復元させるのです。その特異点が私、そして魔族側はバラモヌの生みの親、デヌピサロです」
アリアハノから殆ど外へ出ていないユウキはその名前を聞いた同時に2回目の中出しを行った。
それでもハナはユウキを離さない。
「そして、この戦争は魔王バラモヌか召喚勇者が予期せぬ何らかの理由により命を落としてしまった場合リセットされる様に出来ています。それを実行する者が第3の特異点、ドエスタークです」
そう言ったアリア姫はユウキの視線の先に手を広げて伸ばす。
するとそこに緑のウィンドウが表示された。
青いステータスウィンドウでは無いそれを射精の余韻に浸りながらユウキは眺める・・・
まるでモンスター図鑑とも言える表記、ドエスタークと呼ばれる巨大な魔物の姿がそこにあった。
茶色い肌に左右に生えた2本の角、3つの目、両手に持った巨大な剣・・・
「世界を浄化してリセットするのがアレの役目なのですが、今回困ったことが起こったのです。勇者である貴方とバラモヌが出会う前にバラモヌが倒されてしまったのです」
それは本来あり得ない出来事、全てはユウキのスキルが影響を及ぼした結果である。
「もしもこれで人間側の勝利として解決すればよかったのですが・・・、ドエスタークは世界を浄化する為に目覚めてしまった。更に魔王バラモヌもデヌピサロによって新たに誕生させられてしまいました。これは本来あってはならない出来事・・・」
世界が正しく回り続ける為に作られたルールが予期せぬ自称が重なって逆に作用してしまったのである。
そして、深刻そうにアリア姫は続ける・・・
「このままではドエスタークは人間も魔族も全て滅ぼして完全なリセットを行おうとするでしょう・・・ですがドエスタークに犯されて殺された人間の持つオリジナルスキルは一度完全に消滅してしまうのです」
それが一体どうしたのか理解できないユウキは発情したハナに犯されながら聞き続ける・・・
まるで一心不乱にユウキを受け入れるハナ、アリア姫がそこに居るのがまるで気にならないように火照って発情した瞳の中には♡が浮かんでいるようにも見えた。
「そして、消滅させられては困るオリジナルスキルが・・・聖女だけが持つ人を渡るスキル『浄化』なのです。これがもしも消失してしまえば魔物に犯された人間は一度犯されれば元に戻れなくなります。それは人類が圧倒的不利に陥る結果に繋がります」
ソッとベットに着いたユウキの手の上にアリア姫は手を重ねた。
その手は火照っているのか非常に熱く、少しだけ汗ばんでいた。
「お願いします。二人が意識を取り戻したらこの国最強の3人と共に聖女を助けて下さい、そして出来る事ならドエスタークを滅ぼして下さい」
その目は真剣そのものであった。
特異点を滅ぼす、それは世界のルールを根底から破壊する行為。
自らが特異点だと言ったアリア姫、その目が潤んで訴える。
「女性限定でレベルを上限なく上げ続ける事が出来る貴方だからこそお願い出来る事だと信じています。この世界から私を解放して下さい!」
そう、特異点は滅んだ側を復元させる役目を持つ者。
つまりアリア姫は永遠に生き続けているというのである・・・
「どうか・・・どうか・・・」
永遠からの解放、それを望むのは当然であろう。
親しき者が先に死に続ける人生、それを理解したユウキはハナとキスをしたまま頷いた。
「ありがとう勇者ユウキ・・・全てが終わったら・・・私も・・・」
そう耳元でアリア姫はつぶやいてその姿を消した。
まるでそこには誰も居なかった様に・・・
「ハナ?」
気付けば3回目の中出しを何時の間にかしていたユウキは気付く。
ハナが最中だというのに意識を失っていたのだ。
その体に包まれたままユウキも繋がったまま意識を沈める。
幾つもの違和感、幾つもの事実・・・
それを考えようとするとまるで妨害するようにハナの膣壁が蠢き思考を妨害されているようであった・・・
そして、翌日二人の意識が戻り次第4人は打ち合わせをしていたかの様に行動を開始した。
ユウキは流されやすい体質と言うのもあって気付いていても言葉に発しない・・・
何故今までユウキのスキルが女性に中出しする事でレベルを上げると言う事で、アリアハノから一歩も外へ出さなかったのに3人が共に行こうとしているのか・・・
特にローザがその事に触れないのに違和感を覚えながら4人は魔法で空を飛んで聖女リリシアの救出に出発したのであった・・・
「んひっ・・・エヘ・・・」
「かはっ・・・お”っお”っ・・・」
視線の先では腰を浮かせたまま痙攣したまま失神しているシズ、だらしなく涎を垂らして白目を剥いているローザが居た。
アリア姫にとって初めて見る二人の表情、今もなお彼女達の体は快楽に包まれ感じ続けているのだ。
それを理解しているからこそアリア姫の下腹部はキュンっと反応を示し、その頬を赤く染める。
