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「あの、本当に婚約破棄をして下さるのですか?」
ハンズが、彼女、ミラーの元に行くと2人が何か話し合いってたが、急にミラーが立ち上がり、こちらにつかつかとやってきた。
少し冷めたお茶を飲みながら、横に立つミラーをリーヤは見上げた。
不安に揺らぐ瞳と、不安な想いを込めた言葉に、リーヤはカップを置いた。
「ええ、本当よ。そんなに不安にしなくても結構よ。屋敷に帰ったら、直ぐにお父様に報告するわ。婚約して、まだ4ヶ月しかし経ってないし、ハンズの言うように伴侶を見つけたのなら邪魔する必要はないわ」
「ありがとうございます」
「だって、愛し合っているのでしょう?」
「勿論です」
嬉しそうに目をを何度も瞬きさせ、即答する顔にやっと心底安堵の顔を見せた。
「もう行った方がいいわ。ほら、ハンズが不安そうに待っているわ」
「そうですね。色々ご迷惑をかけました」
「いいえ、私もいい勉強になったわ」
「私もです」
睨むような意味深な声でミラーはハンズを見た。
「お互い幸せになりましょう。実は私も恋人と待ち合わせしているのよ」
ふふっ、とリーヤが恥ずかしそうに小声で言うと、ミラーは目を輝かせ、小さく周り見た。
「あの方ですか?」
少し離れた所で不安そうにこちらの様子を見ている男性をちらりと見て、聞いた。
「ええ」
なんだか気恥ずかしくて、リーヤは少し俯いた。
「良かったです。あ、ごめんなさい。もう行きます。また手紙を書きます」
何時までも帰ってこないミラーに、ハンズが苛立ちを隠そうともせず睨んでいた。
(我慢の出来ない男ね)
「ええ、またね」
リーヤの言葉に笑顔で返し、ミラーは足早に離れハンズの側に戻った。
「良かったね、婚約解消が出来て」
「私が?あなたが?」
そばにやってきた、未来の恋人に、つい意地悪に聞いた。
「・・・僕が」
頬を染める、マルグレに心が穏やかになる。
それから4ヶ月後、婚約披露の招待状が一通届いた。
ミラーからだ。
相手は、ハンズでなく違う相手。
そして、
ハンズも婚約した。
ハンズが、彼女、ミラーの元に行くと2人が何か話し合いってたが、急にミラーが立ち上がり、こちらにつかつかとやってきた。
少し冷めたお茶を飲みながら、横に立つミラーをリーヤは見上げた。
不安に揺らぐ瞳と、不安な想いを込めた言葉に、リーヤはカップを置いた。
「ええ、本当よ。そんなに不安にしなくても結構よ。屋敷に帰ったら、直ぐにお父様に報告するわ。婚約して、まだ4ヶ月しかし経ってないし、ハンズの言うように伴侶を見つけたのなら邪魔する必要はないわ」
「ありがとうございます」
「だって、愛し合っているのでしょう?」
「勿論です」
嬉しそうに目をを何度も瞬きさせ、即答する顔にやっと心底安堵の顔を見せた。
「もう行った方がいいわ。ほら、ハンズが不安そうに待っているわ」
「そうですね。色々ご迷惑をかけました」
「いいえ、私もいい勉強になったわ」
「私もです」
睨むような意味深な声でミラーはハンズを見た。
「お互い幸せになりましょう。実は私も恋人と待ち合わせしているのよ」
ふふっ、とリーヤが恥ずかしそうに小声で言うと、ミラーは目を輝かせ、小さく周り見た。
「あの方ですか?」
少し離れた所で不安そうにこちらの様子を見ている男性をちらりと見て、聞いた。
「ええ」
なんだか気恥ずかしくて、リーヤは少し俯いた。
「良かったです。あ、ごめんなさい。もう行きます。また手紙を書きます」
何時までも帰ってこないミラーに、ハンズが苛立ちを隠そうともせず睨んでいた。
(我慢の出来ない男ね)
「ええ、またね」
リーヤの言葉に笑顔で返し、ミラーは足早に離れハンズの側に戻った。
「良かったね、婚約解消が出来て」
「私が?あなたが?」
そばにやってきた、未来の恋人に、つい意地悪に聞いた。
「・・・僕が」
頬を染める、マルグレに心が穏やかになる。
それから4ヶ月後、婚約披露の招待状が一通届いた。
ミラーからだ。
相手は、ハンズでなく違う相手。
そして、
ハンズも婚約した。
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