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第101話 拉致監禁されたユウキ
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デヌピサロは猿の様に肉欲の虜となっていた。
トーマスの手により39体に増えたデヌピサロであるが、その全てが同一の存在として意識共有を行っていた。
それもその筈、最強形態まで進化を行ったデヌピサロをトーマスはコピーして複製したのだから。
そして、バラモヌとカヌダタのSEXを見て性行為と言うモノを知り、自らの分身共々その姿を変化させた。
目の前に居たローザを元にエルフの姿となり、肉欲を貪る為にふたなりとなった。
自分自身に犯し犯される、そんな大乱交を堪能していたデヌピサロであったが、その実態は単なる自慰・・・つまりオナニーである。
全てが同一個体で意識すらも共有している為に快楽は感じる事が出来る、だがそれ以上の事は一切無かったのだ。
(気持ちいい・・・だが物足りぬ・・・)
それも仕方がないだろう、どうすればどんな事になるか分かっている現象程、飽きるのは早いのである。
ただただ気持ちいいから自分自身を犯し、犯されているだけの行為に慣れるのは直ぐであった。
もしも意識共有が出来ない違う相手が居たならば・・・
それを考えたとしてもデヌピサロには叶わぬ願い、それはそうである・・・
この世界の人も魔物も全て、デヌピサロから生まれた存在なのだ。
近親相姦、そう言えばある種の興奮を得られるかもしれないが所詮それまで・・・
孤独と言う地獄が待つ未来しかデヌピサロには無かったのを本能的に理解するのに時間は必要無かった・・・
「ひゃうぅッ」
「ふぁあッ」
「ん”うぅッ」
喘ぎ声は出るが、出すものだと知ったから出ているだけ・・・
射精しても自身の体液を自身に注いでいるだけ・・・
デヌピサロにとっては涙や鼻水を舐めているのと大差ないのである。
(もう・・・いいか・・・)
傍から見れば肉欲に支配された大乱交であったが、その実態はハリボテそのものであった・・・
虚しさしか感じなくなってきたデヌピサロは性行為を止めようとした・・・
だが・・・
「あや”?! お”? お”? お”? お”? お”?!」
「えうゆ”?! はぁっあ」
「ん”お?! お”っ お”っ」
突然全てのデヌピサロの全身を駆け廻る高揚感!
それと共に演じていたのではない、無意識に口から出た喘ぎ声と今までにない程の快楽。
心が躍ると言う感覚に困惑しか出てこない!
「あらっ?デヌピサロ達にも広がっちゃったみたいね?」
(なに?なんだ?!なんなのだ?!)
理解が出来ない感覚に支配され、自らの肉棒が膨張し、膣穴は異様にドロドロした液体を分泌しだす。
そして、その状態での性行為にとんでもない快感を感じたのだが・・・
「お待たせお姉さん」
「あふぅ” 」
それを見た、いや見てしまった。
人間の男が1体の魔物と性行為を始めたのだ。
だが、その人間の男・・・ユウキを見た瞬間、デヌピサロの中で何かが弾けた!
「な・・・ぁ・・・」
39体全てのデヌピサロが行為を止め、ユウキがポーランサリタを犯すのをただただ眺めていた。
目が離せない、まさしくその言葉の通りデヌピサロ達はその行為を見続けた。
そして、それは起こり始める・・・
39体居たデヌピサロは額の目が皮膚に沈むように消え、股間の肉棒も小さくなりクリトリスの様になる・・・
互いに互いの体をくっつけて、融合を始めたのだ。
それはあの人間の男と性行為をしたいと全ての個体が願った結果・・・
自分を愛して欲しいと言う純粋な欲求が、自身の体を変化させていったのだ。
自身の肉体の元となったローザがあの男に愛されている、それを本能的に理解したデヌピサロはユウキに相応しい姿へと進化をしたのである。
ユウキと同じ種族で異性の肉体、1本しか無い彼の肉棒を受け入れるのは1体しか不可能・・・
同一の個体で同一の意思を持つからこそ成し得た奇跡が起こっていた。
「出すよお姉さん!」
「う” がぁッ!!!」
そして、二人の動きが止まった。
射精、そう・・・ポーランサリタの中へユウキが射精しているのだ。
ゾクリッ!
