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感情の振り幅が大きすぎてどうしよう?(5)
しおりを挟む実際には短くも私にとってはとても長い沈黙を破ったのは、不審な男の気が抜けるような軽やかな拍手の音だった。
私は胡乱な目で男を見上げる。
何と言うか、全ての動作が馬鹿にされているようには感じるのは流石に穿ち過ぎなのだろうか?
「まさか、こんな小さなレディが完全に克服するとは。世界は広いと言うが、本当なんだな。このレディは【探究者】ではないのだろう?」
「ええ。【探究者】のことは名も知りませんでしたわ」
「そうか。では血筋と言うことか? 僕達の種族と相対し正気を取り戻し、かつ完全に克服するなんておかしなことをしでかすのは君のような変わり者だけだと思っていたが」
「あらあら。私にもキースダーリエちゃんにも失礼ですわよ?」
じゃれ合うようにごく親しい様子の叔母と男を警戒しつつも殿下達が私の直ぐ近くにやって来た。
害意は感じられない。
けど、先程から「克服」やら「正気を取り戻す」なんて言っているという事は先程の【魅了】は故意と言う事だろう。
敵意こそないが、害は被った。
それだけで此方が警戒するには充分だ。
私は静かに魔力を循環させ、直ぐに行動に出れるようにしつつも耳を澄ませて目の前の会話に聞き耳をたてる。
そんな私に気づいているのか、いないのか。
叔母と男は全く動揺する事も無く、至って普通のトーンで会話を続けている。
「それで? いつまで茶番を続けるつもりなのかね? 君もいい加減にしないと可愛いレディに嫌われてしまうよ?」
「まぁ! ここに引きこもっているのも人除けしているのも貴方方の方ですのに。こうなっている責任は貴方方にもあるのではなくて?」
「おや? 僕達がここに自主的に引きこもっているのはある意味で君達のためでもあるんだが?」
「分かっていますわ。分かっているからこそ、ここに連れてくる人は厳選しているのですもの」
「あの」
いい加減話が進まない。
挟んだ声に多少、険が混じっていても許容範囲ではなかろうか。
思ったよりも大きな声が出たからか、二人の視線が再び私に向けられた。
途端、男から魔力の流れのようなモノが流れ出し、周囲を伝って此方に向かってくる。
だが、ソレは私に絡まる事なく、霧散していった。
「(この男、懲りずに私に【魅了】を掛けようとしたの?)」
まさか叔母も【魅了】されている?
一瞬浮かんだ言葉を次の瞬間にはかき消す。
先程の会話を聞いていると叔母が【魅了】されているという事はないだろう。
「そろそろ全てを詳らかにして頂きたいのですが? それともこのまま敵対する事を望みでしたか?」
「ならば、望み通り動かせて頂きますが?」と付け加えてカタナの鍔を指で弾き刀身を少し露わにする。
何時でも引き抜く事が出来るというパフォーマンスだが、気づいてもらえたようだ。
途端、男の笑みは深まる反面、叔母はとても焦った表情に変化したのだから。
「とんでもありませんわ! 私、王家を敵に回してもキースダーリエちゃんとアールホルンちゃんの敵にはなりませんわ!」
「……は?」
いやいや、それはそれで不敬に過ぎる!
一瞬毒気を抜かれそうになる。
現在の状況を思い出し、直ぐに気を引き締めたが、素のか違うのか、はっきりして欲しい。
本当に勘弁して欲しい。
叔母は素なのか、なんなのか、こっちの毒気を抜くのが上手過ぎる。
後ろで殿下達の気配が緩んだのを感じ、内心頭痛がする。
業とでも天然でも厄介な類でしかない。
特に敵対している状態だと、強くそう思う。
なにはともあれ、叔母から全てを聞き出さねばと、そう意気込んだ時、後ろから肩を叩かれた。
首だけをそちらに向けるとロアベーツィア様がとても困った表情で何処かを見ていた。
……ん?
ちょっと場違いな感じのロアベーツィア様の行動に私は目を瞬かせる。
そんな私にロアベーツィア様すまなそうな顔になった。
「あーうん。キースダーリエ嬢が俺達を護ろうとしてくれるのは分かる。分かるが、彼女をほっとくのは危険だと思うんだが?」
そういって、ロアベーツィア様が指さした先ではリアが……そう我が家のリアが今にも自害しそうな悲愴な顔でクナイを握っていた。
「リア!?」
慌てて駆け寄るとリアはそれはそれは悲愴な表情で「罪の贖いはこの命にて」なんて言い出したんですが!?
一体何事!?
「リアは罪なんて犯してませんよね?! 落ち着きなさいまし。ほら、そんな危険な物はポイ致しましょう?」
「おーい。小さい子相手になってんぞ」
「だまらっしゃい、クロイツ! ほら、リア。それを渡して下さいまし。ね?」
私は出来るだけ穏やかに声をかけつつリアの手からクナイを奪おうとする。
するのだが、かなり力を込めて握っているのか中々離れない。
何よりも苦悶の表情のリアを何とかしたかった。
「リア? 何を悔いていらっしゃるの? 私は理由も知らず貴方を失いたくはないの」
「お嬢様」
今度は涙すら浮かべて項垂れるリアの手が緩んだ瞬間クナイを取り上げると【収納空間】に突っ込む。
これは落ち着いた後返せば良いだろう。
今はリアに理由を問う方が先である。
「リア。どんな理由でもワタクシは怒りませんし、貴方を見捨てたりは致しませんわ。だから理由を教えて下さいますか?」
「お嬢様。私は……私は自分が情けなくて」
「どうして?」
「私にとって一番はお嬢様です。だと言うのに、お嬢様の決定に異議を唱えるなんて不甲斐ないばかりにございます」
「そんな事はありません。主が間違っている時、苦言を呈し、止めるのも従者の忠誠ですわ。もしもワタクシが間違っていると思った時は遠慮無く言って下さいまし」
「そう、ですか。……ですが! 今回は違います。あんな面妖な術に惑わされてお嬢様に対して隔意を抱くなんて! ああ、やはり死して償いを!」
「リア! 貴方の忠誠は痛いほど分かっておりますわ! 今回に関してはほぼ防ぐのが不可能であり、とても厄介で性質の悪い【魅了】に掛けられたのです。ワタクシとてはねのけるまで酷い頭痛に苛まれました」
もう一度体感したいか? と聞かれれば思い切り首を横に振るレベルの痛みだった。
外聞もなくのたうちまわりたくなるくらい痛かったもの。
「それほど性質が悪く強力な【魅了】に対してリアはワタクシに対する隔意を抱くだけ。しかもそれを自力ではねのけたではございませんか。それ程深い忠誠心を抱くリアをワタクシは誇りに思いますわ。それに報いる事の出来る良き主とならねばと思いましたもの」
うん、だから死のうとするのはやめよう?
いや、言っている事は全部本音だけどね。
そんなやり取りをしていると殿下達が近づいてきた。
チラっと見ると叔母と男は此方を見てはいるが行動には出ていない。
馬鹿にされているようでイラっと来るが、今はリアの事が最優先だ。
動かない事に感謝して置こう。――後で倍返しにしてやると心には刻むけれど。
「あれは俺たちにもかかった。はねのけるのは難しいのではないかと思うぞ?」
「そうですね。幸いにもある程度は振り払うことは出来ましたが、いまだに完全排除とはいっていませんし」
「え? そうなんですか?」
「ええ。手ごたえがなさすぎます」
「殿下達でさえ、ですか? ……もしかして、リアもですの?」
リアは私の問いかけにビクっと肩を揺らした後、小さく頷いた。
そんなリアを見て私の中に怒りが渦巻く。
殿下達の、何よりもリアの心を此処までかき乱し、未だ解く事無く高見の見物をしているなんて。
これは完全に敵対行為とみなして良いよね?
心の中で「行ってしまえ!」と後押しする言葉に私は微笑む。
それからの行動は我ながら早かったと思う。
リアを背に庇うと抜刀し、カタナの切っ先を男に突き付けたのだ。
「リア達にかけた性質の悪い【魅了】をさっさと解除してくださいまし。それとも実力行使がお望みですの?」
もう相手の力量とか関係無いし、此処がアウェーである事も関係ない。
殿下達をリアを攻撃したこいつは私にとっての敵だ。
魔力の制御が緩み、体を魔力が取り巻く。
精霊が集まってくる。
魔力濃度が高いためか、精霊の数も多い。
これならば、詠唱する事無く、爆発くらい起こせそうだ。
最悪森を火の海にしてやる。
私は凶悪な感情に支配されながらも目の前にいる二人をねめつける。
なのだが、侮られているのか、二人は何も言わず、私達……私を見ていた。
子供の戯言だと思っているのだろう。
事実、叔母とだって実力の差は確かであり、私の勝ち目はほぼほぼ無い。
だが、殿下達とリアを森の外へと逃がす程度の時間稼ぎなら出来る。
そうすれば殿下達の護衛である彼等と共に逃げる事も可能だろう。
「(いっその事、先手を取って火の魔法で発動させる?)」
それも手だと思う。
取り敢えず私達との間を燃やし尽くせば、先手を取れるだろう。
其の上でリアと殿下達を苦し、逆に私が叔母達に切りかかれば、少しは時間も稼げるのではないだろうか?
相手が此方を侮っているのなら余計に。
それとも火の精霊の後に風の精霊で火種を広げてしまおうか?
広範囲の火災ならば、消すにも時間がかかるはずだ。
その間に何方かの動きを止める事に成功すれば?
思考が段々、狂暴化していく中、相手方の酷く場違いな言葉に私の思考は一時的に流れてしまうのだった。
「レディ。君は僕に好意が全くないのか?」
「は? むしろ嫌悪感すら沸いてきておりますが?」
気を逸らす作戦? と訝し気な思いで返すと男は大きく目を見開いた。
ようやく笑み以外の表情をしたが、理由は分からない。
眉根を顰めて見ていると男から嬉しさのようなモノがにじみ出ていき、最後には満面の笑みになった。
「素晴らしい! リキュー! 彼女は逸材だな! まさか【我々】を見て嫌悪を抱けるとは!」
何か賞賛されているらしいけど、意味が分からない。
はっきり言ってこの場で幾ら賞賛されても馬鹿にされているとしか思えないのだけれど。
男が一人で盛り上がっている。
「あれ程短い時間で完全に弾いた人間を僕は初めてみたよ。しかも、普通に僕を警戒し、嫌悪感すら抱いているなんて! そんな存在に出逢えるとは!」
この人マゾの人なの?
嫌われて喜ぶ人ってどうよ。
いや、個人的性癖にどうこう言うべきじゃないとは思うんだけどね?
そういうのは個人、あるいは同好の士だけでやるべきであって、無関係のその性癖のない人に強制するのは良くないと思いません?
後、叔母も同好の方なんです?
別の意味で引いていいですか?
先程の狂暴な思考とは違い、今度は私も一緒に逃げるべきなのでは? なんて考えが浮かんでは消えていく。
そこはかとなく緊張感が薄れた気がするけど、先程よりも難易度も事態も緊迫してない?
しかも叔母も男を咎める所か一緒になって喜びだしたし。
「当たり前じゃない! ダーリエちゃんと、ここにはいないけれどアールちゃんもすこぶる賢くて可愛くて最高の子なんだから! ……あら? 何で遠ざかっているのかしら?」
「あ、いえ。別に趣味嗜好は個人個人ですので。ただ、そういう場所に連れて行かれるのはちょっと差し障るといいますか……」
さっきまでの怒りとか色々吹っ飛んだけど、代わりに猛烈に関わりたくないのですが。
私達まで同じ嗜好に染め上げたいのならお断りしたのですが。
殿下達とリアを背に庇ってジリジリと下がっていく。
叔母は私の言葉に何を思ったのか、血の気が引き、物凄く慌てた様子で駆け寄って来た。
「待って! 待って下さいまし! 何か勘違いなさっているわ! お願いだからお話を聞いて頂戴!」
「いえ! ワタクシ達は加虐趣味も無ければ被虐趣味も御座いませんので。他所当たって欲しいと思います」
「あー、やっぱり! ちょっとノエル! 貴方のせいで私達とんでもない勘違いをされてるわ!」
いや、そっちの男がとんでもない事言って喜んでいたのは事実では?
誤解と言われても信じられませんが?
「お願いだから話を聞いて頂戴! ダーリエちゃん! お願いだから私を避けないでぇぇぇ!!」
叔母の悲痛な声が森中に響くのであった。
……本当に誤解なんですかね?
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