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第一章 蒼髪の少女
1-6 夢の中の少女
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【謎の場所】
「あ~。おはよ~。目が覚めたかしら~?」
「……ここは?」
エドナ程ではないが小柄で黒髪ショートヘアの女の子が起き上がったら、目の前には腰を下ろした女性が立っていた。
その女性は、蒼い長髪と瞳を持った女性だった。
黒髪ショートヘアの女の子は、蒼い長髪と瞳を持った女性を見ると表情が段々と険しいものとなっていた。
「どーしたの~? ぼーと、下向いて? だいじょぶ~?」
蒼い長髪と瞳を持った女性が声を掛けるが、黒髪ショートヘアの女の子は反応をしなかった。
(うん、ものすごく腹立たしい!!! ホント、なんて表現したらいいのか? ミノタロスよりも、デカいというべきか。エー、ビー、シー、ディ、イー、エフ、もう二十六のアルファベットでは収まらないって、位の大きさ! いや、さすがにないか。結論から言おう。無駄に胸がデカすぎるんだよーーー!!! コラーーー!!! そんなにいらねだろーーー!!!? コラーーー!!!)
蒼い長髪と瞳を持つ女性の服装は、サイズが合っていないシャツを着ている。明らかに、大柄な男性ものだ。彼女の背丈は、それほど高い方ではない。そのため、サイズが合わずぶかぶかだ。
そんなサイズが合っていないシャツの襟部分から見えたのは、圧倒的な豊満な胸だった。恐らく人の頭二つ分よりも大きいだろう。
無乳の方である黒髪ショートヘアの女の子は、それを見ながら険しい表情をしていた。
「あら? どーしたの~? そんな怖顔して~?」
「あ! あ! あ! な、何でもない!」
適当に誤魔化したようだ。
(なんて言うか。この女性の、のんびりした口調を聞いていたら、怒りを湧かしていたのが馬鹿らしくなってきた。それ以前に、私は危ない人になっている気がする。もう、明らかに変態行為だよね。いくら、デカいからと言って、この女性の国宝級よりも価値がありそうな、豊満な胸をガン見するなんて。スケベおやじじゃあるまいし。しかし、まあ、咄嗟に頭の中で思い浮かべたもので例えてみたが、ミノタロスって何? アルファベットって何? 意味を知らないで使っているはずなのに、なんでかな? この場面で使うとしっくりくる自分がいる)
「いや、この際、規格外の大きな膨らみは、もう放っておこう。うん! そうしよう!」
「ん~~? 何のこと~?」
「気にしないで。そんなことよりも、気になることがある」
黒髪ショートヘアの女の子は、手の平を握ったり開いたりしていた。
「なんか、実態がない感じがする」
「え? どーいうこと~?」
「うん。自分の体は動かせられる。でも、実態感がないように感じる。どうしてなのか、わからないけど」
「う~ん……。あ~! きっと~、わたしの夢の中にいるからだわ~?」
(言い切るわりには、ハテナを付けるんだな。それは、ほって置いて、ここがこの女性の夢の中? それよりも)
「なんでそうだと、言えるの?」
「わたしが~寝たらここにいたのよ~」
「あー。なるほどね~。だから実態感がないのかぁ。夢の世界だから。これで納得。あれ? 待ってよ。じゃあ、なんで、あんたの夢に私がいるの。ん? ということは、私は、人様の夢の中に土足で入ってきているわけね?」
(そうなるよね。でも、人様の夢の中に入り込むことなんて、できるのかな? それ以前に、なんでこんな事になった? 覚えてない。てか、私はさっきまで寝ていたし、夢を見ていた。じゃあ、私は起きても、まだ寝ている状態なんだ。ややこしいね~)
「う~ん。でも不思議よね~。なんか普段見ている夢よりも現実感があるのよ~。うまく言えないんだけど~」
「つまり、実態の体が夢の世界に入った認識でいいのか? まあ、それで取り敢えず納得しよう」
(深く、考えることをやめよう。面倒だし)
「……そういえば。あなたの……名前を聞いていなかったわね?」
「わたしのこと~?」
「他に誰がいる?」
「わたしは、カチュアよ~。よろしくね~」
「……あの~」
「どーしたの~?」
「あ! なんでもない! 正直驚いてしまった。何の疑いもなく、名乗ったから」
「ん?」
