14 / 28
後宮に繋がれし王子と新たな妃
1 突然の知らせ1
しおりを挟む
「んっ、もう、……っ」
「水みたいなものしか出ねぇな」
「ん……っ」
ほんの少し離れた軍帝の口が、また僕のものを含んだ。そうしてじゅるりと吸い上げながら後ろをグチグチと指でいじる。
前をいじられることに慣れていないからか、長くいじられると苦しくなる。そのうえ後ろも一緒にいじられると気持ちよすぎて息ができなくなった。気持ちよすぎると苦しくなることも、抱きしめたいのに逃げ出したくなるのも軍帝に抱かれるようになって初めて知ったことばかりだ。
いまだってそうだ。すでに二度爆ぜている僕は、もうほとんど吐き出すものがない。その状態で口に含まれると苦しくてたまらなかった。あまりのつらさに、僕は軍帝の頭を指で何度も押し返した。くしゃりと髪の毛を掴んだりもした。それなのに軍帝は口を離すどころかますます深く咥えて、いまも喉を鳴らしながら笑っている。
「もう……っ、そこは、つらい、から……っ」
息も絶え絶えにそう告げるとようやく解放してくれた。ずっと咥えられていたからか、触れる空気が少し冷たく感じる。
「じゃ、今度はこっちを味わうことにするか」
そう言った軍帝の両手が僕の太ももをグッと掴み上げた。仰向けだった僕の腰は簡単に浮き上がり、背中の半分ほどが寝台から離れる。そうして持ち上げられている尻たぶを大きな手がグイッと割り開いた。
「……っ」
そんなことをされたら濡れて柔らかくなった後ろが軍帝の目に入ってしまう。さすがに恥ずかしくて腰を捩ったけれど、僕の抵抗が軍人である軍帝に通じるはずがない。案の定「可愛いことをするんじゃねぇよ」と言われ、押し開いている指にグッと力が入るのがわかった。
「最初は慎ましやかだったのに赤くふっくらしてきたな。おぅおぅ、物欲しそうに必死にくぱくぱさせやがって、たまんねぇなぁ」
恥ずかしくてギュッと目を瞑った。すると尻たぶに熱い吐息が触れ、とんでもないところをチュッと吸われる。
「駄目!」
何をされるのかわかり、止めようと慌てて目を開けた。けれど軍帝の動きのほうが早く、熱い舌に濡れそぼった部分をべろりと舐め上げられてしまった。
「だめ……っ」
そんなところを舐めないでほしい。指で十分ほぐされたそこは、いつでも軍帝の太く硬いものを受け入れられる。それなのになぜ舐めたりするのだろう。
じゅる、と吸われてビクンと体が跳ねた。何度されても慣れるのことのない感覚に、すっかり萎えていた僕のものがふるりと震える。震えるたびにお腹にポタポタと何かがしたたり落ちる。
「ぁ……やめ、……て……」
震える手で軍帝の頭を押し返そうとした。やめてほしくて、首を振りながら指で引っ掻くように押し続ける。
そんな僕に喉を鳴らしながら笑った軍帝は、しっかりと、それでいてゆっくりと舌を動かした。縁をなぞるように舐め、それに反応してひくつくと舌を差し込むように入れてくる。そうして唾液を注ぎ込むように尖らせた舌をヌクヌクと動かし始めた。
「やめ、て……っ」
腰が震えた。後ろに軍帝の舌が触れていると思うだけで奥が疼いて発火したような熱を感じる。
「おね、がい……っ」
頭を掴む指にクッと力を込めると、吸うような音を立てて軍帝の口が離れた。
「やれやれ、我が妃は我が儘だな」
口元を拭いながら笑う軍帝に、僕はふるふると首を横に振ることしかできない。
「わかったわかった。ここも早く咥えたいって言っているしな。さぁ……しっかり味わえ、よ!」
「ぁうっ」
ぐっしょりと濡れたそこに熱いものが押し当てられた。「入ってくる」と思うより先に先端を突き入れられて情けない声が漏れる。数え切れないほど抱かれているというのに、僕の体はまだ入れられるときの感覚に慣れない。思わず体を強張らせてしまったけれど、軍帝はそうした様子もいいのだといつも笑っている。
「俺の雁首はエラが張っているってのに、おまえのここは難なく咥えるようになった、なっ」
「ひっ! んっ、ぁあ……!」
「中もこんなに絡みついて……俺の妃は物覚えがよくて、辛抱するのが、難しいっ」
「あぁ!」
グンと突き上げられて背中が反り返った。するとますます腰が浮き上がり、ほとんど真上から突き入れられるような状態になる。苦しい体勢に頭がクラクラするのに、それでも僕の耳は「俺の妃」という言葉をしっかり拾っていた。
(僕は、あなたの唯一の、妃)
