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序章 ゲームスタート
運ゲーという名のチートの言い訳
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~前書き~
今回、ほぼ説明会です!
_______________
この空間から、ゲームの中に入るには、もう一度起句を唱えれば良いらしい。
今出来るのは、スキルや職業の確認や操作説明などのチュートリアルらしい。
という訳で、チュートリアルも兼ねて、一番説明の不明だった装備を確認しようと思う。
___
神剣・デュランダル
階級 神器
神器の域に”到達”した剣。
攻撃判定が二つあるため、ダメージは倍となる。
固有スキル『神風奪取』発動した次の攻撃は、必ず当たる。
___
神剣・フェニックス
階級 神器
神器の域で”創造”された剣。
絶大な癒す力を持ち、蘇生という奇跡すら引き起こす。
固有スキル『不攻神治』ダメージを与えることは不可能な代償として、”ほぼ”全てを癒す。
___
神鎧・ソロモン(全身)
階級 神器
神器の域に”到達”した鎧。
見た目は、初心者装備と同じだが、効果は天と地の差がある。
固有スキル『擬態(初心者装備セット)』
『自動治癒』
___
神装・ソロモン
階級 神器
神器の域に”創造”された腕輪。
特殊な効果とスキルを保有している。
固有スキル『完全偽装』全体のプレイヤーの、”平均”能力が他人には表示される。神級のスキルのみ看破。
『手加減不能』対人戦において、手加減することが出来なくなる。
固有効果『脱出』”悪夢の月”以外の場所から、最も近い安全地帯に転移する。
___
無限収納
階級 特異
神器のように特殊な力は持たず、一般の装備とは卓越した効果を持つ指輪。
特殊なスキルを保有している。
固有スキル『無限収納』生物以外の全ての物を異次元に収納する。時間停止。
___
完璧にチートだという事だけは理解した。
初期状態で、神器に身を包まれてたら、流石にチート以外には成れないだろう。
ただ、今はもう開き直ったんだ。
「やった♪。これで、レイドボスとか単独でも勝てるな」
その代償として、ソロプレイ以外は無いのも、また開き直っている。
ソロプレイなら、気楽に好きなことが出来る、と考えれば良いのだ。
装備の確認が終わったら、スキルの確認だ。
といっても、万能の説明を読む限り、確認も何も無いのでは?と思う。
だって、全てのスキルを使えるのだから。
試しに、厨二病を全開にして確認してみるか。
「『契約に誓い 我の前に具現せよ 土と岩を操り 大地の栄養の源となり 外敵を排除する者よ 土精霊招来』」
そう唱えると、目前から黄色と茶色の混ざった、小さな少年が現れた。
可愛らしい見た目と裏腹に、周囲には黄色いオーラが見える。
この子、確実に一般的なゲームのラスボスよりも強い。
「『俺を全力で攻撃してくれ。ただし、殺すのは禁止だ』」
そう告げた途端、俺の身体は空中にあった。
咄嗟に体勢を整えようと身体を捻ると、真下から高速で迫る岩の集団があった。
「クソッ!!『詠唱破棄!!』『火炎爆弾!!』」
唱えた途端、目前に大きな火炎の弾が現れ、岩に向かって飛来した。
その二つが衝突した途端、大爆発が起きた。
(前が見えない!!それよりも、向こうは経験と能力が高過ぎる。確実に今も行動に移っているはずだ)
煙によって、ノームの姿は見失い、周囲の状況が分からない。
目を開くことは、持ち前のステータスで可能のようだが、それでも注視するのは足りない。
(目で見るな。気配を視るんだ!!)
自分自身にそう言い聞かせて、目を瞑って周囲を探った。
どうやら、こういう行動は身体が勝手に動いてくれるようだ。
ただ、若干ぎこちない雰囲気なので、自分で行えるようにしたい。
(っと、考えてる暇は無い、かッ!!)