デヌピサロの肉体を謎の感覚が駆け抜ける。
自身の肉体から生み出されたポーランサリタと言う魔物が全く別の生き物へと変化したような感覚・・・
そして、絶叫を始めるポーランサリタに対してデヌピサロは嫉妬と言う初めての感情を持ち始めた!
そう、ユウキのレベルアップ時の色欲に加え、レベルダウン時の弱い色欲も受けた事でデヌピサロの中に芽生えた新たなる感情。
それは・・・『恋』
ユウキを見ているだけで生まれて初めての感覚が次々とデヌピサロに襲い掛かる。
喉の渇き、鼓動の高鳴り、嫉妬、興奮、そして・・・
独占欲
デヌピサロのユニークスキルは『へんか』
それはありとあらゆる事象すらも変化させていく・・・
この場に居る誰も気付かない、デヌピサロがローザを元にしたエルフ女性の姿に変化し、一人ユウキの元へ歩み寄っている事に・・・
周囲の者には今なお39体のふたなりデヌピサロ達は乱交を繰り広げていると誤認させられているのだ。
「あれ?えっと・・・君は?」
「うふふ・・・」
妖艶、まさしくその言葉が相応しい笑みを浮かべたデヌピサロは頬笑みながらユウキの後頭部に腕を回した。
突然現れた全裸の美女エルフ、ユウキは自分のレベルが変化した影響を受けた女性だと言う事は直ぐに分かった。
その見覚えの無い容姿、だが耳が尖っているせいかローザに似た雰囲気を感じた彼女にユウキは何かを言おうとしたが・・・
「むぐッ」むちゅ
突然行われるキス、それも暴力的で身勝手に一方的なユウキの口内を暴れる様なディープキス。
だが、直ぐにユウキはその異変に気付いた。
(誰も僕達に気付いていない?!)
口内を舐めまわされながら気にしたのはハナやローザ達の事。
だが、ローザはシズと何かを話しており、ハナは誰も居ない方向を見つめながらアイリスと構えている。
その違和感にユウキは恐怖を感じた。
「ねぇ、私・・・二人っきりになりたいな」
「んむっ?!」
突然聞こえたその声に、ユウキは意識が遠のくのを感じた。
口の中を舌が暴れまわりながら耳に彼女の声が聞こえたのだ。
その異様な現象が何を意味するのか分からないまま、ユウキは意識を手放した・・・
「この世界に『女神の膣穴』なんて場所は存在しないのよ」
シズの言葉にローザは苦虫を噛んだような表情を浮かべた。
それはそうである、彼女が『全能の英知』で調べた。
トーマスがログアウトした後、滅びる世界を救う方法は『女神の膣穴』へ行かなければならないのだ。
だが、その場所は『全能の英知』で調べても出てこなかったのである。
「そんな、それじゃあ一体どうすれば・・・」
そう言ってローザは一つの可能性を考える。
それはユウキの連続膣内射精で存在を改変されたアリア姫・・・
彼女に地形変動を起こさせて、この世界に存在しない『女神の膣穴』を作り出させると言う事。
だが、それが一体どんな場所なのか見当も付かないのは事実・・・
世界の消滅までの時がどれ程残っているのか分からない以上、無駄に時間を掛けるわけにはいかないのだ。
そんな考えを巡らせていた時であった。
「あれ? えっ? うそ・・・」
突然周囲をキョロキョロと見回しだすシズ、一体どうしたのかとローザも視線を周囲にやってそれに気付いた。
他の誰も気付かないのは仕方ないだろう、ローザの目にはスキル『鑑定』による補正が掛かっているからこそ気付けたのである。
今そこに見えているユウキの名前もレベルも全てローザの視界には映らなかったのだ。
「ちょっと待って!嘘でしょ!?」
ローザが焦り、シズもローザの方を見て頷く。
そう、二人は気付いたのだ。
いつの間にかこの場からユウキとデヌピサロ達が居なくなっている事に!
