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第1話 死は突然
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北風と太陽と言う話を知ってるだろうか?
旅人のコートをどちらが脱がす事が出来るかと言う話である。
北風は風を使ってコートを吹き飛ばそうとするが太陽は…
「いやだ…死にたくない…」
少年は身体中に管を着けてベットに横たわっていた。
謎の奇病にかかった少年は様々な医者が手を尽くしたが12年という短い生涯を終えようとしていた。
全身から絶え間なく続く痛みに身動き一つ取れなくなった少年は癌治療に使われる麻薬によって痛みを麻痺させられていた。
それでも反射的に全身が巡るように痛みを受けたときの反射のように反応を示す。
「お願いだ…神様、悪魔でも良い、僕を…助けて…」
そして、その命が終わろうとする時に奇跡は起こった。
『いいだろう』
それが誰の声だったのかは分からない。
だがその声が聞こえたその瞬間、少年の体は完治していた。
誰もがその奇跡を祝い、騒ぎになったのだが原因は完全に不明のまま少年は退院していった…
それから5年の歳月が流れた。
17歳になった青年は高校で陸上部に所属していた。
動けなくなったあの日を思い出すと、どれだけ辛くても動けると言う幸せを実感し毎日を幸せに過ごしていた。
そして、そんな部活が終わった帰り…
目の前にフードを被った男が立っていた…
「ごめんな…でも…仕方無いんだ…」
何処かで聞いたことのあるような話し方に違和感を覚えた次の瞬間…
青年の胸に包丁が突き刺さっていた。
「な…ん…で…」
その一言を残して青年は息絶えた。
最後に見たフードの中のその顔はやはり見覚えがなかった…
旅人のコートをどちらが脱がす事が出来るかと言う話である。
北風は風を使ってコートを吹き飛ばそうとするが太陽は…
「いやだ…死にたくない…」
少年は身体中に管を着けてベットに横たわっていた。
謎の奇病にかかった少年は様々な医者が手を尽くしたが12年という短い生涯を終えようとしていた。
全身から絶え間なく続く痛みに身動き一つ取れなくなった少年は癌治療に使われる麻薬によって痛みを麻痺させられていた。
それでも反射的に全身が巡るように痛みを受けたときの反射のように反応を示す。
「お願いだ…神様、悪魔でも良い、僕を…助けて…」
そして、その命が終わろうとする時に奇跡は起こった。
『いいだろう』
それが誰の声だったのかは分からない。
だがその声が聞こえたその瞬間、少年の体は完治していた。
誰もがその奇跡を祝い、騒ぎになったのだが原因は完全に不明のまま少年は退院していった…
それから5年の歳月が流れた。
17歳になった青年は高校で陸上部に所属していた。
動けなくなったあの日を思い出すと、どれだけ辛くても動けると言う幸せを実感し毎日を幸せに過ごしていた。
そして、そんな部活が終わった帰り…
目の前にフードを被った男が立っていた…
「ごめんな…でも…仕方無いんだ…」
何処かで聞いたことのあるような話し方に違和感を覚えた次の瞬間…
青年の胸に包丁が突き刺さっていた。
「な…ん…で…」
その一言を残して青年は息絶えた。
最後に見たフードの中のその顔はやはり見覚えがなかった…
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