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第27話おつまみ4夜会用
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「明日の夜会の時のつまみを私が作るんですか?大事なご友人なのですよね?その方達には失礼かと思います。料理長に作ってもらわれた方がいいかと思います」
夕食時に、さも当たり前のようにキャウリー様が提案してきたが、何を言い出すんだ、と首を傾げた。
私が作ったつまみを出すって?
あの重鎮たちに?
「いや、簡単につまめるもの、という意味だ。料理長が作る本格的な料理の合間に、気軽に食べられるものがあればと思ってな」
ああ、そういうことか。
うーん、それなら……
「旦那様!明日はシャーリー様は身支度で忙しいのです。そんな事をする暇などありません!!シャリー様も本気で考えないでくだしい!!」
憤怒の形相でハザードが止めに入った。
え?
そんなに?
ドレス着るだけだと思うけど。
「シャーリー様も、何ですか、その他人事のような顔!」
ハザードの鋭い視線が、私に突き刺さる。
ひえっ。
「宜しいですか、キャウリー様のように服を着ておしまいという訳には女性はいきません。肌の手入れから髪の手入れ、化粧も髪型も、やる事が山ほどあるのです!!シャーリー様も、ご自分の屋敷の事と同じように甘く考えるのは辞めてくださいね!!」
ハザードの言葉が、まるで矢のように飛んでくる。
「は、はぁ……」
確かにあの方々とご一緒するんだものね。
濃いメンバーだもの。
宰相に、祭祀大臣に、財務大臣に、法務大臣。
それに、カルヴァン様。
そんな人たちの前に、ボサボサ頭で出るわけにはいかないよね。
「では・・・、今日のうちから作っておけば・・・」
せめてもの抵抗で言ってみる。
ちょっと作ってみたいな、と思ってしまったし、ある程度料理が浮かんできた。
「宜しいですが、早くに就寝して下さい。寝不足になられては、お肌に影響が出ますので」
ハザードが、溜息をつきながら渋々言った。
「・・・はぁ」
ご自分の屋敷同じように考えるな、と言われても、シャーサーだってここまでの準備してなかった。
元がいいからか。
私は時間かかるのかもしれないな。
というか、サヴォワ家では、私の準備なんて誰も気にしなかったし。
適当に髪を結んで、適当なドレスを着て、はい終わり、だったもん。
でも、ここは違う。
キャウリー様の客人として、恥ずかしくないようにしないとね。
それならそれで、早く済ませちゃうか。
夕食を済ませ、厨房へ向かった。
廊下を歩きながら、明日のことを考える。
ドキドキして、緊張するけど、少し、楽しみでもある。
厨房では、片付けをしながら、今晩の当直当番が食事をとっていた。
厨房は、まだ温かい空気が残っていて、夕食の片付けで、皆が忙しそうに動いている。
お皿を洗う音。
鍋を磨く音。
水の流れる音。
厨房のいつもの音に落ち着く。
「おや、シャーリー様、どうされました?」
料理長の一声に、空気が鋭いものに変わった。
皆が、ぴたりと動きを止めた。
いつもより早く厨房に来たから、何か粗相があったのか?と不安になっているのだ。
ああ、違う違う、そんなんじゃないからよ、と言おうと思ったら、
「たまにはシャーリーの料理作りを見てみようか、と思ってね」
キャウリー様の声が後ろから聞こえた。、
え?
キャウリー様も来たの?
なるほど。だから、皆が緊張してたのか。
そりゃそうだよね。
屋敷の主人が厨房に来るなんて、普通じゃないもん。
私だって、気になるもの。
皆の視線が、私とキャウリー様に注がれている。
まあ、でも始めますか。
エプロンを借りて、手を洗う。
さて、何から作ろうかな。
とりあえず今日の分から行こうかな。
いつものように保冷庫を確認して、野菜室を見る。
よし、決めた。
まず、ベーコンのブロックを薄切りにする。
包丁を握ると、少し落ち着く。
料理してる時が、一番リラックスできるんだよね。
次に、小さめの生エビとミニトマト、ズッキーニを用意する。
エビは背わたをとる。
これ、地味に大事なんだよね。
背わたが残ってると、臭みやジャリジャリ感が出るから。
ズッキーニは、拍子切りにし、生エビと一緒にサッと茹でる。
お湯が沸騰してるのを確認して、さっと入れて、さっと出す。
火を通し過ぎると、エビが硬くなっちゃうから。
鍋にオリーブオイル、みじん切りにしたニンニク、みじん切りにした唐辛子を入れ、じっくり温める。
ニンニクの香りが、ふわりと広がる。
この香り、好きなんだよね。
料理長が、興味深そうに覗き込んでいる。
スライスしたベーコンに、エビ、ズッキーニ、ミニトマトを1つずつくるみ、ベーコンの重なっている部分に串を刺し固定する。
ベーコンで巻くと、見た目も可愛いし、味も馴染むんだよね。
塩コショウを振り、少し置いておく。
味を馴染ませるために、ちょっと時間を置くのがコツ。
さて次はキャベツをざく切りにし、塩をふり馴染むまで置いておく。
キャベツがしんなりするまで、ちょっと待つ。
「それを明日出すのか?」
不安そうにキャウリー様が聞いてきた。
え?
このキャベツが?
「違います。これは、今日のつまみです。さすがにこんな風なキャベツは出さないですよ」
生のキャベツに塩振っただけなんて、出せるわけないじゃない。
「え?これが今日のつまみになるのか?」
興味津々のキャウリー様だ。
目が、キラキラしてる。
「はい。それと申し訳ありませんが、味見の為に明日出すのも後で作りますので、食べて確認してください」
「勿論だ」
キャウリー様のいい返事と笑顔が帰ってきた。
「ありがとうございます」
さあ、もういいかな。
キャベツが、いい感じにしんなりしてきた。
鍋で温めたオリーブオイル半分を違う鍋に移す。
その半分を少し強めの火であっため、こぽこぽと泡が立つ前に火を止め、キャベツに回し入れる。
ジュワッと音がする。
いい音。
軽く混ぜて、
「はい、出来上がりです。しんなりキャベツのペペロンチーノ風です」
簡単でしょ?
「おお!!」
と今日は料理長でなく、嬉しそうに、キャウリー様が声を上げた。
いつもなら、味見だ、と手を出してくる料理長だけど、さすがに屋敷のご主人様がいるのだから、それは出来ないよね。
でも、顔に「食べたい」って書いてありますよ、料理長。
分かりやすすぎ。
分けたオリーブオイルをまた半分にし、3種類のベーコン包みを入れ、焼き色がつくまで転がす。
ジュージューと、いい音がする。
ベーコンの香りが、厨房に広がる。
エビもズッキーニも火が通ってるから問題ない。
程よく焼き色がついたら、取り出す。
綺麗な焼き色。
完璧。
そして、残ったオリーブオイルでソース作りです。
さっきのエビとズッキーニのゆで汁を使い、トマトベースのソース。
そしてもうひとつは、レモンを使ったさっぱりソース。
二種類あると、飽きないんだよね。
「はい、出来上がりです」
二つのソースをココットに入れる。
「おお!!」
キャウリー様の声が、また響いた。
えへへ、この皆の驚きは嬉しいよね。
認めてもらえてる感じがする。
「酒場でこれ出てきたら、オシャレだな」
料理長が、またまた、食べたそうな顔をしている。
よだれ出てますよ。
「最後に、刻んだパセリをベーコンの上にかけたら、これで完成です。どうですか、キャウリー様?」
ベーコン包みに、緑のパセリが映える。
「これでいい。では、部屋に持ってきてくれ」
嬉しそうに言いますが、まだ、飲むには早い時間だし、さっき夕食終わったばかりですけど。
でも、キャウリー様は嬉しそうに、あっという間に、厨房から去っていった。
「ちょ!!俺たちの分!!」
料理長が、声を上げた。
そう来ますよね。
分かってました。
「はいはい、すぐ作ります。ついでに明日の下準備もしますね」
だから、料理長、持参したワインを普通に持ってこないでくださいよ。
ここは酒場じゃないのに。
「キャベツも追加で!」
他のスタッフも、声を上げた。
・・・だから酒場じゃないってば。
とりあえず、ワゴンに乗せキャウリー様に持って行った。
その後夜会のおつまみの準備をし、また、キャウリー様に持っていったら、また、お酒がすすんで、あとからハザードに叱られていた。
えーと、
ごめんなさいね。
私のせいだけど、飲む量を考えなかったのは、キャウリー様のせいだもん。
夕食時に、さも当たり前のようにキャウリー様が提案してきたが、何を言い出すんだ、と首を傾げた。
私が作ったつまみを出すって?