「えっ?!」
「なんで?!」
事象と言うモノは観測によって確定される。
シュレディンガーの猫しかり、ローザとシズがそこにデヌピサロとユウキが居ないと認識し観測した事で幻は霧の様に掻き消えていく・・・
全く意味が分からないままの魔物達、アリアハノの兵士達・・・
互いに争う気も既に失せており、魔王であるバラモヌすらもカヌダタとSEXをし過ぎて地面に共に横わたっており、まるで朝チュン状態となっているのだからそれも仕方ないだろう。
特に魔物に関して言えば、その体内の体液は全て浄化されているのも大きかった。
「何処行ったの・・・ユウキ・・・」
ハナのその言葉に答える者は誰も居ない・・・
こうして人類と魔物達の最終決戦とも言われる大戦争は幕を閉じた。
異世界から召喚された勇者ユウキと、生命を生み出すデヌピサロの行方を見失って・・・
翌日、とある場所のとある空間。
ユウキはゆっくりと目を覚ました。
「うっ・・・いったい何が・・・?!」
その光景に驚き目を見開いたユウキ、そこは部屋の中であった。
それも知識で知っているラブホテルの一室の様なこの世界ではあり得ない光景に困惑する。
「ど、何処だここ?!」
慌てて振り返ろうとするが、自分の両手首が棒の様なものに拘束されているのに気付いて動きが制限される。
フカフカのベットの上で座ったまま寝ていた自分の姿を見て焦りを覚える、何故か全裸なのだ。
「あれ?起きちゃった? でも丁度良かった。朝ごはん出来た所よ、お腹すいでるでしょ?」
そう言ってエルフの女性が裸エプロンで姿を現す。
その手には鍋の様なものを持っていた。
何処かで見覚えのある容姿だが、誰なのかユウキには分からなかった。
「君は?」
「ひどい、私の事忘れたの?!あんなに深く愛し合ったのに!」
そう言いながら悲しそうに表情を変えて告げるエルフの美女。
その表情に罪悪感が浮かぶユウキであるが・・・
「仕方ないか、じゃあもう一回自己紹介するね♪」
そう言い妖艶な笑みを浮かべ、エルフの美女は唯一装着しているエプロンの裾を摘まんでお辞儀をした。
「私の名前は『ロザリー』貴方の妻ですわ♪」
そう嬉しそうに告げるエルフであるが、ユウキは恐怖に包まれる。
それはそうであろう、目の前の彼女はエプロンの裾を両手で摘まんでいるのである、両手で鍋を持ったまま・・・
言葉にならない恐怖、ここが何処か分からず自分の状況も理解できないユウキはこの世界に来て初めて恐怖を感じた。
「あ・・・ぁぁ・・・」
「あっそっか、オシッコしたいのね?」
そう言ってロザリーはユウキの股間に顔を埋めて男性器を口に咥えた。
目の前には勿論鍋を持ったロザリーが立っており、鍋の中身を掬った別のロザリーが息を吹きかけて冷ましている。
「ほら・・・気にしなくていいのよ、全部飲んであげるから」
股間に顔を埋めたロザリーが咥えたままそう言いだし・・・
「はい、アーン♡」
目の前に差し出されるお粥の様なモノ・・・
恐怖に包まれたユウキは更に別の手に下腹部を押され、そのままロザリーの口の中におしっこをし、口の中にお粥の様なものが入れられる。
「んっ・・・んっ・・・」ゴクッ ゴクッ
自分の尿を飲み込んでいく音が聞こえ、口の中に広がる優しい味に咀嚼を始めたユウキ・・・
両手は拘束されたまま身動きは取れず、お粥を食べる自分の顔を見詰めるロザリーの微笑みに魅了されていく・・・
目の前の光景に理解が出来ず、徐々に考える事を止め始める事実に恐怖を感じるのだが・・・
「ごちそうさま・・・♡」
そう言って嬉しそうな顔を見せる別のロザリーのその表情、それを見ていると何処か愛おしく感じ始めていた。
お粥に何かが入っていたのか、それとも洗脳的な何かを受けたのか・・・
分からないが、増えたり減ったりするロザリーの姿に徐々に恐怖も薄れ・・・
「気持ち良くしてあげる・・・」
