5 / 34
リリーベルのお悩み相談
しおりを挟む
お医者様の処方されたとてつもなく苦いお薬は、その苦味に反して、いや苦いからこそなのか私との相性はバッチリで解熱もさることながら、起きた時の爽快感が格別だった。
頭すっきりしたー。
何か昨日から悩んでたのが嘘みたい
お薬のおかげかしら?
お姉様に相談すると決めたからかしら?
すっきりした頭とは裏腹にお腹がキューとなった。
朝からあまり食べられなかった事を思い出した。
「お嬢様?起きられたのですね、奥様をお呼びします」
「えぇ。ねぇ食事を用意してくれる?食べれそうなの」
「まぁ!畏まりました。直ぐにお持ちします」
枕元の水を入れ替えに来た侍女が起きた私に気づき声をかけてきた。
食事を頼んだだけで喜ぶなんて、とても心配かけたのね。
侍女にまで心配されるなんて、みんなに申し訳ないわ
早く元気にならなければ!
「リリー、起きたのね。んっ熱も下がってる。小さい時から体は丈夫だったから、熱なんて滅多に出さなかったのにホントにびっくりしたわ。お医者様は心配ないっておっしゃったけど、もう体は辛くない?少しお水飲んだら?」
「えぇお母様。心配かけてごめんなさい。熱が下がったからかしら起きたらすっきりしててお腹空いちゃって 今食事を頼んだの。お母様あのお医者様、名医ですわ。だってあんなに辛かったのに数時間で元気になれたんですもの」
「まぁ!ホントにあなたって娘は」
母はおでこに手を当てて熱を確認したあと
笑って水差しからコップに注ぎ渡してくれた。
「そろそろメリーが帰ってくる頃よ。今日はソーダン家には行かないって言ってたから」
「私のせいでカイル様のお母様に申し訳なかったですね。貴重なお時間を割いてくださってるのに」
「大丈夫だと思うわ。また別日で調整してくださるでしょ。それにあの子が今日行ったとしてもあなたの事が心配でお勉強どころではないでしょうから」
姉の婚約者のカイル様は侯爵家の次男で、将来はうちにお婿に来てくださると決まってる。本来なら伯爵家の後継者になる姉はうちのお父様達に後継者としての教育を受けるだけでいいのだが、世間に後ろ指指されることなく放課後もカイル様と居られる口実の為、本来しなくてもいい侯爵家夫人の勉強をしにソーダン家に週3で通ってる。カイル様のお母様もいい迷惑だろうと思ってたけどお姉様のために時間を作ってくださってるみたい。
侍女が運んでくれたサンドイッチを口に運び、甘い珈琲をひとくち。
う~ん満たされるぅ
食事のあと汗をたっぷり吸った夜着を着替えていたら姉がやってきた。
「リリー、元気になったみたいね。良かったわ。普段の体調管理の甘さを痛感したわ。今後はもっと厳しくしなきゃ」
「お姉様!着替えてるのに!ノックだけで入ってこないで!それに今以上に管理するなんて侍女たちも大変だわ。私も落ち着かないからこれ以上はやめて」
過保護な姉は私の体調管理と称して侍女に私の一挙手一投足を報告させている。
言っても聞かないからとお父様に訴えても聞いてもらえないし程々にしてほしいのに⋯⋯あらおかえりなさいって言うの忘れてた。
「お姉様おかえりなさい。挨拶を忘れてたわ」
「ただいま。いいのよ、私も忘れてた」
二人で見合ってクスクス笑い会う。お姉様大好き!
「おかえりそうそう申し訳ないのだけど少しお時間もらっても?」
「いいわよ、着替えたらまた来るわ。でもリリーはベットでね!熱が下がったとはいえ今日はベットから出ないで」
「わかったわ」
姉が部屋から出たあと大きめのクッションを背もたれにするべく侍女に用意してもらった。
うん。これなら納得でしょ
──────────────
ベットのサイドテーブルに姉用の紅茶を運んでから侍女が部屋を出た。
「お姉様、実はご相談があるんです。でも私上手に話せないかもしれないのですけど⋯⋯」
「とりあえず話してみて、あとは聞いてからね」
私は、ふぅと一息吐いてから
図書室でのアリー様の涙
誰にでも優しいのにアリー様だけに冷たいオーラン様
その二人が常に一緒にいる事
二人が秘密の関係なのでは?という噂
見た事、聞いた事を順番に話したあと、オーラン様がアリー様を好きだったらどうすればいいかわからないと私の気持ちを付け足した。
姉の言葉を暫し待つ
「リリー。昨日はそれで眠れなかったんじゃないの? 他に悩んでることはない? あるなら全部話して」
「ないわ。全部話したもの、ねぇお姉様。私はこんなだから⋯隠せないの、オーラン様と普通に接する自信がないわ。気づかなかったら良かったのだけど見てしまったし聞いてしまったの。そうしたらもう⋯⋯ でもオーラン様に直接聞くのは怖いわ。婚約者だからといって私を無理に好きになれと言う訳にはいかないもの。大事にしてくれてるのはわかってるし、これ以上望んだら贅沢でしょう?でもオーラン様の心がホントはアリー様にあってそれを隠してるなら⋯⋯私は身を引いたほうがいいのかしら」
「ちょっ、ちょっと待ってリリー。先走らないで!あぁとんでもない事言い出すから心臓に悪いわ。えっと今聞いた話の答えを私は知ってるのだと思う。ちょっと曖昧な言い方でごめんなさい。確かめたわけじゃないからはっきりきっぱり言えないのよ」
いつもは何でも自信満々に話すのに、言葉を選んでる姉は初めてだった。
「リリー、あのね。二人が秘密の関係っていう噂は二人が相思相愛っていう類の噂よね?」
「そうだと思ったのだけど⋯⋯」
「それはないわ!それはきっぱりと否定できる。オーランが彼女と一緒にいる事は理由があるのだと思う。その理由は私の考えが当たってるのだと思うけどオーランに確かめたことがないからはっきりリリーに言えないのよ ごめんね。でもオーランは絶対アリーを好きではないから、あの冷たい態度が全てよ。アリーはわからないわ、でもアリーがオーランを好きでもリリーは放っといていいわ。もしアリーから何か言われたら直ぐに私に言って!」
「えっ!何か言われるかもしれないの?」
「万が一よ、可能性がゼロではないから、呼び出されたりしたら絶対に言ってよ」
「わかったわ」
「さぁ。夕食まで少しゆっくりして!後でこちらに運ばせるから。今日はちゃんと寝るのよ!明日は一緒に行きましょう。ドートルのお迎えは断っておくわね」
いつもと違う姉が気になるけど、それ以上は聞けなかった。
でもオーラン様の好きな人がアリー様というのは絶対違うとはっきり聞いたので私はホッとした
やっぱり相談して良かったわ。
頼れる姉だ!
知恵熱出す程の悩みが吹き飛び、私はホッと胸を撫で下ろす。
明日オーラン様にお花のお礼を言わなくちゃ!
頭すっきりしたー。
何か昨日から悩んでたのが嘘みたい
お薬のおかげかしら?
お姉様に相談すると決めたからかしら?
すっきりした頭とは裏腹にお腹がキューとなった。
朝からあまり食べられなかった事を思い出した。
「お嬢様?起きられたのですね、奥様をお呼びします」
「えぇ。ねぇ食事を用意してくれる?食べれそうなの」
「まぁ!畏まりました。直ぐにお持ちします」
枕元の水を入れ替えに来た侍女が起きた私に気づき声をかけてきた。
食事を頼んだだけで喜ぶなんて、とても心配かけたのね。
侍女にまで心配されるなんて、みんなに申し訳ないわ
早く元気にならなければ!
「リリー、起きたのね。んっ熱も下がってる。小さい時から体は丈夫だったから、熱なんて滅多に出さなかったのにホントにびっくりしたわ。お医者様は心配ないっておっしゃったけど、もう体は辛くない?少しお水飲んだら?」
「えぇお母様。心配かけてごめんなさい。熱が下がったからかしら起きたらすっきりしててお腹空いちゃって 今食事を頼んだの。お母様あのお医者様、名医ですわ。だってあんなに辛かったのに数時間で元気になれたんですもの」
「まぁ!ホントにあなたって娘は」
母はおでこに手を当てて熱を確認したあと
笑って水差しからコップに注ぎ渡してくれた。
「そろそろメリーが帰ってくる頃よ。今日はソーダン家には行かないって言ってたから」
「私のせいでカイル様のお母様に申し訳なかったですね。貴重なお時間を割いてくださってるのに」
「大丈夫だと思うわ。また別日で調整してくださるでしょ。それにあの子が今日行ったとしてもあなたの事が心配でお勉強どころではないでしょうから」
姉の婚約者のカイル様は侯爵家の次男で、将来はうちにお婿に来てくださると決まってる。本来なら伯爵家の後継者になる姉はうちのお父様達に後継者としての教育を受けるだけでいいのだが、世間に後ろ指指されることなく放課後もカイル様と居られる口実の為、本来しなくてもいい侯爵家夫人の勉強をしにソーダン家に週3で通ってる。カイル様のお母様もいい迷惑だろうと思ってたけどお姉様のために時間を作ってくださってるみたい。
侍女が運んでくれたサンドイッチを口に運び、甘い珈琲をひとくち。
う~ん満たされるぅ
食事のあと汗をたっぷり吸った夜着を着替えていたら姉がやってきた。
「リリー、元気になったみたいね。良かったわ。普段の体調管理の甘さを痛感したわ。今後はもっと厳しくしなきゃ」
「お姉様!着替えてるのに!ノックだけで入ってこないで!それに今以上に管理するなんて侍女たちも大変だわ。私も落ち着かないからこれ以上はやめて」
過保護な姉は私の体調管理と称して侍女に私の一挙手一投足を報告させている。
言っても聞かないからとお父様に訴えても聞いてもらえないし程々にしてほしいのに⋯⋯あらおかえりなさいって言うの忘れてた。
「お姉様おかえりなさい。挨拶を忘れてたわ」
「ただいま。いいのよ、私も忘れてた」
二人で見合ってクスクス笑い会う。お姉様大好き!
「おかえりそうそう申し訳ないのだけど少しお時間もらっても?」
「いいわよ、着替えたらまた来るわ。でもリリーはベットでね!熱が下がったとはいえ今日はベットから出ないで」
「わかったわ」
姉が部屋から出たあと大きめのクッションを背もたれにするべく侍女に用意してもらった。
うん。これなら納得でしょ
──────────────
ベットのサイドテーブルに姉用の紅茶を運んでから侍女が部屋を出た。
「お姉様、実はご相談があるんです。でも私上手に話せないかもしれないのですけど⋯⋯」
「とりあえず話してみて、あとは聞いてからね」
私は、ふぅと一息吐いてから
図書室でのアリー様の涙
誰にでも優しいのにアリー様だけに冷たいオーラン様
その二人が常に一緒にいる事
二人が秘密の関係なのでは?という噂
見た事、聞いた事を順番に話したあと、オーラン様がアリー様を好きだったらどうすればいいかわからないと私の気持ちを付け足した。
姉の言葉を暫し待つ
「リリー。昨日はそれで眠れなかったんじゃないの? 他に悩んでることはない? あるなら全部話して」
「ないわ。全部話したもの、ねぇお姉様。私はこんなだから⋯隠せないの、オーラン様と普通に接する自信がないわ。気づかなかったら良かったのだけど見てしまったし聞いてしまったの。そうしたらもう⋯⋯ でもオーラン様に直接聞くのは怖いわ。婚約者だからといって私を無理に好きになれと言う訳にはいかないもの。大事にしてくれてるのはわかってるし、これ以上望んだら贅沢でしょう?でもオーラン様の心がホントはアリー様にあってそれを隠してるなら⋯⋯私は身を引いたほうがいいのかしら」
「ちょっ、ちょっと待ってリリー。先走らないで!あぁとんでもない事言い出すから心臓に悪いわ。えっと今聞いた話の答えを私は知ってるのだと思う。ちょっと曖昧な言い方でごめんなさい。確かめたわけじゃないからはっきりきっぱり言えないのよ」
いつもは何でも自信満々に話すのに、言葉を選んでる姉は初めてだった。
「リリー、あのね。二人が秘密の関係っていう噂は二人が相思相愛っていう類の噂よね?」
「そうだと思ったのだけど⋯⋯」
「それはないわ!それはきっぱりと否定できる。オーランが彼女と一緒にいる事は理由があるのだと思う。その理由は私の考えが当たってるのだと思うけどオーランに確かめたことがないからはっきりリリーに言えないのよ ごめんね。でもオーランは絶対アリーを好きではないから、あの冷たい態度が全てよ。アリーはわからないわ、でもアリーがオーランを好きでもリリーは放っといていいわ。もしアリーから何か言われたら直ぐに私に言って!」
「えっ!何か言われるかもしれないの?」
「万が一よ、可能性がゼロではないから、呼び出されたりしたら絶対に言ってよ」
「わかったわ」
「さぁ。夕食まで少しゆっくりして!後でこちらに運ばせるから。今日はちゃんと寝るのよ!明日は一緒に行きましょう。ドートルのお迎えは断っておくわね」
いつもと違う姉が気になるけど、それ以上は聞けなかった。
でもオーラン様の好きな人がアリー様というのは絶対違うとはっきり聞いたので私はホッとした
やっぱり相談して良かったわ。
頼れる姉だ!
知恵熱出す程の悩みが吹き飛び、私はホッと胸を撫で下ろす。
明日オーラン様にお花のお礼を言わなくちゃ!
980
あなたにおすすめの小説
【完結】この地獄のような楽園に祝福を
おもち。
恋愛
いらないわたしは、決して物語に出てくるようなお姫様にはなれない。
だって知っているから。わたしは生まれるべき存在ではなかったのだと……
「必ず迎えに来るよ」
そんなわたしに、唯一親切にしてくれた彼が紡いだ……たった一つの幸せな嘘。
でもその幸せな夢さえあれば、どんな辛い事にも耐えられると思ってた。
ねぇ、フィル……わたし貴方に会いたい。
フィル、貴方と共に生きたいの。
※子どもに手を上げる大人が出てきます。読まれる際はご注意下さい、無理な方はブラウザバックでお願いします。
※この作品は作者独自の設定が出てきますので何卒ご了承ください。
※本編+おまけ数話。
愛を語れない関係【完結】
迷い人
恋愛
婚約者の魔導師ウィル・グランビルは愛すべき義妹メアリーのために、私ソフィラの全てを奪おうとした。 家族が私のために作ってくれた魔道具まで……。
そして、時が戻った。
だから、もう、何も渡すものか……そう決意した。
【改稿版・完結】その瞳に魅入られて
おもち。
恋愛
「——君を愛してる」
そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった——
幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。
あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは……
『最初から愛されていなかった』
その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。
私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。
『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』
『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』
でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。
必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。
私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……?
※後半、壊れてる人が登場します。苦手な方はご注意下さい。
※このお話は私独自の設定もあります、ご了承ください。ご都合主義な場面も多々あるかと思います。
※『幸せは人それぞれ』と、いうような作品になっています。苦手な方はご注意下さい。
※こちらの作品は小説家になろう様でも掲載しています。
婚約破棄寸前、私に何をお望みですか?
みこと。
恋愛
男爵令嬢マチルダが現れてから、王子ベイジルとセシリアの仲はこじれるばかり。
婚約破棄も時間の問題かと危ぶまれる中、ある日王宮から、公爵家のセシリアに呼び出しがかかる。
なんとベイジルが王家の禁術を用い、過去の自分と精神を入れ替えたという。
(つまり今目の前にいる十八歳の王子の中身は、八歳の、私と仲が良かった頃の殿下?)