そう言われるのがうれしくてたまらない。恥ずかしいことも苦しいことも愛してくれているのだと思うと胸がたまらなく疼いた。
「あ……!」
うれしさがグッとこみ上げた途端に目の前が弾け飛んだ。同時にわずかに澱んでいた魔力も弾けるように吐き出してしまう。もちろん軍帝がそれに気づかないはずがない。きっと僕が気をやったことに気づいているはずだ。
「ははっ。すこぶる感度がよく、なった、もんだ」
「んっ」
奥をズンと突いた硬いものがズルズルと抜けていく。ギリギリまで抜けたかと思ったら、今度は勢いよく深い場所を突き上げられる。軍帝が大きく動くと貫かれているところからじゅぶ、じゅぶぶといやらしい音が響いた。音と一緒に中を満たしている香油があふれ出し、それが僕の腰や背中を濡らす感触に肌がぞわりとした。
(普通の香油より、量が、多いからだ)
いま僕が使っている香油は兄上様が開発した閨用の魔石だ。その特別な魔石がぎっしりと詰められた大きな瓶を兄上様が持って来てくれたのは先月のことだった。「わたしが自分の体で何度も試したものだ。これなら一人で準備できるし、安心して使うといいよ」と言われ、僕が最初に感じたのは安堵感だった。
塔にいたときからされていた後ろの洗浄は何年経っても慣れることがなかった。お付きの人たちが管を持つ姿さえ見ることができずにいた。でも、この魔石があれば管を使う必要はないのだという。それに軍帝にほぐしてもらう必要もない。
(どんなに気持ちよくても恥ずかしかったから……)
それに軍帝の手を煩わせることもなくなる。待たせる必要もない。それがなにより素晴らしいことのように思えた。
瓶の中に入っている魔石は薄紅色で、植物の種のように見えた。人肌で溶けるらしく、行為の前に自分で後ろに入れておくだけでいいと兄上様が説明してくれた。
「わたしの指だと……このくらいまでは入れるから、カナなら根元まで入れたほうがいいかな」
兄上様は僕より背が高く指も長い。その兄上様が「このくらいまで」と指し示したのは人差し指の第二関節の少し下あたりだった。
「まずは摘んだ魔石を入れて、それを指先で押し込むように入れるとうまくいくよ」
「指で……?」
「そう。カナなら人差し指より中指のほうがいいかもしれない。あまり入り口に近いところだと奥まで濡れないからね。自分でするのが難しいようなら軍帝にしてもらいなさい」
瓶の中の魔石を見て、それから自分の指を見た。
「大丈夫です、自分でできます」
そう答えたけれど、初めて使った日は二度失敗してしまった。それでも僕は自分で使うほうを選んだ。それなのに、結局は軍帝に指でいじられ舌で舐め回されてしまう。
「考え事か? まだ余裕があるみたいだ、なっ」
ズンと突き上げられて「ひっ」と悲鳴が漏れた。深い場所を何度も抉られて目の前がチカチカし始める。
「やあ……っ」
「何か別のことを考えてただろ。俺を咥えながらよそ見をするなんざ、仕置きが必要だな」
「んっ、んぅっ、もぅ、むり、……っ」
ずるりと抜けた太いものが、今度は手前のひどく感じるところを容赦なく擦り始めた。そこは魔石を生み出すときに触れていた場所だ。そこに指が触れたら体が熱くなり、魔力がぐるりと渦を巻く。そうして体の外に放出して魔石へと変わるというのが魔石を採取する一連の流れだった。これは必要以上に触れなくていいようにと兄上様が施してくれた暗示で、いまもその効果は薄れていない。
硬い切っ先で擦られて頭の芯がパチパチと火花を散らした。もう魔石を生み出す必要はないのに、そこだけで気を飛ばすようになった体がビクビクと震え出す。何も出なくなった僕のものから、しょろりと何かが少しだけ漏れた。
「やめ、て……も、むり……」
泣きながら頭を振ると、ようやく軍帝の動きが止まった。ところが今度は胸の粒をこねるようにされて上半身がビクンと大きく跳ねる。軍帝に抱かれるようになって初めていじられたそこも、いつの間にかひどく感じるようになってしまった。
「そこ、も、だめ、」
「我が妃は我が儘がすぎるぞ?」
笑いながらそんなことを言われても、胸の先を摘まれるだけでジンジンしてしまうのだ。最初は痛かっただけなのに、いまでは先端を撫でられるだけで気持ちよくなってしまう。
「まぁいいさ。感じやすいのも、すぐに泣いてしまうのも最高に可愛いからな。おまえは俺の唯一の妃だ、我が儘も許してやる」