ロザリーの口が男性器を再び口に咥えてしゃぶりだし、背後から耳を舐められ、口の中にお粥の様なものが口移しで送り込まれ・・・
意識が少しずつ少しずつ朦朧となっていくユウキは左右から胸に挟まれ、パフパフに沈んでいく・・・
「あっ・・・あぁっ♡ 大きいっ♡ チンポすごいのぉっ♡」
何時の間にかロザリーのアソコがユウキの男性器を挿入しており、物理的にあり得ない方向から舐められ挟まれ撫でられ抱き着かれる・・・
何度も経験しているハーレムプレイでも実現不可能な感覚と快感にユウキは考えるのを止めた・・・
「あはっ・・・はぁっ♡ すごいガチガチ・・・硬くて脈打ってるッ・・・♡ 私のおまんこ・・・気持ちイイでしょ? オチンチンすごく喜んでるの伝わってくるよ♡」じゅぽっじゅぽっじゅぽっ
ただただ拘束され餌を与えられ犯される・・・
アリアハノでの生活とは大きく違う点が一つ・・・
ユウキはずっとレベル1のまま犯され続けているのである・・・
「どろどろで熱いせーえき・・・♡ また私のおまんこの中にたっぷりだしてっ♡♡」ズッズッズッ
「うっいくっ!」
「んはぁッ・・・♡♡ 出てるのっ♡ ガチガチ勃起チンポからッ 熱々の搾りたてドロドロせーしっ♡」
ロザリーの膣内に射精をしたユウキは咀嚼していたお粥を何も考えられずに飲み込む・・・
自分を拉致監禁し、愛玩ペットの様な扱いをしているロザリーと名乗った目の前のエルフがデヌピサロだと言う事を知らずに・・・
丁度その頃、ユウキがデヌピサロに連れ去られたと仮定したローザ達はバラモヌと交渉していた。
「それで、ダーリンと私を一緒にしてくれると?」
「えぇ、私達としてもカヌダタは犯罪者。魔王で特異点である貴方を殺す事は出来ないからその方がありがたいもの」
レベルが1になっているバラモヌはカヌダタと引き離され、アリアハノ城に連れて来られていた。
ローザは知っているのだ、バラモヌが寄生している肉体を失っても本体である宝石が無事であればデヌピサロの肉体から再生する事が可能で、過去にも一度実行している事を・・・
なのでバラモヌは常にデヌピサロの居る場所が分かるのだ。
その為、デヌピサロの居場所を教えればカヌダタをバラモヌと共に監視付きであるが身の安全と生活の面倒を見ると約束しているのだ。
言わば超法規的措置というやつである。
「分かった。今のデヌピサロの居場所は・・・」
「居場所は?」
「うーむ、ここは私の城の更に西、世界の果てに在るダンジョンの中だな」
「あそこから更に西って・・・まさか?!」
そう驚きローザはシズの方を振り返る。
彼女の『精神汚染』もあり、バラモヌから情報を聞き出せたのだが・・・
AIではあるが、元は西に位置するデーモン国の女王であるシズ、勿論その場所に心当たりがある。
「そうね、あそこから西だとあのダンジョンしか無いわね」
「そうよね・・・」
そこはこの世とは違う理の魔物が生息するというダンジョン。
一度入れば帰れないと誰もが口にする場所である。
だがローザ達には時間が無い、世界が終わる前に『女神の膣穴』を発見しなければならないのだ。
悩みは尽きないが、ローザは覚悟を決めた。
「先にユウキを救出しましょう!」
世界を救う為にはやはりユウキの力が必要不可欠と言うのも勿論ある、だが同時進行でユウキが救えなかった場合を考えたのだ。
シズもその決定に頷き、ハナやアイリス達へ念話を飛ばす。
『勇者とデヌピサロの居場所が分かったわ、場所は・・・』
チラリとローザと目配りをして、その名を告げる・・・
『ガイアの大穴る、よ!』
トーマスの手により39体に増えたデヌピサロであるが、その全てが同一の存在として意識共有を行っていた。
それもその筈、最強形態まで進化を行ったデヌピサロをトーマスはコピーして複製したのだから。
そして、バラモヌとカヌダタのSEXを見て性行為と言うモノを知り、自らの分身共々その姿を変化させた。