あの重鎮たちに?
「いや、簡単につまめるもの、という意味だ。料理長が作る本格的な料理の合間に、気軽に食べられるものがあればと思ってな」
ああ、そういうことか。
うーん、それなら……
「旦那様!明日はシャーリー様は身支度で忙しいのです。そんな事をする暇などありません!!シャリー様も本気で考えないでくだしい!!」
憤怒の形相でハザードが止めに入った。
え?
そんなに?
ドレス着るだけだと思うけど。
「シャーリー様も、何ですか、その他人事のような顔!」
ハザードの鋭い視線が、私に突き刺さる。
ひえっ。
「宜しいですか、キャウリー様のように服を着ておしまいという訳には女性はいきません。肌の手入れから髪の手入れ、化粧も髪型も、やる事が山ほどあるのです!!シャーリー様も、ご自分の屋敷の事と同じように甘く考えるのは辞めてくださいね!!」
ハザードの言葉が、まるで矢のように飛んでくる。
「は、はぁ……」
確かにあの方々とご一緒するんだものね。
濃いメンバーだもの。
宰相に、祭祀大臣に、財務大臣に、法務大臣。
それに、カルヴァン様。
そんな人たちの前に、ボサボサ頭で出るわけにはいかないよね。
「では・・・、今日のうちから作っておけば・・・」
せめてもの抵抗で言ってみる。
ちょっと作ってみたいな、と思ってしまったし、ある程度料理が浮かんできた。
「宜しいですが、早くに就寝して下さい。寝不足になられては、お肌に影響が出ますので」
ハザードが、溜息をつきながら渋々言った。
「・・・はぁ」
ご自分の屋敷同じように考えるな、と言われても、シャーサーだってここまでの準備してなかった。
元がいいからか。
私は時間かかるのかもしれないな。
というか、サヴォワ家では、私の準備なんて誰も気にしなかったし。
適当に髪を結んで、適当なドレスを着て、はい終わり、だったもん。
でも、ここは違う。
キャウリー様の客人として、恥ずかしくないようにしないとね。
それならそれで、早く済ませちゃうか。
夕食を済ませ、厨房へ向かった。
廊下を歩きながら、明日のことを考える。
ドキドキして、緊張するけど、少し、楽しみでもある。
厨房では、片付けをしながら、今晩の当直当番が食事をとっていた。
厨房は、まだ温かい空気が残っていて、夕食の片付けで、皆が忙しそうに動いている。
お皿を洗う音。
鍋を磨く音。
水の流れる音。
厨房のいつもの音に落ち着く。
「おや、シャーリー様、どうされました?」
料理長の一声に、空気が鋭いものに変わった。
皆が、ぴたりと動きを止めた。
いつもより早く厨房に来たから、何か粗相があったのか?と不安になっているのだ。
ああ、違う違う、そんなんじゃないからよ、と言おうと思ったら、
「たまにはシャーリーの料理作りを見てみようか、と思ってね」
キャウリー様の声が後ろから聞こえた。、
え?
キャウリー様も来たの?
なるほど。だから、皆が緊張してたのか。
そりゃそうだよね。
屋敷の主人が厨房に来るなんて、普通じゃないもん。
私だって、気になるもの。
皆の視線が、私とキャウリー様に注がれている。
まあ、でも始めますか。
エプロンを借りて、手を洗う。
さて、何から作ろうかな。
とりあえず今日の分から行こうかな。
いつものように保冷庫を確認して、野菜室を見る。
よし、決めた。
まず、ベーコンのブロックを薄切りにする。
包丁を握ると、少し落ち着く。
料理してる時が、一番リラックスできるんだよね。
次に、小さめの生エビとミニトマト、ズッキーニを用意する。
エビは背わたをとる。
これ、地味に大事なんだよね。
背わたが残ってると、臭みやジャリジャリ感が出るから。
ズッキーニは、拍子切りにし、生エビと一緒にサッと茹でる。
お湯が沸騰してるのを確認して、さっと入れて、さっと出す。
火を通し過ぎると、エビが硬くなっちゃうから。
鍋にオリーブオイル、みじん切りにしたニンニク、みじん切りにした唐辛子を入れ、じっくり温める。
ニンニクの香りが、ふわりと広がる。
この香り、好きなんだよね。
料理長が、興味深そうに覗き込んでいる。
スライスしたベーコンに、エビ、ズッキーニ、ミニトマトを1つずつくるみ、ベーコンの重なっている部分に串を刺し固定する。
ベーコンで巻くと、見た目も可愛いし、味も馴染むんだよね。
塩コショウを振り、少し置いておく。
味を馴染ませるために、ちょっと時間を置くのがコツ。
さて次はキャベツをざく切りにし、塩をふり馴染むまで置いておく。
キャベツがしんなりするまで、ちょっと待つ。
「それを明日出すのか?」
不安そうにキャウリー様が聞いてきた。
え?
