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第65話 二種類
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「どういうことですか??」
高崎くんが僕たちの話について聞く。ヒカルちゃんは画像認識を失敗した画像の前後の動画に人が含まれているがアルゴリズムには検出できない顔があるのではないかという予測をしていた。
「うん、つまり、プログラムが顔を認識できてない写真には二種類ある!」
ぼくは説明する。アルゴリズムが検出できなかった画像すべてを見るとなるとかなり大変な量になってしまう。ぼくらが欲しいのはそういう画像ではない。
「あ、わかった!顔が映ってるけど認識できなかった写真と、そもそも顔が映ってない写真ですね!」
高崎くんが理解する。
さすがに理解が速い。そう、今回欲しいのは本当は人の顔が写っているけれども、アルゴリズムには判別できなかったであろう画像だ。
「そう、その通り。今回僕らが欲しいのは、プログラムが認識できない顔の写真なんだ」
ぼくが言った。今回のヒカルちゃんのアイデアを使えばたぶん1/10のぐらいの量だけ調べればいいことになるはずだ。人がまったく写ってない画像を選り分ける必要がなくなる。
「つまり最初はまっすぐ向いてたけど横を向いた!みたいな画像がいっぱい欲しいんですね!」
高崎くんが言う。
さすがに頭がいい。そうなるとその手前では一瞬だけでも正面を向いている可能性がある。
「そう!素晴らしい」
ぼくがうなずく。
「そこでヒカルちゃんは顔が映ってる前後の画像がそうなってる可能性が高いと考えたんだね」
ヒカルちゃんは言う。
「そうなんだよ!これが出してみたやつだよ!」
ヒカルちゃんはそう言いながら作業して、
顔だけが写っていて前のアルゴリズムだと取れなかった画像を抽出した。
「うん、かなりいい感じだ」
ぼくは画像の一覧を見ていった。
もちろん人が写ってない画像もたくさんあるが最初の状態よりはるかに良い状態になったはずだ。
「これの顔だけを取り出して、っていう作業が必要なんだけど」
ぼくが説明する。そう、そうやって、正面を向いてない顔の画像だけがたくさん集まる。それにより検出器を作れば正面以外の顔検出機が出来上がる。
「うわっ大変ですね!」
高崎くんが驚く。
そう、かなり大変だ、たくさんの画像を見て顔の部分だけを選択してもらう必要がある
「うん、これは外注しよう」
ぼくは言う。
「え、いいの?」
ヒカルちゃんが驚く。そう普通はここからはガッツで人力でやらなければいけない。
「もちろん!それからそれを簡単にできるソフトは実はもうあるんだ!」
ぼくが答える。ぼくらの研究室はこう言う人力の作業が必要な部分は外注に出すことができる。
「これだね!」
ぼくがそのアプリケーションを見せる。簡単に収集できるソフトは作ってあってこれで外注することがあった。
「あ、ほんとだ便利!」
ヒカルちゃんは言う。いままではこういう作業もある程度は自分でやっていたはずだった。
「ここにそのデータを入れてくれればあとは、人が顔だけを取り出してくれる」
ぼくはヒカルちゃんにそう言った。
高崎くんが僕たちの話について聞く。ヒカルちゃんは画像認識を失敗した画像の前後の動画に人が含まれているがアルゴリズムには検出できない顔があるのではないかという予測をしていた。
「うん、つまり、プログラムが顔を認識できてない写真には二種類ある!」
ぼくは説明する。アルゴリズムが検出できなかった画像すべてを見るとなるとかなり大変な量になってしまう。ぼくらが欲しいのはそういう画像ではない。
「あ、わかった!顔が映ってるけど認識できなかった写真と、そもそも顔が映ってない写真ですね!」
高崎くんが理解する。
さすがに理解が速い。そう、今回欲しいのは本当は人の顔が写っているけれども、アルゴリズムには判別できなかったであろう画像だ。
「そう、その通り。今回僕らが欲しいのは、プログラムが認識できない顔の写真なんだ」
ぼくが言った。今回のヒカルちゃんのアイデアを使えばたぶん1/10のぐらいの量だけ調べればいいことになるはずだ。人がまったく写ってない画像を選り分ける必要がなくなる。
「つまり最初はまっすぐ向いてたけど横を向いた!みたいな画像がいっぱい欲しいんですね!」
高崎くんが言う。
さすがに頭がいい。そうなるとその手前では一瞬だけでも正面を向いている可能性がある。
「そう!素晴らしい」
ぼくがうなずく。
「そこでヒカルちゃんは顔が映ってる前後の画像がそうなってる可能性が高いと考えたんだね」
ヒカルちゃんは言う。
「そうなんだよ!これが出してみたやつだよ!」
ヒカルちゃんはそう言いながら作業して、
顔だけが写っていて前のアルゴリズムだと取れなかった画像を抽出した。
「うん、かなりいい感じだ」
ぼくは画像の一覧を見ていった。
もちろん人が写ってない画像もたくさんあるが最初の状態よりはるかに良い状態になったはずだ。
「これの顔だけを取り出して、っていう作業が必要なんだけど」
ぼくが説明する。そう、そうやって、正面を向いてない顔の画像だけがたくさん集まる。それにより検出器を作れば正面以外の顔検出機が出来上がる。
「うわっ大変ですね!」
高崎くんが驚く。
そう、かなり大変だ、たくさんの画像を見て顔の部分だけを選択してもらう必要がある
「うん、これは外注しよう」
ぼくは言う。
「え、いいの?」
ヒカルちゃんが驚く。そう普通はここからはガッツで人力でやらなければいけない。
「もちろん!それからそれを簡単にできるソフトは実はもうあるんだ!」
ぼくが答える。ぼくらの研究室はこう言う人力の作業が必要な部分は外注に出すことができる。
「これだね!」
ぼくがそのアプリケーションを見せる。簡単に収集できるソフトは作ってあってこれで外注することがあった。
「あ、ほんとだ便利!」
ヒカルちゃんは言う。いままではこういう作業もある程度は自分でやっていたはずだった。
「ここにそのデータを入れてくれればあとは、人が顔だけを取り出してくれる」
ぼくはヒカルちゃんにそう言った。
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