目の前に居たローザを元にエルフの姿となり、肉欲を貪る為にふたなりとなった。
自分自身に犯し犯される、そんな大乱交を堪能していたデヌピサロであったが、その実態は単なる自慰・・・つまりオナニーである。
全てが同一個体で意識すらも共有している為に快楽は感じる事が出来る、だがそれ以上の事は一切無かったのだ。
(気持ちいい・・・だが物足りぬ・・・)
それも仕方がないだろう、どうすればどんな事になるか分かっている現象程、飽きるのは早いのである。
ただただ気持ちいいから自分自身を犯し、犯されているだけの行為に慣れるのは直ぐであった。
もしも意識共有が出来ない違う相手が居たならば・・・
それを考えたとしてもデヌピサロには叶わぬ願い、それはそうである・・・
この世界の人も魔物も全て、デヌピサロから生まれた存在なのだ。
近親相姦、そう言えばある種の興奮を得られるかもしれないが所詮それまで・・・
孤独と言う地獄が待つ未来しかデヌピサロには無かったのを本能的に理解するのに時間は必要無かった・・・
「ひゃうぅッ」
「ふぁあッ」
「ん”うぅッ」
喘ぎ声は出るが、出すものだと知ったから出ているだけ・・・
射精しても自身の体液を自身に注いでいるだけ・・・
デヌピサロにとっては涙や鼻水を舐めているのと大差ないのである。
(もう・・・いいか・・・)
傍から見れば肉欲に支配された大乱交であったが、その実態はハリボテそのものであった・・・
虚しさしか感じなくなってきたデヌピサロは性行為を止めようとした・・・
だが・・・
「あや”?! お”? お”? お”? お”? お”?!」
「えうゆ”?! はぁっあ」
「ん”お?! お”っ お”っ」
突然全てのデヌピサロの全身を駆け廻る高揚感!
それと共に演じていたのではない、無意識に口から出た喘ぎ声と今までにない程の快楽。
心が躍ると言う感覚に困惑しか出てこない!
「あらっ?デヌピサロ達にも広がっちゃったみたいね?」
(なに?なんだ?!なんなのだ?!)
理解が出来ない感覚に支配され、自らの肉棒が膨張し、膣穴は異様にドロドロした液体を分泌しだす。
そして、その状態での性行為にとんでもない快感を感じたのだが・・・
「お待たせお姉さん」
「あふぅ” 」
それを見た、いや見てしまった。
人間の男が1体の魔物と性行為を始めたのだ。
だが、その人間の男・・・ユウキを見た瞬間、デヌピサロの中で何かが弾けた!
「な・・・ぁ・・・」
39体全てのデヌピサロが行為を止め、ユウキがポーランサリタを犯すのをただただ眺めていた。
目が離せない、まさしくその言葉の通りデヌピサロ達はその行為を見続けた。
そして、それは起こり始める・・・
39体居たデヌピサロは額の目が皮膚に沈むように消え、股間の肉棒も小さくなりクリトリスの様になる・・・
互いに互いの体をくっつけて、融合を始めたのだ。
それはあの人間の男と性行為をしたいと全ての個体が願った結果・・・
自分を愛して欲しいと言う純粋な欲求が、自身の体を変化させていったのだ。
自身の肉体の元となったローザがあの男に愛されている、それを本能的に理解したデヌピサロはユウキに相応しい姿へと進化をしたのである。
ユウキと同じ種族で異性の肉体、1本しか無い彼の肉棒を受け入れるのは1体しか不可能・・・
同一の個体で同一の意思を持つからこそ成し得た奇跡が起こっていた。
「出すよお姉さん!」
「う” がぁッ!!!」
そして、二人の動きが止まった。
射精、そう・・・ポーランサリタの中へユウキが射精しているのだ。
ゾクリッ!
デヌピサロの肉体を謎の感覚が駆け抜ける。
自身の肉体から生み出されたポーランサリタと言う魔物が全く別の生き物へと変化したような感覚・・・
そして、絶叫を始めるポーランサリタに対してデヌピサロは嫉妬と言う初めての感情を持ち始めた!
