君の行く末

常森 楽

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胸の大きさが 女性の包容力を表現するならば、私にとって 彼女は完璧だと言える。
少しだけ手から溢れる膨らみ。
とけてしまいそうなほどやわらかい感触。

彼女の心地いい体温が、私の手のひらの温度と混ざり合う。
流れるシャワーの熱さなんて関係ないみたいに、お互いの体温が伝わり合う感覚。

「いっちゃん、洗えないよ」
恥ずかしそうに体をモジモジさせる。
その行動をする方がエロくて、誘われるのに。

「洗ったげるよ」
乳房についた泡を、全体に広げるように擦る。

「もー、触りたいだけでしょ!」
わかりやすく頬を膨らませて、ついでに鼻の穴も膨らませる。
「そんなことないよ、ちゃんと洗ってるよ」

彼女の下半身に手を伸ばし、茂みを利用して泡を細かくする。

「やだー!」
パタパタと私の手を叩いて、抵抗とも言えない力で抵抗する。

(本当は、抵抗する気なんてないでしょう?)

私が茂みに隠れた蕾を探し出して そっと触ると、彼女の体はピクンと反応した。

「ダメ、だよ……」
「ダメなの?」

クリクリと、指先の力だけで左右に擦る。

「ん……ハァ……アッ」

泡で滑りがよくなってる。
ほんの少し力をいれただけで、スルスルと指が動く。

「ダメ?」
「ダメ……」

ほんとに嫌がってたら嫌だな、と思う。
ここが私の弱さなのだと、わかってる。
弱い私は、手を止めた。

「え……」
息切れした彼女は、寂しそうに私を見る。

「なに?」
これは意地悪でもなんでもない。
「ダメ」と言われたから、止めただけの話だ。

「やめちゃうの?」
「ダメって言われたから」
「そ、それは……ほんとのダメじゃなくて……」

実結をじっと見つめて、答えを待つ。

でも 彼女は体をモジモジさせるだけで、何も言えないみたいだった。
私はふぅっと息を吐いて、彼女を壁に押し付ける。

「触ってほしいの?」
上目遣いに、彼女は頷く。

「じゃあ、ダメって言っちゃダメだよ」
彼女の、濡れた長い髪に指を通す。

潤いのある唇に、口づけする。

子供に言い聞かせるように、彼女の頭に手を乗せた。
「自分の思ってることは、ちゃんと言葉にしないと。反対のことを言ったら、わからなくなるでしょ?」

実結が頷いたのを確認して、抱きしめるように 口を耳元に近づける。
「実結を、傷つけたくないからさ」

シャワーのお湯が背中に当たっては流れていくのを感じながら、私は実結の胸に手を添えた。

やわらかい唇を奪うようにふさいで、舌を絡ませる。
彼女の歯をひとつひとつ確認するように舐めて、また舌を絡ませる。

激しめのキスとは反対に、できる限り優しく乳房を揉む。
既に硬くなってる突起を、人差し指と中指に挟む。

「ん、ん……」
揉むたびに、乳首が挟まれることで感じるのか、実結はキスをしながら声を漏らす。

少し冷えてきた実結の体を温めるために、位置を反転させて、彼女を抱きしめた。
口元まで伸びた前髪から、水が滴り落ちる。

彼女の背中をお湯が流れていく。
それを擦りながら、手を腰から下に這わせていく。
胸よりも弾力のあるお尻を 強めに揉むと、私の背に回した彼女の腕に力が入った。

上半身だけを離して、またキスをする。
私の茂みと彼女の茂みが擦れ合うように腰を動かす。

腕をおろして、彼女の乳房を揉みながら、手を下半身にあてた。
「ここをさわって」と主張するように、硬くなった蕾に触れる。

シャワーを取って、実結についていた泡を流す。
わざと、乳首の先端に重点的にシャワーをあてたあと、クリトリスも同じようにあてる。

「んーッ!!」
私の背中から肩にかけてをぎゅっと掴んで、実結は体を小刻みに震わせる。
シャワーを止めながら、クリトリスに触れると、一際強く肩を掴まれた。

指を左右に動かすのと、円を描くようにするのを交互に繰り返す。

「あっ……アンッ……あぁ、ハァ ハァ」

指先の力を強めて、動きを速くする。
機械のように、同一間隔で 一定の力と振動を与える。
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