このキャベツが?
「違います。これは、今日のつまみです。さすがにこんな風なキャベツは出さないですよ」
生のキャベツに塩振っただけなんて、出せるわけないじゃない。
「え?これが今日のつまみになるのか?」
興味津々のキャウリー様だ。
目が、キラキラしてる。
「はい。それと申し訳ありませんが、味見の為に明日出すのも後で作りますので、食べて確認してください」
「勿論だ」
キャウリー様のいい返事と笑顔が帰ってきた。
「ありがとうございます」
さあ、もういいかな。
キャベツが、いい感じにしんなりしてきた。
鍋で温めたオリーブオイル半分を違う鍋に移す。
その半分を少し強めの火であっため、こぽこぽと泡が立つ前に火を止め、キャベツに回し入れる。
ジュワッと音がする。
いい音。
軽く混ぜて、
「はい、出来上がりです。しんなりキャベツのペペロンチーノ風です」
簡単でしょ?
「おお!!」
と今日は料理長でなく、嬉しそうに、キャウリー様が声を上げた。
いつもなら、味見だ、と手を出してくる料理長だけど、さすがに屋敷のご主人様がいるのだから、それは出来ないよね。
でも、顔に「食べたい」って書いてありますよ、料理長。
分かりやすすぎ。
分けたオリーブオイルをまた半分にし、3種類のベーコン包みを入れ、焼き色がつくまで転がす。
ジュージューと、いい音がする。
ベーコンの香りが、厨房に広がる。
エビもズッキーニも火が通ってるから問題ない。
程よく焼き色がついたら、取り出す。
綺麗な焼き色。
完璧。
そして、残ったオリーブオイルでソース作りです。
さっきのエビとズッキーニのゆで汁を使い、トマトベースのソース。
そしてもうひとつは、レモンを使ったさっぱりソース。
二種類あると、飽きないんだよね。
「はい、出来上がりです」
二つのソースをココットに入れる。
「おお!!」
キャウリー様の声が、また響いた。
えへへ、この皆の驚きは嬉しいよね。
認めてもらえてる感じがする。
「酒場でこれ出てきたら、オシャレだな」
料理長が、またまた、食べたそうな顔をしている。
よだれ出てますよ。
「最後に、刻んだパセリをベーコンの上にかけたら、これで完成です。どうですか、キャウリー様?」
ベーコン包みに、緑のパセリが映える。
「これでいい。では、部屋に持ってきてくれ」
嬉しそうに言いますが、まだ、飲むには早い時間だし、さっき夕食終わったばかりですけど。
でも、キャウリー様は嬉しそうに、あっという間に、厨房から去っていった。
「ちょ!!俺たちの分!!」
料理長が、声を上げた。
そう来ますよね。
分かってました。
「はいはい、すぐ作ります。ついでに明日の下準備もしますね」
だから、料理長、持参したワインを普通に持ってこないでくださいよ。
ここは酒場じゃないのに。
「キャベツも追加で!」
他のスタッフも、声を上げた。
・・・だから酒場じゃないってば。
とりあえず、ワゴンに乗せキャウリー様に持って行った。
その後夜会のおつまみの準備をし、また、キャウリー様に持っていったら、また、お酒がすすんで、あとからハザードに叱られていた。
えーと、
ごめんなさいね。
私のせいだけど、飲む量を考えなかったのは、キャウリー様のせいだもん。
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