そう、ユウキのレベルアップ時の色欲に加え、レベルダウン時の弱い色欲も受けた事でデヌピサロの中に芽生えた新たなる感情。
それは・・・『恋』
ユウキを見ているだけで生まれて初めての感覚が次々とデヌピサロに襲い掛かる。
喉の渇き、鼓動の高鳴り、嫉妬、興奮、そして・・・
独占欲
デヌピサロのユニークスキルは『へんか』
それはありとあらゆる事象すらも変化させていく・・・
この場に居る誰も気付かない、デヌピサロがローザを元にしたエルフ女性の姿に変化し、一人ユウキの元へ歩み寄っている事に・・・
周囲の者には今なお39体のふたなりデヌピサロ達は乱交を繰り広げていると誤認させられているのだ。
「あれ?えっと・・・君は?」
「うふふ・・・」
妖艶、まさしくその言葉が相応しい笑みを浮かべたデヌピサロは頬笑みながらユウキの後頭部に腕を回した。
突然現れた全裸の美女エルフ、ユウキは自分のレベルが変化した影響を受けた女性だと言う事は直ぐに分かった。
その見覚えの無い容姿、だが耳が尖っているせいかローザに似た雰囲気を感じた彼女にユウキは何かを言おうとしたが・・・
「むぐッ」むちゅ
突然行われるキス、それも暴力的で身勝手に一方的なユウキの口内を暴れる様なディープキス。
だが、直ぐにユウキはその異変に気付いた。
(誰も僕達に気付いていない?!)
口内を舐めまわされながら気にしたのはハナやローザ達の事。
だが、ローザはシズと何かを話しており、ハナは誰も居ない方向を見つめながらアイリスと構えている。
その違和感にユウキは恐怖を感じた。
「ねぇ、私・・・二人っきりになりたいな」
「んむっ?!」
突然聞こえたその声に、ユウキは意識が遠のくのを感じた。
口の中を舌が暴れまわりながら耳に彼女の声が聞こえたのだ。
その異様な現象が何を意味するのか分からないまま、ユウキは意識を手放した・・・
「この世界に『女神の膣穴』なんて場所は存在しないのよ」
シズの言葉にローザは苦虫を噛んだような表情を浮かべた。
それはそうである、彼女が『全能の英知』で調べた。
トーマスがログアウトした後、滅びる世界を救う方法は『女神の膣穴』へ行かなければならないのだ。
だが、その場所は『全能の英知』で調べても出てこなかったのである。
「そんな、それじゃあ一体どうすれば・・・」
そう言ってローザは一つの可能性を考える。
それはユウキの連続膣内射精で存在を改変されたアリア姫・・・
彼女に地形変動を起こさせて、この世界に存在しない『女神の膣穴』を作り出させると言う事。
だが、それが一体どんな場所なのか見当も付かないのは事実・・・
世界の消滅までの時がどれ程残っているのか分からない以上、無駄に時間を掛けるわけにはいかないのだ。
そんな考えを巡らせていた時であった。
「あれ? えっ? うそ・・・」
突然周囲をキョロキョロと見回しだすシズ、一体どうしたのかとローザも視線を周囲にやってそれに気付いた。
他の誰も気付かないのは仕方ないだろう、ローザの目にはスキル『鑑定』による補正が掛かっているからこそ気付けたのである。
今そこに見えているユウキの名前もレベルも全てローザの視界には映らなかったのだ。
「ちょっと待って!嘘でしょ!?」
ローザが焦り、シズもローザの方を見て頷く。
そう、二人は気付いたのだ。
いつの間にかこの場からユウキとデヌピサロ達が居なくなっている事に!
「えっ?!」
「なんで?!」
事象と言うモノは観測によって確定される。
シュレディンガーの猫しかり、ローザとシズがそこにデヌピサロとユウキが居ないと認識し観測した事で幻は霧の様に掻き消えていく・・・
全く意味が分からないままの魔物達、アリアハノの兵士達・・・
互いに争う気も既に失せており、魔王であるバラモヌすらもカヌダタとSEXをし過ぎて地面に共に横わたっており、まるで朝チュン状態となっているのだからそれも仕方ないだろう。
特に魔物に関して言えば、その体内の体液は全て浄化されているのも大きかった。
「何処行ったの・・・ユウキ・・・」
ハナのその言葉に答える者は誰も居ない・・・
こうして人類と魔物達の最終決戦とも言われる大戦争は幕を閉じた。
異世界から召喚された勇者ユウキと、生命を生み出すデヌピサロの行方を見失って・・・
翌日、とある場所のとある空間。
ユウキはゆっくりと目を覚ました。
「うっ・・・いったい何が・・・?!」
その光景に驚き目を見開いたユウキ、そこは部屋の中であった。
それも知識で知っているラブホテルの一室の様なこの世界ではあり得ない光景に困惑する。
「ど、何処だここ?!」
慌てて振り返ろうとするが、自分の両手首が棒の様なものに拘束されているのに気付いて動きが制限される。
フカフカのベットの上で座ったまま寝ていた自分の姿を見て焦りを覚える、何故か全裸なのだ。
「あれ?起きちゃった? でも丁度良かった。朝ごはん出来た所よ、お腹すいでるでしょ?」
そう言ってエルフの女性が裸エプロンで姿を現す。
その手には鍋の様なものを持っていた。
何処かで見覚えのある容姿だが、誰なのかユウキには分からなかった。
「君は?」
「ひどい、私の事忘れたの?!あんなに深く愛し合ったのに!」
そう言いながら悲しそうに表情を変えて告げるエルフの美女。
その表情に罪悪感が浮かぶユウキであるが・・・
「仕方ないか、じゃあもう一回自己紹介するね♪」
そう言い妖艶な笑みを浮かべ、エルフの美女は唯一装着しているエプロンの裾を摘まんでお辞儀をした。
「私の名前は『ロザリー』貴方の妻ですわ♪」
そう嬉しそうに告げるエルフであるが、ユウキは恐怖に包まれる。
それはそうであろう、目の前の彼女はエプロンの裾を両手で摘まんでいるのである、両手で鍋を持ったまま・・・
言葉にならない恐怖、ここが何処か分からず自分の状況も理解できないユウキはこの世界に来て初めて恐怖を感じた。
「あ・・・ぁぁ・・・」
「あっそっか、オシッコしたいのね?」
そう言ってロザリーはユウキの股間に顔を埋めて男性器を口に咥えた。
目の前には勿論鍋を持ったロザリーが立っており、鍋の中身を掬った別のロザリーが息を吹きかけて冷ましている。
「ほら・・・気にしなくていいのよ、全部飲んであげるから」
股間に顔を埋めたロザリーが咥えたままそう言いだし・・・
「はい、アーン♡」
目の前に差し出されるお粥の様なモノ・・・
恐怖に包まれたユウキは更に別の手に下腹部を押され、そのままロザリーの口の中におしっこをし、口の中にお粥の様なものが入れられる。
「んっ・・・んっ・・・」ゴクッ ゴクッ
自分の尿を飲み込んでいく音が聞こえ、口の中に広がる優しい味に咀嚼を始めたユウキ・・・
両手は拘束されたまま身動きは取れず、お粥を食べる自分の顔を見詰めるロザリーの微笑みに魅了されていく・・・
目の前の光景に理解が出来ず、徐々に考える事を止め始める事実に恐怖を感じるのだが・・・
「ごちそうさま・・・♡」
そう言って嬉しそうな顔を見せる別のロザリーのその表情、それを見ていると何処か愛おしく感じ始めていた。
お粥に何かが入っていたのか、それとも洗脳的な何かを受けたのか・・・
分からないが、増えたり減ったりするロザリーの姿に徐々に恐怖も薄れ・・・
「気持ち良くしてあげる・・・」
ロザリーの口が男性器を再び口に咥えてしゃぶりだし、背後から耳を舐められ、口の中にお粥の様なものが口移しで送り込まれ・・・
意識が少しずつ少しずつ朦朧となっていくユウキは左右から胸に挟まれ、パフパフに沈んでいく・・・
「あっ・・・あぁっ♡ 大きいっ♡ チンポすごいのぉっ♡」
何時の間にかロザリーのアソコがユウキの男性器を挿入しており、物理的にあり得ない方向から舐められ挟まれ撫でられ抱き着かれる・・・
何度も経験しているハーレムプレイでも実現不可能な感覚と快感にユウキは考えるのを止めた・・・
「あはっ・・・はぁっ♡ すごいガチガチ・・・硬くて脈打ってるッ・・・♡ 私のおまんこ・・・気持ちイイでしょ? オチンチンすごく喜んでるの伝わってくるよ♡」じゅぽっじゅぽっじゅぽっ
ただただ拘束され餌を与えられ犯される・・・
アリアハノでの生活とは大きく違う点が一つ・・・
ユウキはずっとレベル1のまま犯され続けているのである・・・
「どろどろで熱いせーえき・・・♡ また私のおまんこの中にたっぷりだしてっ♡♡」ズッズッズッ
「うっいくっ!」
「んはぁッ・・・♡♡ 出てるのっ♡ ガチガチ勃起チンポからッ 熱々の搾りたてドロドロせーしっ♡」
ロザリーの膣内に射精をしたユウキは咀嚼していたお粥を何も考えられずに飲み込む・・・
自分を拉致監禁し、愛玩ペットの様な扱いをしているロザリーと名乗った目の前のエルフがデヌピサロだと言う事を知らずに・・・
丁度その頃、ユウキがデヌピサロに連れ去られたと仮定したローザ達はバラモヌと交渉していた。
「それで、ダーリンと私を一緒にしてくれると?」
「えぇ、私達としてもカヌダタは犯罪者。魔王で特異点である貴方を殺す事は出来ないからその方がありがたいもの」
レベルが1になっているバラモヌはカヌダタと引き離され、アリアハノ城に連れて来られていた。
ローザは知っているのだ、バラモヌが寄生している肉体を失っても本体である宝石が無事であればデヌピサロの肉体から再生する事が可能で、過去にも一度実行している事を・・・
なのでバラモヌは常にデヌピサロの居る場所が分かるのだ。
その為、デヌピサロの居場所を教えればカヌダタをバラモヌと共に監視付きであるが身の安全と生活の面倒を見ると約束しているのだ。
言わば超法規的措置というやつである。
「分かった。今のデヌピサロの居場所は・・・」
「居場所は?」
「うーむ、ここは私の城の更に西、世界の果てに在るダンジョンの中だな」
「あそこから更に西って・・・まさか?!」
そう驚きローザはシズの方を振り返る。
彼女の『精神汚染』もあり、バラモヌから情報を聞き出せたのだが・・・
AIではあるが、元は西に位置するデーモン国の女王であるシズ、勿論その場所に心当たりがある。
「そうね、あそこから西だとあのダンジョンしか無いわね」
「そうよね・・・」
そこはこの世とは違う理の魔物が生息するというダンジョン。
一度入れば帰れないと誰もが口にする場所である。
だがローザ達には時間が無い、世界が終わる前に『女神の膣穴』を発見しなければならないのだ。
悩みは尽きないが、ローザは覚悟を決めた。
「先にユウキを救出しましょう!」
世界を救う為にはやはりユウキの力が必要不可欠と言うのも勿論ある、だが同時進行でユウキが救えなかった場合を考えたのだ。
シズもその決定に頷き、ハナやアイリス達へ念話を飛ばす。
『勇者とデヌピサロの居場所が分かったわ、場所は・・・』
チラリとローザと目配りをして、その名を告げる・・・
『ガイアの大穴る、よ!』
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昆布さん、いつも楽しみにしております!
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松本さん>ををっ!遂に連絡がとれました!
実は今月4日の朝にログインしたら…初期化されてましてorz
色々試しましたが復活することなく、仕方無く最初から細々と再開しております…
現在は新人達を率いてステージ3000前後をフラフラしてます(笑)
小説もそうですが、年末で少々込み合ってて進捗が遅くなりますが頑張ります!
66話が二重投稿みたいです。
伏(龍)さん>いつもお読みいただきありがとうございます。
遅くなりましたが更新ついでに処理させていただました。
報告ありがとうございました♪
66が重複してませんか?
幻櫻さん>いつもお読みいただきありがとうございます。
そして、報告ありがとうございます。
ちょっと身内に不幸がありまして返信&対処が遅れた事をお詫びいたします。