ベイジルの真意とは。そしてセシリアとの関係はどうなる?
※他サイトにも掲載しています。
あの、初夜の延期はできますか?
木嶋うめ香
恋愛
「申し訳ないが、延期をお願いできないだろうか。その、いつまでとは今はいえないのだが」
私シュテフイーナ・バウワーは今日ギュスターヴ・エリンケスと結婚し、シュテフイーナ・エリンケスになった。
結婚祝の宴を終え、侍女とメイド達に準備された私は、ベッドの端に座り緊張しつつ夫のギュスターヴが来るのを待っていた。
けれど、夜も更け体が冷え切っても夫は寝室には姿を見せず、明け方朝告げ鶏が鳴く頃に漸く現れたと思ったら、私の前に跪き、彼は泣きそうな顔でそう言ったのだ。
「私と夫婦になるつもりが無いから永久に延期するということですか? それとも何か理由があり延期するだけでしょうか?」
なぜこの人私に求婚したのだろう。
困惑と悲しみを隠し尋ねる。
婚約期間は三ヶ月と短かったが、それでも頻繁に会っていたし、会えない時は手紙や花束が送られてきた。
関係は良好だと感じていたのは、私だけだったのだろうか。
ボツネタ供養の短編です。
十話程度で終わります。
【完結】私のことが大好きな婚約者さま
咲雪
恋愛
私は、リアーナ・ムスカ侯爵子女。第二王子アレンディオ・ルーデンス殿下の婚約者です。アレンディオ殿下の5歳上の第一王子が病に倒れて3年経ちました。アレンディオ殿下を王太子にと推す声が大きくなってきました。王子妃として嫁ぐつもりで婚約したのに、王太子妃なんて聞いてません。悩ましく、鬱鬱した日々。私は一体どうなるの?
・sideリアーナは、王太子妃なんて聞いてない!と悩むところから始まります。
・sideアレンディオは、とにかくアレンディオが頑張る話です。
※番外編含め全28話完結、予約投稿済みです。
※ご都合展開ありです。
病弱な幼馴染と婚約者の目の前で私は攫われました。
鍋
恋愛
フィオナ・ローレラは、ローレラ伯爵家の長女。
キリアン・ライアット侯爵令息と婚約中。
けれど、夜会ではいつもキリアンは美しく儚げな女性をエスコートし、仲睦まじくダンスを踊っている。キリアンがエスコートしている女性の名はセレニティー・トマンティノ伯爵令嬢。
セレニティーとキリアンとフィオナは幼馴染。
キリアンはセレニティーが好きだったが、セレニティーは病弱で婚約出来ず、キリアンの両親は健康なフィオナを婚約者に選んだ。
『ごめん。セレニティーの身体が心配だから……。』
キリアンはそう言って、夜会ではいつもセレニティーをエスコートしていた。
そんなある日、フィオナはキリアンとセレニティーが濃厚な口づけを交わしているのを目撃してしまう。
※ゆるふわ設定
※ご都合主義
※一話の長さがバラバラになりがち。
※お人好しヒロインと俺様ヒーローです。
※感想欄ネタバレ配慮ないのでお気をつけくださいませ。
全部私が悪いのです
久留茶
恋愛
ある出来事が原因でオーディール男爵家の長女ジュディス(20歳)の婚約者を横取りする形となってしまったオーディール男爵家の次女オフィーリア(18歳)。
姉の元婚約者である王国騎士団所属の色男エドガー・アーバン伯爵子息(22歳)は姉への気持ちが断ち切れず、彼女と別れる原因となったオフィーリアを結婚後も恨み続け、妻となったオフィーリアに対して辛く当たる日々が続いていた。
世間からも姉の婚約者を奪った『欲深いオフィーリア』と悪名を轟かせるオフィーリアに果たして幸せは訪れるのだろうか……。
*全18話完結となっています。
*大分イライラする場面が多いと思われますので苦手な方はご注意下さい。
*後半まで読んで頂ければ救いはあります(多分)。
*この作品は他誌にも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる