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第3章 領改善編
第43話 頬が落ちる
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「お待たせ。キュール、クレジアント」
「あ、ま、待ってました!」
「クライト来たね!色々とお疲れ様!」
「あはは、ありがと。そう言ってもらえて嬉しいよ」
待たせていた二人に謝罪をして、席に腰かける。
「ほら、キュール!あれあれ、」
「あ、は、はい!く、クライトに食べてほしくて………頑張って作りました!」
そう言って、キュールが差し出してきたのはアップルパイと………ショートケーキみたいなもの。正確には確かマロニエッシュって言ったはずだけれど、僕はショートケーキで覚えてる。
「うわぁ~!美味しそう、これ僕が食べていいの?」
「も、もちろんです!」
キュールがケーキの乗っているお皿の底を両手で持って、僕にズイっと差し出してくれる。僕はそれを受け取って、改めてケーキをじっくりと見る。疲れた体に甘いものは染みる。理屈ではそうじゃないってこと、前にユーリアがマッサージしてくれた時に言った気がするけれど。結局こういうのって理屈じゃないんだよね。
「それじゃあ遠慮なく頂こうかな。アップルパイの方から食べても良いかな?」
「はい!クレジアントちゃんと一緒に作ったので、もし美味しかったら二人とも褒めてください!」
「キュール、なんて優しい子なんだ~!さ、クライト。こんな可愛くて健気なキュールを待たせないで上げて!あと美味しかったらついでにボクの事も褒めて!」
僕はちょっと焦りながらアップルパイを切り分ける。一切れに切った後、皿に移して口に入れる………美味しい。とっても美味しい。上手くサクサクに焼きあがっているパイ生地と、蜜の溢れるリンゴ。素朴と言えば素朴だけれど、僕はとっても好き。
「美味しい!」
「ほ、ほんとですか!」
「やったねキュール!頑張った甲斐あったじゃん!」
喜びようから察するに、本当に頑張ってくれたんだなっていうのが伝わる。
「二人ともありがとね。でも僕一人じゃこの量は食べきれないから一緒に食べよ?」
「あ、ボクも実は食べたいと思ってたんだ~!試食した時美味しかったからね!」
「わ、私も良いですか?」
「もちろん!ダメな理由が無いよ!」
「え、えへへ、ありがとうございます」
二人にもアップルパイを切り分けてさらに盛り付ける。この量を一人で食べきれないとは言ったものの、今日は朝ごはんから全然食べていないから結構お腹は空いている。ザクザクと切り分ける音が余計に食欲をそそって来る。
「はい、二人ともどうぞ」
「「ありがとう!」」
「それにしてもこれ美味しいなぁ」
夢中で食べていると、気が付けば僕の皿の上に載っていたアップルパイは無くなっていた。あれ、僕ってこんなに食べるの早かったっけ?あぁ、でもまだアップルパイは残っているし、何よりショートケーキ風をまだ食べていないから大丈夫だ。
「アップルパイ美味しかった。じゃあこの、なんだっけ。マロニエッシュ貰うね?」
「はい!そちらも頑張ったので食べてみてください!」
「そうだね、クリームを泡立てるの大変だったよ」
「あ、そっか。そこまで手作り………」
異世界と言うか、この世界には泡立て器なんて便利な機械もそれを動かすための電力も無いからスイーツ作りは全部手作りなのか。それを考えると余計にありがたみが重くなる。
「頂きます」
ショートケーキ風も一口。うん、こっちも凄く美味しい。前世では一番好きなケーキがショートケーキだったからね、それにこの世界でこんなにもふわふわなお菓子を食べることが出来る事自体が幸せなことだ。
「こっちも美味しい~!」
「ほ、本当ですか!それは良かったです、一安心しました!」
「口に合ったようで良かった。ボク達も貰っても良いかな?」
「もちろん」
ショートケーキ風を二人のもうアップルパイを食べ終わって空いた皿に一切れずつ乗せる。良いね、何だかパーティーみたい。
ふと、外の景色を見る。夕焼けに染まった空が綺麗だ。今日みたいな日には、大体良い事が起こる。それがきっとこれだろうな。
領民の人達にもこのケーキを明日料理長に作って配ってもらおうかな?いや、流石にこれを作るのは効率が悪すぎるか。でもこんなに美味しいなら皆にも食べて欲しいなぁ。なんて、そんなことを考えながらケーキを頬張る。気が付いたら、皿からはケーキが消えていた。それは僕だけじゃなくて、キュールとクレジアントもだ。
「意外とペロッと食べ終わっちゃうかも」
「そうですね、なんかクライトの為に作ったのにこんなに食べてしまってすみません………」
「いいよ、気にしないで。そもそも僕のために作ってくれたって事自体が嬉しいし、それにまだあるからね!ケーキ作ってくれてありがと」
「ほらキュール、頑張って良かったね!」
「は、はい!」
「クレジアントもありがとうね」
「ボクは全然良いよ。僕は力仕事みたいなのしてただけだし」
一通りケーキに対してのお礼を言った後、雑談が始まった。ケーキを食べながら、友達………彼女とお話をゆっくりしていられるなんて。こんな幸せな時間は無い。眠る時間なんて来ないで、ずっと話していたいとさえ思った。
その願いは、半分叶って、半分叶わなかった。
『キャァァァァアア!!!!!!!!!!』
「ん?」
「な、なんでしょう今の声………ちょ、ちょっと怖いです」
「何だか外から聞こえたけれど、大丈夫?」
「………なんだろう、様子見て来る」
なんだ?まさか父が何か乗り込んできたわけでは無いよな。流石に違うはず。いや、だとしたら何だろう?全くと言っていいほど思い当たる節が無い。
ガチャ
ゆっくりと扉を開ける。目の前には………誰も居ない。なんだろう?周りを見渡す。すると………明らかにおかしかった。
そこには、魔人が居た。それも、一人ではない。
「………な、なんなんだ。この量」
まるで、軍でも攻めてきたようだ。
僕は急いで家から飛び出そうとする。
「く、クライト?どうしたのですか?」
「何かあったのか?」
「い、いや。あった。あったよ………魔人が居た」
「「!?」」
二人の顔は驚愕に染まる。当たり前の反応だ。きっと二人はこれを手引きしてないだろうな。などと焦っているのに、どこか一部に変に冷静な僕がそう分析をする。
なんで?どうして?理由が分からない。誰かがそうしたのか?魔人を使った領民の反乱?いや、そんなことしたら領民自身が直ぐに死んでしまうだろう。じゃあ………なんだ?今の僕の情報と頭では、これに対しての答えを見つけることが出来ない。
だったら、今僕がするべきことは何か。そんなの決まっている。
「キュール。クレジアント。行ってくる」
「ちょ、ちょっと!いくら何でも魔人の軍勢にクライト一人は勝てないですよ!!!もっと、命を大事にしてください!!!」
「ボクも行くよ、でもメイド服だと動きにくいから着替えて来る。ちょっと待ってて。一人は危険」
「二人とも、そうも言ってられないんだ。これは領主の息子としての責任もある。だから、行くしかない。ごめんね」
二人が、特にキュールが心配そうな表情を僕に見せる。やめてよ、そんな顔するの。僕は別に死にに行くわけじゃないんだから。
「う、うぅぅ………」
「クライト、せめて戦えるボクとは一緒に行動していた方が良いに決まって………」
「………」
そうは言っても、二人の表情は曇ったままだ。僕は二人の笑顔が好きなのに、こうやって曇った表情も可愛いけれど、どうせなら幸せな二人が見たい………
頭で考えるより先に、体を動かしていた。
「うぅ………ぅっ!?」
「ぇあっ!?」
「行ってくる」
二人の頬に口づけをして、僕は魔人を討伐しに向かう。頭で行動しなかったせいで、いつもはしないことを咄嗟にしてしまった。
澄ました顔してても今はまだ恥ずかしくて、頬にしかできない。
「あ、ま、待ってました!」
「クライト来たね!色々とお疲れ様!」
「あはは、ありがと。そう言ってもらえて嬉しいよ」
待たせていた二人に謝罪をして、席に腰かける。
「ほら、キュール!あれあれ、」
「あ、は、はい!く、クライトに食べてほしくて………頑張って作りました!」
そう言って、キュールが差し出してきたのはアップルパイと………ショートケーキみたいなもの。正確には確かマロニエッシュって言ったはずだけれど、僕はショートケーキで覚えてる。
「うわぁ~!美味しそう、これ僕が食べていいの?」
「も、もちろんです!」
キュールがケーキの乗っているお皿の底を両手で持って、僕にズイっと差し出してくれる。僕はそれを受け取って、改めてケーキをじっくりと見る。疲れた体に甘いものは染みる。理屈ではそうじゃないってこと、前にユーリアがマッサージしてくれた時に言った気がするけれど。結局こういうのって理屈じゃないんだよね。
「それじゃあ遠慮なく頂こうかな。アップルパイの方から食べても良いかな?」
「はい!クレジアントちゃんと一緒に作ったので、もし美味しかったら二人とも褒めてください!」
「キュール、なんて優しい子なんだ~!さ、クライト。こんな可愛くて健気なキュールを待たせないで上げて!あと美味しかったらついでにボクの事も褒めて!」
僕はちょっと焦りながらアップルパイを切り分ける。一切れに切った後、皿に移して口に入れる………美味しい。とっても美味しい。上手くサクサクに焼きあがっているパイ生地と、蜜の溢れるリンゴ。素朴と言えば素朴だけれど、僕はとっても好き。
「美味しい!」
「ほ、ほんとですか!」
「やったねキュール!頑張った甲斐あったじゃん!」
喜びようから察するに、本当に頑張ってくれたんだなっていうのが伝わる。
「二人ともありがとね。でも僕一人じゃこの量は食べきれないから一緒に食べよ?」
「あ、ボクも実は食べたいと思ってたんだ~!試食した時美味しかったからね!」
「わ、私も良いですか?」
「もちろん!ダメな理由が無いよ!」
「え、えへへ、ありがとうございます」
二人にもアップルパイを切り分けてさらに盛り付ける。この量を一人で食べきれないとは言ったものの、今日は朝ごはんから全然食べていないから結構お腹は空いている。ザクザクと切り分ける音が余計に食欲をそそって来る。
「はい、二人ともどうぞ」
「「ありがとう!」」
「それにしてもこれ美味しいなぁ」
夢中で食べていると、気が付けば僕の皿の上に載っていたアップルパイは無くなっていた。あれ、僕ってこんなに食べるの早かったっけ?あぁ、でもまだアップルパイは残っているし、何よりショートケーキ風をまだ食べていないから大丈夫だ。
「アップルパイ美味しかった。じゃあこの、なんだっけ。マロニエッシュ貰うね?」
「はい!そちらも頑張ったので食べてみてください!」
「そうだね、クリームを泡立てるの大変だったよ」
「あ、そっか。そこまで手作り………」
異世界と言うか、この世界には泡立て器なんて便利な機械もそれを動かすための電力も無いからスイーツ作りは全部手作りなのか。それを考えると余計にありがたみが重くなる。
「頂きます」
ショートケーキ風も一口。うん、こっちも凄く美味しい。前世では一番好きなケーキがショートケーキだったからね、それにこの世界でこんなにもふわふわなお菓子を食べることが出来る事自体が幸せなことだ。
「こっちも美味しい~!」
「ほ、本当ですか!それは良かったです、一安心しました!」
「口に合ったようで良かった。ボク達も貰っても良いかな?」
「もちろん」
ショートケーキ風を二人のもうアップルパイを食べ終わって空いた皿に一切れずつ乗せる。良いね、何だかパーティーみたい。
ふと、外の景色を見る。夕焼けに染まった空が綺麗だ。今日みたいな日には、大体良い事が起こる。それがきっとこれだろうな。
領民の人達にもこのケーキを明日料理長に作って配ってもらおうかな?いや、流石にこれを作るのは効率が悪すぎるか。でもこんなに美味しいなら皆にも食べて欲しいなぁ。なんて、そんなことを考えながらケーキを頬張る。気が付いたら、皿からはケーキが消えていた。それは僕だけじゃなくて、キュールとクレジアントもだ。
「意外とペロッと食べ終わっちゃうかも」
「そうですね、なんかクライトの為に作ったのにこんなに食べてしまってすみません………」
「いいよ、気にしないで。そもそも僕のために作ってくれたって事自体が嬉しいし、それにまだあるからね!ケーキ作ってくれてありがと」
「ほらキュール、頑張って良かったね!」
「は、はい!」
「クレジアントもありがとうね」
「ボクは全然良いよ。僕は力仕事みたいなのしてただけだし」
一通りケーキに対してのお礼を言った後、雑談が始まった。ケーキを食べながら、友達………彼女とお話をゆっくりしていられるなんて。こんな幸せな時間は無い。眠る時間なんて来ないで、ずっと話していたいとさえ思った。
その願いは、半分叶って、半分叶わなかった。
『キャァァァァアア!!!!!!!!!!』
「ん?」
「な、なんでしょう今の声………ちょ、ちょっと怖いです」
「何だか外から聞こえたけれど、大丈夫?」
「………なんだろう、様子見て来る」
なんだ?まさか父が何か乗り込んできたわけでは無いよな。流石に違うはず。いや、だとしたら何だろう?全くと言っていいほど思い当たる節が無い。
ガチャ
ゆっくりと扉を開ける。目の前には………誰も居ない。なんだろう?周りを見渡す。すると………明らかにおかしかった。
そこには、魔人が居た。それも、一人ではない。
「………な、なんなんだ。この量」
まるで、軍でも攻めてきたようだ。
僕は急いで家から飛び出そうとする。
「く、クライト?どうしたのですか?」
「何かあったのか?」
「い、いや。あった。あったよ………魔人が居た」
「「!?」」
二人の顔は驚愕に染まる。当たり前の反応だ。きっと二人はこれを手引きしてないだろうな。などと焦っているのに、どこか一部に変に冷静な僕がそう分析をする。
なんで?どうして?理由が分からない。誰かがそうしたのか?魔人を使った領民の反乱?いや、そんなことしたら領民自身が直ぐに死んでしまうだろう。じゃあ………なんだ?今の僕の情報と頭では、これに対しての答えを見つけることが出来ない。
だったら、今僕がするべきことは何か。そんなの決まっている。
「キュール。クレジアント。行ってくる」
「ちょ、ちょっと!いくら何でも魔人の軍勢にクライト一人は勝てないですよ!!!もっと、命を大事にしてください!!!」
「ボクも行くよ、でもメイド服だと動きにくいから着替えて来る。ちょっと待ってて。一人は危険」
「二人とも、そうも言ってられないんだ。これは領主の息子としての責任もある。だから、行くしかない。ごめんね」
二人が、特にキュールが心配そうな表情を僕に見せる。やめてよ、そんな顔するの。僕は別に死にに行くわけじゃないんだから。
「う、うぅぅ………」
「クライト、せめて戦えるボクとは一緒に行動していた方が良いに決まって………」
「………」
そうは言っても、二人の表情は曇ったままだ。僕は二人の笑顔が好きなのに、こうやって曇った表情も可愛いけれど、どうせなら幸せな二人が見たい………
頭で考えるより先に、体を動かしていた。
「うぅ………ぅっ!?」
「ぇあっ!?」
「行ってくる」
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