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第五十五話『爆弾』
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「た、倒した〜」
そう僕らは、9つの首を持つ巨大な竜。『ヒュドラー』をやっつけた。
「キョウちゃんやったねー」
「うん」
と即答するキョウちゃん。キョウちゃんの大活躍により、ヒュドラーを倒すことができたといっても過言ではない。
「あの道具屋さんで爆弾買ってたもんね」
と僕が思い出す。クナイを買ってあげたあの道具屋さんで、いろいろ買っていたうちの1つに爆弾があったのをなんとなく見ていた。そして、ヒュドラは、不死身で剣戟以外で攻撃する必要があることが分かったので、お願いしたのだった。
「そう」
頷くキョウちゃん。
「そうだったのね」
と、驚くヒビキさん。
「秘密兵器」
ボソリというキョウちゃん。
その威力を実は、僕は期待していた。
そしてその効果は期待以上でヒュドラを倒すことができた。
ヒュドラは通常攻撃は通じないレベルの神話のモンスターで爆弾がなかったらきつかったかもしれない。
「すごかったわね、あの威力。持ち歩いて大丈夫なの?」
ヒビキさんが普段危険じゃないのかを心配した。
もって歩いてる時に爆発したりしたら大変だ。
「安全装置がある」
と説明するキョウちゃん。
逆に言うと、それのためすぐに爆発させるのは難しい。そのため、早めに僕は合図を送っていた。キョウちゃんはすべて分かってくれていたようだった。
「なるほど」と頷く、話を聞いてたカナデ。
「私も、爆発魔法も覚えるといいかしらねー」
と、頬に手を当てながら、自分の次に覚える魔法を何にするかを考えるヒビキさん。今回はヒビキさんの『ビッグファイヤー』により大きな目印をつけてキョウちゃんの爆弾につながった。爆発による攻撃も、自分でできるならできたほうがいいかな、と考えたのだろう。
「しかし、強かったわね〜。ヒュドラ」とカナデが言う。
「うん、かなり強かった。」と僕も応える。反則級の強さだ。不死身ってなに・・・それ言い出したらダメでしょ。と笑う。
「この後もまだまだ強い敵が出てきそうだから、ここでしっかり準備していこう」とみんなに注意を呼びかける僕。
「ここからはもうずっと神話のモンスターという感じなんだろうと思う。そして魔王の正体もだいたいわかってきたし」
「え?そうなの?」
という僕とそれに反応するヒビキさん。
洞窟の門番だったケルベロスから大体予測がつく。
この城に近づけないための門番なのだ洞窟のケルベロスは。
「ケルベロスにヒュドラ。これはギリシア神話」
まるで知ってたかのように話しているが、さっき調べた時に書いてあったのだ。
「そしてケルベロスの飼い主といえば・・・」
「決まっているのね?」
「ラスボス中のラスボスです。そして多分美少女ですが」
もちろん、僕の願望だ。今時ヒゲのおじさんがラスボスでは困る。全俺が泣いてしまう。
「よし、しっかり休んだし、次にいきますか!!」
と僕らは次の階に向かった。
そう僕らは、9つの首を持つ巨大な竜。『ヒュドラー』をやっつけた。
「キョウちゃんやったねー」
「うん」
と即答するキョウちゃん。キョウちゃんの大活躍により、ヒュドラーを倒すことができたといっても過言ではない。
「あの道具屋さんで爆弾買ってたもんね」
と僕が思い出す。クナイを買ってあげたあの道具屋さんで、いろいろ買っていたうちの1つに爆弾があったのをなんとなく見ていた。そして、ヒュドラは、不死身で剣戟以外で攻撃する必要があることが分かったので、お願いしたのだった。
「そう」
頷くキョウちゃん。
「そうだったのね」
と、驚くヒビキさん。
「秘密兵器」
ボソリというキョウちゃん。
その威力を実は、僕は期待していた。
そしてその効果は期待以上でヒュドラを倒すことができた。
ヒュドラは通常攻撃は通じないレベルの神話のモンスターで爆弾がなかったらきつかったかもしれない。
「すごかったわね、あの威力。持ち歩いて大丈夫なの?」
ヒビキさんが普段危険じゃないのかを心配した。
もって歩いてる時に爆発したりしたら大変だ。
「安全装置がある」
と説明するキョウちゃん。
逆に言うと、それのためすぐに爆発させるのは難しい。そのため、早めに僕は合図を送っていた。キョウちゃんはすべて分かってくれていたようだった。
「なるほど」と頷く、話を聞いてたカナデ。
「私も、爆発魔法も覚えるといいかしらねー」
と、頬に手を当てながら、自分の次に覚える魔法を何にするかを考えるヒビキさん。今回はヒビキさんの『ビッグファイヤー』により大きな目印をつけてキョウちゃんの爆弾につながった。爆発による攻撃も、自分でできるならできたほうがいいかな、と考えたのだろう。
「しかし、強かったわね〜。ヒュドラ」とカナデが言う。
「うん、かなり強かった。」と僕も応える。反則級の強さだ。不死身ってなに・・・それ言い出したらダメでしょ。と笑う。
「この後もまだまだ強い敵が出てきそうだから、ここでしっかり準備していこう」とみんなに注意を呼びかける僕。
「ここからはもうずっと神話のモンスターという感じなんだろうと思う。そして魔王の正体もだいたいわかってきたし」
「え?そうなの?」
という僕とそれに反応するヒビキさん。
洞窟の門番だったケルベロスから大体予測がつく。
この城に近づけないための門番なのだ洞窟のケルベロスは。
「ケルベロスにヒュドラ。これはギリシア神話」
まるで知ってたかのように話しているが、さっき調べた時に書いてあったのだ。
「そしてケルベロスの飼い主といえば・・・」
「決まっているのね?」
「ラスボス中のラスボスです。そして多分美少女ですが」
もちろん、僕の願望だ。今時ヒゲのおじさんがラスボスでは困る。全俺が泣いてしまう。
「よし、しっかり休んだし、次にいきますか!!」
と僕らは次の階に向かった。
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