幽閉されていた王女は悪女の汚名を復讐で返上する

maruko

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エピローグ

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 アリーチェルの最後から始まって彼女に付き従っていた貴族達の処刑も執行された。

 その日、トラウスマ王国全土にアレンディオの魔法によって、その声が拡声されて響きわたった。

 新たに国を統べることになったのは、元ルーステリア王国王子アレンディオ。その后にはミシェルフォンが立った。

『この国は、いやこの国だけではなく。この近隣の国は我が連合軍が制圧した。カイラッサ王国に至っては海と統合した。奇しくもトラウスマ王国、ルーステリア王国、セルディ王国は隣接している。その3国を連合国とし、私、アレンディオ・ルーステリアが新たにルーステリア帝国として統べる事を宣言する』

 魔法を伝説としてしか知り得ない民達は、国中に広がる不思議なアレンディオの声を神の声として認識した。

 畏れ多いかもしれないが、国を統べるなら最初にまやかしも必要と判断した。

 そしてミシェルフォンもルーステリア帝国初代皇妃として言葉を届ける。

『嘗て私はトラウスマ王国第一王女としてこの世に産まれました。ですがその身は長く王宮の地下に隠されました。陽の目を見たその日、私は知らぬ間に悪女と呼ばれていました。私は忘れられない光景がこの国に有ります。人々の蔑視、罵詈雑言、嘲笑、石も当てられました』

 ミシェルフォンはその時を思い出し目を閉じた。

 思い出すのは辛いことばかり、それでもあの日初めて乗せられた馬車越しに見る民達の目の方が強烈で忘れられない。

『ですが、私は貴方方を許します。噂に惑わされた貴方達を咎めません。
 何故なら私は王女の時、民に生かされていたのに何も返していなかったからです。本位ではなくともただ幽閉されていただけでした。
 ルーステリア帝国、初代皇妃として皇帝アレンディオを生涯支え、貴方達が健やかに憂い無く暮らせるように私の全てを捧げて尽力します。
 ここに、この帝国に暮らす民達に、悪女の汚名を返上して国に尽くす事を誓います』

 ミシェルフォンが宣言を終えるとそっとアレンディオが近付いて隣に並んだ。

 王城はこの後取り壊され、新たに建設される予定になっている。
 トラウスマ王国の残骸、最期の城から民達が見える位置に二人は立っていた。

 城下からは長年悪政に苦しんだ民達の歓喜の声が聞こえる。

 二人は見つめ合う
 アレンディオはミシェルフォンの肩を抱いて城下に向けて二人で手を振った。


 アレンディオとミシェルフォンは誓いの通り生涯、国と民に尽くした。




 end


 ✎ ------------------------

これを持って本作は完結と致します。
沢山の方に読んで頂けたこと、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました🙇‍♀

この度もお気に入り登録、いいね、エール等応援頂き感謝いたします🙏

拙作はまだまだ作者の力不足の否めない作品ですが、皆様の応援のおかげで無事完結まで終える事が出来ました。
重ねてありがとうございました🙇‍♀

これからも日々精進して作品作りに取り組んで行きたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします😊

marukoとmarukoの作品を愛でて下さる海よりも広い心の読者様へ
 ( ˶˘ ³˘˶)ちゅ♡  届きますように♡




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