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「じゃあ、それ、やってみたらいいんじゃないの?何が似合うとか似合わないとか。それの小学生、中学生バージョン。興味があって好きなことなんでしょ?」
私と李衣菜ちゃんは目を見合わせる。
なんだか、一気に方針が決まって、なんだかびっくりする。
「ひー君、すごいねーー!」
「ほんとっ!!すごいすごーーーいっ!!ひー君!さすがーーーーっ!!」
「瀬口にひー君って呼ばれたくない。違う呼び方でよんで」
「えーーー、じゃあ何て呼べばいいの」
「は、森乃でいいだろ?」
「えーーー、りいな、仲間はずれなのーーー??」
なんだかんだ言って李衣菜ちゃんとひー君が仲良くなってくれて嬉しい。
李衣菜ちゃんのチャンネルの方向性が決まって、なんだか道が開けたような気持ちになった。
「じゃあ、そうと決まれば、まずは、穂香変身企画も撮っちゃおうよっ!森乃もっ!!」
「はーー??俺??やだよ??」
「なに言ってるのー!発案者っ!顔ちゃんと隠すからさ、ねっ、ねっ?」
「男の子の変身企画っていうのは、確かにウケるかも。それに、ひー君がもっと格好良くなるし、いいことづくしかもね、ひー君どうかな?」
「ーーーー今日は無理。穂香からやりな。俺、どうやって撮影しているのが受けてるのかちょっと研究しとくから」
ほのちゃんから、穂香にいつの間にか呼び方が変わっていて苦笑いする。
確かに男の子がほのちゃんとか言ったら恥ずかしいのかもしれないけど、やっと呼んでくれたと思ったら穂香って呼び捨てとか、ひー君の変わりように驚いた。
だけど、他でもない、ひー君だから、全然嫌ではないよ。
「仕方ないなーー!でも、今度ちゃんと撮らせてよーー!!じゃ、ほのちゃんの服見せて見せてーっ!!」
李衣菜ちゃんが私に覆いかぶさるようにぴょーんと飛んできた。
私は李衣菜ちゃんを受け止めて、二人で私の部屋に向かった。
いつも着ているいつもの服は李衣菜ちゃんの手にかかればちょっとおしゃれになる。
何でもおしゃれはバランス。らしいのだ。
Tシャツの裾を少しパンツにインするだけで、足長効果があるとか、帽子の被る角度を少し変えるだけで小顔効果があるとか、顔周りの髪の毛の残し方で華やかさを演出できるとか、知らないことばかりだ。
李衣菜ちゃんの言う通りに着方を少し変えるだけで、こんなに違うなんてすごいっ!
これ、きっと流行るんじゃないかな??
それからの李衣菜ちゃんの活躍はすさまじかった。
クラスメイトの手持ち服を使った変身企画をやったり、自分の持ち物紹介をやったり、変身前の服と変身後の服を来てMikMokで踊ってみたり。
もちろん、ひー君もファッション変身企画に登場させられていた。
そして、その成果かちょっとおしゃれになっていた。
なんだかんだ付き合うひー君は、優しいところが全然変わっていない。
撮り方や音楽の入れ方とか、私にも、李衣菜ちゃんにもアドバイスしてくれていた。
私は、あんまり役に立ったとはいえないんだけど、李衣菜ちゃんがもう少し、裾が短かったらいいのにーといったパンツを裾上げしたり、このリボンがなかったらこのシャツよかったのにーと言ったリボンを取って、不自然じゃないように手直ししたりした。
平たく言うと裁縫係かな?
