黒金王子の最愛

嘉藤 静狗

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設定(という名のネタバレ)

キャラクター紹介(盛大なネタバレ)

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※ネタバレ及び展開バレを多分に含みます。苦手な方は飛ばしてください。

※キャラクター追加で追記するかもしれません。

※現段階で出てきていないキャラも紹介してます。

 ご理解のほど、よろしくお願いします。



《メインキャラクター》

・主人公
アイゼン=レーグルス=ベースティア
 第54代国王の六番目の子(側妃にとっては三番目の子、末っ子)で、ベースティア王国第四王子。
 兄弟の中で唯一髪が黒く、王族として半端者扱いをされていた。
 幼少時は、周りの視線に耐えかねて引きこもりがちだったが、とある出来事をきっかけに強くなろうと決めた。
 いまだに高位の貴族には不当な扱いを受けることもあるが、それを受け流す実力を身につけた。一部の貴族令嬢から婿として熱烈なアピールを受けるが、本人は一途に初恋相手を想っている。
 実は姉兄からはわりと大事にされていたし、弟からも慕われているが、奇跡的なタイミングの悪さで気づくのが遅れた。


・ヒロイン
ラーミナ=ホレフティス
 貴族の父と異国人の母との間に生まれ、王都の下町で暮らしていた少女。
 母が昼間は孤児院で手伝いとして、夜は下町の酒場で踊り子として働いていたため、よく孤児院に遊びに来ていた。
 だが、母を狙った貴族により孤児院が移動となり、母の死後に父方の叔父(←亡き父に代わり爵位を継いだ)の家に引き取られた。
 十五歳になり夜会デビューでアイゼンと再会するが、母が亡くなったショックで当時の記憶が曖昧になっていたため、思い出すのに時間がかかった。
 “神獣”の加護を直接受け、闇を払う力を強く持っている。



《ベースティア王家の人々》

・国王
アルドル=レークス=ベースティア
 ベースティア王国第54代国王。正妃と側妃、二人の后との間に七人の子を設けるが、政略結婚のためあまり大事に思っていない。“使える駒”程度の認識。
 超仕事人間で、稀に仕事のし過ぎで倒れることもある。
 性格面に問題があるものの、一般的には“賢王”と認識されている。

・正妃
 アルジャン(第一王子)、レド(第三王子)、ミーカ(第二王女)、ハルコス(第五王子)の母。
 国王などどうでもいいと思うが、その反面自分の子どもたちを過保護なまでに愛する。
 子離れできない系母。

・側妃
 シュタール(第二王子)、アハティス(第一王女)、アイゼン(第四王子)の母。
 結婚する前は、国王のことを慕っていたが全く家族を省みない王を前に少し壊れてしまった。
 元々貴族令嬢だった頃に正妃の取り巻きをしていた関係で、正妃に対して強く出ることができない。
 アイゼンのことを愛していないわけではないが、その黒髪を見ると嫌いだった母を思い出すため、無意識で避けてしまっていた。

・王太子(第一王子)
アルジャン=レーグルス=ベースティア
 ベースティア王国の次期王。正妃の第一子。
 アイゼンより十二歳上で、十八の成人のときに二人の后と結婚して、すでに正妃との間に双子の子がいる。
 弟や妹を陰ながら大事に思っているが、立場上あまり構ってやれないことを残念に思っていた。
 父の性格を反面教師にした結果、自身の妻たちや子どもに溺愛するようになった(←ここが母である正妃によく似ている)。
 優秀な人だが、能力がやや文官より。

・第二王子
シュタール=レーグルス=ベースティア
 アイゼンの九歳上の実兄。側妃の第一子。
 アルジャンが成人し、王太子になるまではとして大人しくしていたが、やっと自由になるとさっさと文官への道を進み始めた。
 弟妹はかわいいと思うが、どちらかというと我が道が優先。

