4 / 8
4
しおりを挟む
「黒真珠はとても貴重なものです。真珠が豊富にあった我が国でも滅多に見ることが叶わないものでした」
「この国ではさらに貴重な宝石ですね」
「そんな黒真珠に例えられるほど、わたしは珍しく貴重なΩなのです」
「珍しいΩ……?」
たしかにその美しさは際立っている。真珠が普通のΩだとしたら、シャオティエンは滅多に出会うことがない黒真珠と言っても過言ではないだろう。
「黒真珠を持つ者には富と祝福が与えられるという言い伝えは?」
「いえ、聞いたことがありません」
「この言い伝えも我が国では有名でした。そのことも含め、わたしは黒真珠だと言われていたのです」
つまり、手にすれば富と祝福が与えられるΩ、ということだろうか。たしかに王族のΩを娶れば伴侶となったαには富と名声が与えられるだろう。美しいΩを手に入れたという優越感も得られる。しかし、それはほかの王族Ωを娶っても同じことだ。
それなのに「珍しく貴重なΩ」とはどういうことだろうか。訝しむように細められたアルスーンの緑眼に、シャオティエンが小さく笑った。
「わたしを手に入れたαは、この世でもっとも強いαとなる。そう言われていましたが、実際は少し違います。わたしだけのαを、わたしが最上のαにするのです」
「最上のα……?」
「そう。誰よりも強く、どのαよりも優れた最上のαです。もちろん、この国の王などよりもずっと優れたαに」
閉じた赤い唇がニィと微笑む。
「あなたはわたしのαです。わたしはあなたを最上のαにすることができる」
シャオティエンの言葉と表情に、アルスーンは戦慄とも呼べる感覚を抱いた。戦場では真っ先に敵軍へと突っ込んできたというのに、そのときよりも底知れない恐怖を感じる。いや、恐怖というよりも神を前にしたときの畏れのほうが近いかもしれない。
わずかに肌を粟立たせるアルスーンの頬を細い指がするりと撫でた。そうしながら見下ろしているシャオティエンの笑みは、まるで慈愛に溢れる女神のようだとアルスーンは思った。それなのに背筋を震わせる冷たい感覚がなかなか消えない。
「だからこそわたしは黒真珠と呼ばれ大事に育てられてきました。いずれは王族αの伴侶にし、我が国を栄えさせるために。けれど、我が国にわたしのαはいなかった。そのことにどれだけ絶望したか想像できますか? 求めるものを得られない現実に気が触れそうにもなりました。でも、あなたがやって来た。ようやくわたしだけのαを見つけたのです」
黒髪がさらりと肩を滑り落ち、美しい顔がゆっくりとアルスーンに近づく。鼻先が触れてもなお、二人の目は開いたまま互いを見つめ続けた。
「わたしは運命のαにしか発情しません。だから王にも発情せず、それを王は馬鹿にされたと思ったのでしょう。何度もわたしを発情させようとしましたが、あのようなαに発情することなどあり得ない」
「そうして陛下の怒りを買い、わたしに下賜されるように仕向けましたか」
かすかに笑ったシャオティエンは、触れるだけの口づけをアルスーンの唇に落とした。
この日を境にシャオティエンの様子は明らかに変わった。表情がなく口を開くこともなかったのが嘘のように、笑顔を見せ侍女らにねぎらいの言葉をかける。自分こそがアルスーンの伴侶だと見せつけるように、執務以外は片時もそばを離れようとしない。
(さて、どうしたものか)
シャオティエンを屋敷に連れて来た当初と同じことを思い、それよりも厄介なことになったなとアルスーンはため息をついた。
うなじを噛み、正真正銘伴侶になるのはかまわない。アルスーンに拒否する気持ちも拒絶したい気持ちもない。十年前に婚約破棄されて以来、許嫁すらいないままのアルスーンにとって伴侶ができるのは幸いなことだ。問題は子宝だが、シャオティエンとの間に子ができないのであれば親戚の誰かに家督を譲る準備を始めればいい。
(だが、あの「最上のα」という言葉が気になる)
それに「この国の王よりも」と口にしたことも気になった。あれはわざと言ったに違いない。シャオティエンの口調からそう感じた。
(殿下の狙いがはっきりしない状態でうなじを噛むことはできない)