なんか、一生分の裾上げをした気がする。
でも、皆が喜ぶ様子は私も嬉しかった。
それに加えて、李衣菜ちゃんはおしゃれに関係する色んな資格を取り出して、その資格習得の最年少記録を次々更新していった。
お勉強はできないけど、好きなことはすぐ覚えられる!って。
一度人気が出ると人が人を呼ぶとはこのことで。
李衣菜ちゃんは一気に10万人の登録者がいる人気MikMokerになった。
私と李衣菜ちゃんは目を見合わせる。
なんだか、一気に方針が決まって、なんだかびっくりする。
「ひー君、すごいねーー!」
「ほんとっ!!すごいすごーーーいっ!!ひー君!さすがーーーーっ!!」
「瀬口にひー君って呼ばれたくない。違う呼び方でよんで」
「えーーー、じゃあ何て呼べばいいの」
「は、森乃でいいだろ?」
「えーーー、りいな、仲間はずれなのーーー??」
なんだかんだ言って李衣菜ちゃんとひー君が仲良くなってくれて嬉しい。
李衣菜ちゃんのチャンネルの方向性が決まって、なんだか道が開けたような気持ちになった。
「じゃあ、そうと決まれば、まずは、穂香変身企画も撮っちゃおうよっ!森乃もっ!!」
「はーー??俺??やだよ??」
「なに言ってるのー!発案者っ!顔ちゃんと隠すからさ、ねっ、ねっ?」
「男の子の変身企画っていうのは、確かにウケるかも。それに、ひー君がもっと格好良くなるし、いいことづくしかもね、ひー君どうかな?」
「ーーーー今日は無理。穂香からやりな。俺、どうやって撮影しているのが受けてるのかちょっと研究しとくから」
ほのちゃんから、穂香にいつの間にか呼び方が変わっていて苦笑いする。
確かに男の子がほのちゃんとか言ったら恥ずかしいのかもしれないけど、やっと呼んでくれたと思ったら穂香って呼び捨てとか、ひー君の変わりように驚いた。
だけど、他でもない、ひー君だから、全然嫌ではないよ。
「仕方ないなーー!でも、今度ちゃんと撮らせてよーー!!じゃ、ほのちゃんの服見せて見せてーっ!!」
李衣菜ちゃんが私に覆いかぶさるようにぴょーんと飛んできた。
私は李衣菜ちゃんを受け止めて、二人で私の部屋に向かった。
いつも着ているいつもの服は李衣菜ちゃんの手にかかればちょっとおしゃれになる。
何でもおしゃれはバランス。らしいのだ。
Tシャツの裾を少しパンツにインするだけで、足長効果があるとか、帽子の被る角度を少し変えるだけで小顔効果があるとか、顔周りの髪の毛の残し方で華やかさを演出できるとか、知らないことばかりだ。
李衣菜ちゃんの言う通りに着方を少し変えるだけで、こんなに違うなんてすごいっ!
これ、きっと流行るんじゃないかな??
それからの李衣菜ちゃんの活躍はすさまじかった。
クラスメイトの手持ち服を使った変身企画をやったり、自分の持ち物紹介をやったり、変身前の服と変身後の服を来てMikMokで踊ってみたり。
もちろん、ひー君もファッション変身企画に登場させられていた。
そして、その成果かちょっとおしゃれになっていた。
なんだかんだ付き合うひー君は、優しいところが全然変わっていない。
撮り方や音楽の入れ方とか、私にも、李衣菜ちゃんにもアドバイスしてくれていた。
私は、あんまり役に立ったとはいえないんだけど、李衣菜ちゃんがもう少し、裾が短かったらいいのにーといったパンツを裾上げしたり、このリボンがなかったらこのシャツよかったのにーと言ったリボンを取って、不自然じゃないように手直ししたりした。
平たく言うと裁縫係かな?
なんか、一生分の裾上げをした気がする。
でも、皆が喜ぶ様子は私も嬉しかった。
それに加えて、李衣菜ちゃんはおしゃれに関係する色んな資格を取り出して、その資格習得の最年少記録を次々更新していった。
お勉強はできないけど、好きなことはすぐ覚えられる!って。
一度人気が出ると人が人を呼ぶとはこのことで。
李衣菜ちゃんは一気に10万人の登録者がいる人気MikMokerになった。
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