背中を逞しい腕に抱え上げられた。突き出した胸に温かい吐息が触れる。「あっ」と思ったときには胸の粒を優しく噛まれていた。同時に体の深くを硬い切っ先で突き上げられ、僕は爆ぜることなく気を飛ばしながら薄い魔力を放出した。
「水みたいなものしか出ねぇな」
「ん……っ」
ほんの少し離れた軍帝の口が、また僕のものを含んだ。そうしてじゅるりと吸い上げながら後ろをグチグチと指でいじる。
前をいじられることに慣れていないからか、長くいじられると苦しくなる。そのうえ後ろも一緒にいじられると気持ちよすぎて息ができなくなった。気持ちよすぎると苦しくなることも、抱きしめたいのに逃げ出したくなるのも軍帝に抱かれるようになって初めて知ったことばかりだ。
いまだってそうだ。すでに二度爆ぜている僕は、もうほとんど吐き出すものがない。その状態で口に含まれると苦しくてたまらなかった。あまりのつらさに、僕は軍帝の頭を指で何度も押し返した。くしゃりと髪の毛を掴んだりもした。それなのに軍帝は口を離すどころかますます深く咥えて、いまも喉を鳴らしながら笑っている。
「もう……っ、そこは、つらい、から……っ」
息も絶え絶えにそう告げるとようやく解放してくれた。ずっと咥えられていたからか、触れる空気が少し冷たく感じる。
「じゃ、今度はこっちを味わうことにするか」
そう言った軍帝の両手が僕の太ももをグッと掴み上げた。仰向けだった僕の腰は簡単に浮き上がり、背中の半分ほどが寝台から離れる。そうして持ち上げられている尻たぶを大きな手がグイッと割り開いた。
「……っ」
そんなことをされたら濡れて柔らかくなった後ろが軍帝の目に入ってしまう。さすがに恥ずかしくて腰を捩ったけれど、僕の抵抗が軍人である軍帝に通じるはずがない。案の定「可愛いことをするんじゃねぇよ」と言われ、押し開いている指にグッと力が入るのがわかった。
「最初は慎ましやかだったのに赤くふっくらしてきたな。おぅおぅ、物欲しそうに必死にくぱくぱさせやがって、たまんねぇなぁ」
恥ずかしくてギュッと目を瞑った。すると尻たぶに熱い吐息が触れ、とんでもないところをチュッと吸われる。
「駄目!」
何をされるのかわかり、止めようと慌てて目を開けた。けれど軍帝の動きのほうが早く、熱い舌に濡れそぼった部分をべろりと舐め上げられてしまった。
「だめ……っ」
そんなところを舐めないでほしい。指で十分ほぐされたそこは、いつでも軍帝の太く硬いものを受け入れられる。それなのになぜ舐めたりするのだろう。
じゅる、と吸われてビクンと体が跳ねた。何度されても慣れるのことのない感覚に、すっかり萎えていた僕のものがふるりと震える。震えるたびにお腹にポタポタと何かがしたたり落ちる。
「ぁ……やめ、……て……」
震える手で軍帝の頭を押し返そうとした。やめてほしくて、首を振りながら指で引っ掻くように押し続ける。
そんな僕に喉を鳴らしながら笑った軍帝は、しっかりと、それでいてゆっくりと舌を動かした。縁をなぞるように舐め、それに反応してひくつくと舌を差し込むように入れてくる。そうして唾液を注ぎ込むように尖らせた舌をヌクヌクと動かし始めた。
「やめ、て……っ」
腰が震えた。後ろに軍帝の舌が触れていると思うだけで奥が疼いて発火したような熱を感じる。
「おね、がい……っ」
頭を掴む指にクッと力を込めると、吸うような音を立てて軍帝の口が離れた。
「やれやれ、我が妃は我が儘だな」
口元を拭いながら笑う軍帝に、僕はふるふると首を横に振ることしかできない。
「わかったわかった。ここも早く咥えたいって言っているしな。さぁ……しっかり味わえ、よ!」
「ぁうっ」
ぐっしょりと濡れたそこに熱いものが押し当てられた。「入ってくる」と思うより先に先端を突き入れられて情けない声が漏れる。数え切れないほど抱かれているというのに、僕の体はまだ入れられるときの感覚に慣れない。思わず体を強張らせてしまったけれど、軍帝はそうした様子もいいのだといつも笑っている。
「俺の雁首はエラが張っているってのに、おまえのここは難なく咥えるようになった、なっ」
「ひっ! んっ、ぁあ……!」
「中もこんなに絡みついて……俺の妃は物覚えがよくて、辛抱するのが、難しいっ」
「あぁ!」
グンと突き上げられて背中が反り返った。するとますます腰が浮き上がり、ほとんど真上から突き入れられるような状態になる。苦しい体勢に頭がクラクラするのに、それでも僕の耳は「俺の妃」という言葉をしっかり拾っていた。
(僕は、あなたの唯一の、妃)
そう言われるのがうれしくてたまらない。恥ずかしいことも苦しいことも愛してくれているのだと思うと胸がたまらなく疼いた。
「あ……!」
うれしさがグッとこみ上げた途端に目の前が弾け飛んだ。同時にわずかに澱んでいた魔力も弾けるように吐き出してしまう。もちろん軍帝がそれに気づかないはずがない。きっと僕が気をやったことに気づいているはずだ。
「ははっ。すこぶる感度がよく、なった、もんだ」
「んっ」
奥をズンと突いた硬いものがズルズルと抜けていく。ギリギリまで抜けたかと思ったら、今度は勢いよく深い場所を突き上げられる。軍帝が大きく動くと貫かれているところからじゅぶ、じゅぶぶといやらしい音が響いた。音と一緒に中を満たしている香油があふれ出し、それが僕の腰や背中を濡らす感触に肌がぞわりとした。
(普通の香油より、量が、多いからだ)
いま僕が使っている香油は兄上様が開発した閨用の魔石だ。その特別な魔石がぎっしりと詰められた大きな瓶を兄上様が持って来てくれたのは先月のことだった。「わたしが自分の体で何度も試したものだ。これなら一人で準備できるし、安心して使うといいよ」と言われ、僕が最初に感じたのは安堵感だった。
塔にいたときからされていた後ろの洗浄は何年経っても慣れることがなかった。お付きの人たちが管を持つ姿さえ見ることができずにいた。でも、この魔石があれば管を使う必要はないのだという。それに軍帝にほぐしてもらう必要もない。
(どんなに気持ちよくても恥ずかしかったから……)
それに軍帝の手を煩わせることもなくなる。待たせる必要もない。それがなにより素晴らしいことのように思えた。
瓶の中に入っている魔石は薄紅色で、植物の種のように見えた。人肌で溶けるらしく、行為の前に自分で後ろに入れておくだけでいいと兄上様が説明してくれた。
「わたしの指だと……このくらいまでは入れるから、カナなら根元まで入れたほうがいいかな」
兄上様は僕より背が高く指も長い。その兄上様が「このくらいまで」と指し示したのは人差し指の第二関節の少し下あたりだった。
「まずは摘んだ魔石を入れて、それを指先で押し込むように入れるとうまくいくよ」
「指で……?」
「そう。カナなら人差し指より中指のほうがいいかもしれない。あまり入り口に近いところだと奥まで濡れないからね。自分でするのが難しいようなら軍帝にしてもらいなさい」
瓶の中の魔石を見て、それから自分の指を見た。
「大丈夫です、自分でできます」
そう答えたけれど、初めて使った日は二度失敗してしまった。それでも僕は自分で使うほうを選んだ。それなのに、結局は軍帝に指でいじられ舌で舐め回されてしまう。
「考え事か? まだ余裕があるみたいだ、なっ」
ズンと突き上げられて「ひっ」と悲鳴が漏れた。深い場所を何度も抉られて目の前がチカチカし始める。
「やあ……っ」
「何か別のことを考えてただろ。俺を咥えながらよそ見をするなんざ、仕置きが必要だな」
「んっ、んぅっ、もぅ、むり、……っ」
ずるりと抜けた太いものが、今度は手前のひどく感じるところを容赦なく擦り始めた。そこは魔石を生み出すときに触れていた場所だ。そこに指が触れたら体が熱くなり、魔力がぐるりと渦を巻く。そうして体の外に放出して魔石へと変わるというのが魔石を採取する一連の流れだった。これは必要以上に触れなくていいようにと兄上様が施してくれた暗示で、いまもその効果は薄れていない。
硬い切っ先で擦られて頭の芯がパチパチと火花を散らした。もう魔石を生み出す必要はないのに、そこだけで気を飛ばすようになった体がビクビクと震え出す。何も出なくなった僕のものから、しょろりと何かが少しだけ漏れた。
「やめ、て……も、むり……」
泣きながら頭を振ると、ようやく軍帝の動きが止まった。ところが今度は胸の粒をこねるようにされて上半身がビクンと大きく跳ねる。軍帝に抱かれるようになって初めていじられたそこも、いつの間にかひどく感じるようになってしまった。
「そこ、も、だめ、」
「我が妃は我が儘がすぎるぞ?」
笑いながらそんなことを言われても、胸の先を摘まれるだけでジンジンしてしまうのだ。最初は痛かっただけなのに、いまでは先端を撫でられるだけで気持ちよくなってしまう。
「まぁいいさ。感じやすいのも、すぐに泣いてしまうのも最高に可愛いからな。おまえは俺の唯一の妃だ、我が儘も許してやる」