「あっそのままで良いですわよ」
アリア姫が来た事で名残惜しいがユウキと離れようとしていたハナ、それを制止されユウキを押そうとした手の力が抜けた。
「ん・・・はァッ?!」
当然挿入直前だったユウキの男性器はハナのアソコに吸い込まれるように沈んでいった。
不可抗力、ハナはレベルが高すぎる為にユウキを傷つけない為の脱力、ユウキは慌てたハナに突き飛ばされたら大怪我をしてしまう為力が入っていた。
結果、幾度となく愛し合った二人のアソコは当然のように引き寄せ合い何の抵抗もないまま結合したのだ。
「す・・・すごっ・・・」
その様子をマジマジと見て蕩けた表情を見せるアリア姫。
ハナのお腹の肉をかき分けて、おへその下まで押し入ってきているのが見た目で分かる程ポコリと下腹部が膨らむ。
2人に中出しをしたばかりとは思えない程の勃起力、ユウキはまだバイオキャタピラーを殺していないのでレベル1なのにである。
ローザからユウキのスキルについての報告を受け取っていたアリア姫は勿論それを理解している。
今まさに二人は生身で愛し合っているのだ。
「そのままで良いから聞いてちょうだい」
アリア姫のその言葉に耳を疑ったユウキであったが、ハナの両手がユウキの頬を挟んでキスをしてきた。
幾ら言われたからと言ってアリア姫の前で愛し合ういつものSEXをするなんて・・・
抗議しようにもハナにキスで口を塞がれ、両足が腰に回り込んで抜かせない状態を作った。
「んっ・・・ふぅ・・・ん! ん! ん! ん・・・んん! んっ!」
「百聞は一見にしかずとは言うが・・・生で見ると凄いものですね」
アリア姫が真横でマジマジと見ている、それが二人を興奮させているのか上も下も繋がったまま二人は愛し合う。
部屋にハナのアロマヒーリング効果が漂い、微妙に体が火照るのを感じるアリア姫は少し呼吸が荒かった。
レベルが1のままのユウキとのSEX、それはスキル状態でない本来のユウキの勃起による挿入である。
そして、性行為の最中体力が一切衰えないという絶倫モードではないユウキは普通にSEXをすれば普通の男性の様に疲れるのである。
それを軽減させる為のハナのオリジナルスキル『アロマヒーリング』により常時HP回復状態でのSEXが基本となっていた為に無意識に発動していたのだ。
このせいもあり、ハナとのSEXの後には3人のメイドの誰かがお裾分けと称して失神後相手をして貰っていたりする。
「あっダメですね、話が反れました。勇者様、このままでは明日聖女リリシアが死にます」
その言葉にユウキは目を見開いて視線だけアリア姫の方へ動かすのだが。
「ん”ーん”っ!」
ハナが舌を突っ込んできて視線を外してほしくないと訴える。
だがそれどころではないアリア姫の言葉にユウキはハナの肩を叩いて止めようとする。
「あーそのままし続けてくれて構わないから耳だけ貸して欲しい」
ハナの両足が器用にユウキの腰を引き寄せ、膣壁が絞って押し出す・・・
正常位で繋がったままハナはユウキを意図的に動かしてピストンさせていたのだ。
あまりにも器用、まるで生体バイブを巧みに扱うようなテクニック、一見ではユウキが自ら腰を動かしているようにも見えるその動きを見てアリア姫は話をつづけた。
「勇者様はこの世界の事は習ったと思いますが、誰にも知られていない事があります。それが世界の特異点です」
一体何の話が始まったのかとユウキは考えるが、そんな事はお構いなしにハナはユウキを動かす。
膣壁で絞る様に押し出す動きは勿論刺激が強く瞬く間にユウキは射精させられてしまう・・・
ドク・・・ドク・・・ドク・・・
「んっ♡ んんっ♡」
中でビクビクと痙攣した事で射精したのだとハナは理解した。
だがユウキは直ぐには萎えない、萎える前にハナは2回目に入ったのだ。
射精した直後だというのに刺激された男性器は萎える事無くそのまま継続して刺激を受ける・・・
「勇者様はこの世界の歴史で過去に幾度となく魔物と人間のどちらか滅ぼされる戦争を繰り返していると知っていると思います。であれば疑問に思いませんでしたか?」
アリア姫の言葉に射精直後だと言うのに下半身に血が集まっているユウキの思考は引き戻される。
肉欲に溺れ快楽に沈んでいる最中ではあるが、聞かなければならない話なのだと理解したのだ。
「負けて滅ぼされたと言うのに次の戦争の時には再び拮抗した状態から戦争は始まる。まるで全てなかった事の様に・・・」
その言葉にユウキは驚く、確かにそうである。
戦争でどちらか片方が滅びたのだとすれば僅か数年で復興して再び戦争を再開するのはおかしな話である。
「この世界の住人は幾度となく滅んでいます。前回の精霊勇者の敗北により人間は全て死に絶え絶滅しているのです」
とんでもない話が始まった。
