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旅行に行く話 前編
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新しい話がまとまったので投稿します。
相変わらず前編はイチャラブの砂吐きラブラブで(笑)
けど、中編・後編は里沙ちゃん頑張れで(笑)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私、普通のOL高橋 里沙は温泉の街・湯布院に彼氏でもある製薬会社の研究員の結城 貴大さんと旅行に来ているの。
以前、一緒に見ていた温泉特集から、私の誕生日のお祝いを湯布院でしょうと決まり、一泊だけだけど来てるの。
素敵な人で、いつも私のことを気にかけてくれる優しい彼氏だけど、時々不安になる。
何だろう?温かい何かに包まれて気持ちよかったけど、喉が乾いて仕方がないから起きよう・・・・
眠りから覚めてきた里沙はモゾモゾしながら布団から出ようとしたが、力強い何かが邪魔をして出ることは出来なかった。
「起きちゃった?」
頭上からいつも聞いている優しい声がして、動きが止まる。目の前の壁は人で、温かいものは布団と人のぬくもりで、体を圧迫していたのは抱きしめられている軽い圧迫だった。
里沙はゆっくりと顔をあげると、そこには普段から見ている彼氏の貴大さんがニコニコしながら様子を見ていた。
「たぁ・・・・」
貴大さん。と言いたかったのに、喉と口に水分がないのか、まともな声を出すことが出来なかった。
「喉渇いたの?水あるよ。今あげるね」
サイドテーブルに置いてあったミネラルウォーターのペットボトルを取って、キャップを外してくれる。
「はい、どうぞ」
ニコニコしながら渡してくれるので、受け取るために体を起こそうとしたけど、力が入らず、腰は痛みで痺れてしまい、少しだけ持ち上げた体をもう一度布団に突っ伏してしまう。
「う~~・・・・」
「無理させすぎたかもしれないね・・・久しぶりに里沙に会えて嬉しすぎたから・・・・・・ごめんね。今、起こしてあげるね」
そう言って体を起こしてくれて、まともに動けない体を気遣いながら水を飲ましてくれる。
少しずつ流し込まれる水が美味しくて、渇いた喉や口が潤っていくのが分かる。
半分程の量を飲むと、やっと満足出来たみたいで軽く首を振ると口からペットボトルが離れていく。
「落ち着いた?体、痛い?ごめんね。里沙と久しぶりに会えて色々とね・・・・・嫌いにならないでね」
「大丈夫だよ・・・・体は怠いけど。嫌いにはならないからね。貴大さん」
反省しているのか、「ショボン」と効果音が似合いそうなほど覇気がない状態で抱きしめてくれる。
それに応えるように背中に腕を廻して抱きしめる。
いつの間にか眠ってしまったのかわからない程、外は暗くなっている。
テレビを見て、コーヒーの準備をしてその後、貴大さんが蜂蜜を口に流し込みながらキスしたのまでは記憶にある。
けど、それ以降が曖昧すぎて、記憶の断片的に覚えているのは貴大さんが二人いたような?
けど、そんなオカルトのようなことは絶対ないと思いたいし・・・
けど、気持ち良すぎて縋ってしまったことも覚えているけど、何だろう?すごく弾力があって、ヌメヌメしていたような?けど、人間にはそんな質感は無理だし・・・・
目の前の貴大を抱きしめながら、曖昧な記憶を辿っていった里沙だった。けど、答えなど出なかった。
そんな様子に気が付いた貴大は、里沙をもう一度ベットに横たえさせる。そして、自分も潜り込み腕枕をして向き合う。
「どうしたの?怖い顔してるよ。やっぱり、やり過ぎたこと怒ってるよね?ごめんね!本当にごめんね」
必死になって謝ってくる貴大が面白くて、クスクスと笑いながら貴大の頭を里沙は撫でる。
癖っ毛のフワフワした髪が気持ちよくて撫でていると、貴大も撫でられているのが気持ちいいのか、軽く目を閉じて里沙の行為に身を任していた。
「さっきも言ったけど、体は怠いけど大丈夫だから?明日は朝ゆっくりしていい?朝ご飯どうしょうか?」
「近くにパン屋さんがあるから何か買ってくるよ。何のパンがいい?」
「サンドイッチかな?レタスがメインのやつ。もし、なかったらクロワッサンと卵サラダのパン」
「分かった。楽しみにしててね?さぁ、まだ夜中だよ。もう一眠りしょう?里沙・・・・ギュしていい?」
今だに撫でる行為をやめない里沙に、目を細めて見つめる貴大は、少し甘えた声で里沙に許可を求める。
その許可に対して、自ら体を貴大に寄せて顔を貴大の胸に埋める。
爽やかないつもの匂いが鼻孔を辿り、里沙の体の中を満たすよう感覚がしてくる。
この匂いが好き・・・・
貴大さんの匂いが好き・・・・
けど、蜂蜜は苦手・・・・
でも、どうして苦手何だろう?
怖い記憶と一緒に思い出すからかな?
それに、あまり昼以降の記憶もないのは何でだろう?
分からない・・・・・
考えようとするけど、紗に掛かったような曖昧な記憶しかないのは何故?
胸に顔を埋めながら里沙は少しだけ考えていた。
昼過ぎから今に至るまで、曖昧な記憶しかなく貴大に抱かれていたのは覚えているが、その抱かれ方は本来なら考えられないような、抱かれ方をされていたような気がする。
ずっと宙に浮いていたような・・・・
一人しかいないはずの貴大さんが二人いたような・・・・
けど、それらは全て薄っすらぼんやりした記憶でしかない。
いつの間にか頭を撫でられながら抱きしめられていて、それが心地よくて、ウトウトし始めてきたのが雰囲気で伝わったのか貴大さんが優しくて語りかけてくる。
「里沙?寝よう?眠るまでこうしていてあげるからね?」
「うん・・・・・おやすみなさい」
「おやすみ、いい夢を。とてもいい夢を。ね?」
何かを含んだ言い方だったが、既に眠りの中に誘われはじめた里沙には考える余裕がなかった。
そう、いい夢を見て・・・・・
例え里沙の中に記憶はなくても、体には沢山刻み込んであげる
体は僕達を、僕と触手に愛され続けたことを覚えているはずだから
だから、たとえ記憶に残らなくても、体の記憶には残してあげる
そうして、いつかは僕達を求めて、愛してね?
いつの間にか眠りについた里沙の頭を撫でながら、貴大の瞳には狂気と愛情を混ぜた目を光らせて、扉の奥の奥に居るであろう触手を思って笑っていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
相変わらずのラブラブでした。
旅行に行ってますが触手は?と思うかもしれませんが、ちゃんと出てきますから安心して下さい!
触手と貴大の行き過ぎた愛がないと始まらないので(笑)
旅行の話を楽しんで下さい
相変わらず前編はイチャラブの砂吐きラブラブで(笑)
けど、中編・後編は里沙ちゃん頑張れで(笑)
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私、普通のOL高橋 里沙は温泉の街・湯布院に彼氏でもある製薬会社の研究員の結城 貴大さんと旅行に来ているの。
以前、一緒に見ていた温泉特集から、私の誕生日のお祝いを湯布院でしょうと決まり、一泊だけだけど来てるの。
素敵な人で、いつも私のことを気にかけてくれる優しい彼氏だけど、時々不安になる。
何だろう?温かい何かに包まれて気持ちよかったけど、喉が乾いて仕方がないから起きよう・・・・
眠りから覚めてきた里沙はモゾモゾしながら布団から出ようとしたが、力強い何かが邪魔をして出ることは出来なかった。
「起きちゃった?」
頭上からいつも聞いている優しい声がして、動きが止まる。目の前の壁は人で、温かいものは布団と人のぬくもりで、体を圧迫していたのは抱きしめられている軽い圧迫だった。
里沙はゆっくりと顔をあげると、そこには普段から見ている彼氏の貴大さんがニコニコしながら様子を見ていた。
「たぁ・・・・」
貴大さん。と言いたかったのに、喉と口に水分がないのか、まともな声を出すことが出来なかった。
「喉渇いたの?水あるよ。今あげるね」
サイドテーブルに置いてあったミネラルウォーターのペットボトルを取って、キャップを外してくれる。
「はい、どうぞ」
ニコニコしながら渡してくれるので、受け取るために体を起こそうとしたけど、力が入らず、腰は痛みで痺れてしまい、少しだけ持ち上げた体をもう一度布団に突っ伏してしまう。
「う~~・・・・」
「無理させすぎたかもしれないね・・・久しぶりに里沙に会えて嬉しすぎたから・・・・・・ごめんね。今、起こしてあげるね」
そう言って体を起こしてくれて、まともに動けない体を気遣いながら水を飲ましてくれる。
少しずつ流し込まれる水が美味しくて、渇いた喉や口が潤っていくのが分かる。
半分程の量を飲むと、やっと満足出来たみたいで軽く首を振ると口からペットボトルが離れていく。
「落ち着いた?体、痛い?ごめんね。里沙と久しぶりに会えて色々とね・・・・・嫌いにならないでね」
「大丈夫だよ・・・・体は怠いけど。嫌いにはならないからね。貴大さん」
反省しているのか、「ショボン」と効果音が似合いそうなほど覇気がない状態で抱きしめてくれる。
それに応えるように背中に腕を廻して抱きしめる。
いつの間にか眠ってしまったのかわからない程、外は暗くなっている。
テレビを見て、コーヒーの準備をしてその後、貴大さんが蜂蜜を口に流し込みながらキスしたのまでは記憶にある。
けど、それ以降が曖昧すぎて、記憶の断片的に覚えているのは貴大さんが二人いたような?
けど、そんなオカルトのようなことは絶対ないと思いたいし・・・
けど、気持ち良すぎて縋ってしまったことも覚えているけど、何だろう?すごく弾力があって、ヌメヌメしていたような?けど、人間にはそんな質感は無理だし・・・・
目の前の貴大を抱きしめながら、曖昧な記憶を辿っていった里沙だった。けど、答えなど出なかった。
そんな様子に気が付いた貴大は、里沙をもう一度ベットに横たえさせる。そして、自分も潜り込み腕枕をして向き合う。
「どうしたの?怖い顔してるよ。やっぱり、やり過ぎたこと怒ってるよね?ごめんね!本当にごめんね」
必死になって謝ってくる貴大が面白くて、クスクスと笑いながら貴大の頭を里沙は撫でる。
癖っ毛のフワフワした髪が気持ちよくて撫でていると、貴大も撫でられているのが気持ちいいのか、軽く目を閉じて里沙の行為に身を任していた。
「さっきも言ったけど、体は怠いけど大丈夫だから?明日は朝ゆっくりしていい?朝ご飯どうしょうか?」
「近くにパン屋さんがあるから何か買ってくるよ。何のパンがいい?」
「サンドイッチかな?レタスがメインのやつ。もし、なかったらクロワッサンと卵サラダのパン」
「分かった。楽しみにしててね?さぁ、まだ夜中だよ。もう一眠りしょう?里沙・・・・ギュしていい?」
今だに撫でる行為をやめない里沙に、目を細めて見つめる貴大は、少し甘えた声で里沙に許可を求める。
その許可に対して、自ら体を貴大に寄せて顔を貴大の胸に埋める。
爽やかないつもの匂いが鼻孔を辿り、里沙の体の中を満たすよう感覚がしてくる。
この匂いが好き・・・・
貴大さんの匂いが好き・・・・
けど、蜂蜜は苦手・・・・
でも、どうして苦手何だろう?
怖い記憶と一緒に思い出すからかな?
それに、あまり昼以降の記憶もないのは何でだろう?
分からない・・・・・
考えようとするけど、紗に掛かったような曖昧な記憶しかないのは何故?
胸に顔を埋めながら里沙は少しだけ考えていた。
昼過ぎから今に至るまで、曖昧な記憶しかなく貴大に抱かれていたのは覚えているが、その抱かれ方は本来なら考えられないような、抱かれ方をされていたような気がする。
ずっと宙に浮いていたような・・・・
一人しかいないはずの貴大さんが二人いたような・・・・
けど、それらは全て薄っすらぼんやりした記憶でしかない。
いつの間にか頭を撫でられながら抱きしめられていて、それが心地よくて、ウトウトし始めてきたのが雰囲気で伝わったのか貴大さんが優しくて語りかけてくる。
「里沙?寝よう?眠るまでこうしていてあげるからね?」
「うん・・・・・おやすみなさい」
「おやすみ、いい夢を。とてもいい夢を。ね?」
何かを含んだ言い方だったが、既に眠りの中に誘われはじめた里沙には考える余裕がなかった。
そう、いい夢を見て・・・・・
例え里沙の中に記憶はなくても、体には沢山刻み込んであげる
体は僕達を、僕と触手に愛され続けたことを覚えているはずだから
だから、たとえ記憶に残らなくても、体の記憶には残してあげる
そうして、いつかは僕達を求めて、愛してね?
いつの間にか眠りについた里沙の頭を撫でながら、貴大の瞳には狂気と愛情を混ぜた目を光らせて、扉の奥の奥に居るであろう触手を思って笑っていた。
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相変わらずのラブラブでした。
旅行に行ってますが触手は?と思うかもしれませんが、ちゃんと出てきますから安心して下さい!
触手と貴大の行き過ぎた愛がないと始まらないので(笑)
旅行の話を楽しんで下さい
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