・第三王子
レド=レーグルス=ベースティア
 アイゼンの八歳上の兄。正妃の第二子。ベースティア王国第二騎士団副団長。
 年が近いのと性格的な相性もあり、シュタールと仲がいい。
 実兄のアルジャンは素直に尊敬できるが、どちらかというと自分は脳筋系だという自覚があったため、十六歳のとき騎士になる道を選んだ。
 シュタール同様我が道を優先するタイプ。

・第一王女
アハティス=レーギーナ=ベースティア
 アイゼンの五歳上の実姉。側妃の第二子。
 趣味は刺繍。物静か……という名の口下手。
 内心では兄たちは自分勝手だし、弟たちは頼りないなどと結構辛辣なことを思っている。

・第二王女
ミーカ=レーギーナ=ベースティア
 アイゼンの三歳上の姉。正妃の第三子。
 趣味は読書、種類は問わない。妄想好き。
 妄想の中では必ず父王が悪者扱い。ちなみにブラコンシスコンでもある。

・第四王子
アイゼン=レーグルス=ベースティア
 (上記参照)

・第五王子
ハルコス=レーグルス=ベースティア
 アイゼンの二歳下の弟。正妃の第四子。
 兄上姉上大好きで、中でもアイゼンのことを一番尊敬しているが、幼少時は病弱で中々会う機会に恵まれなかった。
 天使のような容姿で、とても可愛らしいが、男から“カワイイ”と言われると途端に口が悪くなる。



《ホレフティス家の人々》

・伯爵
 ラーミナの叔父、独身貴族。
 尊敬する兄が病死して意気消沈していたが、遺言状により事実上の妻と娘がいると知るやいなや、二人の生活保護のため資金援助を始め、ラーミナが一人になってしまったときは兄の妻を守れなかったこと酷く後悔し、引き取って養女として大切にした。
 若い頃は騎士をしていた。

・ラーミナの父
 ホレフティス伯爵家の前当主。ラーミナが七歳のときに病死した。
 病気になるまでは孤児院訪問と称して王都に暮らす家族に会いに行っていた。
 ラーミナの母が異国人で、平民だったため結婚こそしていなかったが、子どもラーミナはしっかり認知していた。

・ラーミナの母
 南方にある戦闘民族の末裔で、ベースティア王国に流れてきた一族の長の娘だった。
 一族が故郷を追われ、当てなく彷徨っているところを当時のホレフティス伯爵であったラーミナの父に救われ、二人は恋に落ちた。
 伯爵領下の町ではなく王都で暮らすことを望んだのは、伯爵ラーミナの父との関係を周りに気づかれないためだった。
 ラーミナが八歳とき、とある事件で負った傷が元で亡くなった。



《神獣及び聖獣》

・神獣“鳥”
アカツキ
 建国時代よりベースティア王国を守護する神獣の一匹。天の守護者。象徴する色は“赤”。
 力の削がれた現代では幼い少女の姿をとっている。勝ち気で元気っ子、でも人見知り。三匹の中ではお姉さん的存在。

・神獣“龍”
ユウヤミ
 建国時代よりベースティア王国を守護する神獣の一匹。海の守護者。象徴する色は“青”。
 力の削がれた現代では幼い少年の姿をとっている。冷静で寡黙、かなりの人見知り。完全なる弟ポジション。

・神獣“麒麟”
タソガレ
 建国時代よりベースティア王国を守護する神獣の一匹。地の守護者。象徴する色は“黄”。
 力の削がれた現代では幼い少年の姿をとっている。陽気でお喋り、相手にする人は選ぶ主義。甘えん坊と見せかけた腹黒。

・聖獣《白銀》
ハル(←あだ名、本名不明)
 気まぐれに現れては、魔獣を倒す。当代一の聖獣。
 だが、そのものがどんな姿で何者かは誰も知らない。
 その性質は“ユウヤミ”に近いと言われている。
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