愛人がいっぱい?−公爵夫人の答え−

maruko

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スノウ 14歳

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私、私何て場違いな所に連れて来られたのでしょう

ターナー公爵家は貴族の中でも上位に位置する高貴なお方だと習いました。
私は半年前に孤児院から男爵家に引き取られたばかりだったのに今度は公爵家なんて!

それもこれも私の母が“ミランダ”だったからだそうです。
男爵家には偶々街で困っていたご婦人を助けた事から私の“顔”を気に入ってくださったその方が、侍女にするべく引き取って下さったのです。

それがあれよあれよと言う間に公爵家ここに連れて来られました。

自分の身がどんどんと流されるままに⋯。
今私は恐ろしくて恐ろしくてこれが夢ならばいいのにと願っています。

ここへは他にも引き取られた方が何名かいらっしゃって私が年少のようです。
一年ほど勉強をして、私だけは学園に通わせてもらう事になりました。
それまでここに居られればの話ですけど。

マナーは男爵家で少しは学びましたので他の方よりも褒められました。
男爵家と違ったのは明らかに違う料理の質です。
とても豪華な食事が毎回出てきて圧倒されてしまいます。

私は男爵家で侍女見習いでしたので人に服を着せる事は習いましたが着せてもらう事はまなびませんでした。
真逆のことをされてしまってちょっと困惑してしまいます。

部屋の白い家具は全てが新品で私の為に用意してくださった事がとても嬉しかった。

勉強では算術がとても楽しいです。
答えが出るものは法則を当てはめればよいのでとても分かりやすかったけれど、詩の授業はちょっと苦手です。
作者の心境なんて作者以外にわかるはずないじゃありませんか。
その問題自体に疑問が浮かびます。

奥様は一日に一度引き取られた者たちと交代でお茶をします。
引き取られた5人と30分ずつの交流。
何度も飲まれるお茶でお腹はちゃぷんちゃぷんと言っているのではないでしょうか?
ご苦労様でございます。

私の父が亡き公爵様で合ったとしても私にはここを継ぐには荷が重すぎます。
どうにか回避出来ればいいなと思う今日この頃です。


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