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自分を守る為、小さくなり目を閉じ、耳を塞ぐ様子にルードヴィッヒは笑みが溢れる。
もっと、もっとその姿が見たい・・・・
「ローレンツ・・・・私がお願いしていたことは直ぐにでも準備出来そうかい?」
「お願い・・・・・あぁ、可能ですよ。場所はどこでしょうか?この部屋ですか?」
ローレンツは突然の事に一瞬悩んでしまった。
けど、目の前の皇帝にお願いされたことを思い出す。
「う~ん・・・・今日は天気がいいから薔薇が綺麗に見れるね・・・・南の「赤い薔薇」の庭とかがいいかな?ローレンツ宜しくね・・・・あぁ、それと、私が話した「ルルワ」の事、凪ちゃんが「ルルワ」の末裔の事、「ブラッドゲート」の事、全部話して構わないよ。折角だ教えてあげよう」
「!!何を馬鹿なことを!!その話は代々の皇帝だけの秘密でしょう?私と白いお嬢さんは特別教えて貰いましたが、本来なら簡単には聞けない話ですよ!!それを・・・・・」
ルードヴィッヒの突然の提案にしどろもどろになってしまう。
トップ中のトップシークレットだ。おいそれと話して良い物ではない。
それをいとも簡単に話していいよとは・・・・・何を考えている?
「勿論、我々三人だけの秘密には変わりないよ?」
「だったら、話すものは如何なものかと・・・・」
ローレンツは反論した。いくら何でも度が過ぎる。家臣として諌めないといけない・・・・
けど、ルードヴィッヒは笑っていた。震える白いお嬢さんを大切に壊さないように抱きしめながら、笑った顔をローレンツに向ける。
その笑いは、愉悦に満ちていた。これから起こることを想像していたのだろうか?
とても楽しそうだった。
その顔を見たローレンツは何かを悟ってしまった。
きっとこれから起こることは、我々には何とも思わないだろうが、白いお嬢さんにとっては何かを壊す切っ掛けになる事だと。
「・・・・・本当に我々だけの秘密なんですね?」
「勿論・・・・だから安心して構わないよ?あぁ、我々は遅れて来るかもしれないね?凪ちゃんが歩ければいいけど・・・・・」
「了承致しました。私は準備がありますのでここで失礼致します」
ローレンツは立ち上がり部屋を出ようとする。するとルードヴィッヒは何かを思いついたのか「あぁ・・・」と、声を出すのを聞いて、ローレンツは足を止める。
「どうされましたか?」
「ごめんね。万が一危険がないように近衛騎士団を手配していて欲しいね。万が一の為にね?」
そこに含まれた言葉の意味を直ぐに理解したローレンツは軽く唾を飲み込んだ。
「・・・・合わせて手配致します。では、失礼致します」
バタン━━━━━・・・・・
扉が閉まるとルードヴィッヒは、小さく震える夜神の耳を塞いでいる手を掴むと一纏めにして、ソファに押し倒す。
「っぅ!」
「「私は違う」と逃げていたのかな?逃げないで欲しいなぁ・・・・・凪ちゃんも私と同じように苦しんで欲しいのに。先祖の罪は、業は、呪いは子孫である我々が償わないと・・・・「ルルワ」の生み出した「扉」で、凪ちゃんの世界は大変だろうかも知れないけど、我々の世界は飢えから救われた。なら、どちらの世界にいたほうが良いか分かるだろう?けど、例えどちらにいようと凪ちゃんの手は誰かの血で赤いけどね?」
一纏めにした手を夜神に見せつけて、赤くなった爪を舐めて、口に含み舌を絡ませる。
「やめ・・・・・」
手を引っ込めようとしたがビクとも動かない。
滑った生暖かい舌が気持ち悪い・・・・・
早く退けたいのに、自分の腕は全然動かない・・・・・
焦り出した頃に、やっとルードヴィッヒの口が離れていく。
「あぁ、そういえばカインとアベルの力を説明してなかったね・・・・ルルワは月を見て占いする力と扉を生み出す力・・・・カインとアベルは最初に旅人から貰った力は何だと思う?」
話を振られたが一番考えられるのは皇帝の「鎖」の力だろうか?
「鎖?」
「流石、凪ちゃんだね。カインは鎖の力だよ」
そう言って一纏めにしていた手に鎖を絡ませて、夜神の頭上に持っていくとソファに固定する。
「何を!」
「なら、アベルの力は分かるかな?」
「分からない・・・・・」
アベルの力は分からない。そもそも話にも出てこなかった。
「アベルの力は「荊」だよ。凪ちゃんも見たはずだよ・・・・・そう、確か「いおりかいと」と言ったかな?あの愚者は?」
突然の話に夜神は赤くなった目を丸くしてしまった。
意味が分からなかった。庵君が荊の力を使った?なら、庵君はアベルの末裔?なんで?どうして?
「その様子だと分からないようだね?正直私も分からなかったよ。けど、一目見た時に何故か体中がざわついた。凪ちゃんと一緒だよ。そして、「力」を見て確信した。目の前の男はアベルの末裔だと・・・・不思議な因縁だね?」
夜神に問いかけながら、身動きを忘れてしまったのか動くことをしないのをいい事に、ブラウスのリボンを解いて、釦を二・三個外して襟元を広げる。
首に巻いていた包帯を解いて、僅かだが、引っ掻き傷の残る傷跡に指を伝わせる。
けど、夜神は皇帝の行動を考える余裕などなかった。
頭の中は「庵 海斗」で一杯だった。
軍で皇帝との戦闘で不思議な光景を見たのは確かだ。いつものように鎖で戦っていた皇帝に、庵君は最初は澌尽灰滅で応戦していたが、攻撃を受けて血を流していた。
そこからその血が地面に落ちてそして・・・
荊が血の落ちた地面から生まれ、皇帝に向かって伸びていった。
私を行かせないと足に絡まっていたのもたしか荊だった。
なら、庵君は本当にアベルの、ルルワが逃がした、ブラッドゲートをくぐった吸血鬼の末裔なの?
「アベルとルルワが扉に消えてしまった以降は二人の消息は全く分からない。出会ったのかもしれないし。けど、ルルワは扉の代償で記憶をなくしている。もしかしたら推測だが、ルルワを探し出したアベルだか、既に他の人のものになっていたルルワを見たのかもしれないね?「いおりくん」は凪ちゃんに対して何か執念じみたものをぶつけなかったかい?」
再びブラウスの釦をもとに戻して、リボンを結び直す。その問いかけの間、夜神の顔は何かを考えるような顔をしていた。けど、こちらを向きたくないのか顔は横を向いている。
「・・・・・・」
確かに嫉妬のようなものをぶつけられた事はある。他の知らない男性から声をかけられたりすると、必ず瞳にはドロリとした仄暗いものが見え隠れする。
気絶する程、執拗に攻められてしまう。気絶する一瞬で見てしまう顔は悦楽の表情で見つめている。狂気や憎愛、嫉妬そんな複雑な、けど、根本は「離さない」と「逃さない」と執念のようなものを度々感じていた。
「もし、知っているなら「いおりくん」が持っている古い書物だろう。きっとその中に扉をくぐった以降の事が分かるだろう。けど、どうでもいいよ。だって凪ちゃんは既に私のものだから?・・・・・さて、歴史の授業はもうおしまい。沢山お勉強したから体を動かそうね?散歩をしょう。今なら赤い薔薇が見頃だよ?」
未だに呆然とながらも考え込んでいる夜神の腕の鎖の拘束を外して、起き上がらせる。
ルードヴィッヒの為すがままの状態の夜神は、自分が起き上がっているのも気づいていない。
私も庵君もこの世界の、吸血鬼の、アベルとルルワの末裔なの?
何で?どうして?分からない・・・
私の中に流れる血は人殺しの血なの?
私のせいでお母さんも先生もみんな死んじゃったの?
庵君のお父さんも私が殺したの?
ルルワが扉を「ブラッドゲート」を生み出した。
その罪は私が償わないといけない・・・・
その業を私が背負わないといけない・・・
全部、私のせい?
私のせいなの?
わたしの?
夜神は無意識に自分を抱きしめて、小さくなり震える。
自分の存在がどれ程、邪悪なのか。
どれだけの人の血を流させたのかを。
それを見ていたルードヴィッヒは笑った。
悦楽の表情で。
うっとりと、恍惚したようにも見える。
自分が誘導した言葉で、自分で自分を追い詰める哀れな小鳥が愛しくて。
あと、一歩。あと、一歩で全てを手中に納められる。
あぁ、その時が待ち遠しい
ルードヴィッヒは白練色の髪を一房すくい上げ、唇を落とした。
歪んだ、唇を一つだけ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
弱っている所に、やってもない事を「やったよね?」と言ってその気にさせていく・・・
一種の洗脳みたいなことをやっているルードヴィッヒと、その犠牲の大佐でした。
このあと、お庭に散歩にいくと思いますが、ルードヴィッヒとローレンツの画策が・・・・・
大佐は大丈夫なんですかね?どうなることやら・・・
もっと、もっとその姿が見たい・・・・
「ローレンツ・・・・私がお願いしていたことは直ぐにでも準備出来そうかい?」
「お願い・・・・・あぁ、可能ですよ。場所はどこでしょうか?この部屋ですか?」
ローレンツは突然の事に一瞬悩んでしまった。
けど、目の前の皇帝にお願いされたことを思い出す。
「う~ん・・・・今日は天気がいいから薔薇が綺麗に見れるね・・・・南の「赤い薔薇」の庭とかがいいかな?ローレンツ宜しくね・・・・あぁ、それと、私が話した「ルルワ」の事、凪ちゃんが「ルルワ」の末裔の事、「ブラッドゲート」の事、全部話して構わないよ。折角だ教えてあげよう」
「!!何を馬鹿なことを!!その話は代々の皇帝だけの秘密でしょう?私と白いお嬢さんは特別教えて貰いましたが、本来なら簡単には聞けない話ですよ!!それを・・・・・」
ルードヴィッヒの突然の提案にしどろもどろになってしまう。
トップ中のトップシークレットだ。おいそれと話して良い物ではない。
それをいとも簡単に話していいよとは・・・・・何を考えている?
「勿論、我々三人だけの秘密には変わりないよ?」
「だったら、話すものは如何なものかと・・・・」
ローレンツは反論した。いくら何でも度が過ぎる。家臣として諌めないといけない・・・・
けど、ルードヴィッヒは笑っていた。震える白いお嬢さんを大切に壊さないように抱きしめながら、笑った顔をローレンツに向ける。
その笑いは、愉悦に満ちていた。これから起こることを想像していたのだろうか?
とても楽しそうだった。
その顔を見たローレンツは何かを悟ってしまった。
きっとこれから起こることは、我々には何とも思わないだろうが、白いお嬢さんにとっては何かを壊す切っ掛けになる事だと。
「・・・・・本当に我々だけの秘密なんですね?」
「勿論・・・・だから安心して構わないよ?あぁ、我々は遅れて来るかもしれないね?凪ちゃんが歩ければいいけど・・・・・」
「了承致しました。私は準備がありますのでここで失礼致します」
ローレンツは立ち上がり部屋を出ようとする。するとルードヴィッヒは何かを思いついたのか「あぁ・・・」と、声を出すのを聞いて、ローレンツは足を止める。
「どうされましたか?」
「ごめんね。万が一危険がないように近衛騎士団を手配していて欲しいね。万が一の為にね?」
そこに含まれた言葉の意味を直ぐに理解したローレンツは軽く唾を飲み込んだ。
「・・・・合わせて手配致します。では、失礼致します」
バタン━━━━━・・・・・
扉が閉まるとルードヴィッヒは、小さく震える夜神の耳を塞いでいる手を掴むと一纏めにして、ソファに押し倒す。
「っぅ!」
「「私は違う」と逃げていたのかな?逃げないで欲しいなぁ・・・・・凪ちゃんも私と同じように苦しんで欲しいのに。先祖の罪は、業は、呪いは子孫である我々が償わないと・・・・「ルルワ」の生み出した「扉」で、凪ちゃんの世界は大変だろうかも知れないけど、我々の世界は飢えから救われた。なら、どちらの世界にいたほうが良いか分かるだろう?けど、例えどちらにいようと凪ちゃんの手は誰かの血で赤いけどね?」
一纏めにした手を夜神に見せつけて、赤くなった爪を舐めて、口に含み舌を絡ませる。
「やめ・・・・・」
手を引っ込めようとしたがビクとも動かない。
滑った生暖かい舌が気持ち悪い・・・・・
早く退けたいのに、自分の腕は全然動かない・・・・・
焦り出した頃に、やっとルードヴィッヒの口が離れていく。
「あぁ、そういえばカインとアベルの力を説明してなかったね・・・・ルルワは月を見て占いする力と扉を生み出す力・・・・カインとアベルは最初に旅人から貰った力は何だと思う?」
話を振られたが一番考えられるのは皇帝の「鎖」の力だろうか?
「鎖?」
「流石、凪ちゃんだね。カインは鎖の力だよ」
そう言って一纏めにしていた手に鎖を絡ませて、夜神の頭上に持っていくとソファに固定する。
「何を!」
「なら、アベルの力は分かるかな?」
「分からない・・・・・」
アベルの力は分からない。そもそも話にも出てこなかった。
「アベルの力は「荊」だよ。凪ちゃんも見たはずだよ・・・・・そう、確か「いおりかいと」と言ったかな?あの愚者は?」
突然の話に夜神は赤くなった目を丸くしてしまった。
意味が分からなかった。庵君が荊の力を使った?なら、庵君はアベルの末裔?なんで?どうして?
「その様子だと分からないようだね?正直私も分からなかったよ。けど、一目見た時に何故か体中がざわついた。凪ちゃんと一緒だよ。そして、「力」を見て確信した。目の前の男はアベルの末裔だと・・・・不思議な因縁だね?」
夜神に問いかけながら、身動きを忘れてしまったのか動くことをしないのをいい事に、ブラウスのリボンを解いて、釦を二・三個外して襟元を広げる。
首に巻いていた包帯を解いて、僅かだが、引っ掻き傷の残る傷跡に指を伝わせる。
けど、夜神は皇帝の行動を考える余裕などなかった。
頭の中は「庵 海斗」で一杯だった。
軍で皇帝との戦闘で不思議な光景を見たのは確かだ。いつものように鎖で戦っていた皇帝に、庵君は最初は澌尽灰滅で応戦していたが、攻撃を受けて血を流していた。
そこからその血が地面に落ちてそして・・・
荊が血の落ちた地面から生まれ、皇帝に向かって伸びていった。
私を行かせないと足に絡まっていたのもたしか荊だった。
なら、庵君は本当にアベルの、ルルワが逃がした、ブラッドゲートをくぐった吸血鬼の末裔なの?
「アベルとルルワが扉に消えてしまった以降は二人の消息は全く分からない。出会ったのかもしれないし。けど、ルルワは扉の代償で記憶をなくしている。もしかしたら推測だが、ルルワを探し出したアベルだか、既に他の人のものになっていたルルワを見たのかもしれないね?「いおりくん」は凪ちゃんに対して何か執念じみたものをぶつけなかったかい?」
再びブラウスの釦をもとに戻して、リボンを結び直す。その問いかけの間、夜神の顔は何かを考えるような顔をしていた。けど、こちらを向きたくないのか顔は横を向いている。
「・・・・・・」
確かに嫉妬のようなものをぶつけられた事はある。他の知らない男性から声をかけられたりすると、必ず瞳にはドロリとした仄暗いものが見え隠れする。
気絶する程、執拗に攻められてしまう。気絶する一瞬で見てしまう顔は悦楽の表情で見つめている。狂気や憎愛、嫉妬そんな複雑な、けど、根本は「離さない」と「逃さない」と執念のようなものを度々感じていた。
「もし、知っているなら「いおりくん」が持っている古い書物だろう。きっとその中に扉をくぐった以降の事が分かるだろう。けど、どうでもいいよ。だって凪ちゃんは既に私のものだから?・・・・・さて、歴史の授業はもうおしまい。沢山お勉強したから体を動かそうね?散歩をしょう。今なら赤い薔薇が見頃だよ?」
未だに呆然とながらも考え込んでいる夜神の腕の鎖の拘束を外して、起き上がらせる。
ルードヴィッヒの為すがままの状態の夜神は、自分が起き上がっているのも気づいていない。
私も庵君もこの世界の、吸血鬼の、アベルとルルワの末裔なの?
何で?どうして?分からない・・・
私の中に流れる血は人殺しの血なの?
私のせいでお母さんも先生もみんな死んじゃったの?
庵君のお父さんも私が殺したの?
ルルワが扉を「ブラッドゲート」を生み出した。
その罪は私が償わないといけない・・・・
その業を私が背負わないといけない・・・
全部、私のせい?
私のせいなの?
わたしの?
夜神は無意識に自分を抱きしめて、小さくなり震える。
自分の存在がどれ程、邪悪なのか。
どれだけの人の血を流させたのかを。
それを見ていたルードヴィッヒは笑った。
悦楽の表情で。
うっとりと、恍惚したようにも見える。
自分が誘導した言葉で、自分で自分を追い詰める哀れな小鳥が愛しくて。
あと、一歩。あと、一歩で全てを手中に納められる。
あぁ、その時が待ち遠しい
ルードヴィッヒは白練色の髪を一房すくい上げ、唇を落とした。
歪んだ、唇を一つだけ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
弱っている所に、やってもない事を「やったよね?」と言ってその気にさせていく・・・
一種の洗脳みたいなことをやっているルードヴィッヒと、その犠牲の大佐でした。
このあと、お庭に散歩にいくと思いますが、ルードヴィッヒとローレンツの画策が・・・・・
大佐は大丈夫なんですかね?どうなることやら・・・
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