前方から飛来した岩をデュランダルで切り裂くと、岩の真後ろに、さらに巨大な岩が迫っていた。
ただ、デュランダルの効果によって一緒に切り裂かれていたようだ。
その場で崩れた。
(煙が邪魔だな・・・・・・・なら、賭けに出るか)
「『暴風!!』」
突如、周囲に強力な風が生まれ、煙を飛ばして行った。
視界が開けると、俺は判断の遅さを痛感する。
「クソッ!!」
前方には、既に放出寸前の、大量の岩があった。
しかも、ご丁寧に背後と左右、上下も結界で覆われている。
気配を探るのを察知して、対策を採ったのだろう。
少し引き攣った笑みを浮かべる俺だが、次第に本物の笑みに変わってきた。
それは、面白い戦いだと感じたからだ。
(俺だって、MMOゲームのトッププレイヤーだ。こんな強い相手に対して、楽しくないはずがない)
「行くぞ!!」
右手に握ったデュランダルを強く握り締めて、地を蹴った。
それと同時に、岩が迫ってくる。
_だが、問題はない。
「『空気弾!!』」
周囲に展開した大量の空気弾を、的確に岩に当てていく。
込めた魔力はピッタリ岩を破壊するだけに留まり、MPの消費を抑える。
まあ、勝負は未だ不利だけどな。
なんたって、此方はノームの姿を捉えられていない。
(流石、土の精霊・・・・・・・・・下か!?)
そう考えた直後、足元が揺れ始めた。
気がつけば、此処は森の中の何処かのように見える。
どうやら、ノームの戦い易い場所に転移したようだ。
(ん?転移というよりは、空間が創られたのか?いやでも・・・・・・・まあ、いいや)
難しいことに集中してたら、負けてしまうのは明白だ。
しっかりと勝負に集中しないと勿体無い。
というよりかは、楽しくない勝負になってしまう。
「『重力圧!!』」
発動した魔法は、俺を中心として地面に圧を与えている。
メキメキと音をたてて、一部の土は既に崩壊を始めている。
恐らく、この崩壊した部分は地価をノームが通過したのだろう。
そう思考していると、遂にノームが地上に飛び出てきた。
その身体が傷付いていることから、作戦は成功と呼べるだろう。
俺は、高揚感のままに、不敵な笑みを浮かべて告げた。
「さあ。第2ラウンドの開始だ!!」
今回、ほぼ説明会です!
_______________
この空間から、ゲームの中に入るには、もう一度起句を唱えれば良いらしい。
今出来るのは、スキルや職業の確認や操作説明などのチュートリアルらしい。
という訳で、チュートリアルも兼ねて、一番説明の不明だった装備を確認しようと思う。
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神剣・デュランダル
階級 神器
神器の域に”到達”した剣。
攻撃判定が二つあるため、ダメージは倍となる。
固有スキル『神風奪取』発動した次の攻撃は、必ず当たる。
___
神剣・フェニックス
階級 神器
神器の域で”創造”された剣。
絶大な癒す力を持ち、蘇生という奇跡すら引き起こす。
固有スキル『不攻神治』ダメージを与えることは不可能な代償として、”ほぼ”全てを癒す。
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神鎧・ソロモン(全身)
階級 神器
神器の域に”到達”した鎧。
見た目は、初心者装備と同じだが、効果は天と地の差がある。
固有スキル『擬態(初心者装備セット)』
『自動治癒』
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神装・ソロモン
階級 神器
神器の域に”創造”された腕輪。
特殊な効果とスキルを保有している。
固有スキル『完全偽装』全体のプレイヤーの、”平均”能力が他人には表示される。神級のスキルのみ看破。
『手加減不能』対人戦において、手加減することが出来なくなる。
固有効果『脱出』”悪夢の月”以外の場所から、最も近い安全地帯に転移する。
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無限収納
階級 特異
神器のように特殊な力は持たず、一般の装備とは卓越した効果を持つ指輪。
特殊なスキルを保有している。
固有スキル『無限収納』生物以外の全ての物を異次元に収納する。時間停止。
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完璧にチートだという事だけは理解した。
初期状態で、神器に身を包まれてたら、流石にチート以外には成れないだろう。
ただ、今はもう開き直ったんだ。
「やった♪。これで、レイドボスとか単独でも勝てるな」
その代償として、ソロプレイ以外は無いのも、また開き直っている。
ソロプレイなら、気楽に好きなことが出来る、と考えれば良いのだ。
装備の確認が終わったら、スキルの確認だ。
といっても、万能の説明を読む限り、確認も何も無いのでは?と思う。
だって、全てのスキルを使えるのだから。
試しに、厨二病を全開にして確認してみるか。
「『契約に誓い 我の前に具現せよ 土と岩を操り 大地の栄養の源となり 外敵を排除する者よ 土精霊招来』」
そう唱えると、目前から黄色と茶色の混ざった、小さな少年が現れた。
可愛らしい見た目と裏腹に、周囲には黄色いオーラが見える。
この子、確実に一般的なゲームのラスボスよりも強い。
「『俺を全力で攻撃してくれ。ただし、殺すのは禁止だ』」
そう告げた途端、俺の身体は空中にあった。
咄嗟に体勢を整えようと身体を捻ると、真下から高速で迫る岩の集団があった。
「クソッ!!『詠唱破棄!!』『火炎爆弾!!』」
唱えた途端、目前に大きな火炎の弾が現れ、岩に向かって飛来した。
その二つが衝突した途端、大爆発が起きた。
(前が見えない!!それよりも、向こうは経験と能力が高過ぎる。確実に今も行動に移っているはずだ)
煙によって、ノームの姿は見失い、周囲の状況が分からない。
目を開くことは、持ち前のステータスで可能のようだが、それでも注視するのは足りない。
(目で見るな。気配を視るんだ!!)
自分自身にそう言い聞かせて、目を瞑って周囲を探った。
どうやら、こういう行動は身体が勝手に動いてくれるようだ。
ただ、若干ぎこちない雰囲気なので、自分で行えるようにしたい。
(っと、考えてる暇は無い、かッ!!)
前方から飛来した岩をデュランダルで切り裂くと、岩の真後ろに、さらに巨大な岩が迫っていた。
ただ、デュランダルの効果によって一緒に切り裂かれていたようだ。
その場で崩れた。
(煙が邪魔だな・・・・・・・なら、賭けに出るか)
「『暴風!!』」
突如、周囲に強力な風が生まれ、煙を飛ばして行った。
視界が開けると、俺は判断の遅さを痛感する。
「クソッ!!」
前方には、既に放出寸前の、大量の岩があった。
しかも、ご丁寧に背後と左右、上下も結界で覆われている。
気配を探るのを察知して、対策を採ったのだろう。
少し引き攣った笑みを浮かべる俺だが、次第に本物の笑みに変わってきた。
それは、面白い戦いだと感じたからだ。
(俺だって、MMOゲームのトッププレイヤーだ。こんな強い相手に対して、楽しくないはずがない)
「行くぞ!!」
右手に握ったデュランダルを強く握り締めて、地を蹴った。
それと同時に、岩が迫ってくる。
_だが、問題はない。
「『空気弾!!』」
周囲に展開した大量の空気弾を、的確に岩に当てていく。
込めた魔力はピッタリ岩を破壊するだけに留まり、MPの消費を抑える。
まあ、勝負は未だ不利だけどな。
なんたって、此方はノームの姿を捉えられていない。
(流石、土の精霊・・・・・・・・・下か!?)
そう考えた直後、足元が揺れ始めた。
気がつけば、此処は森の中の何処かのように見える。
どうやら、ノームの戦い易い場所に転移したようだ。
(ん?転移というよりは、空間が創られたのか?いやでも・・・・・・・まあ、いいや)
難しいことに集中してたら、負けてしまうのは明白だ。
しっかりと勝負に集中しないと勿体無い。
というよりかは、楽しくない勝負になってしまう。
「『重力圧!!』」
発動した魔法は、俺を中心として地面に圧を与えている。
メキメキと音をたてて、一部の土は既に崩壊を始めている。
恐らく、この崩壊した部分は地価をノームが通過したのだろう。
そう思考していると、遂にノームが地上に飛び出てきた。
その身体が傷付いていることから、作戦は成功と呼べるだろう。
俺は、高揚感のままに、不敵な笑みを浮かべて告げた。
「さあ。第2ラウンドの開始だ!!」
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