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01 そうだ、亡命しよう

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「……ん?」

 大きな天幕の中。天幕に吊るされたシャンデリアのような豪華なランプの明かりの元、ふかふかの絨毯の上で、オレはそっと腕を下ろした。

「どこだ、ここ……? いづッ!?」

 その瞬間、オレの中に流れ込む大量の記憶。まるで一生分の人生を一瞬で映画のように見た感じだ。

「私、いや、オレは……?」

 ひどく混乱するが、なんとか自我を取り戻す。

 オレは……オレは鈴木《すずき》雄大《ゆうだい》。しがない料理人だ。散らかったマンションの中、ヤケ酒を飲んだ後の記憶から繋がるように新たな記憶が生えていた。

 それがバルタザール・ランゲンバッハとしての記憶だ。オレが最期までプレイしていたゲーム『姫騎士のリベリオン』に登場するラスボスである。

 ちょっと自分でもなにを言っているのかわからない。

 たしかに、オレは『姫騎士のリベリオン』が大好きだよ?

 だから、意味不明な記憶が生えても、すぐにバルタザールのものだとわかった。

 バルタザールはオレの推しの一人だからね。

 かわいそうな奴なんだ、バルタザールは。人の優しさというものに触れずに育ってきた。

 皇子という立場にありながら、側室ですらない妾の母親から生まれ、その母親もバルタザールを産んだ後に亡くなっている。

 不幸なのは、バルタザールに常人を超える力があったことだろう。

 そのことに目を付けた皇帝に皇子として召し上げられ、七歳の頃から侵略戦争の戦場に引きずり出され、兵器として扱われていた。

 ようは体のいい駒として利用されているのだ。

 皇族も戦場に出ることで民の不満も減るし、バルタザールは兵器として優秀だ。さらに、失っても惜しくはない。完璧だね。反吐が出そうだ。

「これが、オレ……」

 天幕にあった姿見を見ると、そこにはゲームで見たものより少し若い少年が映っていた。

 豪華な鎧をまとい、腰に剣を佩いた黒髪黒目の美少年だ。睨んでいるつもりはないのに、鋭い目つきが怖い。

「本当にオレはバルタザールに生まれ変わったのか……」

 夢じゃないかとも思う。でも、それにしてはなにもかもがリアルすぎた。

「いひゃい……」

 一応、自分の頬をつねってみるけど、痛みを感じるだけで夢から覚める気配はない。

「本当にバルタザールに生まれ変わったのだとしたら……」

 これからオレに待っているのは、血で血を洗う闘争の日々と破滅への道だ。

 人生の半分以上を戦場で過ごしたバルタザールは、暴力はすべてを解決すると学んでしまう。そして十五歳の時、親兄弟、親族をことごとく抹殺し、唯一帝として君臨。世界征服に乗り出しちゃう。