はたしてシャオティエンの狙いは何なのか。アルスーンは二つのことを考えていた。
一つは、将軍であるアルスーンを取り込んでこの国から逃れること。大勢の民や軍人に慕われているアルスーンが力を貸せば、叶えることはできるだろう。だが、この国を出たところで祖国はもうない。彼の国があった場所に戻り再び国を興そうにも容易でないことはシャオティエンにもわかっているはずだ。
二つ目は国家転覆だ。王よりすぐれたαがいれば、この国を内側から崩壊させることができる。そうすれば祖国の恨みを晴らすことにもなるだろうが、滅ぼしたところでシャオティエンが得るものは何もない。
「アルスーン殿」
涼やかな声にどきりとし、眺めるだけになっていた文書から視線を上げた。開いたドアのそばには彼の国の衣装を身に着けたシャオティエンと、後ろにカートを押す侍女の姿がある。
「殿下」
「何やら難しそうな顔ばかりしています。疲れているのかと思い、息抜きにお茶を用意しました」
そう言って微笑む姿はアルスーンが望んでいた姿そのものだ。彼の国で挨拶したときのシャオティエンを思い出すような笑顔が戻ったことは喜ばしい。しかし、アルスーンの心はざわついたままだった。
(何が狙いなのか、やはりはっきりしない)
そのせいでどうしても警戒心が拭えない。それなのに一度でもシャオティエンを視界に入れると、なぜ警戒しているのかわからなくなりそうになる。慌てて視線を逸らしても、今度は香りが気になってますます胸がざわつく。
(そういえば、常にこの香りがしているような……)
どことなく甘いのはΩの香りに似ているが、それよりも力強さを感じる。表現しづらい香りで、嫌ではないがずっと嗅いでいたいという類いのものでもなかった。
「どうかしましたか?」
涼やかな声にハッと我に返った。「いえ、何でも」と答え、執務用の椅子から立ち上がる。途端に鼻をくすぐる香りが強まったような気がして思わず眉を寄せてしまった。
「もしや、執務の邪魔をしましたか」
「大丈夫です、問題ありません」
「それならよかった」
そう言って微笑むシャオティエンは、まるで相思相愛の伴侶を前にしているような様子だ。そんなシャオティエンに、屋敷で働く者たち皆が「ようやく主人が伴侶を迎えられた」と安堵の表情を浮かべる。美しいのに表情がなく、言葉さえ発しない姿を恐れていた侍従や侍女たちもシャオティエンを慕い始めていた。
(よいことだとは思う。だが、どうにも胸がざわついてしまうのはなぜだろうか)
このままでは何かに呑み込まれそうな気がする。王に疎まれているとわかったときも、彼の国で捕らえられそうになったときにも感じなかった得体の知れないものが纏わりついて離れない。
「あと少しといったところでしょうか」
涼やかな声が聞こえた気がした。カップを傾けるシャオティエンの向かい側に座り視線を向ける。
「何かおっしゃいましたか?」
「いいえ。ただ、こうしてあなたといられることに幸せと喜びを噛み締めているのです」
給仕をしていた侍女の頬がサッと赤らんだ。そうして、うっとりするように二人の主人を見つめる。
これが幸せな日常だろうことはアルスーンにもわかっている。それでも得体の知れない感覚は日々強くなっていた。それが何か恐ろしいことを引き起こしそうな予感を感じながら、熱いお茶を一口含んだ。
「この国ではさらに貴重な宝石ですね」
「そんな黒真珠に例えられるほど、わたしは珍しく貴重なΩなのです」
「珍しいΩ……?」
たしかにその美しさは際立っている。真珠が普通のΩだとしたら、シャオティエンは滅多に出会うことがない黒真珠と言っても過言ではないだろう。
「黒真珠を持つ者には富と祝福が与えられるという言い伝えは?」
「いえ、聞いたことがありません」
「この言い伝えも我が国では有名でした。そのことも含め、わたしは黒真珠だと言われていたのです」
つまり、手にすれば富と祝福が与えられるΩ、ということだろうか。たしかに王族のΩを娶れば伴侶となったαには富と名声が与えられるだろう。美しいΩを手に入れたという優越感も得られる。しかし、それはほかの王族Ωを娶っても同じことだ。
それなのに「珍しく貴重なΩ」とはどういうことだろうか。訝しむように細められたアルスーンの緑眼に、シャオティエンが小さく笑った。
「わたしを手に入れたαは、この世でもっとも強いαとなる。そう言われていましたが、実際は少し違います。わたしだけのαを、わたしが最上のαにするのです」
「最上のα……?」
「そう。誰よりも強く、どのαよりも優れた最上のαです。もちろん、この国の王などよりもずっと優れたαに」
閉じた赤い唇がニィと微笑む。
「あなたはわたしのαです。わたしはあなたを最上のαにすることができる」
シャオティエンの言葉と表情に、アルスーンは戦慄とも呼べる感覚を抱いた。戦場では真っ先に敵軍へと突っ込んできたというのに、そのときよりも底知れない恐怖を感じる。いや、恐怖というよりも神を前にしたときの畏れのほうが近いかもしれない。
わずかに肌を粟立たせるアルスーンの頬を細い指がするりと撫でた。そうしながら見下ろしているシャオティエンの笑みは、まるで慈愛に溢れる女神のようだとアルスーンは思った。それなのに背筋を震わせる冷たい感覚がなかなか消えない。
「だからこそわたしは黒真珠と呼ばれ大事に育てられてきました。いずれは王族αの伴侶にし、我が国を栄えさせるために。けれど、我が国にわたしのαはいなかった。そのことにどれだけ絶望したか想像できますか? 求めるものを得られない現実に気が触れそうにもなりました。でも、あなたがやって来た。ようやくわたしだけのαを見つけたのです」
黒髪がさらりと肩を滑り落ち、美しい顔がゆっくりとアルスーンに近づく。鼻先が触れてもなお、二人の目は開いたまま互いを見つめ続けた。
「わたしは運命のαにしか発情しません。だから王にも発情せず、それを王は馬鹿にされたと思ったのでしょう。何度もわたしを発情させようとしましたが、あのようなαに発情することなどあり得ない」
「そうして陛下の怒りを買い、わたしに下賜されるように仕向けましたか」
かすかに笑ったシャオティエンは、触れるだけの口づけをアルスーンの唇に落とした。
この日を境にシャオティエンの様子は明らかに変わった。表情がなく口を開くこともなかったのが嘘のように、笑顔を見せ侍女らにねぎらいの言葉をかける。自分こそがアルスーンの伴侶だと見せつけるように、執務以外は片時もそばを離れようとしない。
(さて、どうしたものか)
シャオティエンを屋敷に連れて来た当初と同じことを思い、それよりも厄介なことになったなとアルスーンはため息をついた。
うなじを噛み、正真正銘伴侶になるのはかまわない。アルスーンに拒否する気持ちも拒絶したい気持ちもない。十年前に婚約破棄されて以来、許嫁すらいないままのアルスーンにとって伴侶ができるのは幸いなことだ。問題は子宝だが、シャオティエンとの間に子ができないのであれば親戚の誰かに家督を譲る準備を始めればいい。
(だが、あの「最上のα」という言葉が気になる)
それに「この国の王よりも」と口にしたことも気になった。あれはわざと言ったに違いない。シャオティエンの口調からそう感じた。
(殿下の狙いがはっきりしない状態でうなじを噛むことはできない)
はたしてシャオティエンの狙いは何なのか。アルスーンは二つのことを考えていた。
一つは、将軍であるアルスーンを取り込んでこの国から逃れること。大勢の民や軍人に慕われているアルスーンが力を貸せば、叶えることはできるだろう。だが、この国を出たところで祖国はもうない。彼の国があった場所に戻り再び国を興そうにも容易でないことはシャオティエンにもわかっているはずだ。
二つ目は国家転覆だ。王よりすぐれたαがいれば、この国を内側から崩壊させることができる。そうすれば祖国の恨みを晴らすことにもなるだろうが、滅ぼしたところでシャオティエンが得るものは何もない。
「アルスーン殿」
涼やかな声にどきりとし、眺めるだけになっていた文書から視線を上げた。開いたドアのそばには彼の国の衣装を身に着けたシャオティエンと、後ろにカートを押す侍女の姿がある。
「殿下」
「何やら難しそうな顔ばかりしています。疲れているのかと思い、息抜きにお茶を用意しました」
そう言って微笑む姿はアルスーンが望んでいた姿そのものだ。彼の国で挨拶したときのシャオティエンを思い出すような笑顔が戻ったことは喜ばしい。しかし、アルスーンの心はざわついたままだった。
(何が狙いなのか、やはりはっきりしない)
そのせいでどうしても警戒心が拭えない。それなのに一度でもシャオティエンを視界に入れると、なぜ警戒しているのかわからなくなりそうになる。慌てて視線を逸らしても、今度は香りが気になってますます胸がざわつく。
(そういえば、常にこの香りがしているような……)
どことなく甘いのはΩの香りに似ているが、それよりも力強さを感じる。表現しづらい香りで、嫌ではないがずっと嗅いでいたいという類いのものでもなかった。
「どうかしましたか?」
涼やかな声にハッと我に返った。「いえ、何でも」と答え、執務用の椅子から立ち上がる。途端に鼻をくすぐる香りが強まったような気がして思わず眉を寄せてしまった。
「もしや、執務の邪魔をしましたか」
「大丈夫です、問題ありません」
「それならよかった」
そう言って微笑むシャオティエンは、まるで相思相愛の伴侶を前にしているような様子だ。そんなシャオティエンに、屋敷で働く者たち皆が「ようやく主人が伴侶を迎えられた」と安堵の表情を浮かべる。美しいのに表情がなく、言葉さえ発しない姿を恐れていた侍従や侍女たちもシャオティエンを慕い始めていた。
(よいことだとは思う。だが、どうにも胸がざわついてしまうのはなぜだろうか)
このままでは何かに呑み込まれそうな気がする。王に疎まれているとわかったときも、彼の国で捕らえられそうになったときにも感じなかった得体の知れないものが纏わりついて離れない。
「あと少しといったところでしょうか」
涼やかな声が聞こえた気がした。カップを傾けるシャオティエンの向かい側に座り視線を向ける。
「何かおっしゃいましたか?」
「いいえ。ただ、こうしてあなたといられることに幸せと喜びを噛み締めているのです」
給仕をしていた侍女の頬がサッと赤らんだ。そうして、うっとりするように二人の主人を見つめる。
これが幸せな日常だろうことはアルスーンにもわかっている。それでも得体の知れない感覚は日々強くなっていた。それが何か恐ろしいことを引き起こしそうな予感を感じながら、熱いお茶を一口含んだ。
54
あなたにおすすめの小説
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
氷の公爵様と身代わりパティシエ~「味覚なし」の旦那様が、僕のお菓子でトロトロに溶かされています!?~
水凪しおん
BL
【2月14日はバレンタインデー】
「お前の菓子だけが、私の心を溶かすのだ」
実家で「魔力なしの役立たず」と虐げられてきたオメガのリウ。
義弟の身代わりとして、北の果てに住む恐ろしい「氷血公爵」ジークハルトのもとへ嫁ぐことになる。
冷酷無慈悲と噂される公爵だったが、リウが作ったカカオのお菓子を食べた途端、その態度は激変!?
リウの持つ「祝福のパティシエ」の力が、公爵の凍りついた呪いを溶かしていき――。
拾ったもふもふ聖獣と一緒に、甘いお菓子で冷たい旦那様を餌付け(?)する、身代わり花嫁のシンデレラストーリー!
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
運命よりも先に、愛してしまった
AzureHaru
BL
幼馴染で番同士の受けと攻め。2人は運命の番ではなかったが、相思相愛だった。そんな時、攻めに運命の番が現れる。それを知った受けは身籠もっていたが、運命の番同士の子供の方が優秀な者が生まれることも知っており、身を引く事を決め姿を消す。
しかし、攻めと運命の番の相手にはそれぞれに別の愛する人がいる事をしり、
2人は運命の番としてではなく、友人として付き合っていけたらと話し合ってわかれた。
その後、攻めは受けが勘違いしていなくなってしまったことを両親達から聞かされるのであった。
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる