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「オネエさんは、どーしてここにきたの?」
「やっだあ♡ 雨の日に助けてもらったからに決まってるじゃない♡ ミミズは雨の日にパートナーを探すんだから、これは運命に決まってるわ♡」
微妙に気になるアクセントでニオくんが尋ねると、オネエなミミズが嬉々として語り出した。雨が降ると、なんでかミミズって土から出てきて道端に転がっちゃってるんだよね。泥の中で息ができなくて溺れるからとか聞いてたのに~。
踏むと死んじゃうし、雨があがると干からびてやっぱり死んじゃうから、裏の畑に連れて行ってあげてたんだけど、そうかあ、パートナー探ししてるんだ……。ちっ、助けなきゃ良かったって思ったけど、良い植物を育てるためには良い土から。やっぱりミミズは見捨てられないわ。くっ、これが農家のジレンマってやつね。
それにしてもこのひと、普通に男の人の格好をしたらイケメンだと思うんだけど、なんでわざわざこんなケバい格好してきたの……。ミミズが雌雄同体なのを恨めしく思ったのは生まれて初めてかもしんない。今思ったけど、別にこれオネエじゃなくってもいいんじゃいの? いっそ男装の麗人だってありでしょうよ。どちらか必ず選ばないといけないのなら正直まだそっちのほうがよかった。
「神さまが男装の麗人、男装の麗人ってあんまりしつこく言うもんだから、ウザくなって簀巻きにして川に流して来ちゃった♡ ちょっとしたイタズラみたいなもんよね♡ テヘペロ♡」
なにがテヘペロだよ。もう、こいつら無駄に交渉力が高いのどうにかしてほしいんですけど。神さま、ちゃんと誰かに引き上げてもらえたのかなあ。
思わずあたしが遠い目になっていると、なぜかオネエが家に上がり込み始めた。ちょっと、そこのむっつり無口執事。あんた止めなさいよ。なんで普通に5人分の朝食を用意してるの。あー、ニオくんったら、そいつを手洗い場とかに案内する必要とかないのに! いやあああああ、あたしの平穏な朝を返して~!
「やっだあ♡ 雨の日に助けてもらったからに決まってるじゃない♡ ミミズは雨の日にパートナーを探すんだから、これは運命に決まってるわ♡」
微妙に気になるアクセントでニオくんが尋ねると、オネエなミミズが嬉々として語り出した。雨が降ると、なんでかミミズって土から出てきて道端に転がっちゃってるんだよね。泥の中で息ができなくて溺れるからとか聞いてたのに~。
踏むと死んじゃうし、雨があがると干からびてやっぱり死んじゃうから、裏の畑に連れて行ってあげてたんだけど、そうかあ、パートナー探ししてるんだ……。ちっ、助けなきゃ良かったって思ったけど、良い植物を育てるためには良い土から。やっぱりミミズは見捨てられないわ。くっ、これが農家のジレンマってやつね。
それにしてもこのひと、普通に男の人の格好をしたらイケメンだと思うんだけど、なんでわざわざこんなケバい格好してきたの……。ミミズが雌雄同体なのを恨めしく思ったのは生まれて初めてかもしんない。今思ったけど、別にこれオネエじゃなくってもいいんじゃいの? いっそ男装の麗人だってありでしょうよ。どちらか必ず選ばないといけないのなら正直まだそっちのほうがよかった。
「神さまが男装の麗人、男装の麗人ってあんまりしつこく言うもんだから、ウザくなって簀巻きにして川に流して来ちゃった♡ ちょっとしたイタズラみたいなもんよね♡ テヘペロ♡」
なにがテヘペロだよ。もう、こいつら無駄に交渉力が高いのどうにかしてほしいんですけど。神さま、ちゃんと誰かに引き上げてもらえたのかなあ。
思わずあたしが遠い目になっていると、なぜかオネエが家に上がり込み始めた。ちょっと、そこのむっつり無口執事。あんた止めなさいよ。なんで普通に5人分の朝食を用意してるの。あー、ニオくんったら、そいつを手洗い場とかに案内する必要とかないのに! いやあああああ、あたしの平穏な朝を返して~!
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