 そして、主人公たちによって討伐されるのだ。

 どうにかしてこれを回避したい。

 いやまぁ、回避自体は簡単だ。オレが親族を殺さなければいい。

 でも、今の皇帝。つまりオレの親父も人間の統一国家を目指して侵略戦争の真っ最中なのだ。

 そして、その手先がオレである。

「どうすっかなぁ……」

 このまま帝国に戻っても命令違反で罰されそうだし、かといって親族皆殺しもちょっと遠慮したい。

 たとえ親族皆殺しにして唯一帝になったとしても、侵略戦争を中止すればすべて解決というわけでもないのが難しいところだ。

 攻め滅ぼした国に謝罪と賠償しても許してくれるわけがないし、なによりそんなことをすれば今度は帝国の民たちが黙っていない。

 かといって、このまま帝国の侵略戦争の手先として戦場にいるのも嫌だ。

 状況は限りになく詰んでいるように見えた。

 その時、ふと閃いた。

「王国に亡命するのはどうだ?」

 今、帝国と敵対している国は、ゲームの主人公のいるマルブランシェ王国だけだ。今のうちに王国に亡命して、勝ち馬に乗るのはいい考えのように思えた。

「問題は……」

 マルブランシェ王国が今にも滅びそうなほど攻め込まれていることと、これまで帝国に滅ぼされた国の貴族や王族が亡命していることだろう。

「たぶん、恨まれてるよなぁ……」

 なにせマルブランシュの王都陥落させちゃったし、王様殺しちゃったし、これまでにもバルタザールは軍の先頭に立って小さな国をいくつも滅ぼしてきた。確実に恨まれている。

 彼らの恨みを躱すためになにか手土産とか必要かもしれない。

「どうするか……」

 なにかいい手はないかとバルタザールの記憶を探る。ランゲンバッハ帝国軍は、明朝の日の出と共に敵の城塞都市を攻める予定らしい。

 あの城塞都市には、ゲームの主人公である姫騎士、フェリシエンヌがいるはずだ。ゲームでは城塞都市は敗北し、フェリシエンヌが城塞都市から脱出するところからオープニングが始まる。

 その際にフェリシエンヌとバルタザールは運命の邂逅を果たす。

 一応このままでもフェリシエンヌに会えるが、城塞都市を攻めたら印象が悪いよな……。

「よし。逃げちゃおう!」

 元々オレにはフェリシエンヌたちに敵対する理由もないし、帝国に愛着もない。大事な人を残しているなんてことはないし、人質もいない。逃げない理由はない。

「となると……」

 問題は、明朝に城塞都市への総攻撃が始まることだな。これをなんとか阻止して、その事実を手土産にしたい。

「やってみるか……」

 上手くいくかはわからないが、帝国軍を混乱させるくらいはできるだろう。

「誰ぞある!」
「はっ! 殿下、お呼びでしょうか?」

 声を張り上げると、すぐに一人の兵が現れる。きっと歩哨の兵だろう。

「今すぐ城塞都市への包囲を解き、軍を下げるのだ!」
「はっ! はっ!?」

 兵士は混乱したような声を出す。

 まぁ、そうだね。いきなりこんなことを言われたら混乱もするか。

「我が魔眼が捉えた! 明朝を待たずに敵は反攻に転じる! このままでは我が軍は大損害を受けるぞ!」
「そんな……!?」
「わかったら早く将軍どもに伝令を飛ばせ! 夜闇に紛れ、軍を下げるのだ!」
「で、殿下!? 殿下はどちらに向かわれるのですか!?」
「私が軍の殿《しんがり》を受け持つ! 早くしろ!」
「はっ!」

 慌ただしく天幕を出て行く兵士を見送り、オレは一先ずの金になりそうな物と武器を持って集めると、魔法を行使する。

 時空魔法の極致。収納の魔法だ。

 まるで小さなブラックホールのように空間に丸くて黒い穴が開く。

「へー。こうなってるんだ」

 ブラックホールの中は、まるでゲームの画面のように整然とアイテムリストが並んでいた。しかも、その保有アイテムやアイテムの並び順、アイテムの数には見覚えがあった。

「もしかして、ゲームのデータが引き継がれている……?」

 アイテムリストの中には、バルタザールが手に入れた記憶のない伝説の装備やら希少アイテムが並んでいる。すべて、前世でオレが何時間もかけて集めたアイテムたちだ。

「これは予想外の幸運だな」

 オレがバルタザールになった影響だろうか?

 なんにせよ、ラッキーだ。

 ブラックホールに適当にアイテムを収納すると、天幕を飛び出した。

 天幕の外には篝火が焚かれ、静寂に満ちていた。規則正しくいくつもの天幕が張られているのが見えるが、みんな寝ているのだろう。

 ふと見上げると、地球にいた頃の記憶とは比べ物にならないほどの大きな月が見えた。

 ここが、『姫騎士のリベリオン』の世界!

 ワクワクする気持ちを抑え、オレは遠くに見える人工的な明かりへと駆け出す。あっちが城塞都市だ。

「うおっ!?」

 速い!

 小走り程度の気持ちだったが、前世のオレの全力疾走なんて比べ物にならないくらい速い!

 しかも、疲れがまったくない。すごい体だ!

 オレはそのまま徐々にスピードを上げていく。

 いつの間にか天幕の張られた帝国軍の陣地を抜け、すぐ目の前に城塞都市の城壁が迫っていた。

「確証はない。だが、この体なら……!」

 オレは迫る城壁に対してスピードを緩めるどころか加速した。

 そして、両足で地面を強く蹴り、ジャンプする。

「ほわ!?」

 ありえないほどのジャンプ力だ。一気に城壁を超えてしまった。

 ガッと石畳に着地すると、オレはそのままの勢いで城塞都市の中央にそびえ立つ城へと走り出す。

 きっとあの城の中にフェリシエンヌがいるだろう。さっさと会って、亡命を認めてもらおう。

「さすがに城の前には門番がいるか。おーい!」

 オレは走る足を緩めると、城の門番に声をかける。

 門番の二人組は、オレの姿を見るとビシッと姿勢を正した。

「その鎧……。貴族様でしょうか? 申し訳ありません。お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「今は厳戒態勢中なのです。確認が取れ次第ご案内いたしますので、平にご容赦願います」
「ん?」

 オレとしてはいきなり攻撃されても文句は言えないと思っていたのだが、門番たちは申し訳なさそうに低姿勢だった。

 もしかして、誰かと間違われてる?

 でも、ここで嘘を吐くのは印象悪いよな。

「オレはバルタザール・ランゲンバッハだ。ランゲンバッハ帝国の皇子である」
「は!?」
「ええ!?」

 今度こそ門番たちに槍を向けられるかと思ったのだが、門番たちは槍を構えるどころか怯えたように固まっていた。

 バルタザールの悪名に怯えているのかな?

 まぁ、問答無用で襲われるよりもいいか。

「夜分遅くにすまないな。オレに攻撃する意思はない。フェリシエンヌ殿下と話がしたいんだ」
「しょ、少々お待ちください。伝令! 伝令!」
「すぐにお部屋をご用意します!」
「ああ」


 ◇


 その後、貴族用の待合室のようなところで三十分ほど待たされたオレは、無事に城内へと案内された。

 もしかしたら襲われるかもしれないと覚悟していたのだが、城内の兵士たちの対応はまるで最上位のお客さんを迎えるように丁寧だった。

 敵とはいえ皇子だから無下には扱えないということだろうか?

 まぁ、襲われないならなんでもいいか。

「こちらでございます」

 震えた声のメイドさんに案内されたのは、これまた豪華な部屋だった。

 部屋の中には、中年のおじさんとその後ろに控える十人ほどの兵士たち、そして――――。

「フェリシエンヌ……」

 そこにはビックリするほどの美少女がいた。

 輝く長い金髪と意志の強そうな釣り目の青い瞳。凛とした表情には、王族の気品があった。もう戦闘準備万全なのか、白銀の鎧を着ていた。

 そして、フェリシエンヌの後ろに控えている黒髪のメイド。目立たないようにしているが、こちらもかなりの美少女だ。

 エステル。フェリシエンヌの付きの戦闘メイドだ。

 ゲームでの主要キャラたちの登場に否応なしにテンションが上がっていく。

 知っていたつもりだったけど、こうして実際に会うとやっぱり顔がいいな。二人ともとんでもないほど美人だ。

 オレが入室すると、ソファーに座っていたおじさんとフェリシエンヌが立ち上がる。

「お初にお目にかかります、バルタザール殿下。私はこの城塞都市の城主、アルチュールと申します。そしてこちらにおわすのが――――」
「わたくしがフェリシエンヌ・マルブランシュです。わたくしにお話があるようですわね? 言ってみなさい」

 フェリシエンヌが鋭い目付きでオレを睥睨した。

 うーん、嫌われてるっぽい。まぁ、王都を陥落させちゃったし、彼女の家族も手にかけちゃったし、当然だね。

「単刀直入に言おう。オレは亡命したい」
「は!?」
「なんと!?」

 フェリシエンヌとアルチュールが驚きを超えて驚愕の表情をみせた。アルチュールの後ろに控えている兵士たちも驚いたように身震いし、カチャカチャと鎧の擦れる音が部屋に響く。

「……なぜ、と訊いてもいいかしら? あなたは帝国の皇子で、この戦争の立役者だわ。そして悔しいけど、この戦争は帝国が優位に進めている。あなたが亡命する理由がわからない」

 なぜ、か。本当は戦争なんてしたくないし、最推しに会いたいだけなんだが……。

 それらしいことを言っておくか。

「……オレは七歳の時から戦場に立っている。これまでいくつもの国を滅ぼしてきたが、オレはただの一度たりとも父上に褒められたことはない。それどころか、戦功を立てる度に、オレの待遇は悪くなった。オレが側室ですらない妾の子だからだ。次期皇帝はもう兄上に決まっている。これ以上の功は、次期皇帝の立場を弱めかねないからな。すべての戦争が終われば、オレに待っているのは死刑だろう。平和な時代において、オレのような兵器に居場所など無い。お払い箱だ」
「…………」
「…………」

 フェリシエンヌとアルチュールは黙ってオレの話を聞いてくれた。

 それなりに同情するべき点があると思ってくれたのだろうか?

 まぁ、オレへの敵意は消えてないけどね。

「故に、オレは亡命を求めている」
「話はわかったわ。でも、その話を信じる証拠がないわね」
「ふむ。オレが貴様たちをまだ殺していない。これが証拠にならないか?」
「「ッ!?」」

 フェリシエンヌとアルチュールが腰の剣の柄に手を添えた。二人の後ろに控えている兵士たちにも緊張が走る。

「……物騒なことを言うのね?」
「他意はない。オレならば、単騎でこの城を蹂躙するなど簡単だ。帝国のことを考えれば、この街に侵入した時点でそうするはず。それなのに、オレはこうして姿を見せた。そして、もう一つ手土産がある。そろそろのはずだが……」

 その時、緊張の走る部屋の中に、コンコンコンッとノックの音が飛び込んできた。

「緊急です! 帝国軍に動きがありました!」

 飛び込んできたのは伝令兵のようだ。その言葉にフェリシエンヌとアルチュールが表情を硬くする。

「あなた! 自分を囮にして軍を動かしたの!?」
「すぐに迎撃を!」
「いえ、それが……。どうも帝国軍は陣を下げているようです」
「なんですって!?」
「どういうことだ!?」

 伝令兵の言葉に一瞬混乱したような表情を浮かべるフェリシエンヌとアルチュール。

 オレはそんな二人に種明かしをすることにした。

「オレが帝国軍に命じたんだ。包囲を解き、陣を下げるようにな。察してはいるだろうが、帝国軍は最後の王族であるフェリシエンヌをここで確実に殺すつもりだった。だから、犠牲が多く出ることも覚悟でこの城塞都市を包囲したのだ。だが、その包囲を解いた」
「……なぜ、そのようなことを?」
「フェリシエンヌ、お前を逃がすためだ。そして、オレが逃げるためでもある。これで少しは亡命の件、信じてくれたか?」
「…………」

 フェリシエンヌは考え込むように少しだけ俯いた。

「本当に陣を下げたのか疑わしい! 殿下、これは罠の可能性がありますぞ」

 アルチュールが噛み付くように吠える。

「ならば、斥候でも放って確認してみろ。そちらの答えを聞くのはそれからでもかまわない」
「伝令! すぐに斥候を放て!」
「はっ!」

 アルチュールの言葉にすぐに伝令が駆けて行く。オレはその様子を見ながら策が上手くいったことを拳を握って喜んでいた。
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