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おバカさん
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セルトと部屋に戻る為に廊下を並んで歩いていると前からお兄様が歩いてくるのに気付きました。
「ミランダおめでとう」
お兄様がお祝いの言葉をかけてくださいましたが⋯はて?何故知ってるの?
「漸く呪いとおさらばだな、俺も責任感じたから安心したぞ」
「えっ!どういうことですの!?」
お兄様のお祝いの言葉は離婚ではなく別の事でした。
この様子では私の呪いは解けたのかしら?
それは⋯とても嬉しいです!
逸る気持ちを抑えつつお兄様に続きを言えと目で訴えました。
「カイサム殿、部屋でお茶でもどうですか?」
そうだわ、廊下でする話ではなかったわね。
セルトを見つめながらそう思い立ち私はお兄様をお誘いしました。
「お兄様是非私とお茶をしてくださいませ」
半ば強引にお兄様の両腕をセルトと引っ張りながら私達の部屋へと連れていきました。
モナが煎れてくれたお茶を堪能しながら呪いについてお兄様をせっつきます。
「お兄様、私の呪いが解けたのですか?」
「まぁ解けたって言えば解けたんだけど、正確には正常に返したってところかな」
お兄様の物言いに訝しみながら眉が上がります。
どういうことかしら?
「このブレスレットの魔石に付帯してる魔法をあのマリリンさんが強化してくれたんだ。それでどうやらそれが功を奏してしっかりと相手に呪い返しが出来たんだよ。まさかまた呪うとは思わなかったけどね」
「お相手の方は解っていたのですか?」
「ん?聞いてなかったのか?」
私が頷くとお兄様は「もう知ってると思ってた」と言いながら教えて下さいました。
なんとお兄様に呪いをかけていたのは私の嘗ての婚約者である第三王子と婚姻した子爵令嬢でした。
「えっ?如何してあの方が?」
「どうやら俺に懸想してたらしいぞ、だけど俺はそのご令嬢の存在を知ったのはお前が第三王子と婚約破棄した時だったしなぁ、それまでは全く知らなかった」
「では何故、アレッ?その方第三王子の真実の愛の方ですわよね」
「あぁそれも違ったそうだ」
私が益々疑問に思っていたらセルトは解ったようでした。
「あぁ変な呪い返しでカイサム殿に全く掛からなかったからミランダに嫌がらせしたのか!」
「は?」
子爵令嬢様って⋯お馬鹿さんですか?
「ミランダおめでとう」
お兄様がお祝いの言葉をかけてくださいましたが⋯はて?何故知ってるの?
「漸く呪いとおさらばだな、俺も責任感じたから安心したぞ」
「えっ!どういうことですの!?」
お兄様のお祝いの言葉は離婚ではなく別の事でした。
この様子では私の呪いは解けたのかしら?
それは⋯とても嬉しいです!
逸る気持ちを抑えつつお兄様に続きを言えと目で訴えました。
「カイサム殿、部屋でお茶でもどうですか?」
そうだわ、廊下でする話ではなかったわね。
セルトを見つめながらそう思い立ち私はお兄様をお誘いしました。
「お兄様是非私とお茶をしてくださいませ」
半ば強引にお兄様の両腕をセルトと引っ張りながら私達の部屋へと連れていきました。
モナが煎れてくれたお茶を堪能しながら呪いについてお兄様をせっつきます。
「お兄様、私の呪いが解けたのですか?」
「まぁ解けたって言えば解けたんだけど、正確には正常に返したってところかな」
お兄様の物言いに訝しみながら眉が上がります。
どういうことかしら?
「このブレスレットの魔石に付帯してる魔法をあのマリリンさんが強化してくれたんだ。それでどうやらそれが功を奏してしっかりと相手に呪い返しが出来たんだよ。まさかまた呪うとは思わなかったけどね」
「お相手の方は解っていたのですか?」
「ん?聞いてなかったのか?」
私が頷くとお兄様は「もう知ってると思ってた」と言いながら教えて下さいました。
なんとお兄様に呪いをかけていたのは私の嘗ての婚約者である第三王子と婚姻した子爵令嬢でした。
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「では何故、アレッ?その方第三王子の真実の愛の方ですわよね」
「あぁそれも違ったそうだ」
私が益々疑問に思っていたらセルトは解ったようでした。
「あぁ変な呪い返しでカイサム殿に全く掛からなかったからミランダに嫌がらせしたのか!」
「は?」
子爵令嬢様って⋯お馬鹿さんですか?
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