世界を根底から覆すアリア姫の話に耳を傾けるユウキであるが意識を集中できない。
「んっんんん”っ・・・」
口の中をハナの舌が暴れまわり、腰を強制的に動かされる・・・
まるで犯されている状態なのである。
「滅んだ側は特異点と呼ばれる者が生命を対価を支払って復元させるのです。その特異点が私、そして魔族側はバラモヌの生みの親、デヌピサロです」
アリアハノから殆ど外へ出ていないユウキはその名前を聞いた同時に2回目の中出しを行った。
それでもハナはユウキを離さない。
「そして、この戦争は魔王バラモヌか召喚勇者が予期せぬ何らかの理由により命を落としてしまった場合リセットされる様に出来ています。それを実行する者が第3の特異点、ドエスタークです」
そう言ったアリア姫はユウキの視線の先に手を広げて伸ばす。
するとそこに緑のウィンドウが表示された。
青いステータスウィンドウでは無いそれを射精の余韻に浸りながらユウキは眺める・・・
まるでモンスター図鑑とも言える表記、ドエスタークと呼ばれる巨大な魔物の姿がそこにあった。
茶色い肌に左右に生えた2本の角、3つの目、両手に持った巨大な剣・・・
「世界を浄化してリセットするのがアレの役目なのですが、今回困ったことが起こったのです。勇者である貴方とバラモヌが出会う前にバラモヌが倒されてしまったのです」
それは本来あり得ない出来事、全てはユウキのスキルが影響を及ぼした結果である。
「もしもこれで人間側の勝利として解決すればよかったのですが・・・、ドエスタークは世界を浄化する為に目覚めてしまった。更に魔王バラモヌもデヌピサロによって新たに誕生させられてしまいました。これは本来あってはならない出来事・・・」
世界が正しく回り続ける為に作られたルールが予期せぬ自称が重なって逆に作用してしまったのである。
そして、深刻そうにアリア姫は続ける・・・
「このままではドエスタークは人間も魔族も全て滅ぼして完全なリセットを行おうとするでしょう・・・ですがドエスタークに犯されて殺された人間の持つオリジナルスキルは一度完全に消滅してしまうのです」
それが一体どうしたのか理解できないユウキは発情したハナに犯されながら聞き続ける・・・
まるで一心不乱にユウキを受け入れるハナ、アリア姫がそこに居るのがまるで気にならないように火照って発情した瞳の中には♡が浮かんでいるようにも見えた。
「そして、消滅させられては困るオリジナルスキルが・・・聖女だけが持つ人を渡るスキル『浄化』なのです。これがもしも消失してしまえば魔物に犯された人間は一度犯されれば元に戻れなくなります。それは人類が圧倒的不利に陥る結果に繋がります」
ソッとベットに着いたユウキの手の上にアリア姫は手を重ねた。
その手は火照っているのか非常に熱く、少しだけ汗ばんでいた。
「お願いします。二人が意識を取り戻したらこの国最強の3人と共に聖女を助けて下さい、そして出来る事ならドエスタークを滅ぼして下さい」
その目は真剣そのものであった。
特異点を滅ぼす、それは世界のルールを根底から破壊する行為。
自らが特異点だと言ったアリア姫、その目が潤んで訴える。
「女性限定でレベルを上限なく上げ続ける事が出来る貴方だからこそお願い出来る事だと信じています。この世界から私を解放して下さい!」
そう、特異点は滅んだ側を復元させる役目を持つ者。
つまりアリア姫は永遠に生き続けているというのである・・・
「どうか・・・どうか・・・」
永遠からの解放、それを望むのは当然であろう。
親しき者が先に死に続ける人生、それを理解したユウキはハナとキスをしたまま頷いた。
「ありがとう勇者ユウキ・・・全てが終わったら・・・私も・・・」
そう耳元でアリア姫はつぶやいてその姿を消した。
まるでそこには誰も居なかった様に・・・
「ハナ?」
気付けば3回目の中出しを何時の間にかしていたユウキは気付く。
ハナが最中だというのに意識を失っていたのだ。
その体に包まれたままユウキも繋がったまま意識を沈める。
幾つもの違和感、幾つもの事実・・・
それを考えようとするとまるで妨害するようにハナの膣壁が蠢き思考を妨害されているようであった・・・
そして、翌日二人の意識が戻り次第4人は打ち合わせをしていたかの様に行動を開始した。
ユウキは流されやすい体質と言うのもあって気付いていても言葉に発しない・・・
何故今までユウキのスキルが女性に中出しする事でレベルを上げると言う事で、アリアハノから一歩も外へ出さなかったのに3人が共に行こうとしているのか・・・
特にローザがその事に触れないのに違和感を覚えながら4人は魔法で空を飛んで聖女リリシアの救出に出発したのであった・・・
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