愛人がいっぱい?−公爵夫人の答え−

maruko

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マリアンヌ 18歳

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私はマリー、いつもそう呼ばれていた。
でも本当の名前はマリアンヌ、見たこともない父が付けてくれたんだそう。

母は私が5つの時に教会に私を預けて居なくなった。
「いつか迎えに来るから」何て嘘を信じた私は愚か者。

でも先日別の人が迎えに来た。
ターナー公爵家の親戚だという女の人。
私の母の名前は知らなかったけど“ミランダ”というらしい。

私は自分が美しいと知っている、教会に捨てられた孤児だと悪口は言われ続けて来たけれど、男の人達は私の顔を見ると顔を赤らめる。

名前も貴族っぽいと思っていたけどやっぱり貴族だったのね。

ほうら私を馬鹿にした者ども平伏せ!

お屋敷に着いた時には少しひるんだけれど私は貴族の娘なの、こんな事でおびえてはならないと自分を叱咤し堂々と奥様の前に立ったわ。

色々聞かれた時に私は私をよくわかっていなかった。
「何ができるのかしら?」奥様は聞くけど私が貴族としてできることなんてあるはず無いじゃない?
貴族として育ててもらってないのだから。

だから「これからです」と言ったら目を丸くしていた。

何がそんなに奥様を驚かせたかは解らないけれど気に入られたのかな?
案内された部屋は見たこともない家具がいっぱいだった。
白で統一されたその部屋は美しい私にぴったりだと思ったもの。

貴族としての初めての生活
何故か他にも居たけれど⋯⋯。

マナーのお勉強から教わったわ
お肉のキレイな切り方、スープは音を立てずに、スプーンとフォークがカトラリーって何?
スプーンはスプーンだしフォークはフォークでしょう。
ナプキン何て初めて手にした時、何に使うかさっぱりだった。
小さな水桶と思ったらフィンガーボウル何て手洗いでいいじゃない!
いちいち煩いのよ!

貴族って⋯貴族って⋯面倒くさい!!

でも美しい私は我慢するわ

だってずっとこのまま貴族でいたいもの


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