(正直驚いてしまった。何の疑いもなく、名乗ったから。名前を聞いて置いて、なんだけど。明らかに私の方が怪しいのに素直に答えるのね。私はいわゆる侵入者なのに。普通こういう場合、「人に名前を訪ねるなら、まず自分から名乗るべでは?」というセリフが定番なのに。お人好しか? ……カチュアね~)
黒髪ショートヘアの女の子はカチュアと名乗る蒼い長髪と瞳を持つ女性の全身、主に胸元を見当たしていた。
(それに、デカい膨らみに目が行き過ぎていたから気づかなかったけど、改めて外形をみると、すごい美人ね。うん、凄い美人だ。特に、長い髪と瞳は綺麗な蒼色、中々いないんじゃないかしら、こんな別嬪さん)
カチュアは、胸の大きさに目が行ってしまうが、その大きさを持っているのにも、関わらず、腕、足、ウェストが細い。背丈は恐らく、彼女の年齢、代々二十歳ぐらいの女性としては高い方ではない。長い髪には白い細いリボンが付けられている。右足にも白いリボンが巻かれている。
(もう、豊乳手術でもしているんじゃないかな。て、なんで、さっきからなんで、自分でも意味を知らない言葉を使っているんだろう? うん、まあ、とにかく、改めてカチュアは、ただおっぱいが大きいだけのキャラ設定ではなかったってことね。……だから、さっきから何言っているの? 私は?)
「あなたの名前も聞かせて~」
「あっ! そっか! 私の名前ね。私は……」
急に止まり出してしまった。
(あれ? 名前が出てこない? 私は誰?)
「どーしたの~?」
「ううん! 何でもない!」
(まさか、自分の名前すら忘れている? いや、考えてろ、考えろ……。名前は……あおい……あかね……みどりこ……ももこ……ってなんで、色が入った名前が出てくるんだろ。色以外を考えてみよう……。アキラ……ナギサ……クルミ……トミコ……マサミ……)
必死に名前を考えているようだ。
(なんか、考えるのが面倒くさくなってきた。もう、適当でいいか!)
「う~ん。取り敢えずはナギでいいかな。目が覚めるまで、自分が何者かどころか、名前も覚えてないのよ」
「そーなの~? こういうの、なんて言うのかな? きおくしょうきょ?」
「それを言うなら、記憶喪失ね。確かに、消去しちゃっているけど。まあ、そうは置いといて。だから、あなたに聞きたいことがあるんだ」
「ん~? わたしが答えられる範囲ならだいじょぶよ~」
「正直言って、なんでカチュアの夢の中にいるかはわかない。取り敢えず、少しでも情報が欲しい」
ナギが、カチュアに色々と話を聞こうとしたところで。
『大丈夫ですか?』
カチュアとナギの声とは全く別の人の声が聞こえてきた。しかし、周りを見渡しても、カチュアとナギしかいない。けど、声が聞こえる。
「なんか声が聞こえるね~」
「ここがカチュアの夢なら、きっと、現実世界の人が、寝ているあなたに声をかけているようだ。とっとと、起きたら」
「う~ん、どうやって戻るのかな~? 今まで、見た夢とは違うから、どーしよ~?」
(と言われましても、私にはどうしようもない)
「ものは試しだ。頭の中で、『戻れ』とでも、念じて見れば?」
「う~ん……わかったわ~。なんか、外も危ないみたいだから~早く起きないとだわ~」
「どういうこと? 何が、何だかわかないが」
カチュアが目を閉じた。そして、段々と周りも暗くなってきた。
「わ~。暗くなってきた~。いや、まさか、テキトーに言ったことが、本当になっちゃうなんて。聞きたいことはあったけど、またの機会でいいかな?」
この後、ナギは、とんでもない場面に出くわしてしまう。カチュアがのんびりとした性格と裏腹に、超人だってことが。
そう、おっぱいの大きさイコール戦闘力と。
「あ~。おはよ~。目が覚めたかしら~?」
「……ここは?」
エドナ程ではないが小柄で黒髪ショートヘアの女の子が起き上がったら、目の前には腰を下ろした女性が立っていた。
その女性は、蒼い長髪と瞳を持った女性だった。
黒髪ショートヘアの女の子は、蒼い長髪と瞳を持った女性を見ると表情が段々と険しいものとなっていた。
「どーしたの~? ぼーと、下向いて? だいじょぶ~?」
蒼い長髪と瞳を持った女性が声を掛けるが、黒髪ショートヘアの女の子は反応をしなかった。
(うん、ものすごく腹立たしい!!! ホント、なんて表現したらいいのか? ミノタロスよりも、デカいというべきか。エー、ビー、シー、ディ、イー、エフ、もう二十六のアルファベットでは収まらないって、位の大きさ! いや、さすがにないか。結論から言おう。無駄に胸がデカすぎるんだよーーー!!! コラーーー!!! そんなにいらねだろーーー!!!? コラーーー!!!)
蒼い長髪と瞳を持つ女性の服装は、サイズが合っていないシャツを着ている。明らかに、大柄な男性ものだ。彼女の背丈は、それほど高い方ではない。そのため、サイズが合わずぶかぶかだ。
そんなサイズが合っていないシャツの襟部分から見えたのは、圧倒的な豊満な胸だった。恐らく人の頭二つ分よりも大きいだろう。
無乳の方である黒髪ショートヘアの女の子は、それを見ながら険しい表情をしていた。
「あら? どーしたの~? そんな怖顔して~?」
「あ! あ! あ! な、何でもない!」
適当に誤魔化したようだ。
(なんて言うか。この女性の、のんびりした口調を聞いていたら、怒りを湧かしていたのが馬鹿らしくなってきた。それ以前に、私は危ない人になっている気がする。もう、明らかに変態行為だよね。いくら、デカいからと言って、この女性の国宝級よりも価値がありそうな、豊満な胸をガン見するなんて。スケベおやじじゃあるまいし。しかし、まあ、咄嗟に頭の中で思い浮かべたもので例えてみたが、ミノタロスって何? アルファベットって何? 意味を知らないで使っているはずなのに、なんでかな? この場面で使うとしっくりくる自分がいる)
「いや、この際、規格外の大きな膨らみは、もう放っておこう。うん! そうしよう!」
「ん~~? 何のこと~?」
「気にしないで。そんなことよりも、気になることがある」
黒髪ショートヘアの女の子は、手の平を握ったり開いたりしていた。
「なんか、実態がない感じがする」
「え? どーいうこと~?」
「うん。自分の体は動かせられる。でも、実態感がないように感じる。どうしてなのか、わからないけど」
「う~ん……。あ~! きっと~、わたしの夢の中にいるからだわ~?」
(言い切るわりには、ハテナを付けるんだな。それは、ほって置いて、ここがこの女性の夢の中? それよりも)
「なんでそうだと、言えるの?」
「わたしが~寝たらここにいたのよ~」
「あー。なるほどね~。だから実態感がないのかぁ。夢の世界だから。これで納得。あれ? 待ってよ。じゃあ、なんで、あんたの夢に私がいるの。ん? ということは、私は、人様の夢の中に土足で入ってきているわけね?」
(そうなるよね。でも、人様の夢の中に入り込むことなんて、できるのかな? それ以前に、なんでこんな事になった? 覚えてない。てか、私はさっきまで寝ていたし、夢を見ていた。じゃあ、私は起きても、まだ寝ている状態なんだ。ややこしいね~)
「う~ん。でも不思議よね~。なんか普段見ている夢よりも現実感があるのよ~。うまく言えないんだけど~」
「つまり、実態の体が夢の世界に入った認識でいいのか? まあ、それで取り敢えず納得しよう」
(深く、考えることをやめよう。面倒だし)
「……そういえば。あなたの……名前を聞いていなかったわね?」
「わたしのこと~?」
「他に誰がいる?」
「わたしは、カチュアよ~。よろしくね~」
「……あの~」
「どーしたの~?」
「あ! なんでもない! 正直驚いてしまった。何の疑いもなく、名乗ったから」
「ん?」
(正直驚いてしまった。何の疑いもなく、名乗ったから。名前を聞いて置いて、なんだけど。明らかに私の方が怪しいのに素直に答えるのね。私はいわゆる侵入者なのに。普通こういう場合、「人に名前を訪ねるなら、まず自分から名乗るべでは?」というセリフが定番なのに。お人好しか? ……カチュアね~)