背中を逞しい腕に抱え上げられた。突き出した胸に温かい吐息が触れる。「あっ」と思ったときには胸の粒を優しく噛まれていた。同時に体の深くを硬い切っ先で突き上げられ、僕は爆ぜることなく気を飛ばしながら薄い魔力を放出した。
9
あなたにおすすめの小説
【完結】マジで婚約破棄される5秒前〜婚約破棄まであと5秒しかありませんが、じゃあ悪役令息は一体どうしろと?〜
明太子
BL
公爵令息ジェーン・アンテノールは初恋の人である婚約者のウィリアム王太子から冷遇されている。
その理由は彼が侯爵令息のリア・グラマシーと恋仲であるため。
ジェーンは婚約者の心が離れていることを寂しく思いながらも卒業パーティーに出席する。
しかし、その場で彼はひょんなことから自身がリアを主人公とした物語(BLゲーム)の悪役だと気付く。
そしてこの後すぐにウィリアムから婚約破棄されることも。
婚約破棄まであと5秒しかありませんが、じゃあ一体どうしろと?
シナリオから外れたジェーンの行動は登場人物たちに思わぬ影響を与えていくことに。
※小説家になろうにも掲載しております。
〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です
ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」
「では、契約結婚といたしましょう」
そうして今の夫と結婚したシドローネ。
夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。
彼には愛するひとがいる。
それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
炎の精霊王の愛に満ちて
陽花紫
BL
異世界転移してしまったミヤは、森の中で寒さに震えていた。暖をとるために焚火をすれば、そこから精霊王フレアが姿を現す。
悪しき魔術師によって封印されていたフレアはその礼として「願いをひとつ叶えてやろう」とミヤ告げる。しかし無欲なミヤには、願いなど浮かばなかった。フレアはミヤに欲望を与え、いまいちど願いを尋ねる。
ミヤは答えた。「俺を、愛して」
小説家になろうにも掲載中です。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
過労死転生した悪役令息Ωは、冷徹な隣国皇帝陛下の運命の番でした~婚約破棄と断罪からのざまぁ、そして始まる激甘な溺愛生活~
水凪しおん
BL
過労死した平凡な会社員が目を覚ますと、そこは愛読していたBL小説の世界。よりにもよって、義理の家族に虐げられ、最後は婚約者に断罪される「悪役令息」リオンに転生してしまった!
「出来損ないのΩ」と罵られ、食事もろくに与えられない絶望的な日々。破滅フラグしかない運命に抗うため、前世の知識を頼りに生き延びる決意をするリオン。
そんな彼の前に現れたのは、隣国から訪れた「冷徹皇帝」カイゼル。誰もが恐れる圧倒的カリスマを持つ彼に、なぜかリオンは助けられてしまう。カイゼルに触れられた瞬間、走る甘い痺れ。それは、αとΩを引き合わせる「運命の番」の兆しだった。
「お前がいいんだ、リオン」――まっすぐな求婚、惜しみない溺愛。
孤独だった悪役令息が、運命の番である皇帝に見出され、破滅の運命を覆していく。巧妙な罠、仕組まれた断罪劇、そして華麗なるざまぁ。絶望の淵から始まる、極上の逆転シンデレラストーリー!
炊き出しをしていただけなのに、大公閣下に溺愛されています
ぽんちゃん
BL
希望したのは、医療班だった。
それなのに、配属されたのはなぜか“炊事班”。
「役立たずの掃き溜め」と呼ばれるその場所で、僕は黙々と鍋をかき混ぜる。
誰にも褒められなくても、誰かが「おいしい」と笑ってくれるなら、それだけでいいと思っていた。
……けれど、婚約者に裏切られていた。
軍から逃げ出した先で、炊き出しをすることに。
そんな僕を追いかけてきたのは、王国軍の最高司令官――
“雲の上の存在”カイゼル・ルクスフォルト大公閣下だった。
「君の料理が、兵の士気を支えていた」
「君を愛している」
まさか、ただの炊事兵だった僕に、こんな言葉を向けてくるなんて……!?
さらに、裏切ったはずの元婚約者まで現れて――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる