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話しを簡単に纏めるとある日お兄様に懸想した子爵令嬢は何度もアタックしていたそうですがお兄様は全く靡きません。
(靡かない所か子爵令嬢の存在さえ把握してませんでしたけど)
自分の気持ちが全く響かないお兄様に業を煮やした子爵令嬢はいつからかお兄様を恨むようになりました。
そして⋯呪うのですけれど、その思いも意外と中途半端だったらしいですわ。
女に酷い目に合えばいいと呪ってる一方で自分に振り向いて欲しいという願いも込めたみたいで、呪い自体が中途半端、しかも呪い返しも中途半端ですからね。
そりゃあ子爵令嬢が納得の行く結果にはなりません。
だから何回もかけていたんですね。
だけど一向にお兄様は呪われないから(そりゃそうです)矛先を私にシフトチェンジしたようです。
結果的に見たらそれはシフトチェンジではなく全て私が背負わされていますけれども、そんな事は子爵令嬢は知りませんから。
だから私の婚約者である第三王子に目を付けて私から奪ったそうです、その思惑にはあわよくば王子妃や臣籍降下で上位貴族の夫人への道だとも思ったようです。
だけど⋯思い通りにはいかなくて第三王子は自分の所の子爵家を継ぐことになってしまいました。
悔しかったけれど私がサミュエルと結婚した事で「ザマァ」と思ったらしいです。
なんと!この子爵令嬢サミュエルの相手であったエミリーナの友人だったようです。
狭いですわ~世の中。
だから私のこの3年間を惨めだと決めつけてほくそ笑んでいたみたい。
だけど所詮彼女と第三王子の真実の愛は紛い物でした(主に子爵令嬢)
二人は婚姻後あまり幸せではなかったようです。
そして逆恨みもいいとこですが、こうなったのもお兄様のせいだと、またまたお兄様を呪ったらしいです。
ただ今回はしっかりと正しく呪い返しをされました。
今子爵令嬢は寝たきりになっているみたい。
「お兄様は如何して彼女だと解ったの?」
「それはマリリンさんが魔石の解析をしてくれて相手を見つけてくれたからさ」
何故当事者の私がその肝心な事を知らされなかったのかしら、ちょっと悔しいわ。
そう思っていたらセルトがフォローしてくれました。
「あの時は離婚の話し合いに行ってただろう、その後はそんな話しをする暇なんかなかったからさ」
言われてみたらそうだったわね。
此方に来てもマリリンさんは魔導具作りに精を出されて忙しかったし⋯。
仕方ないか!
「お兄様、でも如何して彼女が寝たきりになったとか解ったの?」
「あぁ、監視の魔導具を子爵家に設置したからだよ。だからまた呪ってんなぁと解ったし、その後の状態で残った門徒の者が話しを聞き出しに行ってくれたから、さっき教えて貰ったんだ。観念して白状したらしいよ」
監視などと、とんでもない事を言い出しましたし、おそらく彼女が素直に話すはずがありませんから、一族に密かに伝わる自白剤を使ったと思われます。
それって⋯諸々いいの?
「マリリンさんが設置してくれたんだ、あれ便利だねぇ。でも呪いもどうやってかけてるのか今回見たから解ったし、後でセイシャルの方に進言してもらって国としても罰して貰おうかと思ってるんだけど、父上の話次第かなぁ。一応俺達逃亡中だからね」
心配そうにしている私へお兄様はウィンクしながらそう言って、お茶菓子のフィナンシェを口に放り込みました。
私が心配してるのは自白剤の方ですよお兄様!
(靡かない所か子爵令嬢の存在さえ把握してませんでしたけど)
自分の気持ちが全く響かないお兄様に業を煮やした子爵令嬢はいつからかお兄様を恨むようになりました。
そして⋯呪うのですけれど、その思いも意外と中途半端だったらしいですわ。
女に酷い目に合えばいいと呪ってる一方で自分に振り向いて欲しいという願いも込めたみたいで、呪い自体が中途半端、しかも呪い返しも中途半端ですからね。
そりゃあ子爵令嬢が納得の行く結果にはなりません。
だから何回もかけていたんですね。
だけど一向にお兄様は呪われないから(そりゃそうです)矛先を私にシフトチェンジしたようです。
結果的に見たらそれはシフトチェンジではなく全て私が背負わされていますけれども、そんな事は子爵令嬢は知りませんから。
だから私の婚約者である第三王子に目を付けて私から奪ったそうです、その思惑にはあわよくば王子妃や臣籍降下で上位貴族の夫人への道だとも思ったようです。
だけど⋯思い通りにはいかなくて第三王子は自分の所の子爵家を継ぐことになってしまいました。
悔しかったけれど私がサミュエルと結婚した事で「ザマァ」と思ったらしいです。
なんと!この子爵令嬢サミュエルの相手であったエミリーナの友人だったようです。
狭いですわ~世の中。
だから私のこの3年間を惨めだと決めつけてほくそ笑んでいたみたい。
だけど所詮彼女と第三王子の真実の愛は紛い物でした(主に子爵令嬢)
二人は婚姻後あまり幸せではなかったようです。
そして逆恨みもいいとこですが、こうなったのもお兄様のせいだと、またまたお兄様を呪ったらしいです。
ただ今回はしっかりと正しく呪い返しをされました。
今子爵令嬢は寝たきりになっているみたい。
「お兄様は如何して彼女だと解ったの?」
「それはマリリンさんが魔石の解析をしてくれて相手を見つけてくれたからさ」
何故当事者の私がその肝心な事を知らされなかったのかしら、ちょっと悔しいわ。
そう思っていたらセルトがフォローしてくれました。
「あの時は離婚の話し合いに行ってただろう、その後はそんな話しをする暇なんかなかったからさ」
言われてみたらそうだったわね。
此方に来てもマリリンさんは魔導具作りに精を出されて忙しかったし⋯。
仕方ないか!
「お兄様、でも如何して彼女が寝たきりになったとか解ったの?」
「あぁ、監視の魔導具を子爵家に設置したからだよ。だからまた呪ってんなぁと解ったし、その後の状態で残った門徒の者が話しを聞き出しに行ってくれたから、さっき教えて貰ったんだ。観念して白状したらしいよ」
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