黒髪ショートヘアの女の子はカチュアと名乗る蒼い長髪と瞳を持つ女性の全身、主に胸元を見当たしていた。
(それに、デカい膨らみに目が行き過ぎていたから気づかなかったけど、改めて外形をみると、すごい美人ね。うん、凄い美人だ。特に、長い髪と瞳は綺麗な蒼色、中々いないんじゃないかしら、こんな別嬪さん)
カチュアは、胸の大きさに目が行ってしまうが、その大きさを持っているのにも、関わらず、腕、足、ウェストが細い。背丈は恐らく、彼女の年齢、代々二十歳ぐらいの女性としては高い方ではない。長い髪には白い細いリボンが付けられている。右足にも白いリボンが巻かれている。
(もう、豊乳手術でもしているんじゃないかな。て、なんで、さっきからなんで、自分でも意味を知らない言葉を使っているんだろう? うん、まあ、とにかく、改めてカチュアは、ただおっぱいが大きいだけのキャラ設定ではなかったってことね。……だから、さっきから何言っているの? 私は?)
「あなたの名前も聞かせて~」
「あっ! そっか! 私の名前ね。私は……」
急に止まり出してしまった。
(あれ? 名前が出てこない? 私は誰?)
「どーしたの~?」
「ううん! 何でもない!」
(まさか、自分の名前すら忘れている? いや、考えてろ、考えろ……。名前は……あおい……あかね……みどりこ……ももこ……ってなんで、色が入った名前が出てくるんだろ。色以外を考えてみよう……。アキラ……ナギサ……クルミ……トミコ……マサミ……)
必死に名前を考えているようだ。
(なんか、考えるのが面倒くさくなってきた。もう、適当でいいか!)
「う~ん。取り敢えずはナギでいいかな。目が覚めるまで、自分が何者かどころか、名前も覚えてないのよ」
「そーなの~? こういうの、なんて言うのかな? きおくしょうきょ?」
「それを言うなら、記憶喪失ね。確かに、消去しちゃっているけど。まあ、そうは置いといて。だから、あなたに聞きたいことがあるんだ」
「ん~? わたしが答えられる範囲ならだいじょぶよ~」
「正直言って、なんでカチュアの夢の中にいるかはわかない。取り敢えず、少しでも情報が欲しい」
ナギが、カチュアに色々と話を聞こうとしたところで。
『大丈夫ですか?』
カチュアとナギの声とは全く別の人の声が聞こえてきた。しかし、周りを見渡しても、カチュアとナギしかいない。けど、声が聞こえる。
「なんか声が聞こえるね~」
「ここがカチュアの夢なら、きっと、現実世界の人が、寝ているあなたに声をかけているようだ。とっとと、起きたら」
「う~ん、どうやって戻るのかな~? 今まで、見た夢とは違うから、どーしよ~?」
(と言われましても、私にはどうしようもない)
「ものは試しだ。頭の中で、『戻れ』とでも、念じて見れば?」
「う~ん……わかったわ~。なんか、外も危ないみたいだから~早く起きないとだわ~」
「どういうこと? 何が、何だかわかないが」
カチュアが目を閉じた。そして、段々と周りも暗くなってきた。
「わ~。暗くなってきた~。いや、まさか、テキトーに言ったことが、本当になっちゃうなんて。聞きたいことはあったけど、またの機会でいいかな?」
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